ピーター・フランクル氏講演会を聞いて





1組 Aくん
 僕は、今回のピーターフランクル先生の講演を聞いて、とても印象に残った言葉があります。それは「自分の財産は自分の頭と心だけである」という言葉です。確かに自分の頭と心というものは重要な財産だと思います。自分の頭によって考え、心によって他者との関わりを作ることが出来ます。特に前者の「頭で考える」ことをするには、知識をつけなくてはいけません。この知識を用いて考えるためには、知恵がなくてはなりません。この知識と知恵の両方をつけ、育むためには、僕は、学問を学ぶことと環境が大切だと思います。環境とは、学ぶための環境のことです。例えば、図書館があることなどです。図書館には、役に立つ本がある、言わば知識の宝庫です。本は誰かが読んだからといってなくなったりはしません。ピーターフランクル先生が言う「知の財産」にあたるものです。この「知の財産」を多く共有することで学ぶ環境は整うと思います。ピーターフランクル先生は数学という学問を専門としています。僕も数学を専門的に学びたいと思っています。この数学の魅力の一つは、世界の真理の追究にあるという考えは、ピーターフランクル先生と同じです。しかしながら、数学は真理の追究を行うことにとどまらないと思います。数学を学ぶことによって、物事を論理的にとらえることが出来るようになります。つまり、数学を学ぶことで、知識も知恵も身につけることができます。これから大学受験を迎えることになりますが、これを突破し、大学では数学を専門的に学び、数学の専門家となれるよう努力を続けたいと思います。







2組 Bくん
 ピーター・フランクル先生のプロフィールをみると大学で講義できるレベルの言語が12カ国語と記されているのを見て、とても驚きました。しかし、講演会の冒頭で大道芸人のような格好をしてジャグリングを披露し、みんなの笑いを誘い、とてもエンターテインメントな人だと思いました。
ピーター先生は、コミュニケーションを図ることは、お互いを知ることにおいて、とても重要だと考え、そのために言語を学ぼうと思い、必死で勉強したとおっしゃっていました。自分は英語だけでも四苦八苦しているのに、僕は、もっと努力をしなければならないと感じました。また、ピーター先生は、言語を学ぶことは苦ではなかったとおっしゃっていました。僕は、英語は苦手ですが、英語を勉強するのは好きなので、その好きという気持ちをもっと大切にして英語力の向上に繋げられたらと思います。
またピーター先生は、言語に秀でているだけではなく、数学者でもあり、数学の内容に興味、関心が惹かれる講演でした。特に印象に残っているのは数学とは嘘をつかず、正解は1つしかないということです。1つしかない答えを導き出すことに面白みがあり、その答えは宇宙共通だということでした。改めて数学という教科は、奥が深いということが分かり、またこれから数学を学ぶ楽しさに気付きました。
講演の途中で、ご家族の話があり、奪われない財産は頭と心の中だけだという言葉はとても印象に残りました。言語や数学に秀でており、奪われない財産を頭の中に蓄えている生き方は、まさにピーター先生のご両親の教えを体現していると思いました。戦時下でなくても、いろいろな要因で物質的な財産は失われてしまうことがあります。高校一年生という今を大切に、自分の頭の中に多くの財産を蓄えられるような生活をしていこうと強く考えさせられました。







組 Cくん
 ピーター先生は,知識と知恵という言葉で受験勉強と楽しく学ぶことを分けていました。受験勉強は前者、楽しく学ぶというのは後者です。僕は、趣味でよく東大合格体験記を読みます。そこにも受験勉強は、才能の有無ではなく、きちんと高校の既習範囲の事をしっかり理解していれば、合格できると書いてありました。とにかく、受験勉強は必要な知識さえ定着していれば、合格できるという事です。しかし、これはとても難しい事です。覚えるべき知識量は膨大で、定着させるのは容易ではありません。では何のため必要なのか、それは知恵を獲得するためです。知恵とは、冒頭に定義した通り学びを楽しむ事です。知恵を獲得するには、その土台として知識が必要になってきます。なぜなら、それがないと学問の楽しさを知る事はできないからです。そのために僕は、日々勉強に励んでいます。
ピーター先生は、すごく面白い方でした。ジャグリングは上手で、12ヵ国語を話すことができ、膨大な量の数学の知識持っておられます。先生はなぜ沢山の言語を覚えられるのですか、という質問が出たときに、「言語はコミュニケーションツールである。だから勉強する。」とおっしゃっていました。しかも先生は、「それが好きでやっているわけではない。」ともおっしゃっていました。僕は、数学という学問の知恵を獲得したので、知恵の更なる発展のために特に好きなわけでもない事をやれてしまうのではないかと考えました。僕自身、今やっと、勉強する意味が解った気がします。





9組 Dくん
 最初にピーター・フランクル先生のお話をお聴きして思ったことは、日本語がすごく上手だと言うことです。12ヶ国語に長けているのに日本語でユーモアをもって話せることには驚きを隠せませんでした。ピーター先生は外国で話せたら楽しいと思い勉強したとおっしゃっていましたが、そこには生い立ちが根底にあるように思いました。ピーター先生の両親の経験から「お前の財産は頭と心だけだ」と言われ育ってきたとおっしゃっていました。この言葉には、最終的にどんな状況になったとしても自分の知識と友達や家族だけはなくならないという意味が込められています。
次に消費について話されていたことについてです。自分はもちろん自分の周りの友達や家族も買い物などの物質的消費は大好きです。しかしそれは環境などに考慮しているかと問われた時自分は、はいとは言えませんでした。ですが消費にはもう一つの種類がありました。それは知的消費です。この知的消費を客観的にみた時みんな考え方を変えればこの知的消費は日本を、そして世界を変えられるのではないかと思いました。
最後に数学の話です。前の時代に必要なものは「知識」でした。しかし今必要なものは「知恵」です。知恵は知識とどのように違うのでしょうか。それは物事を論理的にかんがえる、検証するということです。そしてその知恵の具体的なものは数学とコミュニケーションです。数学は考えることで答えが求められます。コミュニケーションも同じで英語ができることは知識でしかありませんが、それを使って初対面の人とどのように仲良くなるかということです。この2つの共通点は考えることです。今僕たちの目の前には大学受験という壁がありますが、それは学問ではないとピーター先生はおっしゃっていました。それと同時に大学に入ってから本物の学問に触れられるそれは宝の山であるとおっしゃいました。私たちはこの言葉に期待しこれからの勉学に励みたいです。






11組 Eくん
 僕は、今回のピーター・フランクル先生の講演会をとても興味深くお聴きしました。
まず、ピーター先生は、大道芸人で日本ジャグリング協会名誉理事ということもあり、講演会はジャグリングの披露から始まりました。僕は、ジャグリングというものをあまり見たことがありませんでしたが、ピーター先生が実演しているのを見て、とても楽しそうだなと感じました。そして、ピーター先生は数学者としてもご活躍されています。先生は、講演の際に数学も答えが1つではないということをピラミッド型の計算で示してくださいました。それから、数学者の視点での「学び」とは何かを知ることができました。例えば、「今、学校で習っていることは、あくまで学びたいことを学ぶための基礎であり、本当の学びは大学に入ってからである。大学では、学びたいことを学ぶべきだ。」とおっしゃっていました。僕もその通りだと、講演会をお聴きしながら思いました。以前から、大学は好きなこと・学びたいことをもっと深く学ぶところだと思っていました。今回の講演をお聴きして、改めてそのことを実感することができました。今、僕は進路選択で大変悩んでいるところですが、今回のピーター先生の講演で自分の進みたい方向で頑張っていこうと思いました。
最後になりますが、また機会があれば、ピーター先生のお話をお聞きしたいです。その際は、数学の楽しさをもっと教えてほしいと思います。 





12組 Fくん
 私は、今回のピーター・フランクル先生の講話をお聴きして、積極的な知的消費者になっていきたいと思いました。知的消費とは、自分で知識を得たり、周囲の人に与えたりすることで、消費すればするほど、世の中に広がっていくと、ピーター先生はおっしゃっていました。私は、これは自分の将来の夢に大きく活用できることだと思いました。私は、将来、教師になりたいと考えています。教師には、知的消費をすることが多くあると思います。例えば、生徒に授業をしていくことなどです。ですから、教師という職業にとって、知的消費は非常に大きな役割を果たすと思いました。しかし、現在自分の持っている知識では、まだまだ不十分な部分は多いです。そのため、今から将来活用できるように、積極的に知的消費をしていきます。また、ピーター先生は、「知識よりも知恵を大切に」というお話もされていました。知識は、ただ覚えることだけですが、知恵は、知識をどう活用するかを考える必要があります。もし、自分が教師になれたら、自分の持っている知識を、知恵へと昇華させ、生徒にどう教えたら伝わりやすいかを考えていきたいと思います。