中等部1学年

薬物乱用防止講座 

2020.7.20

1組 私たちにできること     

今回、取手ライオンズクラブさんに講話をしていただきました。たとえ法律で使用を許可されている薬物(風邪薬など)でも使用方法を間違えると1度使っただけでも薬物乱用になってしまい、使用方法を間違えると余計に体調を悪くしてしまいます。それに薬物を乱用してしまうと手のしびれ、失明、脳の働きの低下、そして最悪の場合には、死亡してしまいます。薬物は、神経、身体ともにダメにさせてしまうのです。薬物乱用をやめてもフラッシュバックがいつ起こるかわからず、脳が薬物を使えと命令し、再び薬物を使用してしまいます。私は、どれだけ薬物が危ないのかを知ることができました。しかし残念ながら、日本にも薬物を乱用している人は200万人もいます。こうした状況は変えなければなりません。

 それでは、私たちにできることとは何でしょう? 今、私たちにできることは薬物乱用の誘いに乗らないことです。「みんなやっているし、1回ぐらいなら大丈夫だよ」などと優しく言われても「いいえ。私は大丈夫です」ときっぱり断りましょう。薬物依存症になってしまうと自分だけではなく家族や、大切な人も巻き込んでしまうことになり、いろいろな人に迷惑をかけてしまいます。このことに気づかない人が誘いに乗ってしまうのです。だから、薬物の危険さをもっと世の中に広めていくべきです。薬物は1度だけでも使用してしまうと、もう2度と元には戻れないということを胸に刻み、自分自身をもっと大切にしようと思いました。

2組 「おいしい話」には落とし穴がある  

今回の講話をお聴きし、覚醒剤や大麻などの危険な薬物は絶対に使ってはいけないことがわかりました。友達や知り合いに薬を勧められても、それが安全なものなのか、危険なものなのかは自分では判断できません。ですから、いくら知っている人だろうと他人からは決して薬をもらわず、医師からもらった薬のみ使用するべきだと思いました。

特に怖いのが、パッケージが興味をひくようなものだったり、食品パッケージに似ているものだったりして、知らないうちに自分も所持してしまい、安易に使ってしまうことです。怪しいものを見つけたら、周りの人に相談し、確かめることも一つの手だと思いました。この薬はダイエットにいいだとか、スッキリするだとか、そんなおいしい話はないのだと思えるようになることが大切です。

 薬一つで、体に悪影響を及ぼすことがあるとわかりましたので、自分のことを大切に思うならば、絶対に手を出してはいけないと思いました。覚醒剤のような危ない薬だけではなく、いい薬も約束事を守らなければ同じ悪い結果を招いてしまいます。使用方法にもしっかり気をつけるべきだとわかりました。
 
 タバコやアルコールなど、過剰摂取は体に悪いものですが、法には触れないものは「中和」が大事です。大人になってもタバコは絶対に吸わないと私は決めていますので、誘われてもきっぱりと断る勇気を持ちたいと思います。

3組 薬物は人生を破壊する

私は、2番目に見たVTRの麻薬の勧誘をしている女子大生を見て、とても恐怖を感じました。普段は優しく信頼できる関係にあったはずの先輩が後輩たちに麻薬を勧め、「何? 私の言うことを信じないって言うの?」などという威圧的なセリフを恐ろしく感じました。

麻薬には様々な種類があるというのは以前から知っていて、「スピード」などという名前は授業でも聞いたことがあり、「足が速くなりそうな薬だ」と、その名前に騙されかけていました。さらに「チョコ」などという、もっと紛らわしい名前があることを知り、騙されないように気をつけなければいけないと実感しました。

また、1度でも使うと、もう戻れなくなってしまうというのも恐ろしく感じました。たった1度の使用で、縮んだ脳は戻らなくなり、薬物をやめてもちょっとした拍子でまた手を出してしまうという、少し関わるだけでも自分の人生を大きく破壊してしまうということを知り、絶対に騙されないようにしたいと強く思いました。

4組 だまされやすい薬物の隠語   

私は小学校の保健の授業でも薬物乱用について習いましたが、今回ほど詳しくはありませんでした。今回、新しく知ることがたくさんあり、薬物乱用は自分も、身近な人も、社会も壊していき、ダメにするのだといっそう強く感じました。薬物の隠語は私たちが知っている安全な食べ物などと同じ言葉のものがあり、それはかなり衝撃的なことで、もし誘われた時には気づいて「いらない!」とはっきり言えるよう、そうした隠語はすべて知っておきたいと思います。

一番衝撃的だったのは、薬物を乱用することによって生じる悪影響がとても多いということです。「◯◯さんが大麻所持の疑いで逮捕されました」というニュースをよく耳にしますが、今回のお話をお聴きし、様々な障害が出ることがわかり、絶対にあんな風になりたくないと痛感しました。薬物乱用は人を壊すと知り、薬物乱用に対する危機意識がより高まりました。

薬物乱用をしないために、恐ろしい誘い文句を覚えようと思います。特に私が覚えておきたいのは「試供品」、「タダであげる」、「試してみる?」の3つです。無料だったら、という気持ちにならないよう、いつも冷静でいられるようにしたいです。

また、私は仲の良い友達に誘われた時に断る自信がありません。だから、今から意志を強くし、薬物とわかったらすぐに「いらない!」と言えるようになりたいと思います。そして、「家族と病院からもらった薬しか服用しない」を徹底し、薬物乱用を絶対にしないように気をつけます。

5組 薬物乱用は重大な犯罪 
 薬物乱用防止講座を受けて僕は三つのことに気をつけようと思いました。

まず、「薬物乱用について」です。薬物乱用とは覚醒剤や危険ドラッグ、大麻などの違法な麻薬を一度でも服用したり、薬局でもらった薬を指定された数よりも多くの数を摂取してしまったりすることです。このことに僕は今薬物を乱用してしまえば、自分の将来や家族などの身内の人に脅威が降りかかってしまうので、薬物を乱用するのは絶対にしないようにしようと思いました。また、危険ドラッグは最近ネットなどで他のものに混ざって販売されているのでネットで物を買うときは注意して買おうと思いました。

次に、「薬物を使うことによって起こる脳への影響について」です。薬物を使うことによって起こる脳への影響は、何かをできたときに出る喜びや達成感などの高揚感を勝手に「出せ」と命令して出したりこの効果の副作用である聴覚、視覚、嗅覚をおかしくしたりする場合があります。また、病院に行って治してもらっても疲れやストレス、寝不足により脳に「フラッシュバック」が起こって脳から「薬をくれ。もっと欲しい。」などとささやかれ、またやってしまうようになってしまいます。そのため悪の循環が回り出してしまうのでやらないように気をつけようと思いました。

最後に、「薬物乱用は法を犯した犯罪」です。薬物を使うとアメリカや日本、フランスでは「無期懲役」、中国やフィリピン、韓国では「死刑」になります。また、麻薬は運がよければ体だけを拘束されるだけの刑務所に、次に運がよければ体と心を拘束される精神病院に、運が悪ければ体も心もこの世からなくなってしまう「死」に陥ります。麻薬の恐ろしさを改めて痛感しました。今回、講座を受け、僕は薬物に気をつけ、決して手を出さないようにしようと思いました。

6組 おそろしい薬物依存  

薬物乱用とは法律で禁止されている薬を一回でも使うこと、また正しい目的以外で使うこと。 

 現在、大麻が一番多く使用されており、大麻の使用に若者が誘われるという事件が年々増加している。友達や知り合いなどに薬物乱用を誘われても、きちんと断る勇気が必要だ。一回くらいなら使ってもよいという考えは危険だ。薬物を使うと脳は破壊され、その脳は一生治らない。また歯を溶かし、大量に摂取すると死亡してしまう。1回使うと脳が「また使え!」と命令してくる。薬物を使うと体がボロボロになるのを知り、絶対に使わないようにしようと思った。

また、様々な手口で誘ってくる人に騙されないようにしたい。1回でも使うと薬物依存となり、やめたくてもやめられなくなる。薬がないとイライラしてしまう。途中で中断しても、「フラッシュバック」といって、少し疲れがたまっただけで薬を飲みたいという欲望が出てくる。一度でも使うと依存してしまうということがわかった。これからも薬物を使わないという強い意志を持って生きていきたい。

7組 自分だけでなく、身近な人の命を守ることが大切

小学校の時にも薬物の乱用を防ぐための講話を聞いたことがありました。しかし小学生の時とは違い、薬物の脅威がさらに身近にあるように感じます。電車やバスに乗って通学し、活動範囲は拡大し、より社会との関わりが深くなってきています。講話の中でもあったように、怪しいと思ったら迷わずきっぱりと断る勇気が必要です。

薬物乱用が身体に与えてしまう影響は、自分を破壊していくものばかりでした。乱用者を待つ先は、よくて刑務所や精神病院、悪ければ「死」というものでした。それでもなお、新たに手を出してしまう人が、なぜ後を絶たないのでしょう。一度手を出したらやめられないのなら、なぜその「一度」に手を出してしまうのかと本当に残念に思います。薬物に手を出したり、乱用したりしないために、誰かと会話をするときは常に気をつけ、また、家族や友達の様子にも気を配り、「薬物の脅威」をより遠ざけたいと思います。自分の身を守ることが一番大切ですが、自分一人のためだけではなく、「薬物乱用防止」の意識を、身近な人の命を守ることにもつなげていきたいです。

8組 正しい知識、強い意志、断る勇気

 今回の講座では、薬物の恐ろしさを改めて知ることができました。まず、薬物乱用とは「社会のルールから外れた方法や目的で薬物を使うこと」で、たとえ一回だけの使用でも乱用につながり、犯罪となることです。また、医薬品でも、病気や傷の治療などの正しい目的以外に使ってしまうと乱用になることがわかりました。正しい薬を正しい飲み方で飲まないといけないのです。

また、どんなに信用できる人からでも「おかしいな」と思う薬はもらわないようにしなければなりません。薬物は、「隠語」を使った別の呼び方があるそうで、それにも注意することが必要です。だまされないためには、正しい知識、強い意志、断る勇気の3つが大切だとわかりました。もし、私がそういった事態に巻き込まれそうになったら、この3つを意識して、強く「いりません」と言おうと決意しました。薬物乱用は自分の心だけでなく、人間関係も破壊してしまうという、とても怖いものなので、絶対に使用しないと誓います。