第16回道徳を終えて


1組 

 今回私は「いじめのない社会」という岡室先生のお話をお聴きして、どのような行為がいじめであるのか、どうしたらいじめが防げるのかが分かりました。いじめの加害者側は自分のしている行為がいじめであることに気づかないことが多いです。これは誰かが話のノリで人のことをいじっていたとき、いじられている側も笑っているけれど本当は辛い思いしているということが多いのだと思いました。そして、このようなことから学んだことは、自分は楽しいと思っていても相手は嫌な思いをしているときがあるということでした。だから今後は、相手がどんな思いをしてしまうのかということを考えることと、客観視することを大切にしていきたいです。また、私がいじめが起こる理由について考えることは、「違い」ということがあります。「違い」には色々な種類があると思います。「見た目の違い」「考え方の違い」などです。例えば家庭の事情で毎日お風呂に入ることができない子。そのような子はよく周りの子から不潔と思われて周りの子と違う扱いをされてしまいます。そして友達と話すことがだんだん少なくなってきてコミュニケーション能力が衰えてしまい、挙句の果てには、たまに友達と会話するとき「考え方の違い」や「気持ちの伝え方の違い」からもっと違う扱いを受けてしまいます。。このように、いじめとはどんどん悪い方へいってしまうものです。だからこそ、「多様性を受容すること」、「相手を認めること」は、最も大事で忘れてはいけないことだと思います。私は自分の言動が原因でいじめが起こらないようにすること、いじめが起きていたらそれに流されず正しいことを考えられるようにすることを目指します。

    

                 


2組 

 私は、今回の遠藤先生のお話をお聞きして、より一層親に感謝しようという気持ちが強くなりました。普段は言えない感謝の気持ちを伝えるきっかけになったのでとても良かったです。また、親目線からの子供はどのようなものであるかを知ることが出来たと思います。また、親のことを結構知っていると思っていましたが、知らないことだらけで驚きました。私も、だんだん反抗期になってきていて母に口答えしてしまうことがあります。母は、そんな私に正面からぶつかってきてくれます。今、それを思い返すと、「なんで、あんなことを言ったのだろう。」や「あの時、もう少し冷静でいれば。」と思い、少し涙ぐんでしまいます。それも、母の寛大な心があり、そして愛があったからだと思います。そう思うと、将来自分が一人暮らしするとしたら、大好きな家族と一緒に過ごせるのはそう長くないのかもしれません。父は、ラグビーが好きで、ワールドカップの時は、家族全員でテレビに噛りつくように見ていました。そんな両親が、私がテスト勉強をしている時にかけてくれた言葉は、「ONE TEAM」でした。「万彩のためならなんでもするよ。絶対助けるからね。」と言ってくれた時、自分は愛されていることに気づくことが出来ました。ささいな喧嘩でも泣いてしまう私は、親の苦労に気づいてなかったのかもしれません。毎日、夜遅くまで働いて、お弁当を作ってくれて、家事をしてくれている両親に、何も恩返しができていないと思うと、いかに自分は自分勝手だなと思ってしまいます。親孝行したくてもできない私は、まだまだ子供だなと思います。遠藤先生がおっしゃっていた、「ゆりちかへ」という本はすごく興味があります。テストが終わってから、じっくり読んでみようと思います。これから、少しずつ自分にできることを両親に恩返しをしていこうと思いました。例えば、マッサージや犬の世話、家事の手伝いなどです。普段は照れくさくてあまり言えない感謝の気持ちを文字に表してもっと伝えたいです。そして、愛を伝えたいです。

                       

  


3組 

 私はとても文化というものは大切なものだと思っています。私は日本の文化が大好きです。私は日本の文化は、とても美しく、よく考えられているものだと思っています。調べたり、見ていたりするだけで面白いです。私は昨年、合掌造りの建物を見に行きました。合掌造りはとてもよく考えられたものだと思いました。そして、その合掌造りの中に昔の道具がたくさん展示されていて、とても多くのことを学び、感じました。とてもいい経験になったと思います。私は最近、やっと自分ことだけではなく、周りのことも、考えて、感じるということができるようになってきました。だから、私は色々な文化についても、ちょっとだけ学べるようになってきました。例えば、韓国の文化や、中国の文化や、ベトナムの文化や、アメリカの文化などです。しかし、もっともっと色々なことを知りたいです。だから、なるべく色々なところへ行ってみるようにしています。また、触れてみたら、見てみたり、体験してみたりするようにしています。私は、全然何も知らない自分が悔しいので、本当にもっと色々なことを知りたいです。また、私は音楽を我がものとしたいので特に音楽についてもっと知りたいです。ありがとうございました。

                    


4組 

 「働く」ということは、まだ私達は経験していないことです。しかし、私の生活を見ると、周りに働いている人がたくさんいます。その中でも一番身近なのは両親です。「十四の労働価値」を見て、父は「能力の活用」、母は「ライフスタイル」を重視して今の職場を決めていて、やっぱり「働く」ということは自分の人生を豊かにするためなのだと思いました。私自身は将来、一番に「愛他性」を大事にしたいと思っています。私は、これまでに他人からいろいろしてもらうばかりだったので、大人になったら、その他の人たちからいろいろしてもらった恩を返して、将来に繋げられる仕事がしたいと考えています。日本理化学工業の大山会長の言葉のように、働きがいがある仕事を探すのは難しいかもしれませんが、自分ができる仕事の範囲を広げるためにも、今できることは勉強しかないと思います。毎回テストで全力を尽くすことで、学力の向上にもなりますし、仕事をやり切ることにも生かせるはずです。勉強にも、仕事にも、「二人の石切職人」の話は共通していると感じました。勉強でも先を見ないと辛い時がたくさんあるので、普段から先を見られる人間になりたいと思います。「卓越した仕事をするための三箇条」の「強み、仕事の仕方、価値観」の三つは、全て勉強でも置き換えられると思いました。今、勉強しているうちに自分の勉強の強み、仕方だけでも理解しておけば大学受験でも仕事でも生かせるはずです。また、それらを理解するだけではなく、自分は勉強を理解する過程が好きなのか? 知識をつけるのが好きなのか? それとも、結果を出すのが好きなのか?などを理解した上で、自分に合った勉強をしたいと思います。これで一年間の道徳の授業は終わりになりますが、二年生になっても今回学んだことを忘れずに、毎回テストに全力を尽くしていきます。

  

                  


5組 

 私は竹中先生の自己肯定感を高めるというテーマの道徳をお聴きして、思ったことや考え方ことがいくつかあります。まず、私は自分のことが嫌いで仕方ありません。身体のことや性格、顔などのたくさんのコンプレックスを抱えています。自分のコンプレックスについて考えてみたときに、母親が死ぬ気で産んでくれたのに、自分のことがコンプレックスだと思っているとときどき申し訳なく思うときがあります。今まで自分を低く評価し続けていましたが、この道徳を機に少しでもコンプレックスだと思わずに、人類に完璧な人は一人もいない、みんな誰しも悩みがあるのだから、自分の個性として生きていこうと思いました。今までは、自分を一つの箱の中に閉じ込めて生きてきましたが、箱を開け開放されて自由になれる人生を送れたらいいと考えています。悩みをたくさん抱えている方が人間として成長できるのではないかと思いました。
 私は他人から愛されている人間も大切だと思いますが、自分自身を愛している人間の方が大切だと思います。これから私が自分自身に自信をつけさせるために、自分の悪い所も良い所も受け入れることや、理想の自分に一歩でも近づけられるようにも努力をすることや、ポジティブに考えるようにし、自己肯定感を高め「自分のことが一番好き」と言えるようになりたいと思います。次に、谷川俊太郎さんの「自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ、自分ハ自分ニ優シクスルノダ」という言葉のように、自分の手で自分自身を傷つけたり、束縛したりするのではなく、自分に優しく、ストレスなく、今の最高の自分を見つけ出していきたいです。私は家ではニコニコしていますが、学校ではあまりニコニコしていないので、そういう行動にも気をつけていきたいと思います。自分自身を否定的に考えずに長所や特技を見つけ出し、自分を高く評価したいと思いました。


  
                

    



6組 

  ぼくは、今回の中学一年生として最後の道徳の授業を受けて、これからの国際社会を生きていく上でとても大事なことを学びました。。それは、グローバル化による影響です。今、たくさんのものが「グローバル化」しています。ものがグローバル化することによって外国の新しくてとても便利なものがたくさん入ってきています。使い方がわからないとそのものの性能を発揮させることができません。これからより便利で快適な生活を過ごすために、空いている時間を利用してどのようなものがグローバル化しているのか、それはどのように使えばそのもの性能を最大限に発揮できるのかなどを詳しく調べて、これからの国際社会に柔軟に対応できるようにしていきたいと思います。また、文化に関して言うと、グローバル化することによって、外国の面白い文化をたくさん取り入れることができますが、取り入れすぎてしまうともともと日本にあった昔ながらの伝統的な文化や昔から続く習慣などが忘れられてしまい、最悪の場合、昔ながらの伝統的な文化や昔から続く習慣などが消えて無くなってしまうことがあります。このようなことが起きないようにするためにも、日本の昔ながらの伝統的な文化や昔から続く習慣などを日常生活中で取り入れて活用し、少しでも後世に日本の伝統を残していけるように工夫しながら生活していこうと思いました。また、社会に関して言うと、社会全体のグローバル化が進むことによって、英語で会話ができるようになる必要があったり、他国の人たちと共に行動することが多くなったりという状況に直面することが多くなってくると思います。そのようなときに、どんな状況に置かれても柔軟に対応できるように、語学力、コミュニケーション能力、柔軟な考え方、対応力、積極性などの力を日常生活を通して身につけて、これからの国際社会に柔軟に対応できるように努力していきたいと思います。また、勉強したことをより定着させたり、たくさんの力を効率よく身につけるためには、実践したり体験していくことが大事だと思うので、これからは実践や体験ができる機会があれば、積極的に参加していきたいと思います。


               



7組

 私が今回の道徳の授業をお聞きして一番心に残ったことは「存在意義のないルールはない」という言葉です。私はたまに「本当にこのルールは世の中に必要であるのか」と思うことがありました。けれどルールは誰かが人々の生活や権利を守るために意図的に作ったものであって、意味のないものなどないということが分かりました。そして「なぜこのルールがなければならないのか」と疑問に感じたことがあったら、作った方の立場に立って、そのルールの意図を考えたいと感じました。まず、そのはじめの一歩として、今身近にあるルールの意図について考えてみました。
 一つ目は小学校の頃に耳にたこができるほど言われた「廊下は走らない」ということです。廊下を走る人の精神状態としては「何か急がなければならないことがある」、それか「何か興奮している」ということだと思います。だから周りのことなんか頭に入らず、いつもより注意力が低下してしまいます。そんな状態で急に角から人が曲がってきたとしたら避けることなどできず、下手をしたら大けがをしてしまうこともあります。自分はともかく、何もしていない他人にけがをさせてしまうというのは、絶対にあってはならないことです。このことから「廊下は走らない」というルールは自分だけでなく、他人の安全を守るためにあるということが分かりました。
 二つ目は「くん・さんづけをする」ということです。くん・さんづけをすることでその後に続く言葉が乱暴にならないようになります。つまり「くん・さんづけをする」というルールは丁寧な言葉遣いをするためにあるといえます。このように今回は作った人の意図が読み取ることができるものを例に出しましたが、前に述べたように意図がよく分からないようなものについてもしっかりと考えていきたいと思います。


            

 



8組

 私は最初、この講話をお聞きする前は、日本は福祉社会であると思いました。もしかしたら、そう思いたかったからなのかもしれません。でも、今回この講話をお聴きして、改めて考えてみると、福祉社会にするために、国は変わろうとしていますが、まだ私たちの意識が変わろうとしていないと思います。道徳の時間に10個のマークを習いましたが、たくさんのマークができたとしても、私たちがその意味を知り、活用しなければ価値を見いだすことはできないと思いました。実際に私も10個のなかで意味を知っていて、みたことがあるのは、たったの4個しかありませんでした。これからは、身近な細かいことにも目を向けて、たくさんのマークの意味を知っていこうと思いました。そして実際に学校から家に帰る途中にどのようなマークがあるのかを調べてみました。@・A・G・Hのマークを見つけました。注意して見てみると、結構身近には福祉社会の取り組みがあふれていました。日常的に介護が必要であったり、生活に不安がある高齢の方々に向けて、特別養護老人ホームがあるところもありました。他にも、障がいをもつ方々が、その人らしい日常生活、社会生活を自身で選択できるように環境を整え、豊かな生活を送ることができるように支える入所施設などもありました。意外とたくさんの施設が身近にあることを知りました。私も活動をしたことがあります。取手駅でユニセフ募金を定期的に行っていました。多くの人がたくさん募金をしてくれてとても嬉しかったです。そして、この集まったお金が、多くの人を幸せにできればいいなと強く思いました。1人だと、恥ずかしくてできないことも、同じ仲間とやれば行動を起こすことができるということも同時に学ぶことができました。誰かの力になりたいという思いは大きな力を持っているということを知りました。福祉は、特別な人の、特別なものではなく、私たちの暮らしの中にあります。自分の思いや、行動が人を支え、住みよいまちをつくるということを知りました。今日から自分でもできることを考えました。一つ目は相手を思うことです。マザー・テレサは「愛の反対は、憎しみではなく無関心であること」と言いました。相手を思うこと、そして思われることは心の支えになると思います。二つ目は知り、伝えることです。自分を伝え、相手を知ること。日常や社会の出来事を伝え、知ること。これは、自分の世界を広げる最初の一歩だと思います。まずはこのようなことから行動していきたいと思いました。山田先生ありがとうございました。