山崎直子先生講演会

月 20日(水)

 

 
 

1組  山崎直子先生の講演をお聴きして

  「科学者になって宇宙のことをもっと知りたい!!」 

 こう思うようになったのは、受験が終わって、将来について考え始めた時です。星や宇宙への憧れは幼い頃から持っていて、絵本や図鑑を眺めては、宇宙から見た地球や人類、宇宙で生息する生物について想像をふくらませていました。江戸取に入学して山崎直子 先生の講演を聴けるというのもただの偶然とは思えず、この日をとても楽しみにしてきました。
 
 まずは、宇宙空間で起こる魔法のような話。とても興味深くて私も体験してみたいと強く思いました。宇宙では身長が伸びたり、顔が大きくなったり、水が空中で浮いたり・・・ 。本当に魔法のような不思議な現象は、想像するだけで胸がワクワクして、とてもハッピーな気分になりました。
 
 しかし、このような素晴らしい体験をされた山崎直子さんも、わずか15日間の宇宙飛行の夢の実現のために、なんと11年間もの長い間、厳しい訓練や地道な作業を積み重ねてこられたそうです。その間に悩まれた時期もあったそうですが、事故があってもがんばっている人、宇宙の研究をする仲間とのチームワークに支えられて乗り越えてこられたそうです。そのころのお話を聞いて特に印象に残ったのは「出来た、出来ないという結果よりもあきらめない努力と工夫、物事を謙虚に見る気持ちが大切」という言葉です。「無駄な練習などは なく、自分で自分のことを決めてよかった」という山崎先生のメッセージにとても勇気づけられました。私はせっかちな性格のため、すぐに答えを出そうとしたり、努力を怠って楽なほうを選んだりしてしまいます。気の遠くなる地道な作業を続け、努力を惜しまない山崎 先生には程遠い状況です。でもそれはせっかちというだけでなく、謙虚さや努力が足りなかったのだと反省しました。宇宙飛行士という輝かしい夢の実現の裏には、日々の厳しい特訓、地道な努力があること、そしてそれを仲間と 乗り越えてこそ、ようやく花が咲くことがわかりました。
 
 山崎先生は「ワンダフル」(ワンダー=未知、フル=たくさん)という言葉が好きで、道は一つではなく、どう出会って、どう動いて、どう関わっていくかでいろいろな可能性が出てくるとおっしゃっていました。中一の今の私はまだ青くて固いつぼみの状態ですが、友達、同志、仲間と協力して独りよがりにならずに感謝の気持ちを持って夢を追いかければ、山崎 先生の好きな言葉である「ワンダフル」に近付ける気がします。私も わからない未知のこととたくさん出会って、自分の経験をフル活かしていき、山崎先生のように、夢の実現に向けていきいきと輝いている女性になりたいです。その ためにはしっかり勉強をして、仲間とのチームワークを大切にできる人になれるように誠実、謙虚、努力を心掛けて頑張っていこうと思います。


2組 山崎直子先生の講演を お聴きして

 5月20日に山崎直子先生のお話をお聴きして、僕が感動したことは、まず、スペースシャトルについてです。去年引退してしまったスペースシャトルですが、僕は小さい頃にレゴブロックでスペースシャトルを作ったりするなど、スペースシャトルが好きでした。山崎先生が宇宙飛行士になるために訓練を始める前の職業がエンジニアであった話や、エンデバー号を数多くの人が支えていたという話を聞き、スペースシャトルの部品一つ一つに込められている、様々 人々の想いについて考えました。

 小学校6年生の頃、「はやぶさ」の本を読んだときに、ロケットの中にある小さなネジでも一つ一つに作った人の気持ちが込められていることを知りました。生産者の人たちはどんなに小さくても自分の作ったパーツ、一つのネジを、我が子のように大切に扱っているのです。だから、ロケットが見事打ち上げられ、宇宙に自分の作ったネジが行った時はとても喜び、失敗して爆発してしまった時はとても悲しむのです。だからこそ、宇宙飛行士が宇宙空間の中で最も偉いのではなく、宇宙飛行士の宇宙での生活を支えている、中小企業の人たちの努力も忘れてはいけないと僕は思いました。

 また、山崎先生が宇宙飛行士になるまでにたどった話を聞いて、僕は感銘を受けました。山崎先生は千葉県松戸市に生まれ、北海道に引っ越し、北海道の星空を見て宇宙に興味を持ち始めたとおっしゃっていました。中学校では英語部に所属し、高校時代はテニス部に所属しつつも宇宙への希望を大切にしながら高校生活を送っていました。

 転機となったのは二十代半ばになった頃で、アメリカに留学し、英語は得意な方であったのですが、アメリカではとても苦労したそうです。帰国後は、宇宙飛行士になることを夢に見つつ、エンジニアになりました。一回目の宇宙飛行士試験では書類選考の段階で不合格でしたが、あきらめずに努力し続けた数年後には、合格となりついに宇宙飛行士になるための切符を 手に入れました。

 その後、アメリカでの訓練の期間は11年間も続き、さらには、スペースシャトルチャレンジャー号の事故が起こり、スペースシャトル打ち上げが中止になるかもしれないというときも、ロシアで訓練を受け ていました。山崎先生は、これまでやってきたことで無駄なことは何一つもないとおっしゃっていました。すべてが、宇宙飛行士になるために必要なことであったということは、今、僕が行っていることが将来につながっているということ でもあります。自分の夢が叶うかどうかはわかりません。しかし、将来が未知であるために、努力を継続させていかなければなりません。未知なこと(wonder)がたくさんある(full)からこそすばらしい(wonderful)とお聴きして、僕も将来のために頑張りたいと思いました。
 



3組  山崎直子先生の講演をお聴きして

    
  僕は、宇宙が好きで昔から、Jaxaに入り、宇宙飛行士や人工衛星を宇宙に運ぶロケットを作ることを夢にしていました。けれども英語が苦手で、単語や文法を なかなか覚えられません。今回、山崎先生が、毎日が順調にいき、楽しいことばかりではないけれど、
一所懸命やることが大事だと話してくださったので、苦手な英語も一所懸命にやっていこうと決めました。

 また、時々「これって無駄かな」と思いながらやっていたことが、今では無駄なことなんて一つもないと思えるようになりました。他にも、
極限状態の時ほど基本が大事になること、協調性がどこでも大事になることや、当たり前と思っていることは 、実は、とてもありがたいことであるということなどもおっしゃいました。どの考えも確かに日常の生活を通じて感じることができます。また、今回の言葉を改めて見直してみると、江戸取の校長先生や他の先生方のお話から学んだことも多く含まれていると感じました。

 今僕は、夢を実現するために、山崎先生のように設計図を作るということもやりながら、ばねを使い、「ばね式ロケット」を作ったりしています。でも、時々2号機が1号機より安定感や飛距離が伸びなかったりして 、壁にぶつかってしまうことがあります。でもそんなときは、山崎先生の「基礎に戻れ」という言葉で、無駄になっているものを探してなくしたり、空気抵抗を減らしたりしてみると、ちゃんと結果として 現れて、安定感や飛距離も伸びました。だから、これからも壁に出くわした際には、焦らず
もう一度基礎に戻って、どんどんいいものを作っていきたいです。

 将来は
JAXAに入り、宇宙開発に貢献して、早く宇宙旅行に多くの人がいけるようしたいです。こうした具体的な将来の夢ができたのは、江戸取に入れてくれた親や、山崎先生の講演会を予定してくれた江戸取や講演してっくださった山崎先生のおかげです。今回はとても自分のためになるいい講演会でした。



4組 山崎直子先生の講演を お聴きして

 山崎直子先生の講演会を聞いて、一番心に残ったことは、一歩一歩を大切にするという言葉です。この言葉を聞いた時に、僕は研修旅行で担任の先生にも同じことを言われたことを思い出しました。毎日一パーセントずつでも頑張っていけば、一か月、一年経つと何もやっていない人の何百倍にもなります。その小さな積み重ねが大切なのだと山崎先生も言いました。

 しかしそれだけでは足りません。宇宙飛行士に求められるのは自分なりに考え、工夫する力を持つことが必要だとおっしゃっていました。でもそれは目標が宇宙飛行士でなくても言えることで、自分なりに工夫することは大切だと思いました。確かに時間をかけて量をこなすことも大切ですが、同時に内容をしっかり理解し、さらに発展させていく考察力を身に着けることが成長につながると思いました。

 次に山崎先生のお話で印象に残ったことは、山崎先生の宇宙飛行士になりたいという意志の強さです。山崎 先生は小学生の頃から宇宙飛行士になりたいという夢を持っていたそうです。始めはJAXAで働きながら、宇宙飛行士になるための試験を受けましたが、一度目は書類審査で不合格となりました。しかしそれで諦めることなく、数年後二度目の挑戦で合格しました。そして、宇宙飛行士になる夢を実現させました。

 山崎先生のお話からどんな難しい夢でも諦めずに思い続けること、そしてその努力を惜しまないことで夢は実現するということを知りました。僕もたとえ何度失敗しても、夢を諦めずに実現したいと思います。
 



5組  山崎直子先生の講演をお聴きして

 僕は山崎直子先生の講話を通じて宇宙関係の仕事や宇宙での生活などについて知りました。今まで宇宙についてほとんど調べたことはなく、ISS[国際宇宙ステーション]での生活などといった宇宙についての知識はありませんでした。また、宇宙関係の仕事に携わるには理系科目が必修だというイメージが強く 、自分には向いていないと思っていました。しかし理系科目ができなくても宇宙関係の仕事に就けるということがわかり、宇宙に対する興味が深まりました。

 山崎先生はJAXAの宇宙飛行士としては7人目、日本人女性としては向井千秋さんに次いで2人目の宇宙飛行士です。山崎さんは
約2週間宇宙で滞在し、任務を行いました。

 一つは、2種類のロボットアームを用いて,打ち上げ時の衝撃でスペースシャトルの耐熱タイルが損傷していないかを点検することです。
 二つ目は、多目的補給モジュールというものをISSに取り付け、取り外して帰還するというものです。宇宙でのとても重要な仕事で緊張したと思いますが、やり遂げた山崎さんは素晴らしいと思います。

 宇宙では言葉や文化が異なる人達と生活を送るため、コミュニケーション能力やチームワークが必要になります。そのため、宇宙飛行士になるには英語が必要不可欠です。このように宇宙飛行士になるには 様々な条件や技術を満たしていないとなれない、難しい職業です。けれもど、最後まで諦めずに努力し続けた人が宇宙飛行士になれるのだと僕は思います。

 今現在、僕達は目標に向かって学校生活を送っています。一つ一つ諦めずに努力をすることで夢が叶えられ、共に過ごす仲間との信頼関係の大切さを今回 の講演で学びました。困難を乗り越えるために、自分の考えを伝える力、仲間との協力、相手のことを考える心の広さを持てるようになりたいです。

 



6組  山崎直子先生の講演をお聴きして

私は、宇宙飛行士の山崎直子先生が江戸取で講演をして下さると聞いたとき、どのような講話を聞くことができるのか楽しみでした。今回の講話では、今現在 、そして私たちの将来に役立つことをたくさん教えていただきました。その中でも私が特に心に残ったことは三つあります。

 まず一つ目に、自分の身近にある環境や体験が自分の将来へとつながるということです。実際に山崎直子先生は、幼い頃に住んでいたところや家の近くの施設 といった場所での体験が、宇宙飛行士になるという大きな目標を達成させるきっかけになったということです。

 私はこの江戸取という私立中学校に通って、普通とは少し違う体験や生活ができる環境の中で生活をしています。このことは、とても感謝 すべきことです。これからも、この環境の中でできることを最大限に活かして、充実した江戸取生活を送りたいです。

二つ目に、これも身近な体験につながる話ですが、山崎直子先生でいうと、宇宙飛行士になるために、努力したことです。実際に山崎直子先生は、アメリカなどの海外で、自分の今まで身に つけていた、英語の会話力が足らなかったことが原因で、言葉が通じないことがあったとおっしゃっていました。苦手なことを克服することは大変ですが、将来の夢に近づくためにも 、私たちはがんばらなければなりません

 三つ目に、初めてやることに対して自分で考える力を持つ、ということです。宇宙も身の回りの自然も、わからないことだらけですが、そこで私たちがどう動いて 、どのような道をつくるのか、そのようなところに面白さや、素晴らしさがあるのではないか、とおっしゃっていました。これは、宇宙だけでなく、人生も同じことなので、今後の江戸取生活で、この講話の内容が無駄にならないように、実践していきたいです。



7組 山崎直子先生の講演を お聴きして

 僕は、山崎直子先生の講演をお聞きして、山崎先生が宇宙飛行士になれたのは、言葉では言い尽くせないほどの努力をなさったからだと思いました。

 山崎先生は、まずJAXAの宇宙センターで、エンジニアとして働いていらっしゃいました。そして、初めて宇宙飛行士の試験を受けた時には、書類審査の段階で不合格となってしまったということでした。しかし、あきらめずに数年後二度目の挑戦をし、宇宙飛行士になれたのです。僕は、このお話をお聞きして、山崎 先生が
どれほど宇宙飛行士になりたかったのか感じることができました。また、一回不合格になってもくじけずに努力し続けた山崎さんの精神力はすごいと思いました。

 山崎先生は、「
宇宙飛行を体験する際には、他の国の人たちと搭乗するので、英語がとても大事だ」とおっしゃっていました。他の国の人たちと、狭い空間で生活を共にする中で、言葉によるコミュニケーションが取れないと、何も分からなくなってしまうことでしょう。僕も、外国へ行った時にうまくコミュニケーションを取れるよう、英語の勉強に力を入れて いきたいと思います。

 僕は、今回の講演会で、「
自分がどう動いていくか、どう人と出会って、どう変わっていくかによって、自分が進める道が変わってくる。努力によって、色々な道が出てくる」という、人生においてとても大切なことを学ぶことができました。そして、そういうところが、努力することの面白さや素晴らしさなのではないかと思いました。今回の山崎直子先生の講演会は、自分にとってとても貴重なものになりました。
    


8組 山崎直子先生の講演をお聴きして

僕の夢は医師と宇宙飛行士です。今回の山崎直子先生のお話を聞くことができてとても感激しました。特に実際に宇宙で撮った写真を見て、無重力の様子 や宇宙ステーションの内部を見ることができ、満足しました。中でも宇宙から見た地球の写真は美しく、絶対に宇宙に行ってみたいと思いました。

宇宙飛行士になるためには厳しい訓練をしなければならないという話を聞きました。僕も今回の映像で紹介されていた真っ白なパズルも買ってやってみましたが、とても難しく親に手伝ってもらっても一日かかりました。

 宇宙飛行士になるためには、日本人であること、自然科学系の大学をでたこと。水着と私服で75メートルと10分の立ち泳ぎが出来ること。英語ができること。体重血圧視力が正常であること。意思力とチームワークといったような精神力があること。日本についての知識があることが必要だそうです。

 
また、集中力や忍耐力はこれから先もつけていかなければいけないと思います。 けれどもどんなきつい訓練や難しい試験があったとしても絶対に宇宙に行きたいと思いました。

 


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