JR東日本 田端運転所 EF81形

JR東日本が所有する機関車であるが、常磐線系列の貨物列車としても活躍している。
撮影地:越谷レイクタウン駅

紹介

EF81形は日本海縦貫線の電化完成に際して、3電源(直流1500V、交流20000V/50Hz、交流20000V/60Hz)を有する同線を牽引機の付け替え無しで通し運転ができる機関車として、1968年に登場した3電源交直流電気機関車である。
JR東日本の田端運転所には22両(2010年3月現在)在籍していて、寝台特急「北斗星」・「カシオペア」の上野-青森(信)間と、常磐線を中心とした貨物列車の牽引機として活躍している。
田端運転所に所属しているEF81形にはいくつかのカラーバリエーションがあり、寝台特急「カシオペア」専用の“カシオペア色”、寝台特急「北斗星」や貨物列車として活躍している“北斗星色”、貨物列車専用の“東日本色”がある。またこの他にも、手すりや解放テコが銀色に塗装されている元“お召し機”の81号機や、ジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」に合わせて、車体側面に大きく形式名が描かれた95号機、上越線仕様改造が施され運転台窓上にヒサシ(ツララ切り)が付いた133号機など、特殊なものもある。
田端運転所のEF81形は寝台特急「北斗星」・「カシオペア」などの看板列車の牽引機として活躍しているが、その一方で老朽化も進んでいるため、新型電気機関車であるEF510形が2010年度中に運転を開始することが決定しており、EF81形の活躍は残すところ僅かとなりそうである。

さまざまなバリエーション

(左)側面に流れ星が描かれた北斗星色。寝台特急「北斗星」や貨物列車として活躍している。
(右)カラフルな塗装が特徴のカシオペア色。寝台特急「カシオペア」専用である。
撮影地:どちらも東大宮ー蓮田間



(左)流れ星が描かれていない「東日本色」は貨物列車のみで活躍している。撮影地:北小金駅
(右)EF81-81号機は元“お召し機”で、手すりや解放テコなどが銀色に塗装されている。撮影地:馬橋駅



(左)今は無きジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」に合わせて、車体側面に大きく形式名が描かれたEF81-95号機。寝台特急「北斗星」や貨物列車として活躍している。撮影地:南柏ー北小金間
(右)EF81-133号機は北斗星色であるが、過去に上越線仕様改造が施されたため、田端運転所に所属するEF81形の中では唯一運転台窓上にヒサシ(ツララ切り)が付いている。撮影地:馬橋駅

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