2組

 今回のコンサートでは、普段あまり観ることができないミュージカルを鑑賞することができました。ソプラノとテノールの、二人ずつの合唱はとても息が合っていて、合唱だけでなく演技まで本格的で、その素晴らしさに圧倒されました。4人の合唱に注目しがちでしたが、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、ハープ、サックス、パーカッションの楽器の演奏も、きれいなハーモニーを作り出していて舞台を盛り上げていました。ハープ、パーカッションという楽器に関しては、実際見るのは初めてだったので良い経験になりました。そして何と言っても、このミュージカルはそのエンターテインメント性がコンサート全体を包み込んでいたところが素晴らしかったです。会場にいる生徒全員に対して、拍手や合唱を呼びかけ、会場全体で楽しむことができました。演奏していた曲や歌も多くの人が知っているような有名なものを選曲していて、特に「アナと雪の女王」の主題歌「ありのままで」は、会場から物音一つしなくなる程全員が見入っていました。多くの観客の中で、あのようなすばらしい演奏ができるところに、プロの凄さを実感しました。今回のミュージカルを鑑賞して、音楽に対する興味や見方が少し変わったと思います。プロの演奏や合唱に感銘を受け、音楽系の職業を目指している人は、特に夢に対する意識や意欲が強くなったことと思います。滅多にない経験ができたことから、今後、夢に対する思いをますます強くすることが出来たらいいと思いました。










4組

私は今まであまり音楽に興味がありませんでした。もちろん音楽を聴くことは好きですが、音楽を楽しむことと聴くことは別のものだと私は考えていました。しかし、今回のデュアリスミュージックを鑑賞して、音楽の楽しさが実感しました。会場のみんなで体を使って、一緒に音楽を作り上げていくことで自然と笑顔になりました。今日のような体験は初めてで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。クラッシックという音楽は、堅いイメージを抱いていたのですが、それが覆されました。思わず手を叩きたくなるようなリズムにアレンジされたクラッシックは、17年間生きてきた中で一番楽しいと思える曲でした。今までにも、何回か学校のイベントとしてプロの演奏家によるクラッシック音楽を聴いてきましたが、綺麗な音色や楽器の美しい組み合わせを感じることができるのはアレンジされたクラッシックではなく、曲そのものを美しく奏でているコンサートですが、楽しむという面では、今回のデュアリスミュージックのようなコンサートが一番です。私には、デュアリスミュージックのような音楽の方が合っていると思いました。ただ、今日残念だったのは上の席だったため登場シーンが全く見られず最初戸惑ったことです。楽しみにしていただけに残念でした。今回のように、観客も一体となって一緒に音楽を作り上げていくコンサートは、日常のことに置き換えれば、江戸取の授業だと思います。先生だけが一方的に授業を行うのではなく、生徒も一緒に取り組んで行くことが大切だと改めて感じました。今日の体験を大切にして、普段の授業に、より真剣に取り組んでいきたいです。










6組
 私はあまり音楽に興味がなく、楽器に関する知識もありませんでした。普段、自分の好きな歌を聞くくらいしか音楽と触れることはありません。しかし、コンサートをお聴きして、音楽ってすごいな、奥が深いなと感じました。また、小中学生の時、もっと真面目に音楽の授業を受けていればよかったと思いました。まず、私が魅了されたのが演奏されている方々の表情です。特に歌っている時に次々変わる表情がとても豊かで、次はどんな表情をするのだろうとコンサート中、ずっとわくわくしていました。そして、言語は違っても表情だけで感情が伝わってくることを感じました。これは、歌を歌うときだけでなく、普段の生活の中で、自分の気持ちを相手に伝えたいときにも通じるものであると思いました。また指揮についてですが、私は今まで、指揮者が果たす役割がどれほど重要であるか、分かりませんでした。しかし、指揮者によって、1つの曲が全く違うものになるのだということを身をもって知ることができました。音楽を作り上げる上で指揮は、音楽を1つにまとめる重要な役割を担っていることがよく分かりました。普段、聴くことのないクラシックやポップス、オペラ、ミュージカルの曲をそれぞれ聴いて、デュアリスミュージックの皆さんのおかげで、音楽の魅力に気づくことができました。いつかオペラやミュージカルなどを観に行きたいと思います。すばらしい演奏を、ありがとうございました。




 




8組
 デュアリス ミュージックのコンサートを、私は最初、堅苦しい感じのコンサートなのかなと思っていましたが、実際は全く違って出演者の方々がコンサートを盛り上げるために、ステージから降りて観客席まで来たり、歌いながらの寸劇があったりと、とても楽しいコンサートでした。クラシックだけでなく、様々なジャンルの有名な曲をたくさん演奏していただき、クラシックをあまり知らない私でも、とても楽しめました。幅広いジャンルの曲の生演奏を聴くことができて、大変感動しました。特に印象に残ったのは、5曲目の「オー・ソレ・ミオ」です。4人の歌手たちが、歌いながら小芝居したり、寸劇したりするのが面白くて、思わず笑ってしまいましたが、歌をじっくり聴いていると、歌手の方々はユーモアがあるだけでなく、素晴らしい発声の技術を持っている方々なのだということがわかりました。ハーモニー、や音を伸ばしたりするところなどは、思わず息を飲んでしまいました。また、歌だけでなく楽器の演奏も素晴らしく、特に印象的だったのがハープです。ハープは2曲目の「花のワルツ」の時に、最初の部分をソロで弾いていました。私はハープを生で聴いたことはありませんでしたが、優しい音色でとても素敵だと思いました。ハープはとてもお金がかかる楽器だと聞いたことがあります。だから、続けること自体が大変で、ハープ奏者になるのは至難なことであると思っていました。ハープ奏者の邊見美帆子さんがハープ奏者になるまでの道のりをお聞きしたかったです。普段は聴く機会がないすばらしい音楽をたくさん聴くことができて、とても有意義な時間でした。デュアリスミュージックのみなさんに感謝したいと思います。









10組
 私は、今回デュアリスミュージックの演奏をクオリティが高く、幅広いジャンルの曲や歌を演奏されるということで前からとても楽しみにしていました。一番印象的だったのは、指揮者がいないということです。多くの楽団には指揮者はいるので、とても驚きました。指揮者がいないと曲のリズムが取りづらく、演奏全体のバランスが保てないのではないかと思っていましたが、そんなことは一切なく、むしろ全員の演奏によって、一体感が生まれていて、とても素晴らしいと思いました。また、パーカスを演奏する方が、手でシンバルを叩いているのが印象的でした。そして、この楽団のコンセプトでもある「エンターテイメント性の高いステージ」の面でも、とても楽しむことができました。後ろの扉から歌い手の方が出てきたり、みんなで歌ってみたり、コミカルな寸劇が入っていたりと観客を飽きさせないようなステージは、とても勉強になりました。また、オリジナルの曲やアレンジされた曲、誰もが知っているような曲でもこの楽団らしい楽曲に生まれ変わっていて、とても感動しました。今回、このような一流の楽団の演奏をお聴きすることができて本当に良かったです。私は普段あまりオペラなどを鑑賞する機会がないので、休日などに行ってみたいと思います。最後に、司会の方も仰っていましたが、音楽は本当に素敵なものだと思います。日常でも音楽に触れる機会が多くあるので、これから様々なジャンルの音楽を聴いてみたいです。音楽は「音を楽しむ」と書きます。だから私はこれから楽しみながら音楽と関わっていきたいと思います。









12組
 華やかなドレスやスーツを着た演奏者の方々がいるステージは、いつもの大ホールと違い、とてもきらびやかでした。演奏が始まった時、楽しそうに笑顔でそれぞれの楽器を奏でる姿を見て、私たちもその中に引き込まれていくようでした。ボーカルの4人が登場したときは、手を振りながら、笑顔で私たちに近寄って来て下さり、親近感が湧いてくる楽しいコンサートでした。周囲を見渡すと、みな笑顔で、心から音楽を楽しんでいることが伝わってきました。クラシックの名曲だけでなく、私たちに馴染み深いディズニーの曲や、民謡を理解し易く、親近感が持てる説明を混じえて話していただいたことで、より楽しむことができました。時間が過ぎるのがとても早く、あっという間に終わった感じがして、少し寂しい思いがしました。演奏を通して、生徒全員が1つになって手を叩き、ステップを刻む、改めて音楽が持つ力の凄さを感じました。ボーカルの方々の、物語性のある演出もとても面白く、みんなで魅入ってしまいました。音楽の良さとは、教養を深めるだけでなく、みんなで1つになり、楽しさや幸せを共有できることであると思います。また、このようなすばらしい音楽に触れる機会を与えてくださった先生方に感謝したいです。本当に楽しい演奏会で、幸せなひとときを過ごすことが出来ました!またデュアリスミュージックオーケストラの皆さんにも感謝するとともに、私たちの生活の中にある音楽と共に、日々成長を重ねていきたいです。