羽田美智子氏の講演をお聴きして

1組 信念を曲げない

 僕は羽田さんのお話をお聞きして大変そうだと思ったことは、初めて共演する時に 、何もないところから「この人とはこういう思い出があった」と思いこみながら、何回もやるということです。このように大変な事があっても女優を続けてきた羽田さんは 、「女優で成功する人たちは、やる気、熱意が違う」とおっしゃっていました。これは僕たちにも共通して言える ことで、夢を叶えるには、やはりまず熱意を持ってやらなければいけないということが改めてわかりました。

 次は何事も前向きに考えるということです。羽田さんは地元が水害に遭い、小学校の友達とボランティア活動をし、いままで関わりがなかった人たちとも絆を深められたということがあり、苦労することがあっても、前向きに考えれば、道は開けるけるとおっしゃっていました。今はコロナウイルスが流行しており、 様々な行事が制限されたり、中止になってしまいましたが、決して落ち込まずに、前向きに今できることを考え、努力して行こうと思いました。

 最後に、羽田さんは、目標と自分には未来を変える力があるという信念を持つことが大切だとおっしゃっていました。僕は、いままで目標に向かって努力していましたが、信念を持っていなかったので、「どうせダメだ」と思ってしまうことがありました。しかし、羽田さんの念ずることについてのお話や実際に体験したことにより、「自分はできるのではないか」という自信や、こういう信念を持っていこうと思いました。挫折しそうになってもこの信念を思い出していこうと思います。

1組 A ()+B(信念)C(結果)

 今回の羽田美智子氏の講話をお聴きし、ドラマや映画などを一本作るのは、すごく大変なのだと分かりました。そして羽田さんがおっしゃっていたように、A ()+B(信念)C(結果)の関係について、ある事を「絶対にやってやる」という信念の気持ちがあれば、必ず良い結果が出ることが分かりました。

 まず一本のドラマや映画を一分間作るのにも、何度も様々なところから撮影したりすることを初めて知り、また沢山のセリフを覚えなければならず、本当に大変だと思いました。 

 A +BCについてですが、以前から父にも「信念の気持ちが必要」だと言われて、今回羽田さんの講話をお聴きし 、改めてそれが必要だと分かりました。次に「」という漢字について、「誰かに叱られたり、叩かれたりするから、命は輝く」こと に気づき、今後はたとえ叱られても、すぐに落ち込まずに、前向きに考えようと思います。

 最後に今までやったことがないことや部活・習い事などの興味があることにどんどん挑戦し、限界まで努力することが大切だと分かりました。今回の羽田さんの講話をお聴きし、信念を持つことや過度に落ち込まないこと 、そして興味のあることにどんどん挑戦することが大事だと思いました。

2組 成功のもととなる失敗の経験を集めると成功する道が作れる

 羽田美智子さん、講演ありがとうございました。手を合わせる実験で、始めに右手を合わせたときは、絶対急に長くなることなんてありえないと思いましたが、自分で自分を信じて左手をやってみたら、本当に長くなりました。これには本当に驚きました。自分を信じていれば、なんでもできてしまうのではないかと思うと、なんだか一気に不安がなくなったような気がします!

 自信を持つことで得られる最大のメリットは、失敗や成功などを経験することで、自信の質を上げることです。「今までもこういう事を経験してきた。だから自分にはこんなものへっちゃらだ」と 考えれば、壁に立ち向かっていけるのではないでしょうか。失敗をしても折れない心を持つということはとても大事だと思います。折れない心を作るのは、自信だったり、これまでの成功体験の数だったりします。「失敗は成功のもと」の言葉は、僕は本当にそうだなと思いました。成功のもととなる失敗の経験を集めると成功する道が作れるのだと思います。

3組 どんなことも無駄にはならない

 私は今回羽田さんの講演をお聴きし、努力の大切さを学びました。他に今回の講演を聞き分かったことはつあります。

 つは芸能界の大変さです。私は今まで芸能界で売れている 女優さんは、話の面白さや運の良さで売れていると思っていました。もちろん有名になるために努力もしているに違いありませんが、それでも運がいいから売れているのだろうと思っていました。しかし、今回羽田さんのお話をお聴きし、血の滲む努力を他の人の何倍、何十倍もしていたのだと分かりました。どんな職業であれ、成功している人や伸びる人は努力しているのだと感じました。ドラマなどの撮影も想像していたよりももっと大変で、大勢の人達が協力して作っていると分かりました。舞台でも台詞のミスなどに臨機応変に対応していると分かりました。私は人前に出るときかなり緊張してしまうのですが、規模は違えど役者さんでも緊張すると分かり 、少し安心しました。どんな時もうまくカバーし、やり切っていていくパワーは見習わなければなりません。

 つ目に分かった ことは、どんなことも無駄にはならないということです。努力はもちろん、羽田さんのボランティアのお話を聞き 、前に築いてきた友達との絆も無駄ではないと分かりました。同じ状況の中でも信念があれば、結果は大きく変わってくるという話では、確かに念じる力の大きさによって結果は変わってくると思います。私自身も「こうなりたいな」と思う時と 、「こんな風になる」と思う時とでは、かなり結果が変わってきます。「こうなりたいな」と思うときはあまり努力できずに終わってしまいますが 、「こうなる」と決めたことは自然と努力でき、さらに目標設定も細かくやっていけると気づきました。

 今回の講演であまり知らなかった芸能の世界を知り、さらに努力はどんな小さな ことでも無駄ではないと分かりました。これからは今まで逃げてきたことも挑戦し、夢を叶えるために努力していこうと考えています。

4組 信念があれば

 羽田さんは、芸能界の話から芸能界に入ったきっかけなどを話してくださいました。話の中で「信念」についての話題が出ました。その信念について私は、物事をやりとげる力と理解していました。しかし、羽田さんは、立てた目標に対して最後までやり通すことだと話されていました。私の経験の中で、その意味に当てはまる出来事があるのではないかと考えると、いくつか思い浮かぶことがありました。その中で印象に残っている出来事として、1つ目に英検の勉強が思い浮かびました。合格という目標を掲げて今までに習ったことのない単語や文法を学習していくことは、簡単なことではありませんでした。それでも、「目標を達成させるためには」と、踏ん張り 、最後までやり遂げることができました。


 講演をしてくださった羽田さんは、「地域を復興させる」という目標を設定し 、鬼怒川決壊のボランティアが思いに残っていると話されていました。そして、そのボランティアの中で 、小学校時代の友達との友情が復活したと話されていました。羽田さんは「友人」は、とても大切な存在であり、出会ったという縁を大事にしてほしいと話されていました。この言葉をうかがい、私もこれからは今よりも更に、出会えたという縁を大切に友達と絆を深めていきたいと思いました。「信念」があれば、人は夢や目標を叶えることができると感じました。信念は人生において、とても大切なことだと分かりました。この講演を機に信念を持って生活していこうと思います。

5組 どんなことも一人では成功できない

芸能人の方に学校に来ていただき、講演をしていただく機会は、人生の中で一度あるか、ないかくらいの貴重な体験です。最初に羽田さんは、未知の世界である「芸能界」のお話をしてくださいました。熱(ガッツ)のある人は伸びる、ドラマで一分のシーンを作るのに十回から二十回撮る、擬似体験が多いなど、様々なことを詳しく話してくださいました。特に心に残った話は、ドラマの表側では俳優さんだけが仕事をしているように見えるけれども、ドラマの裏側ではプロデューサー、カメラマン、美術、監督といった大勢の人がいて、初めて一本のドラマが完成するという話です。どんなことも一人では成功できないと自分は思っているので、それはドラマの世界でも同じなのだと分かり 、深く心に残りました。

次に舞台についての話もしていただきました。舞台は生でお客さんの前で演技をします。掛け合いの場面などで相手がセリフを間違えてしまい、自分が次のセリフを言ってしまうと話が噛み合わなくなるので、相手のセリフも覚え 、相手が間違えたとしても、フォローができるようにしなければいけないということをうかがい、そこまで考えて、事前に準備をして舞台に立たなければいけないことに 、俳優の難しさ、凄さを改めて感じました。

最後に 羽田さん流の「夢の叶え方」を教えていただきました。A +BCという方程式、Aは自分では叶えられないことBは信念とおっしゃっていました。これは自分では叶えられないと思うことでも 、目標や信念を持って努力すれば叶えられるということです。やりたくないことでも、自分を成長させてくれることはやってみる、まずは小さな目標を持って努力する、この二つのことが自分は心に残りました。羽田美智子さん講演ありがとうございました。

6組 女優業の難しさ

 私は羽田美智子さんの講話をお聴きして「女優」という職業の大変さを知りました。今まで私の考えていた「女優」という職業は、演技をすれば誰でもできるものだと思っていました。しかし、自分が考えているものとは違っていました。事前に自分が演じる役の職業や性格を勉強したり、研究したりして撮影に挑む。努力することが当たり前 の職業ということを知って、女優さんや俳優さん、役者さんの人はすごいなあと思いました。

7組 プラスに考え、成功をイメージし、努力する

 羽田美智子さんの講演を聞き、印象に残ったことの1つ目は、「ピンチはチャンス」という言葉です。私はこの「ピンチはチャンス」という言葉を初めて聞いたとき 、「ピンチはチャンスなら何がピンチなんだろう」と思いました。結局、「ピンチはチャンス」の意味がわからなかったので 、「ピンチはチャンス」という言葉を信じることができませんでした。けれども、今回の羽田美智子さんの講演を聞き、ピンチはチャンスになるのだと思い、「ピンチはチャンス」について、真剣に考えてみようと思いました。

 私は「ピンチはチャンス」なら、「チャンスはピンチ」なのではないかと考えました。しかし、そのようになってしまうと 、いよいよ何がピンチで何がチャンスか分からなくなってしまいます。そこで私はどんなときでも、どんなことでもチャンスやピンチになると考えました。その様々なことをチャンスやピンチに変えるのは 「自分の心の状態」だと思います。自分が調子に乗っていたら、チャンスの流れも、ピンチの流れになってしまいます。逆に、ピンチの流れだとしても、自分にプラスになるような行動をしていけばどんどんチャンスの流れに変わっていきます。このことからどんなピンチでも自分にプラスになることを見つけて努力をすることが大事だと思いました。

 私が2つ目に思ったことは、イメージについてです。私はイメージというものは、何かを叶えるために大事なことであると思います。結果」をイメージできるということは 、結果までの「過程」もイメージできるということです。車いすバスケットボールの選手である国枝慎吾さんは、毎日「俺は最強だ」と叫んでいるそうです。これは結果やそれに至るまでの過程をイメージしているということではないでしょうか。過程がイメージできれば、後は努力をし、イメージした過程を実行すればいいのです。 ですから、イメージを実現するためには努力は不可欠なのです。これら2つのことから、私は、どんな時でもプラスに考え、成功をイメージし、努力することが大事だと思いました。

8組 私の右手は左手よりも長い

 羽田美智子さんの公演をお聴きし 、心に残ったことのつ目は「俳優」についてです。 俳優は演じる役に沿って登場人物の家族のイメージを想像をしたり、実際に登場人物の仕事を体験したりすることが必要であると仰っていました。たとえば、羽田さんは、医者の仕事を演じるために、病院に行き、救急患者が運ばれて来て、実際に治療をしているところを見学したそうです。私は俳優という職業はとても大変だと改めて思いました。

 2つ目は、「信じる」ということです。 講演中、観客の私たちは、自分の両手を出し、心の中で強く「私の右手は左手よりも長い」と信じ 、念じるということをしました。すると、0.5センチメートルくらい伸びていたので、とても驚きました。

 私は羽田さんが出演しているドラマはほとんど見ているので、羽田さんが来校すると知った時は、感激で胸がいっぱいになりました。講演に来ていただき、本当にありがとうございました。