1組 |
僕は、今回の元東京大学総長 濱田純一先生の講話を聴いて感じたことがいくつかあります。それは、昔と今の多様性の意識の差についてです。昔は、体や知能などに障害があったら、それだけで、人生をちゃんと歩むことは難しくて、そもそも多様性なんて言葉をあまり聞かなかったと思います。しかし、今現代では、性格もひっくるめて、その人の全てが個性として認められ、自分が通っている江戸川学園砦中学校では、個性や多様性を大事としています。そして、何かしら障害をもっていても、障害者雇用で働く人や、昔ではなかった障害をもった人たちのための精神病院などの病院が充実しており、カウンセラーの人たちと話したり、障害を抑える専用の薬を飲んだりして、普通の人たちと同じように、会社などに通勤できるようにもなっています。また、介護サービスの施設などに入院することで、人生を終えるまで、面倒を見てくれるところもあります。しかしながら、障害者雇用などでは、給料が普通の人たちよりも、かなり安かったり、ある一定数以上の障害者の人たちを採用すると、厚生労働省から、援助金が大量に出たりと、お金目的で障害者を利用する人たちなどがたくさんいます。また、介護施設では、料金が高かったり、介護施設が人数が満杯で入れなかったり、障害者の人たちを介護する介護ヘルパーの人手不足が問題だったりと、まだ問題点はたくさんあります。そういう問題点をこれから、若い世代の自分たちが、真剣に向き合わなければならないと、感じました。 |
2組 |
私は今回の濱田純一先生の講話をお聞きして、多様性という言葉の深い意味やAIとの共存について改めて考えるきっかけを得ることができました。 まず、多様性についてですが、社会全体でよく言われる言葉だと思います。大学受験でも、ポートフォリオで自分が他の人に比べて優れているところをアピールしたりすることが求められます。そのため、早い段階から少しずつこのことを意識して、主体的に行動したいと思いました。また、同時に多様性を理解していろいろな角度から物事を見られることは社会生活でとても役に立つと思います。 つぎに、とても速いスピードで進化し続けるAIとの共存についてはこれから社会に出る私たちにとって重要な問題だと思います。AIの能力が向上するにつれて、様々な作業などが人の手よりも速く正確に行えるというメリットがあります。しかし、反対に人の仕事が少なくなって失業率があがったり、技術に頼りっきりの生活になるかもしれないというデメリットがあります。メリットをうまく取り入れつつ、デメリットに対策をとって行くことが必要だと思います。 今回の元東京大学総長でいらっしゃる濱田先生の講話では、学校という限られた空間から出たあとのことについてイメージすることができました。また、自分が将来目指すところをより明確にする良い経験になりました。 |
3組 |
私は、多くの日本人の排他的な考え方は最悪だと考えます。 例えば、日本人には外国人を嫌う人が多くいます。私はこれは初対面の人と話したくない言い訳に過ぎないと思います。外国人を嫌う人に聞いてみるとその主な理由としては、外国人との接し方に慣れていない、宗教などの価値観に理解できない、そして、どれだけ仲良くなっても理解しあえない気がする、などがあがっていました。まず、一つ目の外国人との接し方に慣れていないというのは、たくさんの人が口にしていたが、単なる言い訳に過ぎないとおもいます。英語などの外国語を使っているのならば自分の語学力に不安を感じる気持ちもわかりますが、大体の外国人は日本語で話してくれます。それを嫌だというのならばおかしいとおもいます。なぜなら方言をつかっている初対面のひとと話すことと大差ないからです。「外国人」であることを言い訳に初対面のひとと関わることを拒否しているだけといえます。二つ目は、もっとおかしいとおもいます。そんなひとは、自分と同じ価値観の人としか一生付き合わないのでしょうか。自分と違う価値観の人はなぜそのような考え方をするのか、どのような教育をされたのかなどを知るべきです。最後はどれだけ仲良くなっても理解しあえない、について。私の友達は他の友達とブータン人と話していたとき、そのときまで普通に話していた他の友達にその男がブータン人とあかしたところ急に態度が変わったということがあったそうです。私はその男が何故急に態度を変えたのかがわかりません。 今回のお話をうかがい、私は日本人は他者とより関わっていく事が望ましいと考えます。 |
4組 |
今回、濱田純一先生のお話をお聞きして、21世紀を生き抜いていく私たちにとって、「多様性」がどれだけ重要になってくるかを学ぶことができました。その中でも特に印象に残ったことがいくつかあります。 まず初めに、「これからの日本社会を作っていくためには<多様性>が必要である」ということです。これまでの日本では、どの時代においても「多様性」は当たり前ではありませんでした。確かに、日本では今でも「同質性」であることを普段の生活から感じることが多々あります。悪い例でいえば、いじめなども周りと違う人を差別することが原因です。そんな社会がお互いを受け入れ、「多様性」が当たり前の社会に変わっていくことは、とても良いことであると思いました。 また、「多様性」について考えていくために必要な2つのことについてお聞きしました。まず、「自分と違う人に積極的に目を向けて、良い所を吸収していく」ということです。私はいじめなどを絶対に行うことなく、良いところを沢山見つけ、そこから何か得ることができるように心がけていきたいと思いました。 さらに先生がおっしゃっていたように、今急速に進化しているAIにはできずに、人間にしかできない能力をさらに伸ばしていくことが重要だということがよく分かりました。 1年生の道徳でも学んだように、これからはさらに一人一人の価値を認め、大切にしていくことが重要であると改めて感じました。 今回の講話で学んだ様々なことをきちんと心に留めて生活していきたいと思います。 |
5組 |
5月20日月曜日の、4、5時間目に濱田先生から「二十一世紀を生きる君たちへ」というテーマをもとにした講話をお聞きしました。 今回ご来校し、中等部全体へ大ホールで「講演会」という形でお話して頂いた“濱田先生”は実は東京都文京区にあり、日本一の学校といわれるほど頭の良い人たちの集まる東京大学の総長をも務めた方で、そのような有名な先生が、我が江戸取にいらっしゃったことは名誉なことだと思います。 更に今ではテレビの番組を監視する会の理事長などを務めいらっしゃると聞いた時は正直なところ驚いてしまいました。僕が先生ほど年をとった時そんなに働けるかな。と考えてしまいました。 さて、今回の講演会では「21世紀を生きる君たちへ」と言うのが題名でしたが、話のテーマはズバリ「多様性」だと思います。簡単に言うと私たちの世代は様々な多様性に触れ合っていく上でそれぞれに適応していかなければならない。というのが根底にあったと思います。多様性と言えば、普段我々が受ける授業でも何回かその「多様性」について触れる場面があったと思います。多様性と言われ思いつくことといえばやはり自分と違う考えを持った人,という勝手なイメージがあります。その自分以外の考えを持った人を受け入れそして1つの答えを導き出すことが求められているのではないでしょうか。そのために自分たちはこうして「多様性」について触れているんだと思います。そう考えると今回の題名に結びつきます。 「多様性」を認め合えることのできる社会に今はなれているのでしょうか。グローバル化が進んでいくにつれて多様性と言うのはどんどん必要になっていくのではないでしょうか。現在の大国の政治家は実際のところ独りよがりだと思います。政策は支配するためにあるのではないと思いますし、自分と意見が一致しない仲間はどんどん切り捨てていくというのは少し情け無いと思います。 こんなにも安定していない世界ではとても危険です。しかしその人達を支持しているのは国民です。 もう少し見極めていければ更に良い明日が待っていると、僕はそう信じたいです。 濱田先生のお話は僕には正直難しかったですが、先生の意図はわかったような気がします。 貴重な時間を惜しんで僕たちにお話を聞かせて頂いてありがとうございました。 |
6組 |
私は、濱田純一先生の講演会をお聴きして、一番に「多様性」という言葉について深く考えました。多様性とは、いろいろな種類や考え方があることで今の社会ではとても重要にされています。私も中1の道徳の授業などでよく先生方に言われていました。濱田純一先生は、昔は外国人が町中にいることは珍しかったと仰っていました。しかし今は外国人が町中にいることはそんなに珍しくなく、仕事や学校でも日本人と一緒に生活しています。このように生まれた場所に違いがあっても自分と違うからといって仲間はずれにすることなくお互いの生まれた場所を尊重しあえるような世界が今の世の中に大事なことだと思います。もし自分と違う考え方を持った人がいても、多様性を理解して、お互いの意見を尊重しあうことが大事だと私は思います。自分の意見だけを一番いい考えだと考えず、相手の意見も聞いて、お互いのいいところを組み合わせて意見を考えることが、お互いが納得する上でいいものだと思います。これから、そのような場面にもたくさん出会うと思うので、濱田純一先生や今まで習ってきたことを意識していきたいと思います。濱田純一先生は国際化が大事と書かれています。語学学習・国際経験などが挙げられています。今テレビなどでも国際化が進んでいるということを聞きます。私もそういうものに自主的に参加していきたいです。これから生きていくためには勉強以外に性格なども大事になると思うので、性格も良くしていけるようにしたいと思います。 |
7組 |
私は今回の濱田先生の講演会のお話をお聴きして印象に残っていることは、「多様性」の大切さについてです。まずは、多様な見方についてです。最近の人たちは多様性が当たり前になってきていると濱田先生はおっしゃっていました。積極的に良さを見つけて、自分に取り入れていくことがとても大切なのだと学びました。これからは、物事をひとつの面からだけではなく、いろいろな面から見て視野を広げていきたいと思います。次に豊かな人生を送っていくための大事なことについてです。先生のおっしゃっていた、自分とは違う考え方にも興味を持っていくことが大事だと言うことはほんとうにそうだと共感しました。これからはみんなのひとりひとりの個性を認め生活していけたらいいなと思いました。また、人の生き方を参考にするということについてです。他人のことを見ることにより、人は成長できるのだとあらためて思いました。それにより今まで少なかった心の豊かさも育成できると思います。相手のいい場所も悪い場所も受け入れて、コミュニケーションをとる事で、自分が成長する第一歩にもなるそうです。今回の濱田先生の講演会では、今まで自分の知れてなかったことや明らかになっていなかったことなどを、たくさん学べて、自分の中で何かがわかったなと思いました。自分に何ができるのか、これからじっくり考えていきたいと思います。ほんとうに自分のためになる講演会だったと思います。すごく聴いていて楽しかったです。ありがとうございました。 |
8組 |
今回は東京大学名誉教授の濱田先生に来て頂きました。 濱田先生は心の教育が大切だとおっしゃっておりました、それは社会で活躍するには、知識よりも、心が大切だということです。最近、江戸川学園取手中学も道徳の授業を心の教育の一環として、一つの教科として進めるようになりました。これらのことから心の教育が大切だということは、一目瞭然です。心の教育は、多様性とも関連深いと思います。心の教育がしっかりできていないと、いじめも起きやすくなると思います。いじめは道徳をしっかり全員学んでいないと、なくならないと思います。 今回の講話で一番驚いたことは、多様性が大切だという考えが広がったのは「生物を守るため」がきっかけだということです。理由は生物が絶滅することで起きる問題にあり、いろいろな個性を持つ生物が共存しあうことを多様性だと考えることが必要だと社会が認識し始めたからです。濱田先生は個人にとっても多様性と向き合うことが大切だとおっしゃっておりました。それはいろいろな分野を学んでおくということにも関係します。いろいろな分野を学んでおくと行き詰ったときに情報の引き出しが多くなり、さらにさまざまなことが分かるようになります。 最後に、僕がこの講話で一番心に残ったことは情報が簡単に手に入る世の中になったからこそ自分の見たくない情報も見なくてはいけないということです。そうすることで将来の自分の夢が広がると思いました。 |