東横線

東横線のエース、5050系。
撮影:雪猿@多摩川

路線情報

渋谷と横浜を結ぶ、東急の主力路線のうちのひとつ。東京の東と横浜の横から東横線という名がついている。渋谷、代官山、中目黒、祐天寺、学芸大学、都立大学、自由が丘、田園調布、多摩川、新丸子、武蔵小杉、元住吉、日吉、綱島、大倉山、菊名、妙蓮寺、白楽、東白楽、反町、横浜の駅がある。(みなとみらい線開業前は、高島町と桜木町駅も存在した。)

横浜からは横浜高速鉄道みなとみらい線に直通運転を行っている。また、みなとみらい線は乗務員がいないため、東急の乗務員がみなとみらい線の区間も運転していて、ほとんどの列車が直通運転を行っているため、ほとんど同一路線扱いされている。
特急・通勤特急と一部の急行は10両編成、一部の急行と各駅停車は8両編成で運転されている。
2013年3月のダイヤ改正では東京メトロ副都心線・西武池袋線・東武東上線との相互直通運転が開始され、その代わりに日比谷線との相互直通運転が廃止となった。

乗り入れ路線情報

列車種別

特急(東横特急)

"東横特急"を名乗る東急最速の種別。湘南新宿ラインに対抗するために設けられた種別である。平日の朝と夜は運転されず代わりに「通勤特急」が運転される。

通勤特急

平日の朝と夜のみ運転される種別。停車駅は、東横特急の停車駅+日吉。停車駅は少ないが、通勤時間帯は列車の本数が多く、列車がつまるため、一部の列車は速達性が欠ける。

急行

日中は、15分に1本運転されている。菊名-横浜間以外は2駅以上連続で通過する区間がない。また、渋谷-自由が丘間は1駅とばしで停車するため、隔駅停車と皮肉って言う人もいる。

各停

すべての駅に停車する。一部の列車を除いて、菊名と自由が丘において、特急・通勤特急・急行の待ち合わせをする。

車両

5050系

東急のエースの車両。2004年に登場した最新鋭の車両で、先に登場した田園都市線用の5000系、目黒線用の5080系、横浜高速鉄道みなとみらい線のY500系という兄弟も存在する。制御装置は、日立製の"IGBT-VVVF"を採用していて、起動音がJR東日本のE231系近郊型の音に似ている。
増備が進んでおり、副都心線直通用の4000番台も増備されている。既存の編成でも、副都心線直通改造工事が施されている編成もある。

5000系

田園都市線から転属された車両。製造時期の異なる編成を組み込んでいるため、細部の仕様が異なる車両で編成が組まれている。シートモケットは田園都市線のものから変更されていない。

4000系(5050系4000番台)

5050系の増備車。副都心線直通に向けて増備が進んでいる。10連で編成が組まれているが、副都心線直通開始までは8連で組まれて運用されている。採用されている制御装置は5050系と異なる。


乗り入れ車両

横浜高速鉄道みなとみらい線

東武東上線

東京メトロ副都心線

横浜高速鉄道みなとみらい線

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