東京混声合唱団コンサートを鑑賞して



 

2組 

 東京混声合唱団のみなさんの歌を聴いてとても感動しました。いちばんはじめに校歌を披露してくださり、今まで聴いたことのないような校歌でとてもきれいでした。普段聴いたり、歌ったりしないような曲でも完成させ、私たちが知っている歌以上にきれいな歌声を届けてくれるので、ずっとわくわくしながら次の曲を楽しみにしていました。第1部で唱歌の四季を聴いた時はとても不思議な感じがしましたが、とてもきれいで知っているメロディーもそれ自体がさらに美しい音色に聴こえました。第2部では知っていた曲、2つがとても印象に残っています。その曲の良さがより伝わってきました。私も聴き惚れてしまいました。第3部ではクリスマスシーズンにちなんでクリスマスソングを聴きました。会場全体もとても盛り上がっていました。ハモリがきれいでテレビや街で聞くようなジングルベルや赤鼻のトナカイとは雰囲気が違っており楽しかったです。「ジョイフルジョイフル」も聴いたことがありませんでしたが、最後に素晴らしい曲を聴くことができてよかったです。自分は中学校時代に公立中学校に通っていて、年に一度、学年ごとにトップを競う合唱コンクールというものがありました。2ヶ月前くらいから練習をするのですが、なかなか上手くいかず、完璧に作り上げていくことは困難でした。今回の合唱団のみなさんの歌声を聴いてこのことを思い出し、本当にすごいなと改めて感じました。また、私は中学校の卒業式で指揮者を務めて、指揮の難しさを痛感しました。リズムをとるだけでなく伴奏者との連携も重要で、周りの人たちをまとめなくてはならないのでとても大変でした。そしていざ本番となるとさらに緊張して失敗することがとんでもなく怖かったのですが、楽しくやり遂げることが出来ました。その指揮の経験もあるので今回のキハラさんの指揮を見て風格があってこんな堂々とした指揮をしたいなと憧れました。ピアニストの斎木さんの音もすごく自分の心に響きました。ピアノを弾けるようになりたいなと思いました。今まで音楽に触れてきて様々な経験をしました。そして、今回のコンサートで音楽の感動というものを改めて知ることができました。また合唱を聴いてみたいです。

 

 



4組 

 今回は、東京混声合唱団の方々の合唱をお聴きできるという、とても貴重な経験をさせていただきました。私は合唱部に所属しています。合唱部員の私にとって東京混声合唱団は憧れで、今回は沢山のことを学ばせていただきました。まずは響きです。私が座っていたのは、ホールの端の方で、アルトパートの目の前でした。ですから、アルトパートの声ばかりきこえてしまうかなと思ったのですが、そのようなことはありませんでした。誰かが一人で歌っているのではないかと思うくらい皆さんの声が揃っており、きっとどの場所に座っていても、偏りなく同じ響きが聞こえているのだろうなと思い、プロ合唱団の一人一人の技術の高さに感銘を受けました。2つ目は発音です。合唱では、歌を人の心に届けるためにも、丁寧に発音することが大切だと思っています。ですが、発音は難しく、いつも練習で苦戦しています。今回は、合唱団の方々がどの子音を大切にして歌っているのかに注目してきいてみました。すると、とてもよくきこえてきた子音は、stでした。確かに、この2つは少し気を抜くとすぐに聞こえなくなってしまう子音なので注意しなければならないと思いました。この学びをこれからの練習にも生かしていきたいです。また、第一部で歌っていた「雪」は、私も合唱部で挑戦したことのある曲で、皆でリズムを合わせるのがとても難しいと思った記憶があります。ですが、合唱団の皆さんはリズムが速くなりすぎず、でも軽やかに歌いきっていてとてもかっこいいと感じました。これらのような今回受けた刺激を大切にし、今後も合唱を楽しんでいきたいです。


 



6組 

 僕は、今まで音楽のコンサートなどに訪れたことがなく、今回行われた東京混声合唱団のクリスマスコンサートで初めて本格的な合唱を聞きました。音楽の授業の時に聞いた合唱とは違う生の歌声に圧倒されました。また、機械を通していないにもかかわらず、あのように大きな声で歌えているのにはとても驚きました。開演し、合唱団の方々が綺麗な衣装を身に纏い登場されました。最初に歌われたのは、東京混声合唱団による江戸川学園取手高等学校の校歌でした。僕達がいつも歌っている校歌もプロの方が歌われると、違う歌かと思う程に洗練されていて、とても感動しました。その後の第一部では、日本人なら誰でも知っているであろう「朧月夜」や、「紅葉」、「夕焼け小焼け」などを歌っていただき、小さい時に自分が歌っていた歌が、プロの方たちの合唱によって、全く違う印象になりました。第二部では、「世界に一つだけの花」や、「翼をください」などの、僕達の世代が知っている歌で盛り上げてくださいました。第三部では、クリスマスソングを歌っていただきました。曲の途中で手拍子を行い盛り上げたり、合唱団の歌手の方々がステージから降りてきて、歌を歌いながら手を振ってくれるなどのパフォーマンスもとても面白かったです。僕は今回の東京混声合唱団のクリスマスコンサートを聞いて、改めて、同じ歌でも歌う人が違うだけで、人を感動させることが出来たりすることが分かりました。今後このようなコンサートなどがあったら是非個人で行ってみたいと思いました。東京混声合唱団のみなさん、本当にありがとうございました!

 



8組 

 今回の東京混声合唱団の方々は、男性の声と女性の歌声が調和しおり、とても美しく感じました。合唱団と聞いていたので、自分の知らないような難しい曲ばかりではないかと不安でした。しかし、実際のコンサートをお聴きすると自分たちの知っている曲も多くあり、とても楽しんで聴くことができました。江戸取の合唱部の公演などでもよく聞いたことのある女性のとても高い声ですが、よく出せるなと感動しました。自分は声が低くて音痴なのでとても尊敬できました。また、クリスマスシーズンということで、コンサートの最後にはサンタクロースやトナカイの歌で会場を盛り上げて頂きました。ステージを降りて生徒たちの方に来てくださり、ハイタッチもしてもらいました。とてもノリが良くて楽しい時間を過ごさせていただきました。自分は音楽に関してはそこまで興味がなかったのですが今回をきっかけに自分でも歌を歌ってみようと思い始めました。司会の男性の人がソロで歌う場面がとても印象的でした。僕の近くには、いつも歌っていてとても歌がうまい人がいます。その友達もあの男性の人のように上手くなるのかなとも聴きながら思いました。そしてピアノを弾いている方の技術にも感動しました。僕の妹もピアノをやっていて、指がよく回るようにするためにトレーニングをいつもしているのを見ていますが、プロの方はもっとすごい努力をしているのだと感じました。音楽関係のグループの方々はほんの一握りしか人の前に出て披露できないと聞いたことがあります。自分のやりたいことでステージに上がっているこの方たちは本当にすごいと思いました。自分もやりたいことをして生きていくためには頑張らないといけないと思います。今回の公演はプロの方々の凄さを見させていただきました。ありがとうございました。


 
 



10組 

 今回のコンサートを聴いて、私はとても感動しました。30人ほどの方が歌っていましたが、その人数にも関わらず、男性の声も女性の声も素晴らしく調和し、少しもずれることなく全員が一つになっていて、とても迫力がありました。 第1部では、日本の四季の歌を集めた組曲が披露されました。私はそのような歌を長らく聴いていなかったので、懐かしい気持ちになると共に、日本の四季がとても美しいものであることを再認識することができました。第2部では合唱曲の多いプログラムでした。特に、「小さな空」は、曲の全てがアカペラでしたが、合唱団の皆さんは、伴奏が付いている他の曲に引けを取らない歌声で歌い上げておりました。それは、私の言葉で表現できないほど素晴らしいものでした。第3部では雰囲気が変わり、クリスマスソングが披露されました。生徒を含む全員で合唱をした「きよしこの夜」では、会場全体が一体となり、1週間後にやってくるクリスマスの和やかな気分を一足早く分かち合うことができました。そして、私が今回のコンサートで一番感銘を受けたのは、第1部に先立って披露された校歌です。プロの合唱団の方々が歌う校歌は、私たちが普段歌っている校歌とは全く違う曲のように聴こえました。歌詞の表現していることが真っ直ぐに私の心の中に入ってきました。私も、これから江戸取生としての誇りを持って、しっかりと校歌を歌っていきたいと思いました。 今回のコンサートは、美しい歌声と共に色々な人の様々な思いが伝わってくる素晴らしいものでした。本当にありがとうございました。

 

 

 



12組

 東京混声合唱団の皆さんの歌を聞くことが出来てとてもいい経験になりました。組曲を聞いた時からその歌声に引き込まれてしまって思わず前のめりになってしまうほどでした。組曲のひとつの「茶摘み」は音楽で歌ったことがあり、どんな曲か知っていましたが、自分たちが歌っている「茶摘み」と全く違っていて驚きました。クレッシェンドなどが寸分の狂いもなくぴったりと揃っていて、どれだけ練習を積めばこうなるのだろうと思いました。 組曲の中で一番好きな曲が春の「朧月夜」です。組曲の中で「茶摘み」や「雪」などは日本の童謡という感じがしましたが「朧月夜」は少し新しさを感じ、聞いていて新鮮で耳にすっと入ってきて気分が上がる曲でした。 そのあとの「夕焼け小焼け」は僕が小さい頃から何度も聞いたことのある曲だったはずなのにまるで初めて聞く曲のようで驚きました。入りのブレスから僕が歌ってきたものとは全く違い、鳥肌が立ちました。「夕焼け小焼け」にハモリがあるだけでこんなにも奥深い音色になるのだなと感動しました。第1部では昔からある日本の代表曲で、普段自分から聞こうと思って聞くことはありませんでしたが、こんなにもかっこいい曲なのだなと新たな魅力を知ることができました。第2部の「世界に一つだけの花」では、一人一人の歌っている時の些細な動きに歌詞の表現している気持ちや、グッと感情が篭もる部分がすごく伝わってきて心に響きました。サビの部分では全員が全くずれることなく、それでいて一人一人の声がはっきり聞こえてプロの合唱の凄さが伝わってきました。またサビの部分で手拍子をしたり手話を一緒にやったりと会場が一体になっていました。僕もあの場でステージに立って歌っていたらきっと楽しかったのだろうなと思いました。「小さな空」や「翼をください」も知っている曲ではありましたが、こんなにいい曲だったっけ?と不思議に思うくらいプロの方々の歌声に圧倒されました。第3部では「赤鼻のトナカイ」が1番心に残っています。僕はアカペラのグループが好きでYouTubeなどでよく動画を見ていますが、「赤鼻のトナカイ」はそれに近く、聞いていて楽しかったです。今回は音楽の楽しさを知れて本当によかったです。