ピーターフランクル氏の講演をお聴きして


1組  

 僕は、試験前勉強を当たり前だと思ってします。つらくても頑張って起きて、勉強を若干、苦だと思ってしています。しかし、どうやって楽しく勉強をするかという言葉を聞いて、自分の勉強に対する苦というものを無くして爽やかな気持ちで勉強をすることは今後の人生にとって深く影響を与えていくものだと考えられました。

 まず、勉強を含めた社会上で知的消費が大事だとわかりました。知的消費はいろいろな人の考え方を共有することです。この消費は、世の中に広く影響を与えます。よい意見を持った人がその考えを世に発信していくと世の中全体がより良くなる一方、わるい考えが発信されると世の中全体も悪い空気が漂うことになります。今、地球全体で人類の平和を脅かしているコロナウイルスの影響で悪いデマが流れて世の中の治安がある意味崩壊してきているのも知的消費の悪い例だと考えています。しかし、知的消費の良い例もあります。良い使い方をしましょう。僕は、知的消費は考え方を共有するので、2人以上で勉強をする時互いに教えあうので記憶に残りやすいと考えています。もし誰か問題がわからない時は、他の人が教えられるし、誰も分からなかった時は一緒に意見を共有して自分にはわからなかった考え方を発見できるかもしれません。教えあうことで互いに刺激をし合い、切磋琢磨できると考えると思います。みんなで知的消費をして、社会全体の発展に努めましょう。

 次に、何かの専門になることの重要さが大事だとわかりました。どんなに何かができても何か自分が誰にも負けないと熱中しているものがなければ感情はコントロールできません。ですので、僕は勉強をぶっ続けてやっていた方よりも、時には自分の好きな事をして自分の気持ちを保った方が効率がいいとわかりました。僕は、ある漫画がとても大好きなのでそれを休憩する時見て、その次の楽しみのために頑張ろうと思います。

 最後にお前の財産は頭と心だと聞き、自分のそこに残るものは自分が学んできたものだと思います。できるだけたくさんのことを学び、最後まで人々をいろいろな面から救いたいと思いました。



2組 

僕の将来の夢は、医師になる事です。ですが、その夢を叶えるにはやらなければいけないことが多くあります。今回の講話では夢を叶える上で大切なことを多く学ぶ事が出来ました。その中でも特に大学の大切さを深く感じました。

 大学では高校までとは違って専門的な分野を勉強できるので、自分の好きな分野を徹底的に勉強できます。僕は医師になりたいので医学部で医学の道を歩んでいきたいです。ですが、大学に入るにもたくさん勉強しなければいけません。ですので、それもピーターさんの言っていたように自分に合った勉強方法をこの学校生活を通して探していきたいです。

 そして、ピーターさんの数学だけでなく大道芸など多方面でも活躍されている姿を見て自分もなりたいと思いました。ですが、ピーターさんも昔も今も勉強しているからそのように活躍できると思いました。そして何よりも、家族を失うといったつらい環境でも折れずに勉強していたことがさすがだなと思いました。

 今回の講話ではピーターさんの話を聴き、大道芸を見て自分の好きなことをもっと勉強したいという意欲が湧きました。このような経験はこれからも忘れずに心に留めていきたいです。今回は講話を聴かせて頂きありがとうございました。




3組

 「答えは一つではない。」ピーター・フランクル氏は数学の問題でこのようなことをおっしゃっていました。僕は、数学は得意だと思っています。しかし、出題された問題を自力で解くことができませんでした。しかし、ピーター・フランクル氏は最初に範囲を言ってから、高等部の先輩に答えを決めてもらっていました。僕はなぜその範囲になるのかが全くわからず、とても不思議でした。また、ピーター・フランクル氏は数学者であるだけではなく、ジャグリングもできる大道芸人だと知って驚きました。僕は、ジャグリングはできませんし、0回転や2回転なども出来ないので、ピーター・フランクル氏がとても凄いと思いました。

 また質疑応答で「なぜ11か国語も覚えようと思ったか」という質問の回答については、特に理由は無いとおっしゃっていました。僕はその答えが意外で驚きました。僕がもし覚えるとなったら、授業で教わったりするなどを通して学ぶのであって、自分からは、やらないと思ったからです。それに、それらを大学で講義できるほど話せると知り、凄いと思いました。

 ピーター・フランクル氏は、家族も含め、戦争など厳しい過去がありながら、ジャグリングや数学や言語知識などを身につけたと思うと、改めて凄いと感じ、尊敬しました。

 ピーター・フランクル氏の『ピーター流生き方のすすめ』という本を読んで、自分に似通っているところが少しありました。例えば、ケータイを常に持っていることなどを、ダメだと思っていても、話すことができない点などです。僕はピーター・フランク氏の講演を聞いて、自分がなりたいと思っている理想がはっきりしてきました。僕はいずれ、ピーター・フランクル氏のように、数学がすらすらとできるようになりたいです。そして、ピーター・フランクル氏が出した数学の問題も容易に解けるようになりたいと思います。また、大学に入るまでに、英語を完璧にしたいと思っています。そして大学に入ったら、どこかは問わないので、他の言語を一つ完璧に覚えたいと思います。



4組

 私は、今回の講演会が行われる前にはピーター・フランクルさんのことを知りませんでした。しかし、今回の講演会でピーターフランクルさんを知ることができたので、とても良かったと思っています。

 今回の講演会で一番心に残ったのは、知的消費は何かを消費することなく、いろいろな人に色々な知恵を広げることができるという、とても素晴らしいことだ、というお話です。私はとても納得しました。確かに、図書館の本は自分が読んだあとにまた他の人が読むことができ、消費することがないので、とてもいいことであると思いました。また、ピーター・フランクルさんは自分の意見がはっきりとしていて、その内容をわかりやすく伝えようとしていて、とてもすごい人だな、と思いました。私もきちんとはっきりとした自分の意見を持ち、自分の言葉で人に伝えることができるようになりたいと思いました。
 
  ピーターフランクルさんが、12カ国語も勉強しようと思った理由が勉強しようと思ったきっかけがあったからということを聞いて、私もこの講演会を勉強するきっかけにして、英語以外にも他のさまざまな言語を勉強しようと思いました。私は最低限、英語と中国語は人とコミュニケーションが取れるくらいになりたいと思います。ですから、今日から毎日コツコツと勉強を頑張ってやろうと決意をしました。

 今回の講演会をお聞きして、数学も面白そうだな、と思いました。学校の勉強以外でも色々な面白そうな問題を見つけて、学校の勉強と両立できるようにやってみようと思いました。

 今回の講演会を聞いて、私の中で大きな変化がありました。お話をお聴きすることができて、とても良かったと思っています。

  



5組  

 ピーター・フランクルさんが話せる言語は12ヶ国語だということを聞き、驚くとともに偉大な方だなと感じました。ピーター・フランクルさんは勉強が苦と感じるよりも楽しく学んだことで、たくさんの言語を学ぶことが出来たのではないかと思いました。言語を学ぶにあたって映画を観ることがいいとおっしゃっていました。他の言語の映画を観ることによって日常会話が分かり、かつ映画のお話も楽しめるので言語を学ぶ上でいい勉強法だなと思いました。

 勉強方法については、知識よりも知恵を大切にするといいとおっしゃっていました。知識は覚えれば誰でも出来ることだけど、知識の上で知恵を出すということは難しいことなのだなと感じました。逆に知恵を出すためには知識が必要なので、知識も増やしていこうと思いました。また、自分にあった勉強方法を見つけること、勉強していく上で好きなことを極めることが大切であると学びました。自分にあった勉強方法を見つけることによって効率よく勉強することができるのではないかと考えました。

 また、趣味でも同じことが言えるなと感じました。ピーター・フランクルさんは数学を極めた上に、ジャグリングもすごく上手でした。サーカス芸人国家試験に合格するほどです。私は中途半端に終わってしまうことが多いので、ピーター・フランクルさんのように勉強を苦と考えずに楽しく学び、何か1つのことを極めていきたいと思いました。

 数学は1つの考え方で答えを求めるのではなく、たくさんの答えを出す過程があります。この問題の解き方はこれと断定するのではなく、様々な求め方で解いていきたいです。

 今回の公演を通じて、本当の学問は自分が学びたいことが学べる大学にあることを知り、今のうちから大学受験に向けて頑張ろうと思いました。
 


6組 

 私は、12月10日に、ピーター、フランクル先生の21世紀を担う君たちと言う講演をお聞きして学んだことがたくさんあります。 なかでも心に残った事は2つありました。

 1つ目は、ピーター・フランクル先生がおっしゃっていた「頭と心が財産だ」と言う言葉についてです。財産と言う言葉を聞いたら、まず、私は、「お金や権力」などを挙げると思います。そのため、ピーター・フランクル先生がおっしゃった、「頭と心が財産」と言う言葉を聞いて、不思議に思いました。「頭と心」と「お金と権力」にはどんな違いがあるのだろうか。そう思い、考えてみました。 考えた事は、自分で評価するのが「頭と心」、他人に評価されるのが、「お金と権力」なのではないのかと思いました。また、「お金と権力」は一部の社会にしか通用しません。しかし、「頭と心」は世界共通の文化であると思いました。そのため私たちは、私たちが目標としている、「世界型人材」となるために「頭と心」を育てていかなければいけないと思いました。 そのために、これからは、勉学にしっかりと励みながら、道徳の授業などの心の教育に力を注いでいきたいと思いました。

  2つ目は、「学ぶ」と言う事についてです。ピーター・フランクル先生の講演を聞くまでは私たちの中で「学ぶ」と言う事は教科書に書いてある内容を覚え問題を解くなど、自ら疑問に思ったことを追求するということではありませんでした。しかし、講演を聞いてから「学ぶ」と言う本当の意味は、知的好奇心に寄り添い、物事をいろんな面から追求するということではないのかと思いました。またその知的好奇心を持つためにはたくさんの知識が必要です。

  私たちが今、教育を受けている理由は、その知的好奇心を育成するためだと思い、これからもどんどん学びを深めていきたいと思いました。

  最後に、この講演会を受けて、21世紀を担う人材「世界型人材」となれるように、努力をしていきたいと思いました。



7組

 今回僕はピーターフランクル先生の講話をお聞きして、世界で役に立つ人になるために大切なことを考えることができました。今回の講話でピーターフランクル先生が話された言葉は、どれもとても印象に残りました。

 最初の方に、消費について話されていましたが、ここでは改めて気づくことがたくさんありました。物質的な消費は、何かと引き換えで失うものがあるが、知的な消費は、すればするほど自分にも相手にも得になる。これは江戸取で大切にしている切磋琢磨と同じことだと思いました。お互いに教え合い、お互いを磨いていくことは、一人で勉強しているよりもはるかに知識が身につくと思います。知的な消費を心がけ、切磋琢磨していこうと考えました。

 次は、知識と知恵の違いについてのお話でした。ここでは「知恵は知識の応用」という言葉が心に残りました。数学の場合、この問題はこうすれば解けるということが分かったら、それを論理的に説明すること。英語の場合、学んだことをコミュニケーションにすることが知恵であるということでした。僕は前に英検を受けましたが、その結果はやはりライティングのテストよりスピーキングのテストの方が成績は低いものとなっていました。これには実践が大きく関わっていると思います。英語でコミュニケーションをするという実践の場が少なかったということです。

 最後のお話であったように、英語は社会で生きていくためのツールでしかないというのが現状です。学んだことを応用する力を身につけられるように日々努力したいと思いました。 また、ピーターフランクル先生は楽しく勉強をしたとおっしゃっていました。英語は映画を見て勉強するといいとありましたが、これは確かにそうだと思いました。英語の宿題で、映画の紹介文をつくるというものがあります。僕はこれを通して英語の応用力を身につけたいと思います。 今回のピーターフランクル先生の講話をお聞きし、将来世界で活躍できる人材になるための心構えができ、とても良い経験ができました。


8組  

 今回、僕はピーター・フランクルさんの講演をお聴きして、とても感銘を受けました。ピーターさんが高名な数学者であることは存じておりましたが、それだけではなく、ジャグリングの達人でもあり、多くの国の言語を操り、それのみならず優れた話術も備えておられると感じました。その中で僕が心がけようと思ったことは、次の3つです。

 1つ目は、「努力を惜しまないこと」です。努力を続けることによって、自分が目指す目標を達成することができます。ピーターさんのご両親は、ユダヤ人だったために家族を失ったとおっしゃっていました。しかし、ご両親はそのような絶望的な状況の中で努力を重ね、医者となり、結婚してピーターさんが生まれたのです。そして「学問と心」こそ、決して奪われることのない本当の財産であると、その息子であるピーターさんに教えられたそうです。自分がもしそのような状況に陥ったら、深く落ち込み、立ち直れなくなると思います。第二次世界大戦中にユダヤ人が置かれた状況と、今の自分の状況を比べると、どれだけ自分が恵まれているかに気付かされます。これからは努力を惜しまず、日頃から忍耐力を身につけたいと思います。

 2つ目は、「ものごとについて深く考えること」です。そうすることで、自然と思考力を向上させることができます。しかし、いきなり難しいことに挑戦するのではなく、簡単なことから1つずつ攻略していくべきだと思います。そのためにも毎日欠かさず読書に勤しみ、語彙力を鍛えたいと思います。ピーターさんは、何ごとも深く考えて行動しているので、僕もその真似をしたいと思います。

 3つ目は、「相手とコミュニケーションをとること」です。ピーターさんは、幼いころに自宅にやってきたオーストリア人の一家とコミュニケーションをとりたいと思って、ドイツ語の学習に努力をしたと語っておられました。コミュニケーションをとろうと努力を重ねることで語彙力も増え、説明する力も身につくと思います。ピーターさんはいろいろな国で講演しているので、話し方もうまく、聞く側としてもとても分かりやすかったです。自分もピーターさんのような話し方が上手な大人になりたいです。これからは、今まで以上に努力を重ね、自分の夢の実現に向けて邁進します。