1組 |
今年度の紫峰祭はコロナ禍による感染リスクの為、オンラインでの開催となりました。 私は昨年初めて江戸取の文化祭を経験したのですが、クラスの皆と協力して一つのものを作り上げていく達成感やその過程で深められた友情などとても良い思い出となって今も残っているので、今回の紫峰祭もとても楽しみにしていました。ですから、通常通りに開催出来なことがとても残念でした。しかし、いざオンライン中継が始まると自分でも意外だったのですが、かなり真剣に見入ってしまい、気付くと夢中になって最後までパソコンの前に座っていました。しかも部活動紹介まで全部制覇しました。特に中継と中継の間の休憩中に流れる江戸取生の日常の動画が楽しくて「知っているお友達や先生が映らないか?」と一番熱心に見ていたかも知ません。他に印象に残っているのは、「チアリーダー部の発表」と「羽田美智子さんの講演」です。チアリーダー部は相変わらずの可愛さと完成度の高さに感動でしたし、羽田さんのお言葉にも沢山の勇気を頂きました。特に「明日日記」は「明日の自分がこうありたい!」と記すことで、そのようになる・そうなるように努力できるというのです。このコロナ禍にはピッタリな日記だと思いました。また、今回は我々在校生だけでなく、江戸取の文化祭を楽しみにしていた多くの受験生にとっても中止にならず開催出来たことは良かったと思います。オンラインは天候や時間を気にせず自宅で見られる手軽さもあり、時間の無い受験生にとってはとても効率的に江戸取を知ることが出来たのではないかと思います。でも、やはり来年の紫峰祭はコロナを気にせず、思いっきり皆で楽しめる文化祭を迎えられるように願います。最後にご尽力頂いた先生方とオンライン紫峰祭に携わった全ての江戸取生と生徒会の皆さんに感謝したいと思います。 |
2組 |
今回、コロナウイルスの中行われた異例のオンライン紫峰祭。例年とは違いクラスでの研究発表ができなかったり部活の練習があまりできなかったりと忙しかったものの、私の中ではとても心に残る行事となりました。その中でも1番学ぶことができたと実感したのは女優羽田美智子氏の特別講演です。この講演では夢を叶える方法などについてのお話をしてくださいました。「人生に無駄な事は無い」と羽田美智子さんが女優として生きていく上で感じたことを私達に教えてくれました。そして私はこの言葉を忘れずに、最初から諦めるのではなく、色々なことに挑戦しながら自分の将来の夢や未来に向かって歩んでいこうと思いました。また羽田美智子さんが教えてくれた、夢を叶えるための「A+B=C」の方程式。既に決まっていてそれが変えられない事なのだとしても、自分が変わる、変えられると信じる気持ちを持てばそれが結果に結びつく、というお話。この言葉に私はとても共感しました。最初から諦めていては何も成功させることができません。何事にも全力で取り組み、夢を叶えられるように努力していきたいと思いました。他にも漢字の成り立ちから学べることや女優という職業の大変さについてのお話をして頂きましたが、一見私達には程遠い事のようで私達がそこから学ばなければいけないことがたくさんあるように感じました。今回この大変な状況の中、来ていただき講演をして下さった羽田美智子さんの言葉を忘れずに、自分の夢や目標に向かって進んでいきたいと思います。 |
3組 |
今年の紫峰祭は新型コロナウイルスの影響のためオンラインで行われました。発表の前後には生徒会長が挨拶をしてくださいました。はじめに演劇部の発表がありました。今年は向き合っての演劇は難しいため正面を向いての発表でした。内容は4人の学生が自粛生活を強いられる中、もどかしい様子を表現していました。コロナ禍での実施に工夫が上手だなと思いました。次に弦楽同好会の発表がありました。練習期間が例年よりも短い中で素敵な演奏をしてくださいました。オンラインなので、観客を感動させる演奏に拍手の音が響かないのは少し寂しいなと感じました。次のスケジュールはアメリカメディカルツアー・SDGsスタディツアーの体験録の発表です。実際に現地へ行って発見したこと、振り返って考察したことを知ることができました。オンラインであることで重要なことがメモしやすい環境なのは長所だなと思いました。4つ目の発表は合唱部でした。合唱部はコロナ禍での活動が、最もと言って良い程難しい部活動だと思います。そのため、少人数での発表やマウスシールドをするなどの工夫が見受けられました。次の発表は箏曲部です。高校二年生は今回の演奏で最後ということで3曲目を、単独で演奏してくださいました。前の2曲も素晴らしかったのですが、最後は人数が減っても損なわれない迫力にレベルの高さを感じました。次は羽田美智子さんの講演でした。私は直接聞いてきましたが、先生がおっしゃっていた通り画面越しでは感じられないオーラがありました。お話の内容も得られるものが多く、新たに挑戦することへの後押しをしていただいた気がしました。そして次は吹奏楽部の発表でした。レベルの高い演奏に圧倒されました。また、演奏の合間の部員の方々のやりとりもあり、エンターテインメントの精神に溢れているなと感心しました。最後はチアリーダー部の発表です。アメリカでも活躍したことがある部ということだけあり、とてもすごかったです。チアリーディングから色々なダンスまで幅広く演技していただきました。このような発表があったのですが、オンラインで文化祭が実施されることにより遠方にお住まいの方・高齢の方など移動に手間取る方・忙しく行く暇がない方なども発表を見ることができるというメリットがありました。普段通りの実施に加えホールでの発表をオンラインで配信する、というのもいいなと思いました。ただ、オンラインだとやはり文化祭の醍醐味であるクラス発表ができないので早くコロナウイルスが収束して欲しいです。 |
4組 |
新型コロナウイルスの影響で、今回の紫峰祭はオンラインという新しい方法で開催することになりましたが、家から見た紫峰祭の部活発表はいつもとは違う新鮮さを感じることができました。 私が特に印象に残っているのは、チア部の部活発表です。昨年は、チア部の部活発表を生で見ていたのですが、その時は演技の迫力と凄さに圧倒されるばかりでした。でも今年は、昨年感じたことに加え、見ている人達に元気になってほしいという気持ちが伝わってきました。新型コロナウイルスに立ち向かっている人達へエールを送っているように感じ、感動しましたし、自分にも何か力になることができないかを考えるきっかけになりました。 そして何よりも、今回の紫峰祭で一番印象に残っているのは、羽田美智子さんの講演会です。こんな機会はもうないだろうと思い、実際に講演会に足を運びました。画面越しでは感じられない羽田さんの魅力がとても伝わってきました。羽田さんがおっしゃった何気ない一言から熱心に語ってくださったことまで、全てが私の胸に響きました。 羽田さんは、人生に無駄なものは一つもないとおっしゃっていました。私はこれまで、無駄だと思うことを最小限に抑えようとして生きてきました。でも、羽田さんの言葉を聞いて、自分の考えを改めようと思いました。そもそも、無駄かどうかはその時には分かるものではないし、自分が無駄だと勝手にきめつけていただけなのだと思うと、これまでの自分が恥ずかしくなってきました。これからは全てを大切にして生きていきたいです。 私は、羽田さんから人生の先輩として、沢山のアドバイスをいただきました。そのアドバイスをしっかりと胸に刻んで、中高では人間性を磨き、夢や目標に向かっていきたいと思います。 今回のオンライン紫峰祭では、いつもの紫峰祭とは違うからこその新しい発見や気づきがありました。オンラインだからこその良さが沢山ありました。私には、学ぶべきこと、考えるべきことがまだまだ沢山あります。それらを一つ一つ大切にしていこうと思います。 |
5組 |
今回の紫峰祭では、学校の臨時休校があり練習時間が短く例年とは違うことをすることがあり、皆手探りでどのようにしたらコロナ対策を取れるか考えながら行いました。1つ目に、冒頭にも書きましたが練習時間が短いことです。例年でしたら4月から練習して行くのですが、今年は6月から部活が始まり例年よりも曲を完成させる時間が短く、短期間で完成させなければなりませんでした。ですが、皆短期間でもきちんと曲を完成させ、紫峰祭で発表できたのでとても良かったと思います。2つ目に、コロナ感染に気をつけながら部活をすることです。まず、窓を開けて、換気を徹底的に行いました。また、部室は狭く、部員全員が入ると密になる状況でした。ですので、空いている教室を使って密にならない状況を作っていきながら活動していきました。また、部員の数が少なくなっても距離を取らなければならないので、ソーシャルディスタンスを取れる距離をあけるということも行いました。3つ目に、先輩として紫峰祭に出たことです。今までは先輩だけしかいませんでしたが今年から後輩ができて、教えるということをしました。教えるということは難しかったのですが、とても楽しかったです。4つ目に、本番の準備です。本番では前に発表している部活があるので慎重に準備をしなければならず、大変でした。しかし、みんなで協力して行ったので無事前の部活を邪魔することなく準備できました。また、ステージ準備も素早くできてとても良かったと思います。発表では、みんなまとまって演奏することができてとても良かったと思います。今回のコロナ禍での紫峰祭を通して、様々なことを学びました。まず、できないと思っても、考えればできるということです。これからの人生でもこのような場面があると思うので、これからも考えて行動していこうと思います。次に、教えるということが難しいということを知りました。今まで友達に教えることはありましたが、年下の子に教えることはなく初めての機会であったのでとても良い機会になりました。 |
6組 |
今回私は吹奏楽部員としてオンライン紫峰祭に参加しました。今回私はオンライン紫峰祭をやって、「人に伝える音楽」というものを学びました。私はオンライン紫峰祭に参加する前は、人前で演奏することを懸念するようになってしまったきっかけは、小学校4年生の時のピアノの発表会での出来事です。それまでは人前で演奏したり、発表したりすることに対して恐怖心も緊張も全くしませんでした。その時もいつもの発表会通り自分に中では完璧に仕上げ、暗譜もしました。ですが舞台袖で出番を待っている時、自分の前の出番の前の子が体調を崩してしまい、全員でその子の介抱にあたりました。いつもは待機している間に最終チェックをしているのですが、その時ばかりは出来ませんでした。いよいよ出番がまわってきて、ピアノの前に座った瞬間脳内の楽譜が消えてしまいました。そのまま舞台袖にはけた時の恥ずかしさと口惜しさは今でも忘れられません。小学生の時は吹奏楽もやっていて、人前で演奏をしていました。毎回毎回、その出来事を思い出してしまい、思うように吹けませんでしたが、恥ずかしい思いをするよりマシだと心に言い聞かせていました。ですが、今回無観客でしかもオンラインでの発表で聞いてくださる方たちの偉大も感じることが出来ました。いつもはLive感があるからか誰か1人が間違えたり、想定外のことが起きても会場の雰囲気で分からなくなってしまいがちですが、今回はオンラインでの発表ということだったのでいつものお客さんがいらっしゃる時よりも心を込めないと曲のイメージが思ったよりも伝わらないことがわかりました。部長さんは言っていた、「人に伝える音楽」の難しさがやっと分かったような気がします。いつもはホールの臨場感に助けられている部分も多々ありますが、オンラインではそうもいきません。完璧にかつ、いつもより感情移入をしなくてはなりませんでした。いつもは自分の演奏のモチベーションを上げていたり、完璧に吹こうと思うきっかけは「人前で演奏すること」だったのが、「自分たちの演奏をどう伝えるか」に変わりました。これからも聞いてくださる方々の心を動かすような演奏を心がけていきたいです。 |
7組 |
2020年12月あたりからコロナウイルスが発生し、3月から休校になりながらも現在通常通り学校に通い、そして紫峰祭も“オンライン紫峰祭”という特別な形で実施されました。オンライン体制が初めてだったのもあり、私はどういう風に実施されるのか、部活で練習してきた成果はどのように披露されるのか、など様々な不安が少しありました。ですが、オンライン紫峰祭当日、最初の挨拶、羽田美智子さんやSDGs、アカデミックツアーについての講演、またパンフレット以上の想像絶する素晴らしい部活の演奏など、私は様々な事に感動し、ずっと見続けてしまうほど夢中になっていました。 特に私が一番感動したのは箏曲部で、私の仲が良い友達が多数いる、というのもあるのかもしれませんが、普段なかなか聞かない“和風”の音を、様々な琴を使って音と音を重なり合わせながら一つの素晴らしい音楽にしていた所が印象強く残っています。私も箏は習っていないのですが、ピアノや合唱は習っていて、音楽はすごく好きです。そういう視点から見ても団結力、練習量、努力などが聞いていてよくわかりました。 そしてもう一つ、印象強く残っているのは羽田美智子さんの講演です。羽田美智子さんは普段女優さんという職業をしているほか、様々なところに行って講演会をしていると聞き、とてもびっくりし、また女優さんがどういう風な撮影をしているのか、演技をする上で現地の人に聞きに行ったりしていたり、自分で役作りをしたりなど、女優さんしか知らないこと、演技に対する真剣さを学びました。 今回のオンライン紫峰祭を通して、私は様々な講演や発表で、一つの事に向き合う努力、大切さを知りました。私もまずは勉強から、自分の身近なことを努力して、向き合って、一つの自分の物にしていこうと思います。 |
8組 |
今回の紫峰祭は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、初めてのオンライン紫峰祭になってしまいました。先生方、私達生徒もこのような影響下での紫峰祭は初めてのことにも関わらず、中止することなく予定通り実行したことに意義があることだと思いました。日頃からIT機器による授業を行なっているので、私たち生徒は違和感なくオンライン紫峰祭に参加できたと思います。例えば、吹奏楽部活やチアリーダー部の発表は録画ではなく生配信で見られたことはオンラインのメリットだと思います。私は今回オンライン紫峰祭で吹奏楽部とチアリーダー部の発表を見ました。吹奏楽部の演奏はオンラインでも迫力ある演奏が伝わってくる素晴らしいものでした。何から何まで自分たちでやろうという意思が伝わってきました。大人数がいる中で、息がぴったりと合った緊張感のある演奏は日々の努力をうかがうことができました。移動しながらの演奏や長時間の演奏は何度も何度も練習し、話し合った結果だと思います。私は小学校の頃吹奏楽部に所属していましたが、息を合わせることの大変さを知っているので、みなさんの日々の努力が伝わってきました。 チアリーダー部で印象に残ったことは、部員みなさんの笑顔でした。笑顔で息の揃った演技をみていると私たちまで笑顔になり、勇気づけられるように感じました。高校2年生にとっては最後の紫峰祭であり、本来であったら観客の前で演技したかったと思います。その悔しさが最後の先輩方の涙を見て伝わってきました。このようなコロナ禍の影響で様々の行事が中止になってしまい、色々な部活動の選手にとっては活躍の場が奪われ悔しい、虚しい思いをした生徒が多くいたと思います。その中で、オンラインで発表する場があったことは大変な意義があったと私は思います。 今後もコロナ禍の影響が続くと思いますが、新しい生活様式の中で江戸取スタイルを見出しながら学園生活を送りたいと思います。最後に、今回発表してくださった部活動のみなさんからたくさんの感動をもらいました。ありがとうございました。 |