研修旅行に参加して

1組 

 2泊3日の研修旅行は、私にとって自分を変える良い機会になりました。高入生と同じクラスになって、ある程度仲が深まってきたこの時期に研修旅行に行くということは、クラスの仲間との団結力を高め、高入生との仲をさらに深めることを目的としているのではないかと考えていました。しかし、実際に行ってみると、仲間と切磋琢磨するということ以外にも、沢山のことを学ぶことができたと思います。 「今年の江戸取のテーマは深化と挑戦である。」と校長先生がおっしゃった時、最初に私の頭に浮かんだのは、「深化」ではなく、「進化」でした。昨年よりも前へ進むという意味が込められているのではないかと考えたからです。ですが、「深化」という漢字を見た時、前へ「進む」だけでなく、「深く」学んで幅広い知識を持つことを表しているのではないかと感じ、とても感銘を受けました。私にとって研修旅行は、正しく「深化」でした。 研修旅行での先生方のお話はどれも、将来の夢を叶えるために今何をするべきか私に考えさせてくださいました。大学受験はまだ先だとのんびりしていた私は、今勉強することがどれ程大事であるか気づいていませんでした。「初志貫徹」という言葉を胸に、復習を大切にしていこうと思いました。 挨拶と返事の大切さも、今回の研修旅行で深まったと感じました。中学1年生の頃の研修旅行で、挨拶と返事の大切さを学んでから、約3年間意識して行っていましたが、高校生になってからする挨拶と、中学生の頃にしていた挨拶とは全く違うことを実感しました。中学生の頃は、適当な気持ちで挨拶をしていたということを知り、これからは、きちんと挨拶の本質を理解した上で元気よく行っていこうと思いました。 クラス内での団結力も深まったと思います。クラス対抗マッチの時には、あまり話していなかったクラスメイトや高入生と話す機会が増え、絆のようなものが芽生えたような気がしました。 「大学入試はただの通過点である。」と校長先生はおっしゃっていました。私もその通りだと思いました。私がなりたいのは、医師であって、医学部に合格することではない。だからこそ、医学部に合格することをあくまで複数ある目標のうちの1つとして捉えています。では、どうしたらその目標を達成できるようになるのかを考えてみると、私は、「深化」と「挑戦」なのではないかと思います。あらゆる学問を「深化」させ、様々な事柄に「挑戦」することが大切なのではないかと考えています。なので、私はこれからの3年間を、主教科以外も全て「深化」させ、英検や数検、ボランティア活動などに積極的に「挑戦」していく努力をし、将来の夢の医師になれるように過ごしていきたいと思います。

 

 



3組 

2泊3日の研修旅行では、3つの力を手に入れることが出来ました。1つ目は、集中力です。今回、この研修旅行では約9時間の自主学習が設けられていました。勉強合宿と比べると短い時間だったので、「短い時間だから集中するぞ!」という意気込みで自主学習に取り組むことが出来ました。食事のあとの勉強の際は、眠くなり、ウトウトしてしまった時は、周りのクラスメイトが起こしてくれたり、回りのクラスメイトがウトウトしていると、自分が起こしてあげ切磋琢磨することが出来ました。また、自主学習の際事前に計画していた内容をほぼ実行することが出来たのでよかったと思います。2つ目は規則正しい生活を送る力です。僕の部屋では、賑やかなメンバーが多いので時間通りに行動することができるかどうか不安でした。しかし時間通りに行動することが出来ました。自分は、最近、春休み明けで朝起きる時間が遅くなっていて、規則正しい生活を送ることが出来ずにいました。この研修旅行では、早寝早起きすることが出来、規則正しい生活を送ることができるようになったと思いました。3つ目は、コミュニケーション力です。高校に進学する際、クラス替えが行われ、1度も同じクラスになったことがなかった人や4年目の人や高入生などと混ざりました。研修旅行前までは、元々、仲が良かった友人としか話していませんでしたが、研修旅行のクラスマッチを通して、新たな友人と話すことができました。クラスマッチでの結果は、2試合中2敗という、残念な結果でしたが、試合に向けての練習の際クラスメイトと協力して練習することが出来ました。今後は、男子に限らず、女子とも話したいです。来月には、体育祭があるのでクラス一丸となって、頑張りたいと思います。以上の3つの力を研修旅行で習得することが出来ました。この3つの力は、今後の日常生活でも使える力だと思います。僕はこの研修旅行を、楽しく行えたので大成功だと思いました。 
 



5組 

 今回、研修旅行に参加して、高校生としての自覚を改めて持つことができました。 まず、主体性についてです。私は行きのバスで「主体性を大切にする」と目標を宣言しました。なぜなら、今回の研修旅行で私が副委員長をやっていたからです。副委員長としてどのようにしたらクラスがより良くなるかを考えて、みんなで団結できるようにしました。そのために、積極的に水を配ったり、先生の手伝いをしたりしました。結果的に自分で積極的に動くことができたと思います。また副委員長としてより自覚と責任を持つことができました。とても良い機会になりました。山田先生が講話で「失敗は立ち上がらない時、本当の失敗になる」とおっしゃっていました。挑戦することに意味がある、と感じることができたので、これからはもっと積極的にいろんなことに挑戦したいです。 また、中等部時代の気持ちを改めることができました。どうしても中入生には今回の研修旅行は中1の時と同じだからという軽い気持ちがありました。しかし、研修旅行に行ってみたら、挨拶の声が小さかったり、移動中喋ったりなど当たり前のことができませんでした。その時に、校長先生の講話で「脱皮」という言葉をおっしゃっていて、私は現状維持していたらダメだ、深化しようと思いました。そして中等部時代からの心を改めることができました。校長先生をはじめ、たくさんの先生方が高等部42期生は新しい江戸取を作る世代だとおっしゃっていました。その言葉はとても重くてプレッシャーではありますが、それを壊して新しい江戸取を作る、作りたいと思いました。江戸取には今までのたくさんの立派な先輩方の伝統があります。まずその伝統に感謝をして、歴史を止めるのではなく、新しくまた歴史の土台を今までの歴史の上に作りあげられるように、1人1人が自覚や責任、誇りを持てるようにしたいです。「1人1人が主役」山田先生がおっしゃってくださったこの言葉の通り、学年全員が何か新しいことに挑戦できて、輝けるような学年になれるように、自分から積極的に挑戦していきたいです。そして今までの江戸取を良い意味で変えていきたいです。 最後に、この作文で今年挑戦することを書いておこうと思います。私は今年海外ボランティアに挑戦したいです。ここに書いたからには絶対挑戦したいです。グローバル化が進んでいる今、世界にはリーダーが必要です。そのようなリーダーになれるように、自分を甘やかさずに、勝てるように、日々目標を忘れないで努力していきたいです。そして3年後、高等部42期生は良い学年だったと胸を張って言えるように、みんなで絆を強めて、新しい江戸取を築きあげていきたいです。

 

   

 

 



7組 

 大学受験まで残りあと3年になりました。今回の研修旅行では、中学校の時以上に大学受験が身近に感じられました。そして、それと同時に今までの学習習慣では受験は乗り越えられないとも思いました。それが私にとって良い緊張感になりました。 また私は、研修旅行を終えて挑戦したいことが2つ増えました。まず1つ目は、たくさん読書をすることです。校長先生もおっしゃっていたように、本は、本の中の出来事を擬似体験することができますし、自分の視野を広げてくれます。中学生の頃も本を読んでいましたが、読む種類が偏りがちでした。だから、今年は推薦図書の中から興味のある本だけを読むのではなく、各科目の推薦図書の中から最低でも1つは読み、いろいろな分野の本に挑戦したいです。また、私は本を読んだ後、本の内容が読みっぱなしになっていることも多かったです。「この本、どうだった?」と聞かれても、「面白かったよ。」としか言えないのです。だから、これからは本を読むインプットの作業だけでなく、読んだ後、さらに読んだ内容を書く・伝える・実行するなどのアウトプットの作業もするようにしていくつもりです。本から少しでも多くのことを吸収できるよう、頑張ります。2つ目に私が挑戦したいことは、たくさんの大学のオープンキャンパスに行くことです。なぜなら、中学生の時は、大学受験なんてまだ先のこと、と考えていたため大学のことについてあまりよく知らないまま進路選択をしていたからです。だから、大学受験を三年後に控えたこのタイミングでもう一度しっかり進路について考えるために、夏休みを利用して様々な大学を見たいと思います。また、受験ではどの入試制度を使って受験するかが非常に重要になってきます。自分が大学受験で最大限有利になるようにするためにも、オープンキャンパスでたくさんのことを収穫したいです。 この研修旅行を通して、規律が身についたことはもちろんですが、他にもクラスメートと親睦を深めることができました。これから、体育祭や紫峰祭をはじめとする様々な行事で、この絆を生かすとともに、さらに強めていきたいです。 最後に、この研修旅行に行かせてくれた家族、研修旅行を指揮してくださった先生方に感謝をしたいです。42期生として、誇りを持って先輩方の伝統を受け継ぎ、私たちが新たな道を作っていきます。そして、この研修旅行を意味のあるものにし、校訓を体現するような人になれるよう3年間精進します。

 

    

 



9組 

 私にとって研修旅行は、高校生としての自覚を持つことができた3日間でした。 まず、自学習についてです。私は今年の目標を「計画を立てて、結果として残るような実のある勉強をすること」に決めました。研修旅行では自学習計画表に詳しく自分の学びたいものを書くことで、自分が今やらなければいけないことと、やっておいたほうがいいことに分けて、時間を無駄にすることなく実のある勉強ができたと思います。今自分がやるべきことをリストアップしてそれを効率よく実践することは、これからのテストや模試に向けての学習や、大学の受験勉強にも役に立つと思うので、習慣化したいと思います。また、校長先生や副校長先生がおっしゃっていたように、計画を立てるだけではなく、将来の目標を定め、それを長期計画として今の自分の計画を立てることは、勉強へのモチベーションが上がり、より実のある学習をすることにつながると思うので、自分の目標を設定しそれに向かって進んでいきたいと思います。 次に、行動面についてです。私は今回の研修旅行で、江戸取生としてふさわしい行動を学ぶことができたと思います。毎日欠かさず行っていた挨拶では、生活規範を定着させることができました。相手に対しての「思いやりのあるあいさつ」を心がけ、自分から積極的な挨拶をすることが身についたように感じます。これからの学校生活でも、すれ違った先生方に対して、心のこもった挨拶を心がけます。班行動では、協力し合い助け合うことを学びました。私が犯してしまったミスも補ってくれて、とても良い仲間に出会えたと思います。これから1年間、文化祭や体育祭など様々な行事があると思うので、今回学んだことを生かしてクラスのみんなを助けられる人になりたいと思います。クラス対抗マッチでは、団結力を学びました。私はバレーボールをやっていたのですが、初戦から負けてしまいました。しかしそれでも協力して頑張ったので、次の試合は勝つことができました。一人では成し遂げられないことも、みんなでやれば成し遂げられるのだということを感じて、感動しました。これから私が行き詰ってしまうことがあったら、周りの友人たちに協力してもらって、達成出来たらよいと思いました。 私は今回の研修旅行で、高校生としての自覚を持ち、たくさんのことを学ぶことができました。行動面においても、学習面においても、今回学んだことはすべて私の将来の役に立つことだと思うので、これからの生活に生かしたいと思います。また、今回立てた目標をすべて達成し、自分にとって有意義であったといえる高校3年間にしたいです。

 

 

 



11組

 今回の研修旅行で僕は目的をしっかり意識し参加することができました。挨拶では相手の目を見て時と場合を考えて挨拶出来ました。時間厳守の面では常に五分前で移動できるよう行動しました。初日は移動中に喋ってしまうことがありましたが二日目からは喋らず速やかに行動することができました。また自習室に早めに着いた時も私語をせず自習を始められて時間を有効活用することが出来ました。またクラスマッチのソフトボールではみんなで作戦を立て、戦うことが出来て、準優勝することができました。また部屋では色々な会話をして部屋の中でも親睦を深めることが出来ました。自学自習の面では、自分の課題をしっかりと把握し取り組むことが出来て今まで不安だったところやこれからの範囲の勉強が出来たので普段の生活でも今回の自習のような取り組みが出来るようにして、復習、予習を徹底できるようにしたいと思います。そして自分に合った効率の良い勉強法を見つけて自分のものにしていきたいと思います。また今年度のスローガンの深化と挑戦の面では講話を聞いて色々なことに挑戦してみたいと思いました。そして挑戦したことで失敗しても立ち上がって改善点を見つけ、成功できるようにしたいと思いました。また今回の研修旅行で色々な講話を聞いて目標を置き、夢に対する情熱を忘れずに最後までやりきることが大切だということを学びました。そして夢を叶える為には人望も必要だと思うので基本的な礼儀を身に付けていきたいです。またリーダーに求められる力の朗らかさ、素直さ、謙虚さの謙虚さを特に身に付け、みんなが親しみやすく頼れるような人間になりたいと思いました。そして他人への感謝、環境への感謝を忘れずに日々生活していきたいと思いました。 僕はこの研修旅行で学んだことを日々の生活の中でも生かしていけるように意識して生活していきたいと思いました。

    

 

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