江戸取バトンバッグプロジェクト活動報告
   
 2023年6月18日(日)アトレ取手店3階コンコースにて、江戸取バトンバッグプロジェクトを実施致しました。

 
江戸取バトンバッグプロジェクトとは、株式会社チクマが推進しているバトンバッグローカルアクションの「学校」の部分を担っており、制服のデザインが変わったり、生地に傷があったり、提案のために新しい生地サンプルを試織したけれども全部は使わなかった未活用生地を、福祉作業所でバッグに縫製し、学校現場でアップサイクルすることで魅力をアップし、そのバッグを販売することで地域に役立てるという、バトンのようにバッグを渡す取組みです。
 「学校」である江戸取では、福祉作業所で縫製されたバッグに自作のくるみボタンをつけたり、刺繍をしたり、リボンをつけたり手に取ってくれる方のことを思い浮かべながらアップサイクルを行いました。バトンのように渡されて受け取ったバトンバッグですが、最後の地域へのバトンを渡す取組として販売をしました。

 開店前より多くの方が並んで下さり、カバンの価格は500円以上の設定で多く頂いた分も全て寄付と案内していましたが、500円以上の支払いをして下さる方が多数いらっしゃいました。ご購入頂いたカバンには心を込めて書いた手書きのメッセージを添えてお渡し致しました。
 開店20分で完売するほどの人気で、完売後は募金活動に切り替えましたが、カバンが売り切れてしまったことを残念そうにされながらも、生徒の活動に対し応援の声をかけて下さったり、募金箱に募金して下さる方も多数いらっしゃいました。暑い中、足をお運び頂きありがとうございました。

 今回の売り上げは全て取手市社会福祉協議会に寄付致しましたのでご報告致します。

 皆様から寄せられたあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。
高3 Sさん
 今回のバトンバックの活動はこれまでとは違って学校の近くでの活動となり、自分たちのバックが売れるかどうか正直不安でしたが、たくさんの人に足を運んでいただき無事売り切ることができました。販売したお金は取手市社会福祉協議会寄付したのですが、多くの買っていただいた方にその趣旨を理解していただけたことで定価以上の金額を出していただき、多額の寄付金を集めることができました。また、買いに来ていただいた皆さんはとても暖かく、この活動に参加できてとても良かったなと思いました。私は高3生なので次回は参加することは叶いませんが、もし次があるのであれば今回の活動を通して活動がさらに良くなっていくことを願っています。
高2 Hさん
 最初は自分でできるか不安でしたが、やっていくうちにどんどん自信がついていきました。販売をして、お客さんに喜んで買っていただいた時に、この活動をやって良かったなと感じることができました。
高2 Sさん 
 こんなにもたくさんの人たちにお越し頂けるなんて微塵も思っていなかったので、本当に感無量です。また、取手市にお住まいの方が多かったので、「地域の力」は偉大だなと感じると共に、人の温かさを肌で感じることができました。バトンバッグプロジェクトに参加したことで、ボランティアという存在を身近に感じることができました。今回のバトンバッグプロジェクトで終わりではなく、これからもボランティア精神を貫き、様々なボランティア活動に貢献していきたいと思います。来て下さった方、募金にご協力して下さった方、本当にありがとうございました。
高2 Mさん
 販売と寄付には参加できませんでしたが、バッグを買った人が楽しんで使えるように心がけてアップサイクルしました!私が担当したバッグはスカートになるようなチェック柄の生地で作られたバッグが多かったため、リボンやリボンテープを付けました。リボンタイを意識したことで、制服になるはずだった生地の良さを生かしつつ、可愛さを引き出せたと思います。制服にならずに余っている生地のことや、水害の支援などを行う社会福祉協議会のことなど、学びが多く、参加して良かったです!

 
取手市社会福祉協議会への寄付(2023年6月21日)

 朝日新聞 朝刊 2023年6月16日
 
 茨城新聞 朝刊 2023年6月28日

6月18日(日)の様子
  
  
   
事前準備・取材を受ける様子・生徒作成ポスター