体育祭を終えて

1組  I君

僕は今回の体育祭に出場して、ロープジャンピングを通して、みんなで力を合わせる楽しさが分かりました。僕達のクラスは体育祭が始まるずっと前にロープジャンピングの練習を始めました。当時は跳べる人も多くなく、練習に参加するクラスメイトも多くありませんでした。しかし、みんなで声をかけあって協力してくれるクラスメイトが多くなっていきました。また、毎朝、放課後、昼休みなど、ほぼ毎日練習をしました。体育祭の2週間前には全員練習に参加してくれて嬉しかったです。朝早くから自分の都合を合わせて練習に来てくれたのです。

練習では並ぶ順番、跳ぶタイミング、縄への入り方についてアドバイスしあったりしていました。そんな様にずっと練習をしていたらみんないつの間にか跳べるようになって優勝も遠くないという回数まで伸びました。

そして、あっという間に体育祭当日。体育祭当日は晴れており、体育祭にはちょうど良い天気でした。短距離、リレー、中等部ロープジャンピングとどんどん競技が終わっていき、ついに高等部ロープジャンピングの番です。みんな気合が入っていました。そして競技が始まり、僕は緊張していましたが跳んでいるうちにその緊張も忘れるくらい集中していました。そしてロープジャンピングは全学年1位をとることができました。その時の喜びは何にも代え難いもので、みんなと努力した日々や頑張ったからこその勝利なのだと思いました。これからもそんなクラスメイトと様々なことに挑戦していきたいです。

みなさん、来年はこの1組の記録を目標に頑張っていきましょう。


 




3組 H君 

 私にとって今年の体育祭は江戸取に入学してから2回目のものでした。去年は気がついたら終わってしまい本当に授業の一環に過ぎないのだなと思った記憶があります。

しかし、今年の体育祭はすこし違いました。そこで体育祭において感動した思い出を紹介したいと思います。

 まずは4色で行う応援団です。私は最初入る気もなく今年は見るだけでいいやと思っていました。そんな時に青組のダンスリーダーの先輩が応援団にぜひとも入ってねと言われ、クラスの友達も入るというのででは入ろうかなという気持ちで入りました。あとから聞いた話ですが今年の青組のダンスは難しかったらしく、カナダに行っている間にどんどんついていけなくなってしまい、練習に行くのがすこし嫌になってしまった時期もありました。
 しかし、3年生の先輩方は分からない私にも1からゆっくり教えてくれ、体育で堂々と踊っても恥ずかしいと思わないくらいになりました。
また、前日にはダンスリーダーからの細かい最後の注意点の提示や団長の方達からのメッセージが送られてきて、さらに頑張ろうという気持ちになったのも覚えています。

このようにたくさんの思いの詰まった本番5分間。今までにないくらい楽しくて楽しくて、もっと踊っていたいと思いました。結果は伴いませんでしたが、私の中での応援披露は楽しさも全てを含めて青組が1番だと思っています。

次に感動したことは小中高と繋ぐ魂のバトンリレーです。私はこの種目で誘導係をしており、トラックの中からこの種目を見ていましたが、全ての色が一体となって小学生を応援している姿を見ることが出来ました。高3と小1では12歳も離れている中同じグラウンドでひとつのバトンを繋ぎ、12歳分の多くの生徒がみんなで応援している姿は感動を呼ぶものだったと思います。 最後に先輩も後輩もいた高校2年生としての体育祭は他には変えられない多くのことで感動できる体育祭でした。

来年はたくさんの後輩を引っ張っていけるような3年生となり楽しんでいきたいと思います。






5組 Kさん 

私は体育祭で、体育祭実行委員として裏方の役割を務めました。昨年までは運動部が各部活で行っていた仕事を、私たち体育祭実行委員がやることになり、正直最初は体育祭実行委員全員がきちんと役割を果たすことができるのか不安でした。しかし、責任重大な仕事もたくさんあり、皆が協力して無事終えることができて良かったです。無事終えることができたのは私達だけでなく、体育科の先生方のおかげでもあります。先生方が体育祭を実行するにあたって、体育祭実行委員だったからこそわかる先生方の大変さがありました。来年・再来年も、今年のように生徒主体とした体育祭がより良いものになるといいなと思います。

それから、私は応援団にも参加しました。私の組である赤組は、見事に応援賞を受賞することができました。団長さんも女団長さんも、応援団の練習のときは真面目に取り組んでいて、楽しい雰囲気でダンスをしていました。しかし、本番を終えて赤組が応援賞だと言われたとき、団長さんも女団長さんも嬉し涙を流していて、練習からは想像もつかない程、喜んでいました。私ももらい泣きしそうになりました。赤組は練習の時から学年クラス関係なく仲が良く、本番は楽しめれば良いという感じでした。ダンスの隊形を揃えるのも正直ぎりぎりで、「応援賞取れるかな。」という先輩の不安の声も直前にありました。そんな中受賞することができた応援賞は、とても嬉しかったです。3の先輩方にとっては最後の体育祭だったので、少しでも先輩方の心に残り、受験勉強を頑張ろうと思えるような体育祭であったら良いなと思います。応援団の女団長は足が速くなくてはできないと思うので、私は来年の体育祭で副団長をやりたいです。

中間試験が近いにも関わらず、応援団の写真を何度も見て余韻から抜けられません。しかし、切り替えをしなければ先に進むことはできないので、これから体育祭から中間試験に気持ちを切り替えて、勉強を頑張っていきたいと思います。 






7組 B君

 私は今回の体育祭に体育祭実行委員として、また青組の応援団として参加しました。今回の第41回体育祭は去年までの体育祭よりも参加競技も増え、応援団にも参加し、とても充実したものになりました。

 参加した競技の中で特に印象に残っているのは、八の字とびです。八の字飛びは今年からロープジャンプに代わって行われた競技で、ロープジャンプとは違いクラス全員が参加する競技です。我らが七組は委員長の強い後押しもあってか、早い段階からクラスの大部分が練習に参加するようになっていました。練習の中では200回の大台を超えることもありました。結果としては本番ではあまりいい成績をとることは出来ませんでしたが、とてもいい思い出になりました。

また応援団に関しては、私たち高校二年生はカナダ修学旅行に行っていたため体育祭前の練習には一週間程度しか参加することが出来ませんでしたが、それでも本番では先輩方や後輩のおかげもあり、良い踊りを踊ることが出来ました。本番では結果は伴いませんでしたが、こちらもとても良い経験となり、良い思い出です。

また、クラス対抗リレーに関しても、私のクラスは圧倒的速さで学年一位をとりました。序盤は少し出遅れていたものの、最終的には圧倒的な差で一位をとり、見ているこちらもハラハラドキドキしてクラスが一丸となって応援することができました。

 この体育祭では応援団としても、青組としても結果を残すことは出来ませんでしたが、今までの体育祭の中で一番内容が濃く、記憶に残るものになったと思います。

そして、体育祭が終わった今次の目標は後一週間後に迫る前期中間実力試験です。体育祭の思い出を良いものにするためにもこの試験では結果を残したいです。さらに、そのすぐ後には駿台全国模試、更にその一ヵ月後にはベネッセ模試があります。そこへむけて、今出来ることを考え、この六月、七月はメリハリをもって過ごして生きたいと思います。






9組 S君 

 自分は今回の体育祭で最高の思い出を作ることができました。今年、初めて応援団に参加したからです。知り合いの人に誘われて途中から入ったら遅れている分を団長さんが一から教えてくれました。皆と一緒に参加できるようになってからは、一緒に声かけをし、団結力という部分が好きになりました。毎日朝と昼、練習に行くのが楽しみでしょうがなくなりました。ダンスリーダーの人が踊りの動画を送ってくれた為、カナダ修学旅行中も一生懸命練習しました。
 迎えた当日、昼飯を皆で一緒に食べました。皆が揃い、楽しく盛り上がる様には、こんなにもやる気があって最高のチームだなと思いました。円陣を組み士気を上げて午後一番グラウンドに飛び込んでいきました。そしたら観客席に座っている友達が結構見てくれて嬉しくなりました。

踊っている時間はとても最高の時間でした。しかし過ぎる時間が早すぎて、踊り終わってからのさみしさは半端じゃなかったです。もう一度踊りたいと皆で話しました。でも黄色組が総合優勝と聞いた時は本当に嬉しかったです。団長がしっかりしていて、それに皆がついてきた結果だと思います。総合優勝、応援団への参加、その他の種目もいろいろありとにかく最高の思い出になりました。今でも応援団の踊りは自然と家で踊っちゃうくらいです。皆さんも来年応援団に入ってみてください。最高の思い出になりますよ。






11組 S君

先日の526日に2018年度の体育祭が行われました。私のクラスが所属する団は白団でした。今年は体育祭の前の週がカナダへの修学旅行だったので去年の体育祭に比べて正直に言うと準備が完璧とは言えず、当日まで楽しみという気持ち以上に不安や恐れの気持ちがありました。体育祭の練習が出来る体育の時間も去年と比較するとだいぶ潰れてしまって、あまり全体の流れを理解していなかったからです。

しかし当日が来てみると、周りの三年生の助けや先生方のサポートのおかげで意外とスムーズに開会式を迎えることができました。天候も暑すぎることなく雨でもなくちょうど良い気温で待機の時間も快適に過ごすことができました。周りからもワクワクした気持ちや賑やかな雰囲気が漂っていて団全体で結束感が生まれていたような気がします。

当日特に心に残ったことは白、赤、黄色、青団による応援合戦です。どの団も素晴らしい一体感でパフォーマンスを見せてくれて、私の目は終始彼らに釘付けでした。中でも驚いたのは修学旅行の関係であまり練習時間の取れなかった2年生のパフォーマンスも完璧だったことです。先ほど体育祭の準備が少ないと述べましたが、その意味では応援団の2年生のほうがよほど苦しい状況にあったのに関わらず、あれだけの踊りや集団行動を見せてくれたからです。

 今回の体育祭では、去年の体育祭に比べても見劣りしない素晴らしい終わりを迎えることができたと思います。このような体育祭にほんの一部でも関わることができたのは僕の一生の思い出になると思います。