田園都市線
原型姿を保っている8606F。
撮影:雪猿@市が尾駅
路線情報
渋谷と中央林間を結ぶ、東急主要路線のうちのひとつ。渋谷から三軒茶屋、二子玉川、溝の口、たまプラーザ、長津田を経て、中央林間まで至る、東急最長かつ混雑率が一番高い路線。渋谷から東京メトロ半蔵門線に直通している。また、半蔵門線の押上(スカイツリー前)から東武スカイツリーラインに直通している。
一部の列車は、大井町線にも直通運転されている。
基本的に10両編成で運転されているが、大井町線直通列車は急行が6両、各停が5両編成で運転されている。なお、渋谷-池尻大橋間の通勤時間帯は、関東の私鉄で最も混雑率が高い区間である。
また、大井町線の二子玉川-溝の口間が延長されてから、自動放送が大井町線急行タイプのものに更新された。
乗り入れ路線情報
- 大井町線
- 東京メトロ半蔵門線
- 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線
列車種別
急行
田園都市線の最速の優等列車。停車駅は、渋谷・三軒茶屋・二子玉川・溝の口・鷺沼・たまプラーザ・あざみ野・青葉台・長津田・南町田・中央林間。南町田は土休日のみの停車となる。
準急
田園都市線のラッシュ時の混雑を緩和するために設定された種別だが、2014年6月改正より日中にも運行されるようになった。停車駅は渋谷~二子玉川の各駅と、二子玉川~長津田の急行停車駅及び、南町田と中央林間である。
各停
すべての駅に停車する。
車両
5000系
東急のエースの車両。2002年に登場した東急の最新鋭の電車。JR東日本のE231系・E233系をベースに設計されている。私鉄初の6ドア車を導入した形式としても知られている。
導入された時期によって、仕様に違いが見られる。
8500系
1975年に登場した、8000系のマイナーチェンジ車。
大量に増備され、東急内最大数まで増備されたが大半は運用離脱している。ほとんどの編成が東武乗り入れが可能だが、一部の編成は東武線の保安装置を設置されていない。一部は海外にも輸出されている。VVVFインバータ制御を試験的に組み込んだ編成や、装飾がされた車両もある。ちなみに写真はVVVFインバータ制御の車両と界磁チョッパの車両の混結編成。
2000系
外見は、9000系と見分けがつかないほど似ているが、クーラーの数が違う。性能的には、9000系とはかなり違っている。また、東武線の保安装置を持たないため、東武線に乗り入れができない。3編成在籍している。
8590系
東横線からの転属車。2000系と同じく、東武線に乗り入れできないため、運用が限られている。2編成在籍している。
東武直通非対応車について
田園都市線には形式説明のところにもあったように、東武線に直通できない車両が在籍している。これは東武鉄道が東急電鉄に、直通してくる車両を2形式まで絞るように要請をしてきたためである。東武線に直通できない車両にはフロントガラス部分に、丸kシールが貼られており運用も区別されている。主に平日のラッシュ時に運用に就くが、日中や土休日に運用が全くないわけではない。この東武直通非対応車は通称「サークルK」と呼ばれ、このサークルKに該当するのは8500系の2編成と8590系・2000系の全編成である。
乗り入れ車両
大井町線
東京メトロ半蔵門線
東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線
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