令和元年度オープンスクール7月6日(土)に盛大に開催されました。
 昨年は7月には真夏のような日差しが照りつけていましたが、今年は一転して6月末から7月にかけて全国的に雨の日が続いていました。しかし、来校者の方々のために準備を整えてきた生徒達の祈りが天に届いたのか、前日からの雨も朝にはぴたっと止み、涼しく快適な気候の中オープンスクールを迎えることができました。
 毎年大好評の
理科の体験授業の講座を13講座開講し、他にも英語・数学・国語・社会・書道・陶芸の体験授業や、本校総合学習のテーマである国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」についてカードゲームで学ぶ講座も開講されました。体験授業は中等部校舎・高等部1号棟・3号棟、自然科学棟、陶芸教室などで
行われました。
 午後12時半から2時までは各
部活体験が行われました。本校受験を希望される児童・生徒の方々は、グラウンドや体育館、新テニスコート、弓道場、音楽室、オーディトリアム大ホールなどで行われた部活体験に活き活きと参加され、その様子をご家族の方も大変熱心に参観されていました。
 在校生のボランティア生徒達は、生徒会インフォメーション、受付、体験授業、部活体験、屋台村、整美委員など多方面で活躍し、江戸取の学校生活を身近に感じていただけるように全力を尽くしていました。オープンスクールの参加者もボランティア生徒も一体となり、誰にとっても心に残る楽しいオープンスクールの一日となりました。

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 受付テントには8時半の受付開始前から多数の方々が並ばれていました。外はやや風が強くなってきたため、吹奏楽部のオープニングコンサートに向かう方々はいったん校内に入っていただき、コミュニティホールでお待ちいただきました。9時にオーディトリアム大ホールでオープニングコンサートが開始されると、大ホールの1300席の座席はたちまち満席となりました。楽しい一日を予感させるような陽気な演奏で観客の気持ちも大いに盛り上がり、楽しい雰囲気の中、令和元年度のオープンスクールがスタートしました。
 

  オープニングコンサート後、各体験授業の会場に移動し、9:40からT時間目、10:30からU時間目、11:20からV時間目の体験授業がおこなわれました。

 理科の体験授業理科実験器具やプロジェクター、タブレットなどのICTの設備が充実した自然科学棟の中等部理科実験室・化学実験室・物理実験室・生物実験室、高等部校舎の教室などを会場として、生徒の理科に対する興味・関心を高めるようなユニークな実験を行いました。

 また、ジュニアスタディルーム、シニアスタディルームで行われた生徒会による「入試問題にチャレンジしよう!」では、中・高の生徒会役員がパワーポイント等を用いて過去の入試問題を解説したり、学校生活を紹介したりしました。参加した小学生や中学生、そしてその保護者の方も熱心に解説に聞き入り、過去問にチャレンジしていました。
 

 

 高等部校舎の中庭では、10時から各部活による屋台村がスタートしました。午前中の体験授業を終えられた受験生やご父母が各部活秘伝のレシピで調理した人気メニューをあちこちで注文する姿が見られました。 

 12時半から午後2時までは、アメフト、軟式野球、テニス、バドミントン、弓道、チア、ダンスなどの運動部や、吹奏楽、合唱などの文化部の部活体験がありました。(サッカー部は前日の雨天によるグラウンドのコンディション不良のため中止。)どの部活体験でも、部員達は参加者一人一人に分かりやすく丁寧に教え、本当の先輩と後輩のような心温まる交流が生まれていました。


 
この一日、授業や部活体験を通して本校生と身近に接していただくことで、本校が生徒の夢を学校の目標とする「規律ある進学校」であることをご理解いただけたと思います。ご多用にもかかわらず、令和元年度オープンスクールに参加していただき、まことにありがとうございました。


各講座の様子

生 徒 会

入試問題にチャレンジ!

 中等部生徒会では、ジュニアスタディルームにおいて、9時40分〜10時20分、11時20分〜12時の2回にわたって、中等部入試問題の過去問解説を行いました。
 生徒会役員か江戸取の生活について簡単にお話させていただき、限られた時間でしたが、
国語・算数・理科・社会・英語(2021年まで国・算・理・社の4科目、または国・算・英の3科目の選択制)の過去問にチャレンジしてもらいました。その後生徒会役員が作成したパワーポイントの画面をスクリーンに映し出し、受験生の立場に立って分かりやすく丁寧に解説を行いました。自分たちも2〜3年前に中学受験に向けて必死に勉強していたので、その当時を思い出しながら実験も行い、工夫して説明させていただきました。


 
高等部生徒会は、シニアスタディルームにおいて、9時40分〜10時20分、11時20分〜12時の2回にわたって、@江戸取の生活について A医科クラスについてB自分の高校受験を振り返っての体験談についてお話させていただき、その後、高等部入試問題にチャレンジしていただきました。限られた時間でしたので、全ては解ききれなかったと思いますが、中等部入試同様、自分達の受験勉強を思い起こしながら、わかりやすく過去問解説を行いました。
 
受験生が本校生に質問する場面もあり、直接会話をすることで、本校に対する理解が深まり、
本校受験に対する意欲がより高まったのではないかと思います。紫峰祭の時も学校紹介のコーナーがありますので、ぜひ紫峰祭にいらしてください。
 

 

中 等 部 理 科

これは何?〜ミクロの世界を見てみよう〜

 中等部校舎前の
池(ビオトープ)から採集した微生物の観察に加え、今回は身近なものを見てみようということで、トマト、なす、タマネギ、キュウリ、べービーリーフなどの野菜やオレンジ、キウイなどの果物、インパチェンス、マリーゴールドなどの花弁も観察しました。
 中等部3年生が補助について、アオミドロ、ケイソウ、イカダモなどの植物プランクトンやワムシ、ゾウリムシ、ミジンコ、センチュウなども観察できました。御父母のみなさんも参加して、楽しい観察となりました。
 

家庭にあるもので楽器をつくろう!

 
「家庭にあるもので楽器を作ろう!」では、モスキート音の実験や、モノコードでの弦の実験カリンバを作って金属棒と音程の関係を調べました。賑やかで楽しい授業になったと思います。
 今回の実験は手軽に出来て、アイデア次第で音が様々に変化します。
夏休みの自由研究などにも利用してみてください。
 
 

酵素で爆発?ポワワワン

 
二酸化マンガンとオキシドールの反応で酸素が発生するというのは、子供達が塾や学校で習っていた反応です。
 しかし、もっと身近で、食卓にものぼるような
鶏の肝臓(レバー)を使って同様な反応を引き起こすことができるという点に子供達は驚き、感激しておりました。
  


 墨流し デザイン

 
墨汁とつまようじを使った作業ですが、その模様は世界に二つとない複雑な模様を描き出します。
 また、今回は
マーブリングにも挑戦し、自分だけのコースターを作りました。
 当日は、小学生だけでなく、そのご家族も一緒になって、鮮やかな、そして繊細な模様を楽しみ、満足して作品をお持ち帰りいただきました。

振れ!振れ!ナット!先生は超能力者?

 たこ糸、ダンボール、ナットを使って
共振の実験を行いました。物体は特定の揺れを受けると大きく揺れます。今回は実験を通してたこ糸の長さで揺れやすさが変わることを確かめました。
 実験1では異なる長さのたこ糸でナットをつるし、揺らします。小刻みに揺らせば短い
たこ糸のナットが揺れ、大きく揺らせば長いたこ糸のナットが揺れます。実験2では2つのナットに同じ長さのたこ糸を取り付け、ピンと張ったたこ糸にナットのついたたこ糸をつけます。片方を揺らすと揺れが伝わってもう片方のナットも大きく揺れます。片方に揺れが伝わると元々揺れていた方の揺れは小さくなっていきます。たこ糸の長さが同じであれば揺れ方が同じでその揺れが伝わったことがわかりました。興味のある人は自由研究でナットの数を増やしたり、長さを変えてみることを勧めました。
 最後に日常での共振を説明し、
声(空気の揺れ)でワイングラスが割れる様子を動画で確認しました。

05min.jpg (5523 バイト)君もマジシャン!?

 「君もマジシャン!?」の教室では酸・アルカリ
の水溶液を作って色の変化を見ました。
 
紫キャベツの色素は酸性・アルカリ性の度合いによって異なる呈色を持ちます。また、うがい薬に含まれるヨウ素を使って酸化・還元反応を起こさせて色の変化を見ました。
 集まった子供たちは皆目を輝かせながら実験補助の中学生たちと実験をしていました。


 
江戸取クッキング

 「缶詰みかんを作ろう」、「カッテージチーズを作ろう」、「海底火山ドレッシング」を行いました。
 缶詰みかんでは、実際に工場で作られるやり方をスモールスケールで行い、みかんの薄皮をはがしていきました。カッテージチーズでは、、牛乳と食酢からチーズを作るとともに、
牛乳の白い正体を考えていきまいた。海底火山ドレッシングでは、食用重曹と食酢の反応からマグマをイメージした気体を発生をして、目で見て楽しむ実験をしていきました。
 どの実験も家庭でできる実験を紹介していきました。小学生の生徒も興味深く実験を行うことが出来ていました。

たねコプターを作ろう!

 発泡スチロールペーパーを用いてフタバガキやアルソミトラの種子の模型を作りました。
 風に乗ってゆっくりと飛んでいく種の動きは幻想的でした。
 最後には
飛び続けるグライダーを作り、参加者みんなで実験を楽しむことができました。
 キーホルダーをつくろう!

 焼きそばの容器を使用してキーホルダーをつくりました。
 身の回りにある
高分子(プラスチック・ビニール製品)を紹介し
、その中でもポリスチレンは熱によって縮む性質があります。焼きそば容器はポリスチレンで出来ていますので、 容器に絵や文字を書いて熱を加えて縮ませて
キーホルダーを作りました。
 

高 等 部 理 科

スライムで楽しもう!

 
洗濯のりポリビニルアルコール):水=1:1(体積比)の水溶液に、少量絵の具を入れた後、ホウ砂の飽和水溶液を加えてスライムを作りました。
 スライムを作った後、
塩化カルシウムを加えてあったかいスライムを、尿素を加えて冷たいスライムを作りました。また蓄光材を混ぜて光るスライムも作りました。スライムに何かを加え変化させていくことで、中学や高校で学習する化学分野を、スライムを通して少しですが触れることができました。

 

 
白い粉の正体を探れ!

 カタクリ粉・重曹・炭酸ソーダ・ハイポの4種類の白い粉をマイクロプレートに入れました。その見分けの付かない4種類の白い粉をクエン酸・フェノールフタレイン・うがい薬を使って区別する実験を行い、その後、未知な3種類の白い粉であるX・Y・Zを渡しました。それぞれマイクロプレートの上で様々な反応が起き、白い粉の正体を決定していきました。今年のメディカルサイエンスで行った化学実験を簡単に行えるようにマイクロスケールでの実験を紹介しました。この実験を通して私たちが伝えたかったことなども紹介しました。小学生の低学年の児童から、中学校3年生の生徒、そして、保護者の皆さんにも参加して頂き、楽しい実験を行うことができました。
 
実験ラボ(休憩室)

 総合案内教室として、保護者控え・小さなお子さんがリラックスする場として準備しました。今年も実験デモンストレーションを行い、かき氷のシロップを使って11色のカラフルな色彩を作りました。その他、折り紙や糸電話、iPadを使ってお絵かきをし、沢山の風船に囲まれたチビッコ達は手伝い生徒と楽しく遊ぶことが出来ていたようです。

カードゲーム「2030SDGs」で遊ぼう!

 
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されました。国連加盟193か国が2016年〜2030年の15年間で達成すべき行動計画です。2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。「2030SDGs」はプレイヤー全員がひとつの世界の構成員となり、2030年までに個人の人生の目標を達成しつつ、SDGsの17の目標の達成を目指すカードゲームです。
 オープンスクールでは、小学生、中学生とその保護者の皆様の混合チームによるゲーム大会となりました。3回ゲームを行い、いずれもSDGsの17の目標はあともう少しのところで達成できませんでしたが、大変盛り上がりました。
 参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。親子でカードゲームに参加する機会なんて、なかなかないのではないでしょうか?ぜひ本校に入学してくださいね。また一緒に「2030SDGs」で遊びましょう。心よりお待ちしております。

 

*中 等 部 数 学*

ゲームで数学を体験しよう!

 今回のオープンスクールでは、
「正負の数の足し算、引き算」、「座標」を用いた計算に親しみ、また暗号を解いて遊びました。
 参加者数は約150名で、1時間目から3時間目まで、1クラス40名で実施しました。どの授業もとても楽しい雰囲気の中で行われ、
ゲームでは白熱した戦いが繰り広げられました。参加された小学生のみなさんは中学校の数学の一端に触れ、とても興味を持ってくれたようです。
 

 
高 等 部 数 学

数の世界

 様々な性質を持つ数について、実際の計算を通して体験しました。コラッツ問題に取り組んだり、「HAPPY」な数を見つける計算もしました。数と言ってもたくさんの性質があることがわかりました。


英語で楽しく道案内をしよう!

 今年の英語のオープンスクールは、英語での道案内を体感して学ぶ(Total Physical Response)という新しい試みの2年目となりました。ALTの先生達と、在校生のボランティア生徒たちのすばらしい活躍で、大変盛り上がりました。来校された受験生も、実際の道路を再現した大きな地図の上で、生きた英語で道案内をしながら、英語に対しての興味を深めていました。
 授業開始時には在校生も、少し緊張気味でしたが、授業が始まってみれば、とてもいい雰囲気でリーダーシップを発揮していました。小学生たちと在校生のふれあう姿はとてもほほえましく、今年も充実したイベントになりました。
 
中 等 部  国 語

楽しく言葉の知識を深めよう

 国語科は小学生を中心とした参加者に言葉の知識を深めてもらうために、百人一首を用いて歴史的仮名遣いを勉強してもらいました。
 歴史的仮名遣いのワ行の「ゐ」「ゑ」や、語中・語尾のハ行をワ行と読む、二重母音は長音として読むなど、本校では中1の古文で学習する内容を参加者もすぐにマスターしました。その後、全体が複数のグループに分かれ、百人一首の試合を行いました。大変白熱した、真剣勝負の試合となりました。
 授業終了後、ボランティア生徒達が一つ一つ心を込めて作った
百人一首のしおりを全員に記念にお渡ししました。いつの日か、江戸取の国語の授業で一緒に百人一首を学ぶ日がくることを楽しみにしています。


中 等 部 社 会

社会科クイズ王への道!

 「社会科クイズ王への道!」には昨年以上に多くの方々に参加していただき、各時間とも大盛況でした。参加者には、地理・歴史・公民・時事問題の各分野に関連するクイズに挑戦してもらい、成績優秀者には景品をプレゼントいたしました。中でも、本校社会科教諭と生徒によるバイオリン二重奏の生演奏に因んだ出題では子供たちだけではなく、保護者の方々にも好評で、拍手が沸き起こる場面もありました。
 問題は昨年よりやや難しいものを用意し、さらに4択問題や5択問題として出題しました。そのため苦戦する参加者が多かったようです。クイズ大会では、クイズに答えるだけではなく、解説も各分野の教員が行い、社会の学習に通じるような配慮も加えました。
 また、会場内の壁には本校中学生の有志が作成した
「私は誰でしょうクイズ」を掲示しました。さらに、会場内では、歴史的な建造物の模型を展示したり、七夕飾りの笹に願いを書いてつるしてもらうなど、クイズ大会が終わった後も、参加者に楽しんでもらえるような工夫を施しました。
 

 
陶 芸

08min.jpg (5808 バイト)フィモで自分だけの作品を作ろう!

 今年もオープンスクールの陶芸教室に多くの小中学生が申し込んでくれました。今年はフィモという特殊な蛍光色の粘土を伸ばし可塑性を高め、それを用いていろいろな立体物を児童・生徒がつくりました。短い時間でしたが、世界にたった一つしかない自分だけの陶器のチャームが出来上がりました。
 皆さんの作品は本焼きした後に、
学校説明会でお渡しいたします。楽しみにしてください。


書 道

中国古代の漢字をカラフルに書こう!

 書道の教室は「古代文字に親しむ」という内容で参加していただきました。最初に右手、左手の形が文字になっていることを紹介し、さらに筆の原型を右手が持っていることで筆という文字ができていることを説明いたしました。また「射」の古代文字も右手が弓の弦を持っていることを紹介し、古代人は右利きが多かったことを理解してもらいました。そのために漢字は右手で書かれた文字であることをものがたっていることを紹介しました。
 簡単な説明の後、実際に
古代文字に挑戦していただきました。参加してくれました子供達にとって、2500年前の漢字について全員が興味を持って取り組んでくれました。参加した生徒たちは半紙に勢いよく古代文字を書いていました。金、青、赤、緑のカラフルな文字が出来るごとに楽しく古代文字に親しんでいただいたことと思います。最後に堂々と筆を動かし、皆それぞれ芸術作品を書く気持ちで色紙に書き上げました。2500年前の漢字を自分自身で書いてみることで、古代文字に対して興味を持ち、書道に対する楽しさを体感できたことと思います。さらに漢字にまつわる問題を用意し、漢字に対する知識を学んでいただきました。
 

部活体験の様子

バドミントン

 

 バドミントン部の部活動体験にご参加くださいましてありがとうございました。
 7月6日(土)は、雨が降ったりやんだりして、まとわりつくような湿気のある中でしたが、
40名もご参加くださいました。経験者から初心者まで、部員の生徒とたくさん打ち合うことができ、楽しい部活体験となったようです。
 バドミントン部は、
学習と部活動をしっかりと両立する集団です。ご入学後はバドミントン部へぜひ入部してください。ご来校ありがとうございました。



 

テニス

 朝まで降り続いた雨もこの体験に合わせたかのように止み、今年は約50名の小中学生が参加して、高等部テニス部員の指導の下、まずは一緒に準備運動を行いました。
 準備体操から始まり、
ボールつきや、球出しといった基本的な練習をした後、ラリー練習やサーブ練習へと移っていきました。
 参加者はみな練習に熱中していました。激しく動いたにも関わらず、大半の子は体力が余っており、まだまだ物足りないという感じのところで終了となりました。少しの時間でしたが、
テニスの楽しさを感じていただけたのではないかと思います。多くの方に参加いただきましてありがとうございました。

弓 道

 今回のオープンスクールには事前に多くの申込があり、部員達の準備も自然と熱が入っていました。当日は、まず扇をめがけて矢を射こむデモンストレーションをお見せしました。弓道を目の前でみたことのある人はほとんどいないと思います。また弓道は礼儀作法を重んじる武道ですから、独特の厳かな雰囲気をもっています。ですから参加して下さったほぼ全ての方々が食い入るように部員達の姿を見つめていたのが印象的でした。
 次に
体験弓道として、的のすぐそばから矢を実際に打ってもらいました。弓道の正規のルールでは的までの距離は28メートルと定められています。しかし、安全にこの距離から矢を打つには速くても3ヶ月は基礎トレーニングを積まなければなりません。ですから1 、2メートルという誰が打っても安全な距離で実施させて頂きました。

 

アメフト

 アメリカンフットボール部の部活体験は、来てもらった参加者にはヘルメットやショルダーパッドなどの防具をつけることから体験してもらいました。普段はめったにつけることは出来ませんので、大変喜んで頂けたと思います。防具を装着した姿を同行されたお父さんやお母さんに写真をとっていただきました。
 
スレッドマシンタックルマシンに実際に当たってもらいました。高校生でもかなりの衝撃があるマシンですが、参加してくれた小学生諸君が果敢にチャレンジしてくれた姿が印象的でした。最後にフラッグフットボールのゲームをやりました。アメリカンフットボールの楽しさを感じ取ってくれたと思います。
 来てくれたメンバーは皆一生懸命、取り組んでくれ、部員も大きな刺激を受けました。
最後に全員でハドルを組み、「1・2・3、ベアーズ!!」と声をあげて終了しました。来てくれた皆さん、ぜひ江戸取に合格し、アメリカンフットボール部に入ってください!一緒に関東大会に出て勝ち上がりましょう!!

卓 球

 卓球部の部活体験は、参加者と部員の元気な挨拶からスタートしました。参加者は部員との試合を通じて、基本的な技術を習得していきました。わずかな時間でもどんどん上手くなっていく様子は、大変素晴らしかったです。中には実戦経験豊富な参加者もいて、部員も刺激を受けていました。最後もしっかりと挨拶で締め、江戸取の卓球部をわずかでも知っていただけたのではないかと思います。 また、参加者に対し、担当した部員から受験の応援メッセージ入りボールを受け取り、参加者が喜んでいる様子も見られました。
 
参加者は笑顔で会場を後にし、楽しい部活体験とすることができました。

 

 

吹奏楽

 オープニングコンサートは今年もたくさんのお客様に参加いただき、部員一同圧倒されつつも何とか演奏できました。
 
名探偵コナンのテーマソングや、ディズニーの実写版映画「アラジンと魔法のランプ」のメドレーなどを演奏し、たくさんの方々に聞いて頂きました。
 午後の
部活(楽器)体験も大盛況で、参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

軟式野球

 軟式野球部の部活体験は、午後から小雨のためグラウンド使用は中止となり、場所がオーディトリアムの昇降階段に変更となりました。
 バドミントンの羽根を用いてバットで打つ
羽根打ちや、ボールを壁に当てて拾う壁当てなどの練習をしました。
 野球が得意な小学生が多く、バッティングやピッチングのフォームも様になっていました。白いユニフォームを着た江戸取の野球部員に教えられながら、大変熱心に練習をこなしていました。





チアリーダー

 毎年恒例のチアリーダー部の部活体験はオーディトリアムで行われました。
 部活体験では多くの来校者に参加していただくことができました。まず
チアリーダー部の演技を披露し、その後、音楽に合わせて基本的なチアのダンスを皆で練習しました。短時間にも関わらず、参加者はすぐに振り付けを覚え、元気一杯、ステージの上で踊ることができました。



合唱部

 合唱部はオーディトリアム大ホールにおいて、12:30〜12:50までの20分間部活動体験を実施いたしました。正しい姿勢、発声練習を部員主導で会場全体で行いました。
 次に部員の呼びかけで体験に参加したい方を募り、
参加者にステージに上がっていただきました。部員に合わせて歌を歌ってもらい、保護者の方々に聴いていただきました。
 今回もたくさんの方々に部活体験していただき、大変嬉しく思います。今回の体験が合唱に触れる良いきっかけになればと幸いです。参加してくださった小中学生のみなさんに、部員一同感謝しています。ありがとうございました。

 
*ダンス*

 ダンス部の部活体験には小学生達に参加していただきました。
 ヒップホップ系のダンスを江戸取の先輩から振り付けを教わって、一生懸命踊る姿が印象的でした。江戸取に入学したら、ぜひダンス部に入部してください。

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