新井紀子氏講演会に参加して

1組

 今回の講話は、AIを使用するメリットやデメリット、さらにAIが存在することに対するメリットやデメリットを考えるきっかけとなりました。AIを使用するメリットは、いつでも簡単に自分のわからないことを調べられ、情報をすぐに手にいれられることだと思います。簡単に調べられることで、時間や手間を省くことができると思います。しかし、調べることを全てAIに頼ってしまったら、自分で調べた時よりも頭に入らず、改めて調べ直すことになってしまうのではないかと思います。だから、AIを使用する上でのデメリットは、自分で行った時の方がよく頭の中に入り、長期記憶になることではないかと思います。しかし、だからといって、AIがなければ物事は簡単に進まなくなると思います。例えば、作業をする上で、AIを使ってロボットや機械を動かせば、自分たちで行うよりももっと効率よく、早く作業することができると思います。だから、AIが存在するメリットは、人間の手で作業するよりも、効率よくできるということだと思います。しかし、AIというものは、感情がなく、何も喋らず、意見を出さずに作業を淡々とこなしていくというものなので、人間と一緒に作業をする上では、精神的にもたないと思います。それもデメリットだと思います。このようなことを考えた上で、私はAIを使用したり存在し続けさせたりするためには、使い方を考え、目的に沿った使い方をしていくことが大切なのではないかと思いました。例えば、今すぐに調べなければいけないことや、ないといけない情報を検索する際には、AIを使えば簡単にできます。これに対して、これから知識として頭の中に残しておかなければいけないことは、辞書で調べた方が頭の中に残すことができると思います。このように、これからも自分がしようとしていることが、何を使用した方が効率がいいのかを常に考え、意識しながら行動をしていきたいと思いました。

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2組

 7月1日に開かれた新井紀子教授の講話「AIが大学入試を突破する〜時代の社会変化〜」をお聞きしている間、ずっと驚かされていました。最初に、「AIは大学入試に合格できない」と聞いたとき、「嘘だろう、AIの処理能力ならば満点で合格できるだろう」と考えていました。しかし、講話が進んでいくうちに、「確かにAIは大学入試に合格できないのだなぁ」と次第に思うようになっていました。大学入試よりも将棋や囲碁のほうが難しいと思っていましたが、そうではないとわかりました。やはり自分にとって最も衝撃的だったことは、「AIは文章全体の意味を理解していない」ということでした。これが、AIは大学入試に合格できないことの最も大きな根拠だと思います。自分をはるかに凌駕していると思っていたAIが、実は文章を理解していないとは、今回の講演を聞かなければわからなかったと思います。今、この世界の多くの仕事はAIによって代替されてしまっている中、そのAIに仕事を取られないようにするために、しっかりと文章を読めるように頑張ろうと思いました。

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3組

 AIは将来人間の仕事の半分をしめると予想されているが、僕はそうならないと思う。なぜなら、人間はAIにはできないことをたくさん持っているからである。AIは記憶や計算といったことを人間と比べて瞬時に行うことができる。しかし、人間の感情などをAIの中に定着させることは難しいのではないだろうか。僕が新井紀子先生の講演を聴いて一番心に残ったことは、AIは人間とは全く異なった視点から様々な問題を解いていくということである。例えば、社会の歴史の背景について書かれた文章に関して、用語を四つの選択肢から選ぶ問題があったとすると、人間が解く場合は、その文章に書かれた背景に関係する言葉をあてはめようとするだろう。しかし、AIはインターネット上の情報をくまなく検索し、四つの選択肢の中で一番多く書かれた用語を答えようとするのである。僕はAIのそのような能力を利用して、人間にはできないことをAIが将来担うようにすれば良いのではないかと考えた。AIは今後、さらなる進化を遂げて行くと思われる。僕たちが社会に出る頃にはAIが仕事場でも活躍していることだろう。しかし、時にはAIが凶器になることもある。そのため、今の段階からAIの危険性について十分理解が必要だと思う。僕は、今回の講演会でこのようなことについて学んだ。今後はAIができて人間にはできないようなことについてより深く考えていきたいと思う。
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4組

 今回の新井先生の講話は、周りの人とは少し違った気持ちで臨んでいました。それは、中1の時に新井紀子先生が出版された『AI vs 教科書が読めない子供たち』という本を読んで、ビブリオバトルで取り上げたからです。今回の講演会で、新井先生はその本の内容に近いお話をされていたのですが、本で読んだ時よりも何倍も何倍も言葉に重みがあり、僕自身改めて感じるものがありました。今回新井先生はおっしゃっていませんでしたが、実は先生は2010年に『コンピュータが仕事を奪う』という本も出版され、そこで世界の誰よりも早くAIが仕事を代替すると予測していらっしゃいました。当時、MITや、オックスフォードのチームなど、いま聞けば時代の最先端をゆく錚々たる集団がいましたが、それらに先駆けて、 当時から新井先生はAIの底知れない能力に目を向けられていました。
 また、今回の講演会は、AIの脅威を改めて知る機会となりましたが、人間に残された力もまだあります。感情を表現する力や、相手とのコミュニケーションが出来る能力、文章を読解し、正しい推測、判断を出来る能力などです。
 コンピュータは、 端的にいうと機械的なことしか出来ません。つまり、人間が機械と同じようなことをしなければ、AIに仕事を奪われて将来が危うくなることもないはずです。僕はAIと戦うよりも、AIと共存して効率化を図れるような人になりたいです。例えば、AmazonやGoogleなどのような、最近急激な成長を遂げている企業は、どれもそのAIによる力を駆使した企業です。企業にとっての最大の問題は、人を雇う、その人件費をいくら削減することができるのか、それに尽きます。Amazonは極限的に人件費を抑え、新たな技術開発にお金を使い、自社を成長させることが出来ました。「将来AIに仕事を取られてたまるものか」という気持ちを持ち続けて、AIと共存ができるような仕事をしたいです。

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5組

 今回の新井紀子先生の講話では、AIについての話を聞きました。今、世界では、AI (人工知能)の開発が進められています。その人工知能が大学入試を突破するということについての話をお聞きしました。まず、人間はどうして犬と猫を見分けることができるのかについて考えました。その理由は、僕たちが、これは犬、これは猫だと思い込んでいるからだと思います。人工知能に大学の入試問題を解かせてみると、意味を理解する必要のある問題は、解くことができないということがわかりました。また、人工知能は、助詞が理解できないので、助詞が重要な文章は、正しく理解することができないということもわかりました。将来、今存在している多くの仕事が、AIによって奪われるといわれています。人工知能に仕事を奪われないようにするために、きちんと意味を理解し、考えるということが重要になってくると思います。人工知能に負けない力は、意味を理解する力だということを、先生はおっしゃっていました。今回の講話では、主に助詞が大切だということを学びました。この先も進化し続ける人工知能に負けないようにするために、助詞を正しく理解できるようにしたり、文章の意味をきちんと理解できるようになったりすることが必要だと思います。今回の講話で学んだことをこの先に生かせるようにしていきたいです。

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6組

 僕は、六月一日に行われた新井紀子先生によるAIについての講話をお聴きして、学校で取り扱わない問題について詳しく学ぶことができました。正直なところ、とても難しい問題であるので、理解するのが難しい講話だと思っていましたが、内容は簡潔でわかりやすかったので、すぐに頭に入ってきました。特に、「AIがものを認識できるか」というテーマは、予想もしていなかったもので、とても興味を持ちました。結論では、AIは猫や犬などを区別できないということになりましたが、技術が進化して、そのようなことも可能になってくると考えると、だんだん怖くなってきます。今回の講話のメインテーマは「ロボットが東大に入れるか」というもので、とても興味がわきました。最初にロボットが東大に入れるかという質問を出されたときに、僕は、ロボットは東大に入れないと思いました。理由は簡単で、ロボットは感情を持たないので、国語でつまずいてしまうと思ったからです。予想はあっていました。ロボットは文章中の言葉を使用して、キーワードを挙げていき、そこから答えを探り出すことにより、正解できると知りました。今回の講話から学んだことは二つあります。一つは答えを割り出す方法です。ロボットが重要な単語をデータの文章中から探して答えを出していることから、自分たちも、ロボットのように問題文をしっかりと読めば、答えを導き出すことができると思います。問題文を理解するということは大切だと思います。二つ目に、AIに仕事を奪われている現状についてです。人よりもAIが優れている点を活かして、どんどん人の仕事がなくなっているのが現状です。ですので、AIの技術の進化に合わせて、僕たちも進化しなければならないと思いました。
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7組

 僕は今回新井紀子先生にAIのことについてお聞きすることが出来ました。僕はAIについてあまり調べたりしようと思ったことがなく、新井紀子先生はどんなお話をされるのか楽しみでした。事前に配られてあった新井紀子先生のプロフィールによると、数々の賞をもらっていたのですごい方だと思いました。新井紀子先生はマクロン大統領の招待により世界のトップAI研究者とともに、フランスのAI政策について進言しているとのことでした僕はプロフィールを見た時に本当に驚きました。最初講話をお聞きした時に大変面白い方だと思いました。パワーポイントで先生が出していた犬と猫の違いや、トイプードルとフライドチキンの違いについて、みんなも一緒になってどっちがどっちかを考えていて、とても楽しめました。またなんでそう思ったのか、その着眼点も、AIと関係している事があって、またそれはAIの苦手なことだと知りました。AIは人間より判断力が欠けていて、それは難しいことだと分かりました。新井先生は将来社会を生きていくために読解力をつけることが大切だとおっしゃっていました。文章をしっかり読んで理解する力を身につけようと思いました。これからAIの能力が人間の能力を超えてしまった時、人間の仕事が奪われてしまいます。そうならないために人間にしか出来ないようなことをする能力をつけて行きたいと思いました。
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8組

 僕は、講演会に参加して、今のAIは、思っていたより人間が考えた問題を解けないのだとわかりました。まず初めに、AIは画像でなにかを判断すると言っていたのですが、色を少しずつ粒のような形で把握しているので、今の技術はすごいと思いました。しかし、そのようにAIに覚えさせていると言っていたときに、具体的に似ているものを見せるとさらによく覚えると言っていましたが、例えで犬とフライドチキンを比べていたので、犬がすこし可哀想だと思いました。 
 次に、外国の有名なクイズ番組でAIがダントツ1位をとったという話だったので、やっぱりAIは暗記系の方が得意なのだと思いました。そのあとは、東ロボくんの話をしていて、やっぱりAIでは人間が考えた問題を解くのは難しいと思いました。しかし、高得点をとっていてすごいと思いました。自分は東ロボくんが今後どんどん発展していくことで、これまで以上に高い点数を取ることができるようになるだろうと思いました。  
 僕はこの話を聞き、自分の将来の夢として、スマホアプリエンジニアなどの機械のソフト系に興味があるので、AIの話が面白いと思いました。やっぱり、どんなことをするにしても何回も試行錯誤してやっと成功するので、一つのことを成功させるのにも時間がかかり大変だと思いました。大人になって仕事をするようになっても、何事もあきらめずに頑張ってみたいと思いました。
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