東京→仙台→東京

旅程

今回は“土日きっぷ”を使い、東日本の特急・新幹線に多く乗れるよう計画した。
ただし“Footとアクティーの2人は日帰り×2日”ということなので、1日目は少々遠慮気味になっている。

東北新幹線45Bやまびこ45号 東京(8:20)→仙台(10:28) E3系

メンバーは常磐線の車内で順次合流し、途中上野で京浜東北線に乗り換えて東京へ向かった。
まずは東北新幹線で仙台まで行く。東京駅で旅行のいろいろな確認をした後、いよいよ東北新幹線のホームへ向かった。 入線時間になると接近放送がなり、僕らが乗車する新幹線が入線してきた。 僕らが乗車するのは“やまびこ45号”で、E2系+E3系の16両編成である。このうち8両が自由席であるため、車内はがらがらであった。 仙台から戻るときにE2系に乗るため、今回はE3系のほうに乗車することにした。 E3系は秋田新幹線として在来線に乗り入れるために、車体がふつうの新幹線よりも小さくなっているため、座席も2+3の5列ではなく、2+2の4列と、在来線の特急列車と同じようになっている。

8時20分になると新幹線はゆっくりと東京を発車していった。大宮を過ぎると200km/h以上の運転になり、関東の田園地帯を猛スピードで駆け抜けていった。 途中宇都宮では“はやて”の通過待ちをし、その停車時間を利用して風景を撮影するためにホームへ降りる部員もいた。 宇都宮を発車すると関東平野を抜け、山とトンネルが目立つようになった。その後新幹線は途中郡山と福島に停車し、宮城県の県庁所在地である仙台に到着した。 晴れていて暖かかったため、部員たちは東北へ来たという実感はあまり湧いていないようであった。

仙石線3121S快速 仙台(11:08)→松島海岸(11:44) 205系

仙台に到着した後、まずは改札を出てみることにした。さすが東北の中心都市。駅前はダブルデッキになっている他、大きなビルがたくさんあり、活気に満ち溢れていた。 次は仙石線で松島方面へ向かうが、時間に余裕があったため、仙台を発着する電車散策することにした。 仙台を発着する電車のほとんどが緑色の帯を巻いている。仙台は上野同様常磐線の発着駅でもあるが、止まっている車両は関東とは全然違う。

時間を潰した後、僕らは仙石線のホームへと向かった。仙石線はあおば通と石巻を結ぶ路線で、車両は山手線から転属してきた205系である。 205系といっても、中間車を先頭車化改造したため、鶴見線や八高線同様独特の前面形状をしている。また4両編成であり、扉の開閉も押しボタン式であるなど、ローカルな雰囲気がある。 僕らが乗った電車は快速で、仙台を出ると多賀城、本塩釜、松島海岸と停車していく。途中陸前原ノ町までは地下を走る。地上に出ると、仙台の住宅地の中を快走していく。 東塩釜を通過すると単線になり、山とトンネルが多くなるなど、急に雰囲気が変わる。やがて松島海岸に着いた。仙石線は結構混んでいたのだが、松島海岸でほとんど降りてしまった。 駅前はいろいろな店があり、とても賑やかであった。

東北本線530M 松島(12:13)→仙台(12:39) 701系

松島海岸駅から海沿いまで行き、日本三景の一つである松島を眺めた。松島まで来たからには遊覧船に乗るのがふつうなのだが、 今回は時間とお金がないため断念した。この後仙台に戻るが、この松島付近は接続駅はないが仙石線と東北本線が併走しており、帰りは松島駅から東北本線を使う。 仙石線の松島海岸駅から東北本線の松島駅までは直線距離でだいたい1キロ強である。なのでまずは松島駅まで歩くことにした。 途中、たくさんのお土産屋や国宝瑞巌寺があり、多くの人で賑わっていた。歩き出して20分ほどで松島駅に着いた。松島駅前は松島海岸駅前とは違って、あまり店などもなく、ひっそりとしていた。 松島駅に着いてすぐに仙台行きの電車が来た。乗ったのは701系で、比較的新しい車両である。電車はいくつものトンネルを越えいく。じきにトンネルがなくなり、田園地帯を走っていく。 いくらかの駅を過ぎると、仙台に到着した。

東北新幹線3014Bはやて14号 仙台(13:26)→東京(15:08) E2系

仙台駅でお土産と駅弁を買った後、東北新幹線で東京へ戻る。今度乗るのは速達新幹線の「はやて」である。仙台を出発すると途中大宮と上野しか停車しない。 最高速度275km/hで途中駅をどんどん通過していく。「はやて」は東京と八戸を結ぶ速達新幹線で、東京-盛岡間は秋田新幹線の「こまち」を連結している。 「はやて」に充当する車両はE2系で、僕らが乗ったのは2002年以降に登場した1000番台で、側窓が大窓なのが特徴である。 僕らは「はやて」の車内で先ほど仙台駅で買った駅弁を食べることにした。皆が買ったのは“やわらか牛タン弁当”である。発熱剤が入っていて、紐を引っ張ると湯気が出てきてその場で温まるのだ。 時間が経ち仙台を発車して1時間42分、あっという間に東京に着いてしまった。「すごい!速い!はやては東京をここまで近くしたのか!」と、皆は感心しながら下車した。

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