小田急電鉄

今では小田急の主力車両となった3000形。
撮影地:読売ランド前駅 撮影者:なの花

概要

小田急電鉄は東京の新宿と神奈川の小田原や多摩ニュータウン・江ノ島方面を結んでいる会社である。首都圏への通勤通学輸送のほか、箱根や江ノ島などの観光地輸送を担っている。
また、「ロマンスカー」と呼ばれる有料特急列車を運行しており、特急型車両を現在4形式保有 している。東京メトロ千代田線に直通運転しているロマンスカーもあり、日本で初めて地下鉄路線に乗り入れる座席指定有料特急として話題になった。

路線情報

総延長キロ数:120.7km

駅数:70駅
軌間:1067mm(狭軌)
車長:20m級
電化方式:直流1500V
保安装置:OM-ATS(小田原線・江ノ島線)・D-ATS-P(多摩線)

路線

小田原線(OH)

東京都の新宿から町田・相模大野・本厚木・新松田を経て、神奈川県の小田原までを結ぶ路線。代々木上原から東京メトロ千代田線・新松田(JR松田)からJR御殿場線・小田原から箱根登山鉄道線に直通している。また後述する多摩線と江ノ島線にも直通する。梅ヶ丘~登戸は複々線化されており、2017年度中に代々木上原~梅ヶ丘も完成する予定。

江ノ島線(EN)

神奈川県の相模大野から大和・藤沢を経て片瀬江ノ島までを結ぶ路線。日中の各停の一部は相模大野から小田原線に入って町田まで直通するほか、新宿方面からの優等種別や特急も多く運行される。

多摩線(TM)

神奈川県の新百合ヶ丘と唐木田を結ぶ小田急の中では最も新しい路線である。新百合ヶ丘から小田原線に直通する運用もある。リニア相模原を経てJR相模線の上溝まで延伸する計画がある。

種別

各停

6,8,10両で運転される。早朝と深夜には4両の各停も一部存在する。日中は10分間隔(新宿~本厚木、江ノ島線)または約15分間隔(多摩線)で運転される。

区間準急

停車駅:新宿、代々木上原、下北沢、梅ヶ丘からの各駅
ほとんどは新宿~唐木田を8両で運転される。30分間隔。

準急

停車駅:新宿、代々木上原、下北沢、経堂(平日朝ラッシュ時の上りは通過)、成城学園前、登戸から各駅
全て10両で、朝夕のみの運転で、一部列車は千代田線に直通する。夕方には多摩線に直通する運用が存在する。

急行

停車駅:快速急行の停車駅+経堂(平日朝晩は通過)、成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園、(※新松田~小田原間の各駅) 江ノ島線は南林間、長後、(※本鵠沼、鵠沼海岸) 多摩線は多摩急行と同じ
10または20分間隔で、20分間隔の場合は間に区間準急が走る。主に10両編成で運転されるが、6両編成まで対応のホームに停車する列車は6両編成で運転される。これは本厚木~新松田は急行、快速急行共に各駅に止まるため各駅停車が運転されていなく、新松田~小田原の駅に停車する列車が激減してしまうからである。また朝の多摩線に1本だけ8両の運用が存在する。

多摩急行

停車駅:代々木上原、下北沢、経堂、成城学園前、登戸、新百合ヶ丘、栗平、小田急永山、小田急多摩センター、唐木田
30分間隔で運転されており全列車が千代田線に直通する。日中の唐木田始発は全て我孫子ゆきなので絶対にメトロ車での運転となる。両数は10両。

快速急行

停車駅:新宿、代々木上原、下北沢、新百合ヶ丘、町田、相模大野、海老名、本厚木から新松田まで各駅、小田原 江ノ島線は相模大野、中央林間、大和、湘南台、藤沢、片瀬江ノ島

特急ロマンスカー

停車駅:新宿、成城学園前、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘、町田、相模大野、本厚木、秦野、新松田、小田原、箱根湯本
江ノ島線は大和、藤沢、片瀬江ノ島 多摩線は小田急永山、小田急多摩センター、唐木田 御殿場線は松田(JR)、駿河小山、御殿場 千代田線内は、北千住、大手町、霞ヶ関、表参道
小田急の看板列車である。小田原、箱根への観光客を輸送するほか、通勤客輸送の役割を果たしている。また、有料特急で初めて地下鉄乗り入れを実現した。
(※の区間は6両編成のみ対応のホームなので、6両編成のみ停車)

車両

8000形

1982年に登場した車両。2002年からは車両更新が進められている。

1000形

1988年に登場した小田急で初めてのステンレス車両。

2000形

1995年に登場した1000形をベースにドアをワイドドアにした車両。

3000形

2002年に登場した小田急の主力車両。多くのバリエーションがある。

4000形

2007年に1000形に変わって千代田線の直通可能な車両として登場した。

7000形LSE

1980年より運転を開始したロマンスカー。愛称はLuxury Super Express

30000形EXE

分割併合ができるロマンスカーとして1996年にデビューした。愛称はExcellent Super Express

50000形VSE

減少傾向にあった箱根への観光客を獲得するために2005年より運転を開始した。
小田急ロマンスカーのイメージだった、前面展望席や連接車体を復活させた。愛称はVault Super Express

60000形MSE

日本で初めて地下鉄に乗り入れる有料特急車両として2008年に登場した。愛称はMulti Super Express

乗り入れ路線

東京メトロ千代田線・JR常磐線各駅停車

乗り入れ車両

東京メトロ6000系

東京メトロ16000系

東京メトロ06系

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