183系0番台
房総特急中心で貫通扉のついた0番台。
撮影者:K@蘇我駅にて
概要
この列車のデビュー当初は「わかしお」「さざなみ」で房総地区の主役として、また夏期以外では「そよかぜ」「新雪」 などの列車で首都圏の行楽輸送を中心に運転されていた。ちなみに「そよかぜ」は横川~軽井沢間での両数制限に対応するため、 モノクラス8連で運転された。183系0番台は普通車において客用扉が片側二ヶ所となり短時間での乗降を可能としているという特徴がある。 かつてはボンネットタイプだったが581系に準じた貫通型となった。この車両は内房線、外房線、それ以外に耐寒耐雪構造、 中央本線、上越線、信越本線など広範囲の線区での使用を考慮して低屋根構造にするとともに、屋根上前灯の廃止、 横軽対策などが施され、上記各線区において臨時列車などに有効的に運用された。また、中央本線では昭和48(1973)年 に1000番台が“あずさ”に転用された後定期運用が無くなった。またその後に全車廃車になってしまった。
写真
(左)成田線特急「あやめ」として走っていたマリ24。撮影者:雷サージ@市川駅にて
(右)今は無き「すいごう」として活躍していたマリ23。撮影者:K@千葉駅にて
(左)総武本線特急「しおさい」として活躍していた0番台マリ24。撮影者:雷サージ@下総中山駅にて
(右)駅に停車している「しおさい」の0番台マリ24。撮影者:K@成東駅にて
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