3050形
アクセス特急として快走中の3050形。
撮影地:東松戸駅
概要
説明
2010年に開業した京成成田空港線(成田スカイアクセス)のアクセス特急用として登場した車両で、3000形の7次車である。基本構造は3000形と変わらないが、カラーリングや車内のシートモケットは空港アクセスを強調したものとなっている。そして京成としては初めて車内の扉上部にLCD(液晶画面)を搭載している。またアクセス特急では120km/h運転が実施されるため、設計最高速度も130km/hへと向上している。
性能
加速度:3.5km/h/s
減速度:4.0km/h/s(常用)
減速度:4.5km/h/s(非常)
設計最高速度:130km/h
最高運転速度:120km/h
制御方式
VVVFインバータ制御
形式:RG-681-A-M形(東洋製)
種類:2レベル電圧型PWM方式
素子:IGBT
制御単位:1C4M×2群
3050形が搭載する東洋製VVVFインバータ制御装置(左)とフィルタリアクトル(右)。基本仕様は3000形と同じである。
ブレーキ方式
回生ブレーキ併用電気指令方式空気ブレーキ
純電気ブレーキ
主電動機
形式:MB-5100-A形(三菱製)
種類:三相誘導電動機
出力:125kW
駆動方式:WN継手式カルダン駆動
歯車比:85:14=6.07
台車
形式:FS564形(動力車)、FS064形(付随車)
種類:ボルスタ付台車・空気ばね車体直結式
軸箱支持方式:モノリンク式
補助電源
形式:INV-153-P0形(東芝製)
種類:静止形インバータ(SIV)
出力:150kVA
写真
(左)都営・京急線内は主にエアポート快特として走る。撮影地:品川駅
(右)箱根駅伝開催に伴い京急蒲田行きとなった。撮影地:青砥~京成立石駅
(左)3050形のシートモケット。こちらも空港アクセスを強調している。
(右)こちらは優先席のシートモケット。
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