2016年度のオープンスクールが7月9日(土)に盛大に開催されました。 当日は朝から小雨の天気となってしまいましたが、前日までの猛暑に比べて大変過ごしやすい気候でした。
 今年はできるだけ多くの方々に参加していただくため、毎年大好評の理科の体験授業の講座を11講座に増やし、他にも英語・数学・国語・社会・書道・陶芸の体験授業や、各部活体験を実施し、
1715名もの参加者があり
ました。参加生徒のご家族の方も体験授業や部活体験の様子を大変熱心に参観されていました。
 在校生のボランティア生徒は、体験授業、部活体験、屋台村など多方面で活躍し、江戸取の学校生活をリアルに体験していただけるように全力を尽くしていました。オープンスクールの参加者もボランティア生徒も、どちらも活き活きと授業や部活に参加し、大変充実した、思い出に残るオープンスクールとなりました。

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 受付開始の8時半には多数の方が正門横の受付に並んでいました。9時から9時半まではオーディトリアム大ホールで吹奏楽部のオープニングコンサートがあり、1300席の座席が来校者で埋め尽くされました。
 

  オープニングコンサート後、各体験授業の会場に移動し、9:40からT時間目、10:30からU時間目、11:20からV時間目の体験授業がおこなわれました。

 理科の体験授業は、昨年の9講座から増えて今年は11講座となりました。理科実験やICTの設備が充実した自然科学棟の中等部理科実験室・化学実験室・物理実験室・生物実験室、高等部校舎の教室などを会場として、生徒の理科に対する興味・関心を高めるようなユニークな実験を行いました。

 また、ジュニアスタディルーム、シニアスタディルームで行われた生徒会による「入試問題にチャレンジしよう!」では、中・高の生徒会役員がパワーポイント等を用いて過去の入試問題を解説したり、学校生活を紹介したりしました。参加した小学生や中学生、そしてその保護者の方も熱心に解説に聞き入り、メモを取られていました。
 

 

 高等部校舎の中庭では、10時から各部活による屋台村がスタートしました。午後も部活体験に参加する受験生やご父母は、たこ焼き、焼き鳥、ピザなど、各部活部員が腕によりをかけて調理した軽食類を昼食代わりに取る姿も見られました。 

 12時半から午後2時までは、アメフト、軟式野球、サッカー、テニス、バドミントン、弓道、チア、ダンスなどの運動部や、吹奏楽、合唱などの文化部の部活体験がありました。 あいにくの小雨のため、サッカーとアメフトは中止、テニスと軟式野球は場所を変更して実施しました。どの部活体験でも、部員達は参加者一人一人に分かりやすく丁寧に教えて、本当の先輩・後輩のような交流が生まれていました。

 この一日、授業や部活体験を通して本校生と直に接していただくことで、本校が「心豊かなリーダー」の育成を目標とする「規律ある進学校」であることをご覧になっていただけたと思います。ご多用にもかかわらず、2016年度オープンスクールに参加していただき、ありがとうございました。

各講座の様子

生 徒 会

入試問題にチャレンジ!

 中等部生徒会では、ジュニアスタディルームにおいて、9時40分〜10時20分、11時20分〜12時の2回にわたって、中等部入試問題の過去問解説を行いました。
 生徒会役員か江戸取の生活について簡単にお話させていただき、限られた時間でしたが、国語・算数・理科・社会の過去問にチャレンジしてもらいました。その後生徒会役員が作成したパワーポイントの画面をスクリーンに映し出し、受験生の立場に立って分かりやすく丁寧に解説を行いました。自分たちも2〜3年前に中学受験に向けて必死に勉強していたので、その当時を思い出しながら実験も行い、工夫して説明させていただきました。

 高等部生徒会は、シニアスタディルームにおいて、9時40分〜10時20分、11時20分〜12時の2回にわたって、@江戸取の生活について A医科クラスについてB自分の高校受験を振り返っての体験談についてお話させていただき、その後、高等部入試問題にチャレンジしていただきました。限られた時間でしたので、全ては解ききれなかったと思いますが、中等部入試同様、自分達の受験勉強を思い起こしながら、わかりやすく過去問解説を行いました。
 
受験生が本校生に質問する場面もあり、直接会話をすることで、本校に対する理解が深まり、
本校受験に対する意欲がより高まったのではないかと思います。紫峰祭の時も学校紹介のコーナーがありますので、ぜひ紫峰祭にいらしてください。
 

 

中 等 部 理 科

クロの世界を見てみよう!

 今回は中等部校舎前の池(ビオトープ)から採集した水中の微生物の観察を行いました。
 顕微鏡の使い方がわからない児童もいましたが、補助についた中学生がていねいに教えて、沢山の植物プランクトンや動物プランクトンを観察することができました。ヒルガタワムシやミジンコ、ゾウリムシ、クチビルケイソウやアオミドロなど沢山の種類が見られ、楽しい観察となりました。

 

台所のもので楽器をつくろう!

  「台所にある材料で楽器を作ろう!」では、モスキート音の実験や、ストローを使ってパンフルートを作りました。賑やかで楽しい授業になったと思います。コツが掴めず、なかなか鳴らない生徒もいたようですが、ぜひ家で再挑戦してみてください。
 今回の実験は手軽に出来て、アイデア次第で音が様々に変化しますので、夏休みの宿題などにも利用してみてください。
 

 

酵素の働きを体験しよう!

 二酸化マンガンとオキシドールの反応で
酸素が発生するというのは、子供達が塾や学校で習っていた反応です。
 しかし、もっと身近で、食卓にものぼるような
鶏の肝臓(レバー)を使って同様な反応を引き起こすことができるという点に子供達は驚き、感激しておりました。
  

粒の不思議!?

 身近なものの中から、まず食塩とかたくり粉を用いて粒の大きさ比較をしました。混ぜ合わせた後に水を入れると白く濁ってしまいます。これをコーヒーフィルターに入れると、通過して出てきた液はなんと透明に!うがい薬や硝酸銀水溶液を用いてフィルターを通して出てきたもの、フィルターに残ったものを確認しました。
 次に、水と油は混ぜると細かい粒になって散らばり全体的に白くなることを確認した後、同じように油が水の中で散らばって浮かんだままになっている身近なものに
「牛乳」が、そしてそれに似たものとして「豆乳」があり、この豆乳について考えてみました。豆乳は、その中にタンパク質という水になじみ易いものが分離することなく浮かんでいます(コロイド溶液)。この白く細かい粒となっているタンパク質を取り出す、分けることはできるのでしょうか。残念ながらそのままでは豆乳はフィルターも通過してしまいます。そこで一工夫。スポーツドリンクのポカリスエットを加えてみます。するとあら不思議!?みるみるうちにどろどろして集まり始めます。これなら!とフィルターに入れると、今度は通過した液が透明に!見事タンパク質を取り出すことができました。これを押し固めれば「豆腐」のできあがりとなります!にがり(塩化マグネシウム)の代わりにポカリスエットを使ったのですが、それはポカリスエットにはにがりと同じようにマグネシウムイオンが含まれているからです。
 身近なものを通して、目で見えない小さな世界のお話を、下は1年生から上は6年生まで、みな実験・観察を通してそれぞれに興味を持って考えることができたようです。

キーホルダーをつくろう!

05min.jpg (5523 バイト) 焼きそばの容器を使用してキーホルダーをつくりました。
 身の回りにある
高分子(プラスチック・ビニール製品)を紹介し、その中でもポリスチレンは熱によって縮む性質があります。焼きそば容器はポリスチレンで出来ていますので、 容器に絵や文字を書いて熱を加えて縮ませてキーホルダー
を作りました。
 
 
 

ホバークラフトを作ろう!

 CDに空気でふくらませた風船を取り付け、CDを動かしました。CDには、絵を書いたりやシールをつけたりして、オリジナルのホバークラフトをつくりました。江戸取のお兄さんお姉さんが、作業で難しいところを丁寧に教えてくれたため、全員ホバークラフトを作ることができました。
 実験では、CDを動かして速さを求めました。プリント学習では、
摩擦力(まさつりょく)と等速直線運動(とうそくちょくせんうんどう)という言葉を勉強しました。全員が熱心に授業に参加していました。


あったかいカイロと冷たいカイロ

 鉄粉、活性炭、食塩水を利用したあったかくなるカイロと尿素を水に溶かしてつくる冷たいカイロを作りました。
 幼稚園から小学校6年生まで、サポートの中学生に手伝ってもらいながら楽しく実験を行いました。特に冷たいカイロは、暑さを忘れる暑気払いになったようで、額や首筋にあてて涼む光景も見られました。この実験から、
化学反応と熱の出入りを、身を持って知ることが出来たと思います。

 

君もマジシャン!?

05min.jpg (5523 バイト) 「君もマジシャン!?」の教室では酸・アルカリの水溶液を作って色の変化を見ました。紫キャベツの色素は酸性・アルカリ性の度合いによって異なる呈色を持ちます。また、うがい薬に含まれるヨウ素を使って酸化・還元反応を起こさせて色の変化を見ました。集まった子供たちは皆目を輝かせながら実験補助の通学生たちと実験をしていました。



高 等 部 理 科

スマートフォンを使ってホログラムを見よう!

 高等部の体験授業でしたので中学生向けの実験でしたが、小学生も参加してくれました。席に余裕がありましたので、一緒にいらっしゃったご父母の皆様も作成していただきました。
 プラ板で作った反射板をスマートフォンに乗せ、そこに映し出される映像を見ると、皆感嘆の声を上げていました。今回の映像は本物の
ホログラムではありませんがでしたが、光の性質について知るきっかけになったと思います。

スライムを使った楽しい実験


 
洗濯のり(ポリビニルアルコール):水=1:1(体積比)の水溶液に、少量絵の具を加えたのち、ホウ砂の飽和水溶液を加えてかき混ぜることでスライムができます。スライムを実際に作成してもらった後、様々な物質を加えることでスライムを変化させていきました。
 スライムを変化させていくことで、高校生が学ぶ化学の一部分に楽しみながら触れてもらうことができました。
 

海藻から元素を取りだそう!

 海藻(コンブ)に含まれている化合物からヨウ素を取り出しました。海藻を焼いたときの炎の色をから、夏の夜空を彩る花火の色について話を展開しました。
 また、コーヒーフィルターを用いてろ過を行ない、傷薬として用いられているオキシドールで反応させてヨウ素に変化させました。作ったヨウ素溶液にデンプンを加えて青紫色になることを確認した後、ヘキサンで抽出しました。
 反応が起きる度に様々な色が現われるので、参加者の多くは驚いていました。

 

 

*中 等 部 数 学*

ゲームで数学を体験しよう!

 今回のオープンスクールでは、「2進法」を用いた計算に親しみ、また暗号を解いて遊びました。
 参加者数は約200名で、1時間目から3時間目まで、1クラス42名、3会場で実施しました。どの授業もとても楽しい雰囲気の中で行われ、ゲームでは白熱した戦いが繰り広げられました。参加された小学生のみなさんは中学校の数学の一端に触れ、とても興味を持ってくれたようです。


 

高 等 部 数 学

数の世界

 様々な性質を持つ数について、実際の計算を通して体験しました。「HAPPY」になることができた人もいれば、「3つ子」を見つける人も出てきました。数と言ってもたくさんの性質があることがわかりました。


英語で遊ぼう!!!

 今年の英語のオープンスクールも、在校生のボランティア生徒たちのすばらしい英会話力と活躍で、大変盛り上がりました。来校された受験生もご父母も、自己紹介や自分の誕生日の言い方など、生きた英語に触れることができ、英語に対して興味を深めていました。
 授業開始前には在校生も少し緊張気味でしたが、いざ授業が始まってみれば、どの教室からも楽しい笑い声や、歓声と拍手が巻き起こっていました。
 小学生たちと在校生のふれあう姿も、とてもほほえましく、充実したイベントになりました。
 
中 等 部  国 語

楽しく言葉の知識を深めよう

 国語科は小学生を中心とした参加者に言葉の知識を深めてもらうために、百人一首を用いて歴史的仮名遣いを勉強してもらいました。
 歴史的仮名遣いのワ行の「ゐ」「ゑ」や、語中・語尾のハ行をワ行と読む、二重母音は長音として読むなど、本校では中1の古文で学習する内容を参加者もすぐにマスターしました。その後、全体が5グループに分かれ、百人一首の試合を行いました。大変白熱した、真剣勝負の試合となりました。
 授業終了後、ボランティア生徒達が一つ一つ心を込めて作った
百人一首のしおりを全員に記念にお渡ししました。いつの日か、江戸取の国語の授業で一緒に百人一首を学ぶ日がくることを楽しみにしています。

中 等 部 社 会

社会科クイズ王への道!

 昨年に引き続き、社会科もオープンスクールに参加しました。悪天候にもかかわらず多くの方々に参加していただき、各時間とも大盛況でした。参加者には、地理・歴史・公民・時事問題の各分野に関連するクイズに挑戦してもらい、成績優秀者には景品をプレゼントいたしました。中でも、本校社会科教諭と生徒によるバイオリン二重奏の生演奏に因んだ出題では子供たちだけではなく、保護者の方々にも好評で、拍手が沸き起こる場面もありました。また、翌日に行われる参議院選挙に関する時事問題も出題し、社会科への関心を高める問題も出題されました。
 問題は昨年よりやや難しいものを用意し、さらに4択問題や5択問題として出題しました。そのため苦戦する参加者が多かったようです。クイズ大会では、クイズに答えるだけではなく、解説も各分野の教員が行い、社会の学習に通じるような配慮も加えました。
 また、会場内の壁には本校中学生の有志が作成した
「私は誰でしょうクイズ」を掲示しました。さらに、会場内では、アフリカの民族衣装や貝塚の貝・土偶のレプリカなどの実物の展示も行い、クイズ大会が終わった後も、参加者に楽しんでもらえるような工夫を施しました。
 

 

08min.jpg (5808 バイト)陶 芸

粘土で小さな作品をつくってみよう!

 今年もオープンスクールの陶芸教室に多くの小中学生が申し込んでくれました。 今年はあらかじめ釉薬をつけて焼いたプレートの上に「いっちん描き」でカラフルな絵や字を描いてもらいました。短時間で世界にたった一つしかない、自分だけの陶器のメダルが仕上がりました。
 作品は本焼きした後、学校説明会でお渡しいたします。
楽しみにしていてください。
 

書 道

中国古代の漢字をカラフルに書こう!

 書道の教室は「古代文字に親しむ」という内容で参加していただきました。最初に右手、左手の形が文字になっていることを紹介し、さらに筆の原型を右手が持っていることで筆という文字ができていることを説明いたしました。また「射」の古代文字も右手が弓の弦を持っていることを紹介し、古代人は右利きが多かったことを理解してもらいました。そのために漢字は右手で書かれた文字であることをものがたっていることを紹介しました。
 簡単な説明の後、実際に
古代文字に挑戦していただきました。参加してくれました子供達にとって、2500年前の漢字について全員が興味を持って取り組んでくれました。参加した生徒たちは半紙に勢いよく古代文字を書いていました。金、青、赤、緑のカラフルな文字が出来るごとに楽しく古代文字に親しんでいただいたことと思います。最後に堂々と筆を動かし、皆それぞれ芸術作品を書く気持ちで色紙に書き上げました。2500年前の漢字を自分自身で書いてみることで、古代文字に対して興味を持ち、書道に対する楽しさを体感できたことと思います。さらに漢字にまつわる問題を用意し、漢字に対する知識を学んでいただきました。
 

部活体験の様子

バドミントン

 部活体験のバトミントンでは、およそ55名の方々に申し込んでいただきましたが、あいにくの雨模様で外の部活体験が中止のために、さらに参加者が増え、さらに楽しく活動することができました。
 まずはグループごとに経験・体力に応じて、準備体操→
ラケット・シャトル慣れノック打ち、または対戦形式で高校生のバドミントン部員から楽しく指導を受けました。当日は湿気がありましたが、みんな笑顔でさわやかな汗をかくことができました。ご参加ありがとうございました。

 

テニス

 あいにくの雨天となりましたが、会場を第2体育館に変更し、無事にテニス部の部活体験を行うことができました。今年は約90名の小中学生が参加して、高等部テニス部員の指導の下、まずは一緒に準備運動を行いました。
 室内の練習ということでラリーなどの練習はできませんでしたが、
フットワークなどの基礎練習や、ボレーの練習などで汗を流しました。参加者には体験者も多く、見事なボレーを返す場面も見られました。
 室内で蒸し暑い中での体験であり、またゲーム形式の練習はできませんでしたが、参加者はみな練習に熱中していました。激しく動いたにも関わらず、大半の子は体力が余っており、まだまだ物足りないという感じのところで終了となりました。少しの時間でしたが、
テニスの楽しさを感じていただけたのではないかと思います。多くの方に参加いただきましてありがとうございました。

 

弓 道

 今回のオープンスクールには事前に多くの申込があり、部員達の準備も自然と熱が入っていました。当日は、まず扇をめがけて矢を射こむデモンストレーションをお見せしました。弓道を目の前でみたことのある人はほとんどいないと思います。また弓道は礼儀作法を重んじる武道ですから、独特の厳かな雰囲気をもっています。ですから参加して下さったほぼ全ての方々が食い入るように部員達の姿を見つめていたのが印象的でした。
 次に
体験弓道として、的のすぐそばから矢を実際に打ってもらいました。弓道の正規のルールでは的までの距離は28メートルと定められています。しかし、安全にこの距離から矢を打つには速くても3ヶ月は基礎トレーニングを積まなければなりません。ですから1 、2メートルという誰が打っても安全な距離で実施させて頂きました。

 

卓 球

 卓球部の部活体験は、参加者と部員の元気な挨拶からスタートしました。参加者は部員との試合を通じて、基本的な技術を習得していきました。わずかな時間でもどんどん上手くなっていく様子は、大変素晴らしかったです。中には実戦経験豊富な参加者もいて、部員も刺激を受けていました。最後もしっかりと挨拶で締め、江戸取の卓球部をわずかでも知っていただけたのではないかと思います。 また、参加者に対し、担当した部員から受験の応援メッセージ入りボールを受け取り、参加者が喜んでいる様子も見られました。
 
参加者は笑顔で会場を後にし、楽しい部活体験とすることができました。

 

吹奏楽


 今年も4階まで席が埋まる盛況で、部員一同圧倒されつつも何とか演奏できました。コンサートには
真面目な演奏・楽しい演奏・動く演奏と吹奏楽部の活動の幅を詰め込んでみましたが、楽しんでもらえていれば幸いです。
 午後の
部活(楽器)体験ミニコンサートも大盛況で、参加して頂いた皆様、本当にありがとうございます。


軟式野球

 軟式野球部の部活体験は、午後から小雨のためグラウンド使用は中止となり、場所がオーディトリアムの昇降階段に変更となりました。
 バドミントンの羽根を用いてバットで打つ
羽根打ちや、ボールを壁に当てて拾う壁当てなどの練習をしました。 野球が得意な小学生が多く、バッティングやピッチングのフォームも様になっていました。白いユニフォームを着た江戸取の野球部員に教えられながら、大変熱心に練習をこなしていました。

チアリーダー

 チアリーダーの部活体験はオーディトリアムで行われました。チアリーダー部は昨年3月に世界チャンピオンに輝いた後も快進撃を続け、中・高ともに出場した地区大会はすべて突破、全国大会に出場しています。7月28・29日には全国中学・高等学校ダンスドリル選手権大会に出場し、日本一を目指します。
 今回の部活体験には小学生45名が参加、まずチアリーダー部の演技を披露し、その後、音楽に合わせて基本的なチアのダンスを皆で練習しました。短時間にも関わらず、小学生達はすぐに振り付けを覚え、元気一杯、ステージの上で踊ることができました。

合唱部

合唱部はオーディトリアム大ホールにおいて、12:30〜13:00までの30分間部活動体験を実施いたしました。
 最初に
今年度のNHK全国学生音楽コンクール中学の部で演奏する予定の課題曲を披露しました。
 その後、部長の呼びかけで体験に参加したい方を募り、20名ほどの参加者にステージに上がっていただきました。初めに部員と一緒に
腹式呼吸や発声練習を行いました。声出しのウォーミングアップののちに、作詞作曲:杉本竜一の「Believe」を題材に、ピアノに合わせてメロディーを確認する「音取り」を体験していただきました。最後は合唱部員がサビのアルトパートを歌って2部合唱に挑戦し、参加者の保護者の方々に聴いていただきました。「楽譜を凝視するのではなく、姿勢よく立って声を前に飛ばしましょう!」という部長のアドバイスで見違えるほど良い演奏になりました。
 今回も事前の申し込みを超える多くの方々に参加していただき、大変嬉しく思います。参加していただいた方々に今回の部活体験が合唱に触れる良いきっかけになればと幸いです。参加してくださった小中学生のみなさんに、部員一同感謝しています。ありがとうございました。


*ダンス*


 
ダンス部の部活体験には小学生達に参加していただきました。
 ヒップホップ系のダンスを江戸取の先輩から振り付けを教わって、一生懸命踊る姿が印象的でした。江戸取に入学したら、ぜひダンス部に入部してください。

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