北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)
区画整備された土地を走る最新型の7500形。
撮影地:新鎌ヶ谷~西白井
概要
北総鉄道は東京都葛飾区の京成高砂と千葉県の印旛村の印旛日本医大を結ぶ路線で、京成高砂から京成線、都営浅草線、京急線と相互乗り入れを行っている。
千葉ニュータウンの開発が目的で、京成高砂-小室間は北総開発鉄道、小室-印旛日本医大間は住宅・都市整備公団千葉ニュータウン鉄道としてそれぞれ開業した。
京成高砂~小室間は北総鉄道、小室~印旛日本医大間は千葉ニュータウン鉄道がそれぞれ線路を保有していて、全区間を北総鉄道が営業運行を行っている。
2010年7月17日に京成成田空港線(成田スカイアクセス)が開業したが、これは以上の北総鉄道と千葉ニュータウン鉄道に加えて、印旛日本医大~空港第2ビル間は成田高速鉄道アクセス株式会社が線路を保有し、京成高砂~成田空港間を北総鉄道とは別に京成電鉄が営業運行を行うものである。
路線情報
総延長キロ数:32.3km
駅数:15駅
軌間:1435mm(標準軌間)
車長:18m級
電化方式:直流1500V
保安装置:1号型ATS(一部駅構内を除き)
種別
日中は普通電車・アクセス特急・スカイライナーが走り、平日の朝夕に急行や特急も走る。
全ての列車が京成高砂から京成線、都営浅草線、京急線に乗り入れ、羽田空港、西馬込、三崎口まで直通している。
普通
日中は20分毎に走っている。 一部は矢切・新鎌ヶ谷などでアクセス特急やスカイライナーの退避を行う。
急行
平日の夕方下りのみ運転していて、京成高砂、新柴又、矢切、東松戸から各駅に停車する。
特急
平日の朝上りのみ運転していて、京成高砂・東松戸・新鎌ヶ谷から各駅に停車する。
車両
各形式・写真をクリックしていただきますと、車両の詳細を見ることができます。
7000形(引退)
1979年に登場した北総開発鉄道のオリジナル車両で、独特な先頭形状から「ゲンコツ電車」と呼ばれ親しまれてきたが、7500形の登場により引退した。
7300形
1991年に京成電鉄の3700形と共通設計で登場した車両で、VVVFインバータ制御などの新技術を取り入れた。
7260形
京成電鉄の3300形をリースしたものである。
7500形
京成電鉄の3000形をベースに登場した最新税車。
9000形
現在千葉ニュータウン鉄道が保有する最も古い車両。
9100形
千葉ニュータウン鉄道が保有する車両で、床下機器などは7300形と同じである。
乗り入れ車両
京成電鉄
京浜急行電鉄
都営浅草線
線路所有と列車運行
区間 | 線路所有 | 列車運行 |
---|---|---|
高砂~小室(普通・急行・特急電車) | 北総鉄道 | 北総電鉄 |
小室~印旛日本医大(普通・急行・特急電車) | 千葉ニュータウン鉄道 | 北総電鉄 |
高砂~小室(アクセス特急・スカイライナー) | 北総鉄道 | 京成電鉄 |
小室~印旛日本医大(アクセス特急・スカイライナー) | 千葉ニュータウン鉄道 | 京成電鉄 |
印旛日本医大~京成本線との合流点 | 成田高速鉄道アクセス | 京成電鉄 |
京成本線との合流点~成田空港 | 成田新高速鉄道 | 京成電鉄 |
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