2002年12月1日(日) CLASH BOWL
専修大学グリーンマシーン 対 早稲田大学ビッグベアーズ
試合開始:14:00 試合終了:15:30
天候:曇り 会場:埼玉スーパーアリーナ
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL 専修大学グリーンマシーン 3 7 7 0 17 早稲田大学ビッグベアーズ 14 7 3 21 45
久しぶりに審判以外で大学リーグ戦の観戦となりました。なんといってもひょっとしたら(こんなことを言ったら早稲田関係者に怒られるね。)早稲田が勝って甲子園に出られるかもしれないと思うと、このチャンスを逃してはいけないと、久しぶりの休日にもかかわらずさいたまスーパーアリーナへ。
優秀選手に有泉君の名前が!
専修大学出身のOB(増川君はじめ関沢君)には申し訳ないけど、これで早稲田が勝てば立命館大学対早稲田大学というカードになるわけで、両大学には礒谷幸始君(4年)と有泉彰人君(3年)がそれぞれ主将でバックス、ディフェンスラインという間柄で出場することになり勝敗は別として(・・・・?立命の方が圧倒的に強そうですから。)久しぶりにゲームに興味を持って見ることができそうです。そんな気持ちもありそそくさと出かけました。アリーナはドームと一緒でエアコンが効いているため当日曇りのち雨でもビールのみ放題で観戦することができました。(といっても、当時ドームでやっていたパルサーボウルの日体OBのような騒ぎにはなりませんが・・・。)
そして、いよいよKICK OFF!リーグ戦の怨念をはらすかのように快進撃する早稲田大学。各大学に進学したOBの諸君には悪いけど、やっぱり自分の母校でもある早稲田大学が勝利することほど気持ちのいいものはない。久しぶりに大声あげたし「紺碧の空」大きな声を出して歌うことができた。やっぱり早稲田はいいな!と・・・。
三瓶応援係?
ゲームはというと、QB波木君のリードするオフェンスが快調にゲインして終始リードを保つ状態でゲームは進行する。専修大学は前半で多くの反則から罰退してパス攻撃は快調であるもののシリーズを重ねることができずにいる。ちなみに専修大学QB九野君は花咲徳栄高校出身。エースRB小島君、TE佃君は埼玉栄高校出身。その他至る所にこの2校の卒業生がいる。まさに埼玉地区代表のようなチーム。だからよけいに見ていて力が入るのでしょうか・・・。一方早稲田大学は当然早大学院の出身者が多いが、その中でなんと今シーズンのDL優秀選手に有泉君が選ばれているじゃありませんか。(正直、驚き!)
さて、ゲーム内容に戻ると、ゲームの焦点はリーグ戦同様前半でリードを保った早稲田大学が後半どのようなゲーム展開をしてくるかであるが、後半の立ち上がり最初のシリーズであっさり専修大学にパスでTDを奪われ、あっという間に4点差に。この時点ではモメンタムは専修大学に行きかけたかなと心配したが、ここでディフェンスが踏ん張り、終わってみれば後半はゲーム開始に奪われたこの1TDのみ。後は3Q後半から、徹底したボールコントロールオフェンスを展開した早稲田大学が4Qにすべてランプレーで3TDをあげて終わってみれば45−17という大差で圧勝しました。ボウルゲームはすべて15分クォーター。今まで12分正式でプレーしているので実質第5Qのようなものとよく言われるが、今日の早稲田、とくにFB#49神選手は最後までスピードも衰えずインサイドのプレーを責任もってゲインさせた殊勲賞ものの選手でした。(やはり後半はKICKで5ヤードくらい飛距離が落ち始めましたが。)また、QB波木君の走力は圧巻で、昔の日大フェニックスの松岡選手を思い出される走りで(古いですね。彼は日大に行くと思っていたのですが・・・。)早稲田大学を初の甲子園ボウル出場の原動力となりました。
そして、平塚応援係・・?
さて15日(日)の甲子園ボウルですが、やっぱり立命館大学は強い。リッツガンと称する高田君率いる立命館パスオフェンスに対してどの程度早稲田大学ディフェンスが機能するかが焦点となるでしょう。評論家的で無責任な意見ですが、現状では非常に強敵であることは間違いないと思いますが、関東T部Bブロックの優秀選手有泉始め4人のDLがどこまでオフェンスラインと互角に勝負できるか、そして3Q後半から見せたDBの動きがあればまだまだ勝機はあるはず。BIG BEARS出身ではないけど早速大阪行きの用意をし始めている私なのでした。礒谷君と有泉君の勝負見物ですね。両方ともがんばってください。
専修大学 | 早稲田大学 | |
FD(RUSH−PASS−PENALTY) | 17( 4−12−1) | 26(19− 6−1) |
パス 試投−成功−INT 獲得ヤード |
37−21−1 309 |
17− 8−0 121 |
ラッシュ 回数−獲得ヤード | 24− 95 | 59−436 |
攻撃 回数−獲得ヤード | 61−404 | 76−557 |
反則 回数−喪失ヤード | 9−72 | 6−45 |
ファンブル 回数−喪失 | 0−0 | 2−2 |
FG 回数−成功 | 2−1 | 2−1 |
3rd DOWN CONV. | 2/12 | 7/12 |
4th DOWN CONV. | 1/3 | 1/1 |
攻撃時間 | 22’10” | 37’50” |
2002年12月1日第1版
クラッシュボウルMVP 早稲田#49 RB/K 神 聖(じん たかし)3年
リーグ戦MVP 早稲田#5 QB/ P波木 健太郎(なみき けんたろう)3年
早稲田大学は昭和14年以来63年ぶり4回目のリーグ優勝(毎日甲子園ボウルは初出場)
(関東大学HPより引用)
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