651系
特急「スーパーひたち」として走る651系@佐貫~牛久
概要
説明
平成元年に常磐線特急「スーパーひたち」用として登場したJR東日本初の特急型車両で、白を基調とした車体と正面の大きなLED式の表示装置と今までの車両には見られないデザインで多くの注目を集めた。
制御方式は211系などで実績のあった界磁添加励磁制御で、初めて直流、交流のいずれの区間であっても回生ブレーキの使用が可能になった。
車体は屋根と床板がステンレス製でその他は鋼鉄製である。
2013年3月のダイヤ改正で常磐線での運用を終了したが、10月に1往復のみ運用が復活した。交流機器が外され1000番台となり、高崎車両センターに転属した車両もいる。1000番台は2014年の3月ダイヤ改正より「あかぎ」「草津」の運用に充当され、185系を置き換えた。2014年の11月からは頻繁に臨時列車に充当されるようになった。
性能
営業最高速度:130km/h
設計最高速度:160km/h
走行写真
左上:復活した651系の運用。前面のLED表示機は使われず、未表示である@松戸~北千住
右上:上野経由で大宮に回送されるK104編成@馬橋
左下:臨時列車「ぶらり鎌倉号」にも充当された@逗子~鎌倉
右下:高崎線で試運転を行う、直流専用の1000番台@北上尾
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