中等部3学年

体育祭

〜深化と挑戦〜令和新時代の主体的体育祭!

2019.5.25



 

1組 体育祭を通して

 今回の体育祭で、私は自分の無力さを痛感しました。進行の仕方、応援の流れ、やるべき仕事…今まで高校生に任せっきりで、女団長という役に着いてから自分が何も知らないことに気がつきました。自分にこのような役が務まるのか。初めは不安しかありませんでした。しかし、私はあることを学んだことによって体育祭に向けて大きな前進をすることが出来ました。それは「頼る」ことです。今まではグループで何か発表する時、大抵1人でパワーポイントや原稿を作っていました。その方が効率的だからです。そのため、「誰かに仕事を頼む」ということに慣れていませんでした。そんな私を助けてくれたのはたくさんの人でした。自分から「これ、私がやるよ」と言ってくれたり、何も言わなくても始めてくれていたりして、私は驚きました。そして同時に知りました。これが「協調性」であると。ただ役割分担するだけでなく、自分から仕事を頼んだり、貰ったりすることも協調性のひとつだと気がつくことが出来ました。残念ながら勝つことは出来ませんでしたが、それでも皆で話し合い、行動し、時には対立もあり…皆で作る体育祭は本当に充実したものでした。初めての中等部だけの体育祭ということでやはり力不足もありましたが、それでも私はこの体育祭は成功だったと言えると思います。そしてこの経験が私の夢への力になるように、これからは自分から考え行動しなければならないと改めて思いました。

 

 

2組 体育祭を終えて

私は今回の体育祭で女団長を務めさせていただきました。今まで行ったことのない中等部だけの体育祭で、中一と中二の時は高校生の先輩に頼りきっていた私は体育祭までに応援団の練習が間に合うのかと不安でした。しかしいざ応援団の練習が始まるとダンスリーダーの人たちや、そうでない人もきちんと練習してくれて、ダンスが苦手な人たちのことを得意な人が教えたりしていてあんまり普段話さない人同士で関わったりできてとても貴重な体験になりました。体育祭本番、私たちは今まで高校生と合同だったので高校生がいなくなった分、競技に出る回数が増えその分達成感がありました。そして私が一番心配していた応援団の披露は自分の練習したきた100%を出し切ることができました。応援団の披露が終わった後別の組の人たちにすごくよかったと褒められたのを覚えています。その後も順調に競技は進みついに閉会式、応援賞の披露と総合優勝の発表の時、不安だった私を団長が大丈夫絶対俺ら勝つ。と言ってくれて自信が出ました。そして結果は応援賞と総合優勝のダブル受賞でした。自分が総合優勝の旗をもらいに行くなんてことを想像していなかったのでもう嬉しさと泣くのを必死に抑えようとしていたので旗をもらっているときは自分が何してるかわかりませんでした。私は本当に嬉しくて絶対泣かないとおもったのに泣きまくってしまいました。一生忘れない貴重な体験をすることができました。

 

3組 体育祭に参加して

 今年の体育祭は、江戸取で最初で最後の中等部だけの体育祭でした。中等部最高学年として、私達は応援団など自ら先頭に立って体育祭を進めていきました。私はチアがあり応援団があり、誘導係がありと盛り沢山の体育祭になりました。応援団は例年なら高三の先輩が毎日の放課後時間を削って練習していましたが、それを行うのは今年は私達でした。団長、女団長を中心に放課後など時間を削って策を練っていましたが、思うようにいかなかったり、みんなが付いてきてくれなかったりすることはやっぱりありました。時間がない中、なんとかみんなで協力して練習をし、体育祭当日を迎えました。当日は、晴天の素晴らしい天気でした。小学校まで徒歩で歩いて向かうというのも良い思い出となりました。オープニングのチアでは、中学生だからこそ見せられる、最高の元気と笑顔で盛り上げることができました。また、今年は体育祭実行委員ということで誘導係を務めましたが、練習もほぼない中、同じ誘導係の人と助け合い、また誘導する中一、中二が率先して協力してくれたおかげでスムーズに体育祭を進めることができました。そして、応援団では、ちょっとしたミスも起こりましたが、みんなで協力して最高の演技を披露することができました結果としては、応援賞が2位、総合優勝は4位でしたが、青組全員の絆が深まって、今までで一番最高の体育祭にすることができたので、とても満足しています。

 

4組 体育祭

 今回の体育祭は、初めての中高別での開催となり、中学生が主体となって行う体育祭となりました。その体育祭で僕は、団長という大きな役目をやることができました。はじめての中高別での開催となったため、慣れないことがたくさんありました。まず、応援披露です。自分たちだけで、音楽を決めたり、振り付けをしたりすることはとても難しいことでした。しかし、ダンスリーダーの人が中心となって、良いダンスができて、それに向けて、みんなで練習に励みました。しかし、みんなをまとめることはとても難しく、大変なことなのだなと感じました。でも、みんなちゃんと話しを聞いてくれたら、協力をしてくれたりして、すごく助かりました。体育祭当日の結果では、応援披露での良い結果は残せなかったけど、みんなで協力して一つのものを作ろうと努力したことはとても良い経験となりました。また、個人の競技でも、団長としてたくさんの競技に出ることができ、とてもいい思い出の体育祭になりました。また、僕は、出る競技が多く、最後の方に少し体調が悪くなってしまうことがありました。そこに、今まであまり話したことがなかった人でも、心配の声をかけてくれて、周りの人の温かさを知ることができ、とても嬉しかったです。今回の体育祭では、結果は悔しいものになったけれど、黄色組のみんなで、優勝に向けて協力できたことで、みんなとの仲が深まりました。団長として、足りないところはあったと思うけれど、みんなで楽しい体育祭を作り上げることができ、本当に良い経験になりました。今回は良い結果では終わらなかったので、次の紫峰祭で協力して良い結果で終われるようにしたいです。

   

 

5組 中学校と高校が分かれて行った最初の体育祭

 今回は、中学校と高校が分かれて行った最初の体育祭でした。これは、中学三年生の生徒が中心となって行ったものでした。中学三年生の生徒が中心になって行ったものごとの例は、四色応援披露でのダンスの練習やダンスの振り付けそして、位置決め・競技内でのアナウンスや誘導などの諸々の係、会場での前日準備や体育祭の後片づけなどです。また、体育祭を通じて変わったことは3つあります。1つ目の変わったことは、クラスでの団結力がより一層高まったことです。また、体育祭の後から、クラスの中で、自主的もしくは主体的に動いていく人が増えてきました。2つ目の変わったことは、同じ組の中で、今まで関りがなかった人や、かかわりが多くなかった人とのかかわりが増えたことです。今回の体育祭によって、様々な人との交流が増えたので、今まであまりかかわりがなかった人や、かかわりが多くなかった人との会話が増え、意外な共通点や共通の趣味・共通の特技が見つかり、話が弾み絆が強くなりました。3つ目の変わったことは、クラスの雰囲気です。体育祭の前は、バラバラだったクラスの雰囲気が、体育祭の終わった後では、一丸になって、1つのものごとに取り組んだり、解決策を探すようになりました。今回の体育祭で、中学3年生の生徒だけでなく、中等部全生徒が体育祭前より、成長するいい機会になったと思います。。

 

6組 体育祭を終えて

 今回、中等部だけでやる最初で最後の体育祭を団長として経験させてもらって色々なことが学べました。1つ目は、みんなをまとめることの大変さです。僕はサッカー部のキャプテンをしていますが、まとめることに苦労したことはあまりありませんでした。しかし、体育祭の応援披露の練習などを通してみんなをまとめて練習していく大変さを知ることができました。このことを知ったことによって今までは自分はリーダーじゃないからなどという考えで委員長がクラスをまとめていたりしてくれている中、ふざけたりしてしまっていました。今回リーダーとして経験できたので真剣に取り組んで迷惑をかけないようにしようと思いました。2つ目は、みんなで協力して練習したものを成功させるとものすごい達成感を得ることができるとわかりました。例えば、応援披露では前日の練習でもみんな不安を抱えていて、僕も正直みんなで良いものを披露できるか心配でした。しかし、みんなで多くの時間を練習していたことで本番ではものすごく上手くいき、みんなで喜んで終えることができ、とても嬉しかったです。また、クラスごとで取り組んだロープジャンピングやトルネードなども良い結果を残すことができたら、他の学年や女子が競技中にはみんなで応援したり、1位だったら喜んだりとみんなで勝ちを喜ぶことができて、よかったです。最後に、今回団長をやらせてもらいたくさんのことを学べる良い経験ができました。このことを生かして今後の生活に生かしていき、高校生ではもう一度団長をやりたいと思いました。 

 

 

7組  体育祭に参加して

 今回の体育祭は、中等部だけという江戸取で初の試みということで、私達、中学生3年生は当日まで今まで以上に全力を尽くして臨みました。私は、白組でW優勝をすることができました。その中で一番印象に残っているのは、「応援のダンス」です。私達白組はダンス部と団長や副団長が考えたダンスを踊りました。放課後や昼休み、学校のない休日や朝に早く集まったりして練習しました。できない人には出来る人が積極的に教えあっていました。最後まで諦めずに当日ギリギリまでたくさん練習しました。大切なことは最後まで諦めずにやり遂げることだとこの体育祭を通してよくわかりました。このことは中等部だけの体育祭だったからこそ気づけたことでもあり、何よりも、みんなが遅れを取らないように必死に協力し合った結果だと思いました。このことは、優勝した私達が、一番実感することが出来たのではないかと思います。

 

8組 頑張った体育祭

 僕は,体育祭で団長を務めました。初めて中高別に体育祭をやるということで,少し緊張しましたが、最後までやり遂げることが出来ました。僕が今回の体育祭で一番楽しかったことは応援の練習をしている時でした、最初は応援練習のダンスを特に男子ですが、最初はあまり積極的には練習に参加していませんでした。1回目のダンス練習をする時に集まった人は、10人いるかいないかで、集まったは良いものの、みんな隅っこの方に隠れたり、友達同士でお喋りしたりと、なかなかスムーズに進みませんでした。しかし回数を重ねていくにつれて参加してくれる人が増えていきました。やっていくには上手くいかないこと、大変なことも沢山ありました。それでもやはりみんなでできた体育祭は楽しかった、そう思います、それは、やはり練習をしっかりと行う事が出来たからだと思います。その練習を自分が納得できるように、楽しかったと思えた人もそうでない人も一丸となる事が出来たからだと思っています。今年で江戸取史上で最初の中高別の体育祭でしたが、成功したと言っても良いのではないでしょうか。体育祭を自分達主体で行ったことにより気づいた事がたくさんありました。中でも一番大きい事は、人は人によって繋がれるという事を実感したことです。こうして思いが人から人へと繋がれていき、また、その導かれた人がまた次にその思いを繋いでいくのが伝統というものなのではないでしょうか。僕は今回の体育祭で一つの重要な役につき、主体的に参加できる機会を与えて頂いた学校にとても感謝しています。来年もこの想いを絶やさずにしっかり次に繋げていきたいと思います。