ウォークラリーに参加して

6組 Mさん

私はウォークラリーが今回で5回目になります。しかし、普段からあまり歩かない私にとっては、10キロメートル歩くことは体力的にも精神的にも辛い事で、ウォークラリーの前日から憂鬱になることも過去にはありましたが、毎回いざ実際に歩いてみると楽しくて足の痛みも忘れてしまいました。なぜ普段から運動をしない私が10キロメートルも休まずに歩けたのかというと考えてみたらその理由がわかりました。

理由は、周りの友達と一緒に歩いたからです。1人でウォークラリーの10キロメートルのコースを歩くことになっていたら、絶対に途中で根を上げて諦めてしまうと思いました。小学校の頃は、ウォークラリーはありませんでしたが、持久走がありました。持久走はウォークラリーと違い、クラスの友達と励まし合いながら切磋琢磨するというよりは友達と競争するものだったので、私にとって小学校の持久走は苦い思い出です。しかし、江戸取のウォークラリーは10キロメートルという長い距離ではありますが、友達と普段話せないようなことを話したり、聞いたりすることで今まで以上にお互いをよく知ることが出来ました。また、苦しくなった時もお互いに励まし合うことで乗り越え、歩き続けることができるので、とても楽しく良い思い出です。

ウォークラリーを通して、私は助け合うことの大切さを学ぶことができました。ウォークラリー以外のことでも自分1人では無理でも友達と助け合えば楽に出来ることはたくさんあります。勉強合宿、文化祭など行事はもちろん日常生活においても自分1人でできることはごく僅かです。「人間は1人では生きられない。」とよく言いますが実際にそれを実感しました。

 最後に、私は来年には受験生となります。受験は団体戦というように、周りにいる友達と高め合うことによって受験を成功させることが出来ると思います。自分を高める為には、自分の事だけを考えて行動するのではなく、他の人の成功も願いつつお互いに助け合わなければなりません。自分が成功を収めたいのなら、周りの人の成功を祈りなさいということを言われたことがあります。当たり前で簡単そうに聞こえてもとても難しいことだと思います。私はそんな当たり前の事を当たり前にできる人になりたいと思っています。

 

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7組 Kさん

心地よい風が吹き、今まであった緑が少しずつ黄色く色づいて秋を感じる中、ウォーキングラリーを行いました。1年ぶりに歩いてみて感じたことや発見したことがありました。

まずは取手の良さについてです。クラスの仲間が言っていましたが、取手は「自然が豊か」ということを感じました。また、100年以上の歴史がある小堀の渡しについても聞きました。私は生まれてからずっと取手に住んでいるので、普段は取手の良さに気づくことができていないようです。しかしこうして自分の足で歩いて改めて見ることや、取手以外に住んでいる人の話を聞いてみると、取手の良さを再発見することができました。勉強の合間に、気分転換で近所を歩いてみようと思いました。

次に地域の関わりについてです。学校から出発してすぐにふたば文化幼稚園の幼稚園児に会いました。その幼稚園児たちと江戸取生はハイタッチをするなど、フレンドリーに接することができました。もし私たちの雰囲気や印象が悪かったら幼稚園児は近寄らなかっただろうと思います。江戸取生が人格的にしっかりしているからこそ接することができたのだと思います。私自身も幼稚園児と関わることで元気をもらいました。このことから地域と関わりを持つことは大切だと改めて感じました。こういった行事の時のみにならず、登下校の際にはマナーをしっかりと心得、地域の方々にも挨拶をしっかりしていきたいです。また、私はふたば文化幼稚園の出身です。私は幼稚園に通っていた頃から、人格がしっかりしている江戸取生に憧れを抱いていました。今はその立場にあります。自分も憧れられるようになるためにも江戸取生の一員としての誇りを持った生活をしていきたいです。

ウォークラリーは普段はさほど歩かない私にとって大変なものでした。仲間と歩ききった時には大きな達成感がありました。大変なことでも仲間と協力すれば成し遂げられることを再認識した行事となりました。高2生としてあと半年もありません。このことを受験勉強に置き換えて仲間と切磋琢磨していきたいです。

  

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8組 Kさん

 1019日(水)に今年で10年目となるウォークラリーが行われました。私にとっては今までで一番楽しく参加できたように感じました。

 生徒が主体となって参加する。クラス委員長が一番前を歩くという話を聞いた時、私はとても憂鬱に感じていました。クラスをまとめることの大変さを身に染みて感じていたからです。私はきちんとその役目が果たせるか、とても不安でした。始まってみるとやはり先生方に助けられる場面が多く、私ももっと周りを見て気付ける人間にならなくてはと反省する所も多かったです。

 しかし、歩いている際、クラスの友人と他愛もない話や勉強や大学についての話など、普段は中々話せないことを語り合え、大変貴重な経験になりました。高校2年生の今だからこそ、出来たことだと思います。有意義な意見交換をしながらのウォークラリーだったので、今までより疲れを感じずに、気持ちよく終えることができました。

 私たちがウォークラリーに参加できるのも来年、残り1回です。一年後の今頃は、大学受験が目の前に迫っているのだと考えると、現状にとても焦りを感じます。このままでは駄目だと強く思います。現在の私の一番の目標である大学合格まで、その道のりはまだまだ遠く、終わりが見えないのですが、私たちは高校生活の折り返し地点を過ぎています。これからの半分は、これまでの道のりより遥かに険しくつらい日々になるのだと思いますが、今回のウォークラリーで、私たちは一人ではなく、お互いを支え合い、競い合うことができる友人がいるのだと再認識することができました。だから、立ち止まっているわけにはいきません。大学受験を終えた時、ウォークラリーで感じた何倍もの達成感を味わえるように、勉強も頑張っていきたいと思います。

 ウォークラリーでは改めて気付かされることが多く、この感想文を書くことで、それがより明確になったと思います。来年のウォークラリーに参加する時には、大学受験のゴールに少しでも近づいていられるように、残された時間を一生懸命大切に過ごしていきたいです。

 

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9組 Fさん

私はウォークラリーに参加して、歩くことの楽しさを学ぶことが出来ました。毎年歩き始めるまでは、10km歩く、と聞くとつらそうだなと思うのですが、実際に歩いてみると、そんなことは忘れて、楽しく歩くことが出来ました。クラスメートと話しながら歩くことはとても楽しいことだと感じました。近頃は、よく学校の近隣に住んでいる方から、「ふれあい道路を3列以上で歩いている」という苦情が来ます。私は普段、登下校でふれあい道路を歩くことはあまりありませんが、今回ウォークラリーでは団体で歩くことの意義を学べたので、普段の生活の時に横に広がって歩かないように気をつけたいと思います。

また、今回、クラスのみんなと一緒に歩くことで、団結力が生まれたような気がします。受験は団体戦と言われる通り、クラスの団結力を深めることで、全員で勉強に向かって頑張っていく力が生まれていくものだと思います。今回のウォークラリーを機に、クラスみんなで受験勉強を頑張っていこうという気持ちになりました。

さらに、今年から歩き方に変化があり、生徒が自主的に考えて動く、ということで、班行動で歩くことになりました。班のメンバーはカナダ修学旅行の自主研修班のメンバーと同じなので、とても仲が良いため、楽しみながら歩くことが出来ました。しかも、普段はあまり歩くことのない取手の土手を歩くことで、いつもは見ることのできない風景を見ることが出来たことも、収穫の一つでした。今後、受験勉強に入っていく中で、大変な時もあると思います。そんな時は、歩くことで気晴らしをしたいと思いました。

ウォークラリーを通じて、歩くことの楽しさを知るだけではなく、クラスの友達と仲良くなることもできました。年に一回の行事なので、来年も楽しみたいと思います。また、高校2年生も残り半分なので、クラスの友達と、勉強を一緒に頑張ると同時に、その時間をさらに楽しんで、学校生活を充実したものにしたいと思います。そして得たものを来年の大学受験につなげていきたいと思います。 

 

 

 

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10組 H君 

 僕は今回で5度目となるウォークラリーに参加して、改めて達成感を得ることができました。部活動をしておらず、普段めったに運動をすることのない僕にとって、このウォークラリーは身体を動かす数少ない、絶好の機会となりました。

 ウォークラリーでは約10キロメートルの距離を歩きます。歩き始める前は「こんなに長い距離を歩き切ることができるのか」と不安に思っていましたが、クラスの友人たちとコミュニケーションをとることで歩いているときに退屈することもなく、歩くことができました。また、途中精神的にも身体的にも疲れてきた5キロメートルの折り返し地点でも、友人たちが歩いている姿を見て、「クラスの友人たちとともに歩いている、この程度で自分一人が弱音を吐いている場合じゃない」と励まされるときもありました。

 僕は今回のウォークラリーで「友人と友情を深めること」と「体力をつけること」を実践することができました。しかし、反省点としては、「ゴミ拾いに対して積極的になれなかったこと」と「自転車や車が通るときに気を配れなかったこと」が挙げられます。来年のウォークラリーでは、それらを心掛けられるようにしていきたいと思いました。

 残り1回のウォークラリーは来年の今頃、つまり、センター試験の約2ヵ月と数週間前に行われます。1年後の自分はそのときどのような姿になって、どのような顔つきで、どのような心持ちでウォークラリーに参加することになるのか、今の自分には想像もつきません。しかし、それまでの1年の間を、今回のウォークラリーで学んだことを忘れず、友人と切磋琢磨し合い、励まし合い、助け合い、一生懸命頑張って過ごしていきたいと思います。そして、大学受験本番でも、結果が伴わず、涙することがないように、今回のウォークラリーでの達成感を胸に、精一杯努力して合格を掴み取りたいと思います。

 

 

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11組 K君

歩く前は、「今年も10キロ歩くのか」と僕は気分が落ち込んでいました。「10キロも歩いて何になるのか」とさえ思っていました。しかし、いざ歩いてみると、友人と会話しながら歩き、一人だったら途中でやめてしまうような距離を歩くことができました。ウォーキングをしながら友人との会話を通じて、友人の新たな一面も知ることもできました。また、地元の方が散歩している姿や幼児が遊んでいる姿を見たりしました。地元の方が優しく話しかけてくださった時には、「江戸取の周りには多くの親切な方々がいる」ことを認識しました。普段の登下校の際、地元の方々に迷惑はかけてはいけないと改めて感じました。幼児の姿を見たときには、自分にもこのような時期があったことを思い出し、懐かしく感じるとともに、友人たちと「自分がどのように成長してきたか」と言うことを互いに話し合い、大いに盛り上がりました。

 しかし、プラス面だけではなく、反省点もありました。それは、周りのペースに合わせられずに、自分たちの班のペースで、前の班の先を歩いたり、班の間隔を空けないようにというホームルーム委員長の指示を守れなかったことです。集団行動における心構えを改めて見直さなければならないと感じました。今後、集団行動においては、視野を広げ、慎重に行動し、周りのこともよく考えられるようにしたいと思います。今回のウォークラリーで、私は歩くことの意義を再認識しました。登下校の際にも今まで以上にしっかりした態度で徒歩通学をしたいと思います。ウォークラリーを終えた今、今年度の大きな学校行事は球技大会を残すのみとなりました。少し寂しいですが、ウォークラリーを通して身につけた団結力に更に磨きをかけられるように学校生活を送っていきたいと思います。

 

 

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