夢
1組
私は夢を語る会でお話をお聴きして、自分の夢への思いを強くすることができました。特に先輩方のお話にあった「夢を叶えた自分をイメージする」という言葉が最も心に残っています。私の夢は患者さんの不安をなくしてあげられる医師になることです。この夢を叶えていく上で、今の自分に足りないと感じたものは主に2つあります。
2つ目は、日々の生活で感じる好奇心を大切にするということです。なぜなら、たった一つの出来事でも、好奇心を持つことによって、様々な視点から物事を考えることができるからです。好奇心を大切にするために、気になることがあったら自分のできる範囲で調べたり、場合によっては体験したりして、物事に対しての新しい考え方を身につけたいと思います。さらに、好奇心で終わらせるのではなく、好奇心から学びへと変えて、自分の新しい一面として取り入れていきたいです。人前に立って自分の意見や考えを発表する場では他人からの視線に恐れずに好奇心を持って、新しい自分を見せることが出来る機会なので自信をつけて、発表することを楽しめるようになりたいです。そのために、1回のグループワークを大切にして積極的に取り組みたいと思います。
私は今回、夢を語る会でお話をお聴きして先輩方のアドバイスを心に留めることが出来ました。これからの生活では高校生になるということを自覚して日々の行動や学校での過ごし方を工夫しようと思います。特に、自分に必要なコミュニケーション能力と物事に対する好奇心を持つということを意識して生活したいです。自分の夢を叶えるためにも、この2つを中心に今まで以上の努力を行い、少しずつ新しい自分へと変わっていきたいです。
2組
私は誰かを喜ばせることが好きでした。小さいころに一生懸命作った誕生日カードに母がとても喜んでくれ、自分の努力で人が幸せになることをとても嬉しく思った、ということがきっかけです。
人が幸せになるというのは二種類あると思います。一つ目は、幸せな人がさらに幸せになること、二つ目は、大変な思いをしている人が幸せになることです。小さいときは、前者のように両親や友達を喜ばせる事が好きでした。しかし今は、後者のような事が出来る人になりたいと思っています。震災の被害をテレビなどで見たとき、「自分は安全なところにいて幸せでいるのに対し、とても大変な思いをしている人がたくさんいる」ということを知ったからです。
医師になりたいと思ったのは、病院見学をしたり、医師として働いている方々の話を聞いたりしたことで、憧れが大きくなったからです。とても大変な仕事ですが、自分もこんな風に働きたいなと思いました。また、つらい思いをしている人を幸せにしたいと思ったことも、医師になろうと思う理由の一つになりました。
しかし、獣医師への関心もまだあります。高校生になると、志望校をしっかり決めていかなければなりません。医師と獣医師は進む方向が全然違います。ただ、簡単に決めたくないので、もう少し自分のやりたいことと、向いている事をしっかり考えて、決めていきたいと思います。
私は、高校生になるのが少し怖いです。一気に大学受験に近くなった気がします。なりたいと思っている夢が、本当に自分に合っているのか当然分からない上、大学受験はとても大変です。ただ、「大変な思いをしている人を幸せにしたい」という自分の気持ちをしっかり持って頑張っていきたいと思います。
またいろいろなことに興味を持つことも大切だと思っています。趣味であったとしても、いつか夢に関係する何かになるかもしれません。四月までは高校生になる準備をしっかりして、四月からの高校生生活を一日一日大切にしていきたいです。
3組
私は昨年の夢を語る会の作文に、「将来の夢は化粧品に関わる仕事だ」と書きました。それは今年も変わっていません。化粧品に関わる仕事につきたいという思いは、昨年よりも強く、大きくなっています。そして今年は「学びみらいパス」によって自分の興味や適性が明確になり、将来について深く考えることができました。化粧品に関わる仕事といっても、開発する側の人、売る側の人、経営する側の人の3つに分かれます。私が目指しているのは、売る側の人となることです。昨年は、化粧品に関わり、肌トラブルに悩む人のためになれる仕事は、化粧品を開発することだけだと思っていました。もちろんデパートなどに入っている化粧品会社に勤め、販売することで関われるということは知っていました。でも、私がやりたいことは少し違っていました。今年になって、何がやりたいのかようやくはっきりしてきました。私が今目指しているのは、カウンセリングをしながらその人にあった化粧品やケアの仕方を勧める仕事です。現状で、デパートの販売員や皮膚医がすでにやっていると思うかもしれませんが、それとは違います。デパートや皮膚科は、入るのに抵抗のある人もいます。実際に今、私は皮膚科に通っています。ニキビに悩み始めて五年目にして初めて皮膚科に行きました。通い始めて二か月が経とうとしています。しかし残念ながら肌に変化がありません。そして患者は私だけはないので、悩みがあっても言い出せないことが多いです。同じような人たちは、とても心細く、不安や失望に満ちてしまうこともあるでしょう。そんなとき、不安な気持ちを聞いてもらえたり、ケアの方法を明確に示してもらえたりしたら、どんなに気持ちが楽になるでしょう。
4組
今年は、将来について考える機会が多くあったように思います。江戸取に在籍していることで、同年代の他の学校に通っている人たちより、夢や将来について考える時間を多く持つことができます。それに加えて、今年は休校やオンライン授業、来年度のコース選抜、「学びみらいPASS」など、例年とは異なる出来事が多くあり、将来のことや自分のやりたいことを見つめ直すきっかけとなりました。
その一方で、夢について考えたことで、自分には向いていないだろう職業ややりたいとは思わない職業がわかってきたように思います。それは、看護師や保育士などの福祉系の仕事で、直接目の前にいる人の役に立つようなものです。これまでにこのような職業が夢の選択肢に出てきたことはありませんでしたが、「学びみらいPASS」でも適性が低く出ていて、とても納得することができました。そして、自分の能力をそのまま他の人に使うのではなく、その能力を「何かを作ること」に使うことで、不特定多数の人々の役に立ちたいのだという思いが、さらに強くなりました。
しかし、「このようになりたい」という漠然とした夢への思いが強くなるだけでは、その最終的になりたい理想像には少しも近づきません。そのため、いま私がするべきことを考えました。それは、視野を広げ続けることです。視野を広げることで、新たな発見が出てきたり、自分の作りたいものがはっきりしたりするかもしれません。そして、視野を広げるだけでなく、学力を付けることが必要だと思います。何かのきっかけでこの道に進みたいと思ったときに、学力が足りなくて諦めなければならないということがないよう、自分がやりたいことをできるようにするためにも、学び続けることが大切だと思います。
ここ最近、コロナウイルスによって職業を失った方や生活が苦しくなった方のニュースを目にすることが増えました。そのような中で、夢や自分のやりたいことについて考えることができる恵まれた環境にいることを強く感じました。その感謝を常に忘れず、自分の夢を確固たるものにするために、研鑽を積んでいきたいと思います。
5組
私の夢は、薬の開発者になる事です。私は中学1年生の時、人の役に立つ職業に就くことが夢でした。そして、中学2年生の時は動物を助けることで人の心を繋げ、癒すことの出来る獣医になる事が夢でした。その後、もっと人の役に立ちたいと思い、私は薬の開発者になりたいと思うようになりました。
きっかけは、新型コロナウィルスの流行です。多くの人々が苦しみ、世の中の色々な事がストップしています。これは、病気が感染するもので、治したり予防したりする薬がないからです。そこで現在、世界中でワクチンの開発が進められています。もう既にワクチンの開発に成功したと発表している国もあり、ワクチンの接種が始まっています。日本でも間もなくワクチン接種が始まる予定だということです。これらのワクチンによって、新型コロナウィルス感染症を予防する事ができるかもしれません。そういった話を聞いて、薬の開発者になりたいと思うようになりました。
薬の研究・開発をしている人の多くは理系で、化学やバイオテクノロジー、薬学、農学などを大学で学んできた人が多いそうです。私は以前、学校で受けた「学びみらいパス」で理系、なおかつ、バイオ系や薬学、農学を勧められていたので、その道を目指してみようと思います。その為にはまず、理系教科だけでなく、文系教科の苦手を克服する必要があると思います。そうしなければ理系教科も全体的に伸びなくなると思うからです。
例えば社会です。社会を得意にするにはまず、今の世の中のニュースや社会の状態、世界中で起きている事に幅広く興味を持つことが大切だと思います。そうすれば、社会について興味が湧き、もっと知りたいと思うようになると思うからです。他にも、継続的に物事を続ける力が非常に重要だと思います。今後、継続する力を養えるよう、日々頑張りたいと思います。
また、今回の新型コロナウィルスのワクチン開発は、世界中で行われている事なので、英語も出来なくてはいけません。だから、英語も頑張ろうと思います。
勉強も非常に大切ですが、忍耐力や体力も大切だと私は思います。その為にスポーツをもっとしたいと思います。私は現在テニススクールに通っています。この運動をする習慣を大切にして、まずは自分自身が病気にかからないように努力するなど、できる事は無限にあると思っています。自分が社会の為にできる事、夢の為にできる事など、様々な「自分にできる事」を見つけながら、今後の生活で自分の持っている可能性を最大限に広げていこうと思います。
6組
僕は、今回「夢を語る会」を聞いて、中学1・2年の時の自分が感じなかったことを感じることができました。中学1・2年生の時、確実な自分の夢が決まっていませんでした。その頃は、いろいろな職業について模索してはいましたが、なかなか答えが出ないままでした。しかし、最近になって、教師になりたいと思うようになりました。その中でも、特に社会科の教師になりたいです。
また、僕は他のどの教科よりも、社会が好きです。小学生の頃、中学受験の教室に、全12巻の「日本の歴史」という本がありました。最初は、「暇だし、読んでみるか」という程度の感覚で読んでいました。しかし、読み進むにつれてどんどん引き込まれていきました。それをきっかけに、日本だけでなく世界の歴史や地理、あるいは政治・経済についても興味がわきました。そして、今自分のいる世界が、よりよく分かるようになりました。今、日本が抱える問題には、少子高齢化、選挙における投票率の低下、相対的貧困率の高さなどが挙げられます。 僕は、毎日朝夕のニュース番組を見るのが日課です。ニュース番組を見ると、タイムリーな話題や政治情勢が分かるのでとても楽しいです。また、僕は「中高生新聞」を定期購読しています。ニュースで知ることのできる情報に対して、様々な意見を読むことができるので、ニュースとは違った楽しさがあります。
僕が教師になったら、自分の生徒達に、社会に対する苦手意識を持たせないような授業をしたいと思います。自分が好きな社会に、苦手意識を持ってほしくありません。また、政治に振り回されないために、自分の意見をしっかり持つこと、正しい情報を受け取り、正しい情報を発信できること、その重要性を、次世代を担う子供たちに教えたいです。
7組
私の将来の夢はホテルのコンシェルジュになることです。コンシェルジュになりたいと思ったのは、小学校四年生のときに観たドラマがきっかけでした。その夢を実現するため、私は、中学校で英語を一番勉強しようと思いました。現代はグローバルさが必要です。私は今、英検準二級を取得していますが、高校三年生までに準一級を取得するのが今の目標です。日頃から授業をしっかりと聞き、定期試験で英語を常に八十点にしたいです。そしていつかコンシェルジュになったときに、「あの時英語をたくさん勉強しててよかった」と思えるようにしたいです。
「夢を語る会」で発表者の井上さんが言っていたように、私も英語でのコミュニケーションで誰かを幸せにしたいです。でも、今は不安でいっぱいです。大学のことを今のうちから考えておかなければ、いざ大学受験となったときに大変です。私が今目指しているのは、早稲田大学の国際教養学部です。国際教養学部に入ると、二年間ほど海外に留学するそうです。海外でたった一人で生活するのは、正直とても不安なのですが、何事にも挑戦できるのも若いうちだけなので、今は挑戦してみたいという気持ちでいっぱいです。高校二年生で理系と文系に分かれますが、私が今考えているのは文系です。
私は小学生の頃から理科が苦手です。そのため、江戸取にも、まさか自分が合格できるとは思いませんでした。中学受験で学んだことはたくさんあります。例えば、諦めなければ目標が達成できるかもしれないということ、また、家族が支えてくれているから自分が生活していけていることなど、本当に様々なことを学びました。私は江戸取が第一志望だったのですが、第一回、第二回入試に落ちてしまいました。その時に、第二志望の中学校には受かっていたので、心のどこかで第二志望の中学校でいいやとあきらめていた自分がいました。でも江戸取の第三回の試験の朝、母が私にこう言ってくれました。
「今まで頑張って来たことを出し切ればきっと合格できるから。」
その言葉のおかげで、諦めてはいけないと思うことができました。大学受験のときは、きっと中学受験以上に緊張するとは思いますが、母の励ましを忘れず頑張っていきたいと思います。
夢を語る会を聴いて、私はたくさんの刺激を受けました。自分よりも年下の中一、中二の人たちが、こんなにも将来のことを具体的に考えているのだと驚きました。私も将来なりたいものを抽象的に考えるだけではなく、具体的にここのホテルで働きたいなど、更に新しい目標を見つけていきたいです。また、今回夢を語る会で発表されていた先輩方も高校生の時にも発表されていたと聞いて、私も高校生になったらチャレンジしてみたいと思うようになりました。
8組
私は教師になりたいという夢があります。誰かに何かを教えること自体が楽しく、また自分の説明で理解してもらえると嬉しいからです。小さいころから、妹に勉強を教えて遊んだりしていました。夢を語る会では、塾講師や教師を目指している発表があって、身近な人から、私と同じような夢を目標にしているという話を聞けて、とても刺激を受けることができました。
私は、今年に入ってから、分からないと思った問題を友達に質問することが増えたと感じています。その結果、授業がよく理解できるようになったと思います。また、私が友達に教える機会も増えています。丁寧に教えることは、教師になったら一番大切なことだと思います。勉強というものは、あることができると、もっとできるようになりたいと感じるものなので、質問されたら相手が理解できるまで教えられるような教師になりたいです。だから、普段から教える時には、相手が理解できるまで、一緒に考えられるようにしていきたいと思います。
教師になるのは、簡単なことではないと思います。今からたくさんの努力をしなければなりません。定期試験でよい点数を取るため、普段の小テストから全力で取り組み、毎日コツコツ勉強に取り組んでいくつもりです。その他、小さいことの日々の積み重ねが夢を叶えることにつながると思います。英検や漢検などの資格も、持っていることで自信につながると思うので、積極的にとりたいです。長期休暇は、勉強をする人としない人で差がついてしまいます。私は怠けずに、休む時と勉強する時のけじめをつけて、学校から出される課題に加えて、英検や漢検の勉強もしたいです。それだけでなく、長期休暇は普段できないことに多くの時間をかけられる期間なので、自分にとって興味があることをもっと深く知る期間にしたいです。
将来の自分には、今の自分の行動が大きく影響します。未来で喜ぶため、今、この瞬間を大切にしていきたいと思います。