TGG(東京グローバルゲートウェイ)に参加して

1組  

 私は今回TOKYO GLOBAL GATEWAY(以後TGG)へ行ったことによってより英語への興味、関心が深まりました。私は父の仕事で1年間アメリカに住んでいたことがあり、英語と触れ合う機会が多くありました。英語でコミュニケーションが取れるというにはとてもすごいことだと思います。将来的にも英語は絶対に必要です。私の将来の夢は、医師になることです。医師になれば、英語を使うことが一段と増えます。論文や研究発表も英語です。夢を実現させるためにも英語は重要だと実感しました。また、2021年には東京オリンピックがあります。新型コロナウイルスの感染が拡大している中、どれくらいの人が来るのかは分かりませんが、もし困っている人がいた時に英語で声をかけてあげられるのも大切なことだと私は思います。

 TGGでは、外国人講師の方と一緒に日常的なことを体験したりしました。また貴重な体験もしました。私が1番印象に残っているのは、「ニュース番組を作ろう」です。一人ひとりに役割があり、実際に本格的な機会を使ってオリジナルのニュース番組を作成しました。私はアナウンサーをやりました。とても楽しい思い出となりました。講師の方もとても優しく面白くて、充実した時間だったと思います。

 私はTGGを通して英語の素晴らしさを改めて感じることができました。英語での会話はとても楽しいです。これからは今まで以上に英語の勉強に励み、英検なども積極的に受けていきたいです。英語を勉強するときも、TGGでのことを思い出しながらどのような時にどのような単語を使うのか考えながら楽しくやっていきたいです。

    



2組 

僕はTGGに行って自分の英語力がどれくらいなのかが分かりました。今回は初めてではなく、2回目でしたが、昨年行った1回目とは大きく違うことがあるのに気づきました。それは、明らかに前回と比べて、自分の英語力が向上していたということです。前回は自己紹介などの簡単なコミュニケーションなどを英語でするのはできましたが、自分が思っていることを英語で相手に伝えることや、難しい英単語の意味を理解することができませんでした。

 しかし、今回は完璧ではありませんでしたが、それらをすることができました。このような英語力をこの1年で身に付けられたのは、日々の英語の学習や、英検の勉強をしたことの成果だと思います。具体的には、文法だけでなく、スピーキングやリスニングの勉強をしたり、英単語帳を見ることを習慣化したりしました。そして、それらを熱心にやり遂げた自分の努力は無駄ではなかったことが分かり、英語を学習することの楽しさに気付くと同時に、それのモチベーションにも繋がりました。

 また、コロナ禍で社会科見学を行えたことが恵まれていることだと思いました。ニュースによると、コロナ禍での修学旅行の実施状況を聞いたところ、全体の15%が中止を決めた一方、6割が実施することを決め、旅行先を隣県や県内に変更したといいます。このような状況で感染症対策をしながら、この学校の「学びを止めない」というスローガンの下、先生方のご協力もありつつ校外学習を実施できたことがとても有り難いことだと思いました。

 さらに、自分に自信を持つことができました。前回は間違えた時に恥ずかしい思いをしたくなかったので、自分から進んで発言ができませんでした。しかし、今回は積極的に発言をしてみました。なぜなら、試しに発言をしてみた時に、間違えることで人はたくさんのことを学ぶことができるということを知ることができたからです。

 また楽観的になることの大切さを学びました。以前まで僕はどちらかというと悲観的でしたが、ネイティブの先生のポジティブな姿を見ていると、何事にも楽観的に考えることは毎日を楽しいものにしてくれるのだと改めて思いました。これからは、不安な時であってもプラス思考を大切にして、前向きに物事を捉えようと思います。

 TGGに行って分かった、英語の学習をすることの楽しさやモチベーション、社会科見学 を実施できたことの有り難み、自分に自信を持つことや楽観的になることの大切さは、これから大人になるまで忘れずにいたいと思います。そして、次にTGGに行く時までには今以上に高い英語力を身に付けておこうと思います。

  

  



3組

 僕達中等部2年生は11月25日に、社会科見学で1日TGGで英語を学んできました。僕は昨年希望者で行ったTGGのイベントにも参加していたので、今回で2回目でしたが、前回行った時には体験できなかったプログラムを体験することができ、とても濃い時間を過ごすことができました。まず驚いたことが、施設に入った途端に海外に来たような感じがしたことです。なぜなら、スタッフの方々が全員英語で挨拶をしてきたり、手を消毒してくださいということなどの注意も英語だったりしたからです。思わず僕も英語で挨拶を返しました。また施設内では原則英語で会話で、各プログラムの実施場所に移動中など学校の先生方にすれ違ったとき、日本語ではなく自然と英語で挨拶してしまいました。普段味わえない不思議な感覚でした。

 プログラムでは僕はトラベルゾーン、エアポートゾーンという2つのゾーンに加え、海外に行ったときにもしかしたら立ち寄るかもしれない、薬局、ファーストフード店などをテーマにしたゾーンでも学習しました。そこに置いてあるものは全て輸入したもので、海外の施設をそのまま再現したものになっていました。そこでは欲しい物の頼み方、症状の伝え方など今まで習った英単語、文法を活用しエージェントの方にサポートしてもらいながら会話を行い、完璧な英語で会話をすることはできませんでしたが、自分が今まで学習してきたもので、外国の方と会話ができるということを実感することができました。

 また、英語の得意な友達はエージェントの方と移動中などにスムーズに長時間会話をしていて、それを見て自分もその子みたいになれるよう頑張ろうと今後の英語学習の励みになりました。

 このように今回の社会科見学では、学校で学習してきたことを実践するというとてもよい機会となりました。自分の良かったところ、まだ不足しているところなど自分の現状を客観視することができました。また現在コロナウイルスが猛威を奮っている状況でも今回このよな行事を実行できたのも「学びを止めない」という方針をもとに僕達生徒を普段からサポートしてくださっている先生方やバス会社、旅行会社の方々の徹底した感染対策などのご協力があったからです。本当にありがとうございました。

     




4組

僕は今回の社会科見学で、TGGに行き、英語について多くのことを考え、感じることが出来ました。たくさんの発見もありました。

 まず、行きのバス内で英語のスピーチを聞いたのですが、そのスピードについていくことが出来ず、意味があまりよくわからないところがありました。早いスピーチにもついていけるようになるためには、日ごろから教科書の文章をCDで聞いたり、自分で読んでみたりすれば良いのではないかと考えているうちに、TGGに到着しました。

 TGGでは、最初にチームビルディングをしました。自己紹介の方法をエージェントの方から説明されて、自分の番になったときには、上手く自己紹介することができませんでした。また、ミッションとミッションの間に、日本のお菓子について説明してほしいと言われた時にも、上手く説明することができませんでした。自分はまだ英語で相手に何かを伝えることや英語の単語などを多く知らないことを思い知らされました。授業で習ったはずの単語もいざとなると忘れてしまっています。これからは教科書の文章や訳をただ記憶するだけでなく、何度も復習をして自分のものにする必要があると感じました。

 僕はホテルゾーンとニュース取材を体験しように参加しました。ホテルゾーンでは病院と売店とホテルでミッションを行いました。病院では自分の怪我の症状について説明するというミッションがありましたが、いつ怪我をしたか、何をしている時に怪我をしたのかが上手く言えませんでした。また売店では、大きさや味は何にするか聞かれて、病院の時と同じように上手く答えることが出来ませんでした。ニュースの取材では、自分が取材をして聞いたことをメモして記事にするということを行いました。僕は聞いたことをメモすることがあまりできなかったので、英語の授業の時に行っているディクテーションを、これまで以上に重点的に行いたいと思いました。

 今回TGGに行って英語学習のモチベーションがとても上がりました。新しいことにも多く気付けました。今回気づいた事を英語の授業で実践していこうと思います。

 TGGでは感染予防のため、消毒が徹底されていました。僕たちのためにいろいろな努力がされていることをいろいろなところで感じました。たくさんの学びがあったのも、たくさんの方の努力のおかげだと感謝しています。ありがとうございました。

  



5組  

私達中等部33期生は11月25日、東京グローバルゲートウェイを訪れました。今回はクラス・男女混合で班を組んだことから、普段は関わることのない様な人達と話す機会ができ、たいへん貴重な機会となりました。

 TGGでは全てのエリアで英語を使い、それぞれのミッションをクリアしていきます。それだけでなく、「ニュース番組を作ろう」などの体験ができるコーナーなどもあり、とても充実していました。

 私は「エアーポートゾーン」と「ニュース番組を作ろう」を体験させていただきました。エアーポートゾーンでは飛行機内での注文、レストラン・お土産店などで実際に使える英語を学ぶことができました。May I have 〜?やsouvenirの単語など、知らなかった言葉を学ぶことができ、とてもためになりました。

 「ニュース番組を作ろう」のゾーンは特に多くのことを学ぶことができました。セットや原稿・カメラなどの機材も本格的で、本当にニュースを作っているような気分になれました。アナウンサーや天気予報・現地中継からカンペ、現場監督まで全て生徒が担当し、難しかったけれどとても充実していました。

 私は英語が苦手であまり好きではなかったけれど、今回の社会科見学で少し英語に興味を持つことができ、英語脳を作ることができました。また、楽しみつつも新型コロナウイルスを意識した行動がきちんと取れていて、とても良かったと思います。今回は中等部33期生という団体で行きましたが、個人でも行くことができるということなので、是非また訪れてみたいです。


  
 

    



6組 

私は今回、TGGでたくさんの学びを得ることができました。まず、自分の英会話スキルを確認できたことです。学校でも外国人の先生との交流はあるのですが、私は躊躇してしまいスラスラと話すことができていませんでした。しかし、今回のTGG学習では必ず話すことが求められます。英語しかない空間に初めは戸惑っていたのですが、次第に自分からも積極的に話すことができました。そして、外国人のガイドさんと話していくうちに、自分には英語で話す能力がまだまだ十分ではないことに改めて気づきます。ガイドさんに質問されてもすぐに返すことができません。ゆっくりと考えてからなら答えることができるのですが、間を入れずにきちんとした英文でスラスラと答えることはとても難しく感じました。

 今思い返すと、ガイドさんの質問に対する私の返答はほぼ単語のみです。YES、NO…。簡単な言葉だけしか話せていませんでした。このままではいけません。英語を自分の中で習慣化して、思ったことをスラスラ話せるようになりたいと強く思いました。

 次に、行動面で学んだことです。私達中等部2年生は、先日長野探究学習に行ったばかりで、挨拶や感染症対策、時間厳守など学んだことがたくさんありました。今回のTGG学習でも、それらを生かせたように思います。特に感染症対策においては、「学びを止めない」という決意のもと行いました。東京にいく学習なので心配だったのですが、たくさんのことを学べる場所に無事行けることができて嬉しかったです。

 そして、長野探究学習でも、TGG学習でも、バスガイドさんや旅行会社の方々などたくさんの人が私達の校外学習を支えて下さいました。これらの与えられた環境に感謝し、学びを深めていきたいです。 今回のTGG学習では、学習面から行動面まで様々なことを学ぶことができました。英語の勉強についても、自分の内面についても、この学校で過ごす残り5年間のうちに磨き上げていきたいです。




7組

私は今回の社会科見学で英語の大切さについて知ることができました。TGGでは様々なアクティビティーがあり、その中でも私はホテルゾーンとニュースキャスターの体験をしました。施設内はすべて英語で話さなければなりません。ですので必然的に英語を使わなければならない環境にあります。

 ニュースキャスターの体験では、本格的なセットで原稿を読みました。私はアナウンサーの担当だったのですが、英語で話さなければいけない上に本格的なセットだったのでとても緊張してしまいました。それでも、エージェントの方がわからない発音を教えてくれたり、良かったよと言ってくれたのでとても楽しく原稿を読むことができました。

 ホテルゾーンではホテルの部屋を選んだり、どこに行くかなどを英語で伝えました。「どの部屋が良いか」「夜ご飯は何がいいか」などを全て英語で伝えるのは少し大変でしたが、身振り手振りを使ったりして、とにかく相手に伝えようと思って英語を話しました。

 私が今回社会科見学に行って学んだ事は、とにかく相手に伝えようとする大切さです。先程述べたように、身振り手振りを使ったりして相手に伝えようとすると、エージェントの方も褒めてくれて、英語が苦手な私でも英語が楽しいと思いました。

 また今回は学年で班を組まれたのであまり話したこともない人もいたのですが、同じ班の子とも普段は日本語で話す中、英語で話しました。これも英語で話すことが楽しいと思えた1つの理由だと思います。今回の社会科見学をもとに、これからの英語の学習にもつなげていきたいと思いました。

     

 



8組  

今回の僕たちが行ったTGGは、東京英語村として名前は知っていましたが、実際に訪れたことはなく、どういうところなのか気になっていたので、このような機会があってとても嬉しかったです。TGGではすべての会話が必ず英語となっており、当初、英語の文法がきちんとできていても実際はきちんと現場で使えるのか不安でした。

 当日、学年全体のミーティングが終わると、早速プログラムに移りました。その時に驚いたのがTGGで使う英語は「海外で生活しても実際に使える英会話」だったことです。僕が想像していたのは、教科書に出てくるような英文での会話でした。実際そのような会話は日常生活ではあまり使わないようです。しかし、TGGでのプログラムでは「May I have〜」などの英文で、実際に海外で暮らすときにすぐに実践できるようなものでした。

 次に驚いたのは、TGGで僕たちの対応をしてくれたのが、実際に海外出身のネイティブの先生だったことです。英検などの面接では日本人が担当しているので、TGGでのプログラムも同じだろうと内心考えていました。ですが、全員ネイティブの方々でした。出身地もパキスタンやバングラデシュなど様々で、僕が想像したのとは少し違っていました。それは決して悪い意味ではなく、このような多様な採用の仕方は現代社会において必要な、「ダイバーシティ」や「多様性」の模範であることも気付きました。

 僕たちは実践的な英語を学びに来ているのと同時に、今後の社会であるべき会社・職場の理想の姿というのも学ぶことができました。この経験は非常に大きいですし、江戸取で学んだ「七つの習慣」の理にかなっています(第六の習慣・シナジーを創り出す)。ネイティブの先生方も私たちに対して非常にフレンドリーでとても話しやすかったです。これによって英語のモチベーションも上がり、実際に海外に留学・就職・在住してみたいとも思いました。日本ではこの感覚は味わえないと思います。

 今回のTGGのプログラム体験によって、僕の英語に対する「ビジョン」は大幅に変わりました。この変わった「ビジョン」を活かし、今後のために育てていこうと思います。最後に、コロナ禍の中、感染症対策を万全に整えていただいた上でこのような機会が得られたことは有難いことであり、関わっていただいた全ての方々に感謝を申し上げます。