E259系

二代目成田エクスプレスであるE259系
撮影者:雪猿@市川駅にて

概要

説明

成田エクスプレスは、1991年3月に華やかにデビューした。成田エクスプレス(通称N'EX)は、デビューから16年が経ち順調に成長してきた。同時に、車両の老朽化も目立ってきた。ライバル的存在である京成スカイライナーに新型車両を導入されることが決定し、大幅にスピードアップすることが決まったため、JR東日本は老朽化した車両更新と京成電鉄対抗のために成田エクスプレスに新型車両を導入することを決定した。E259系は新型スカイライナーよりも先に落成され、JRは京成電鉄よりも先に新型車両を導入することで世間に注目を浴びた。同系は4月下旬に東急車輌を出場し、10月1日ダイヤ改正から営業を開始している。

性能

加速度:2.0km/h/s
減速度:4.0km/h/s(常用)
減速度:5.2km/h/s(非常)
営業最高速度:130km/h

両数

鎌倉車両センター
6両編成×22本

計132両

制御方式

VVVFインバータ制御

形式:SC88形(日立製)
種類:2レベル電圧型PWM方式
素子:IGBT
制御単位:1C4M×2群

日立製のSC88形VVVFインバータ制御装置。パンタ付動力車に装備されていて、2群構成となっているため左右のインバータ部でそれぞれ1両分・4台の電動機を駆動・制御する。なお、素子冷却は冷媒に純水を用いたヒートパイプ式である。

ブレーキ方式

回生ブレーキ併用電気指令方式空気ブレーキ(T車遅れ込め制御)

主電動機

形式:MT75B形
種類:三相誘導電動機
出力:140kW
駆動方式:TD継手式カルダン駆動
歯車比:96:17=5.65

台車

形式:DT77形(動力車)、TR262A形(付随車)
種類:ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
軸箱支持方式:軸梁式

補助電源

形式:SC89A形(東洋製)
種類:静止形インバータ(SIV)
出力:210kVA

その他

車内

普通車の車内と座席。253系200番台と同様、回転式リクライニングシートである。



こちらはグリーン車の車内と座席。普通車と同じ2+2の4列ではあるものの、本皮張りの座席である。



(左)デッキ出入り口上部に設置されたLCD(液晶モニタ)。
(右)LCDは客室のあらゆるところにも設置されている。



普通車のデッキに設けられた洗面台。

その他

(左)行先表示はフルカラーLEDが採用されている。
(右)連結部には車体間ダンパが装備されている。

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