7000形(引退)
独特な先頭形状で人気を集めた7000形。
撮影地:大町駅
概要
説明
1979年第1期線(北初富~小室間)開業時に投入された北総開発鉄道のオリジナル車両である。 前面はΣ形にカットされているため、「ゲンコツ電車」という愛称で親しまれている。 車体は外板のみステンレス鋼を採用した「スキンステンレス」構造が採用された。 側窓は大部分が固定窓を採用している。制御方式は界磁チョッパ制御で、駆動方式はWNカルダンを採用している。 1990年には中間2両が製造され8両化された。また京急線に乗り入れるために先頭車が電動車化された。 7500形の新造により2007年に引退した。
性能
加速度:3.3km/h/s
減速度:4.0km/h/s(常用)
減速度:4.5km/h/s(非常)
設計最高速度:120km/h
最高運転速度:105km/h
制御方式
直並列抵抗制御・界磁チョッパ制御
形式:ACRF-H8130-771A形(東洋製)
抵抗段数:直列15段、並列8段
素子:サイリスタ
制御単位:1C8M
ブレーキ方式
回生ブレーキ併用電気指令方式空気ブレーキ
主電動機
形式:MB-3231-AC2形(三菱製)、TDK-8640-A形(東芝製)
種類:直流複巻電動機
出力:130kW
駆動方式:WN継手式カルダン駆動
歯車比:85:16=5.31
台車
形式:HS101形(動力車)、HS001形(付随車)
種類:ボルスタ付台車・空気ばね車体直結式
軸箱支持方式:円筒案内式
補助電源
1979年製
形式:CLG-350S形
種類:電動発電機(MG)
出力:120kVA
1990年製
形式:BS-483-B形
種類:静止形インバータ(SIV)
出力:110kVA
写真
(左)撮影地:立会川駅
(右)撮影地:八広駅
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