1組 | 3組 | 5組 | 7組 | 9組 | 11組 | 江戸取ホーム |
1組 I君 |
「国際交流」というのは、高校生の自分達にとってパッとするようでパッとしない内容です。 これからの時代に必要だということも分かっていますし、その理由もよくわかります。日本でも大学時のみでなく、社会全体の様々なところで「国際」に関する知識やアイデア等が不可欠になるでしょうし、国民の減少に伴って、国内に他の国の人たちが働きに来ることも考えられることはよく話題に挙がります。2020年の東京オリンピックではその重要性をまず知ることとなるでしょうし、問題点や課題なども見つけることができると思います。 その前に今回のようなお話を聞いて将来の世界や日本がどのように変わっていくのか考える機会にもなりました。これからの国際社会の発展と共に日本、そして世界の「国際交流化」に貢献していきたいと思います。 |
3組 K君 |
私は今日の講演会を受け、多様性や多角的な考え方、グローバル化の中でのリーダー像についての考えを深めるきっかけとなりました。 多角的な考え方については、インドのアスファルト舗装についての話では、先進国に住んでいる自分の感覚でいえば推進することが絶対的にいいことと思ってしまいがちなことでも、途上国の人の立場からしてみればむしろ反対であることもあるのだということを実感することができました。この話から、リーダーとして上に立つ者になるためには、一つの視点に凝り固まって、一つの考えを絶対だと思って行動することをよく意識して避けなければならないと改めて認識させられました。 多様性については、今回の講話であまり触れられていないように感じましたが、濱田先生の専門であるというマスメディアについて、私の持っている意見としては、メディア、特に民放テレビにおいてはドキュメンタリー系やニュースでは障がい者についての話題を腫れものように扱ったり、アニメやドラマで障がい者の方々が出てくるときはほとんどが美談になっていたり、原作のあるものではその人たちの出てくる回を抜いたりと、本当の意味での多様性が果たされていないように感じています。 海外での話や留学などの少し遠い話ばかりでなく、自分たちにとってより身近な話題、先生の専門であるメディアについての話題にも触れてほしかったです。また、質疑応答の時間をもう少しとっていただきたかったです。 |
5組 M君 |
今回の濱田純一先生の講演会で、濱田先生は日本人学生のさらなる国際化がとても重要で、様々な国際経験や留学生との交流を増やして行くべきだと仰っていました。自分たちが将来日本を引っ張って行く存在になるには外国との交流が必要不可欠です。交流を円滑に進めるにあたって大きく2つの能力が必要だと思います。 1つ目は、知識力です。まず、外国人と交流する時に英語を喋ることは大前提です。受験英語を勉強していただけでは英語は喋れるようにはなりません。だから、この先は英会話力も身につけていかなければなりません。そのために、英語における深い知識、また、交流相手の国の文化などの知識も持っている必要があると思います。 2つ目は、コミュニケーション能力です。今回の講演で濱田先生が仰っていたように、たとえ英語における深い知識を持っていたとしても、それを相手に伝えることが出来なければ意味がありません。逆にいくらコミュニケーション能力があろうと、英語が話せなければ伝えることは出来ません。コミュニケーション能力を身につけて行くために、今学校でも行われていますが、ディスカッションロングホームルームで率先的に発表し、自分の意見を伝えられるようにしたり、Classiで紹介されている様々なイベントに参加して、自分の意見を伝えることが、クラスの生徒相手にでなく、他校の生徒などにも伝えられるようにすることが必要だと思いました。 今回の講演により国際化についてさらに興味が湧き、また、自分たちが国際化に対応していくためにすべきことが分かりました。 |
7組 K君 |
「21世紀を担う君たちへ」というタイトルで濱田純一先生の話を聞きました。そこではどれも私たちのためになることばかりでした。 印象に残ったことは、今の私たち、日本人学生に必要なことはさらなる国際化であるということでした。今の日本は少子高齢化と同時に海外からの労働者が増加しています。だから、日本人学生に、語学学習、国際経験、留学生との交流の機会を増やすことはとても大切だとおっしゃっていました。今、世界中で、社会や経済のグローバル化がとても速く進んでいます。そのような場で語学力や、ほかの国の人との交流がなければ、コミュニケーションをとることができず、さらなるグローバル化を目指すことができません。さらに、それができたうえで、他の国の人と、そのようなグローバル時代に取り残されないようにするために必要なことは、専門的な知識です。世界中の様々な人と共生するために、あらゆる場でこの専門的な知識を発揮しなければならないと思います。濱田先生の言葉で、「プロフェッショナルというと、つい、孤高の存在をイメージしやすいが、連携した仕事が求められる職場では、そのようなことはありえないというものがありました。私は本当にその通りだなと思いました。ある特定の分野で、自分はこれだけは、ほかのだれにも負けないというようなスキルを持っていれば、それは自身の強みとなり、ほかの国の人と協働できると思います。 今回濱田先生の話を聞いて、今の私たちに求められるものが何かわかりました。今回の話を踏まえ、今後私たちの生活に役立てていきたいと思いました。 |
9組 S君 |
今回、濱田純一先生の講話を聞いて、改めて自分の将来について考えました。今、私たちは大学受験という大きな人生のゴールの一つに向かって日々努力しています。しかし、それはたった一つのゴールに過ぎず、これから社会に出ていく中で必要なことは、大学受験で必要なものとは全然違うということが今回の講話で分かりました。 私たちの受験は日本国内での争いになりますが、社会に出たら世界との闘いになります。つまり、自分の体をどんどん国際化していかなければなりません。国際社会の中で存在感を発揮していくためには、色々な言語を話せるようになったり、その中でリーダーとして引っ張っていったりする必要があります。 世界にはまだまだたくさんの課題が残っています。その課題を克服するために、3つの力を身に付ける必要があると分かりました。 1つ目は、原理に立ち戻り自分の力で考える力です。人は長期間同じことを考えていると時に大事な道から外れてしまうことがあります。そのとき、一度原点に戻る力がないと取り返しのつかないところまで行ってしまうことがあります。生物絶滅や地球崩壊なども冗談ではなくなってしまいます。 2つ目は、困難に直面しても考え続ける忍耐力です。「諦めたらそこでゲームオーバー、それならそこで一発サヨナラ満塁ホームランを狙ってしまえ」という言葉をよく聞きます。まさにそれが道理でそれは私も部活などで学びました。 3つ目は、自ら新しい発想を生み出す創発的な力です。今、急激に力を伸ばし、活躍している企業は、現代の社会に適合したものを新しく創り出した企業だと思います。どんどん新しいものを創っていかないと、人は皆飽きてしまうし、そのうち赤字になり大変なことになってしまいます。そして創発的な力は今最も世界に求められています。なぜかというと、地球温暖化などの社会問題の解決方法がいまだ出されておらず、求められているからです。ちなみにこれらの3つの力は、濱田先生が東大の入学式のときに述べた言葉です。 今回の講話を聞き、社会に出るには、これから先、身に付けるべき力が多いと思いました。これからも日々努力していかなければいけないと改めて思いました。 |
11組 Iさん |
今を生きる私達がやらなければならないことは「べき論」からの脱出だと改めて思いました。先生のお話の中に留学をした方が考え方が広がるといったようなお話がありました。人は十人十色、違った考えを持っていて、留学をすると国を越えるので、その国の国民性も出るでしょう。そのような経験すると、自分の考えが全てではなく、同じ対象物を見ていたとしても、違う方面からの見方や感じ方があることに気づき、心が広くなっていくと思うのです。つまり、どれだけ違った考えを持った人に触れ合うことが出来るかで、多様性を許すことができる人になることが出来ると思うのです。 私個人の意見ですが、私達生徒よりも年配の方の方が多様性を認めあえていないのではないかと思います。そう思う理由は以前、ワークショップのファシリテーターをしていた際の小学生からの発言にあります。ワークショップの内容は、未来のわくわくリビングを考えるといったものでした。その時に「多様性」を意識したリビングが出来上がっているグループがあり、小学生に「多様性ってなんだと思う?」という質問が投げかけたところ、「世の中には色々な人がいるけどそれを認め合えるのが多様性だと思います」と凛とした様子で答えていました。小学生の方が頭が柔らかく、時代にあった考え方をしていると感じた瞬間でした。 世の中には「○○はこうであるべき」というべき論がはびこっています。このべき論こそ多様性の邪魔をしていると思うのです。数々のコミュニティで年配の方が上に立っていますが、その方々の「〜であるべき」というのは何を根拠にしているのか説明出来るものなのでしょうか。「伝統」や「文化」は続けているから良いのでしょうか。本質を見抜いた上で様々なべき論が打破されていけば、誰にとっても生きやすく自分が自分でいることができる環境が整えられるのではないかと思いました。 |