夢を語る会に参加して



1組 

 私は将来、医師になることを目標としています。これは入学当初から変わっていません。小学校のころから医師という職業に憧れていました。母が看護士であるため、昔から医師についての話をたくさん聞かされてきたからかもしれません。それでも昔は、医師になんてなりたくないと思っていました。しかし病院できびきびと働き、たくさんの患者さんから慕われている姿を見て医師という職業の素晴らしさや偉大さを知りました。そして、医師になることを夢見るようになりました。また、私は理科が好きなので、医療や人体にとても興味がわきました。どんな治療法があるのか、病気を治すためには何をしなければならないのかなど医学にはたくさんの謎があります。私はそれを解明したいと思っています。最近、医師の他にも惹かれている職業が出てきました。作業療法士です。理学療法士、言語療法士、視能訓練士と一緒に患者さんが元の生活を送れるようにする仕事です。私の兄が作業療法士を目指し頑張っています。当時は作業療法士がどんな仕事なのか知りませんでした。そんな作業療法士について詳しく知ったのはつい最近です。1224日につくば記念病院見学ツアーがありました。ツアーでは看護部、リハビリテーション部、薬剤部、放射線部といった4つの部を見学しました。リハビリテーション部と聞いた時、作業療法士の方からお話をお聴きすることができるのではないかと心が躍りました。お話をしてくれたのは理学療法士の方でしたが、作業療法士、理学療法士、言語療法士の仕事を知ることができました。お話をお聴きしているときに部屋の奥で、理学療法士、作業療法士の方々が患者さんと一緒にリハビリをしていました。医師もそうですが、作業療法士はどれだけ患者さんに寄り添えるかが大切です。肉体的にも精神的にもつらいリハビリをする患者さんを支えなければいけません。この時、私は作業療法士の方と患者さんが一生懸命リハビリをしているところを見てとても感動しました。そして作業療法士に魅力を感じるようになりました。もちろん医師になりたいという気持ちは変わっていません。作業療法士とはまた違う魅力的な仕事です。私は今も迷っていますが、進路を決める何年後のときにはもっと迷っていると思います。もしかしたら医師や作業療法士のほかにも違う職業でも迷うかもしれません。でも、その時に学力や知識が足りなかったらとても後悔してしまいます。それを防ぐためには日々、努力をしていかなければなりません。将来の夢をより確実なものにするためにこれからも今まで以上に学力向上に向けて何事にも誠実に取り組もうと思います。そして、自分が本当になりたいと思う職業に就きたいです。

    

1組 

  僕には、小学校のころから変わらない夢があります。それは医師になることです。そのきっかけは主に2つあります。1つ目は自分自身の実際の経験にあります。もともと僕は体が弱かったので、病院に行く回数もとても多かったのですが、そのときの元気の源になったのは、決して薬ではなく、担当の医師の方でした。毎回その担当の医師の方は、不安になっている僕を笑わせてくれたり、元気付けてくれたりしていただいたので、僕は最後まで治療を終えることができました。そしてもうひとつのきっかけとなったのは、医療系のドラマや番組です。僕は昔から医療系の番組が大好きです。その主な理由は、患者に対する医師の姿勢がとてもかっこいいからです。たとえどんな重病に患者がかかってしまったとしても、決して弱音を吐かずに全力で治療に取り組む、またその治療をしている患者の気持ちを忘れたりはしない医師の姿に憧れを抱いたので、このようなこともひとつのきっかけとなりました。また、僕は医師になりたいという夢があったのでこの江戸川学園取手中学校の医科コースに入学しましたが、その生活はとても充実しています。2ヶ月に一回ほど定期的に行われる医科講話、そこでは本物の医師の方がいらっしゃって、医師を目指す僕たちのために、さまざまな医学に関する知識、また、実際に医師になってみないとわからないさまざまな経験などをお話してくださり、僕にとってはとても貴重なものになっています。また、実際の病院への見学ツアーが何度かあり、僕も2回ほど見学しましたが、実際の病院だから味わえるものがあり、僕も医師になりたいと強く思いました。しかし、医師というものは、人々の出生を見ると同時に、その人の人生の終わりというものも目の当たりにする職業でもあると思います。ですから僕は医師の中でもあまり死とは関係のない仕事をしたいと思っていましたが、そんな考えを持っているものは正直、医師なんかにはならないほうがいい、なってはいけないと思いました。医師という職業は患者さんに対して最善を尽くす、そのような人の死を恐れてはいけないと自分で考えました。失敗をしない人間はいないと思いますが、その失敗から自分の成長につなげられない人はいてはいけないと思います。そしてこれは勉強にもつながることだと思いました。親からは昔から予習よりも復習のほうがより大事なことだと何度も言われてきましたが、あまり大事とは考えなかったので、これまで数多くの失敗をしてきました。ですから、これから先の大学受験、僕はそこで医学部に合格するため、これまでの失敗を活かしていき、そして将来は、昔から憧れていた、医師になるという夢を現実にするために、日々の生活を大事にしていきたいと思います。


                                      


2組 

 僕の将来の夢は、患者さんを笑顔にできる医師になることです。僕は、小学校の夏休みの自由研究で、理科についての研究をしました。「虫歯になる原因を追及する」というものと、「野菜や植物に色水をかけてそれらに色をつける」というものです。これらの経験から、理科のおもしろさや楽しさを知ることができ、理科に興味を持てました。そして、将来の夢について考えるきっかけにもなりました。両親は共に歯科医師なので、同じ職業について同じ道を歩むことも考えていましたが、曾祖父母の歯肉癌の経験から、口の中だけでは治らない病気があることを知り、全身をみることができる医師になりたい気持ちが強くなりました。診療科はまだ決められていませんが、これから学び、自分の将来を切りひらいていきたいです。また勉強だけではなく、音楽を聴いたり、運動をしたりすることも大切だと思っています。いろいろな趣味をもって、先生や友達と交流するためです。今、日本に無駄な医療の情報が出回っているようです。例えば、医者が患者さんに効かない薬を処方していたり、退院させるべき患者さんを長期にわたって入院させていたりしています。なぜ、無駄な医療が生じるのかというと、医療従事者が収入を増やそうと経営的な目的でやっている場合と,新しい治療を知らず、古い無用な治療がおこなわれている場合があるからです。それは正しい知識があれば間違った情報を疑い、それを正せるはずです。そして、患者さんのことを第一に考えることができていれば問題にならないと思います。こうした社会で生きていくための知識を基礎から学び,自分を磨きたいです。患者さんの病気の治療をすること、患者さんが病気にならないように援助することが、僕が目指す理想の医師です。僕はこれまで理科が好きで興味を持って頑張ってきました。これまでの努力は、医師という仕事に大いに役に立つと思います。また、医師になるためには、数学と理科が特に重要なので今後はさらにこの2教科に力をいれていきます。夢の実現のために、順天堂大学医学部に入学し、学びたいです。大学では、病院見学や基本手技実習を通じて医学医療をおこなうための知識と技術を身につけます。この病院には、僕の曾祖父母や祖父がお世話になっていて、助かったといっていました。東京にある大きくて綺麗な病院なので、自分そこで学び働いてみたいと思いました。以上のことから、僕は順天堂大学医学部で学び、大学院に進学してたくさんの患者さんを助けていきたいと思います。医師になり、医学博士になり、学会やセミナーにも参加して研鑽を積んでいきたいです。

  

2組 

 私は、小さい頃からずっと同じ夢を持ち続けています。それは、医師です。私の両親は医師なので働いている姿を間近で見てきました。その姿を見て、次第に憧れるようになりました。また、祖母が病気になった時に助けてくれた先生方がいます。その時、その方々に感謝の気持ちを持つとともに、自分もこのように人を助けて、たくさんの人の役に立てるようになりたいと、さらなる決意ができました。それから、私は医師になるために、医科ジュニアコースへ進み、医科講話や病院見学など、将来に役立つ経験をしてきました。獨協医科大学の病院見学会では、ドクターヘリに乗っている人のお話を聞いたり、実際にドクターヘリを見たりしました。さらに、健康寿命を延ばせる可能性がある技術についてもお話を聞き、自分の視野を広げられました。最近では、臓器移植について学び、日本では、ドナーが少ないという現状を知り、自分にできることを考えました。このような機会を与ええてくれる先生方、学校に通わせてくれている両親に感謝すると同時に、将来に生かしていきたいと思いました。
 医師になるためにやるべきことは、勉強です。医師は、一生勉強だと言われるほど勉強が大切になってくるので、毎日コツコツと勉強することで将来の目標達成に近づくと思います。現在は、それを実行するためにE-PLUSに通い最終時間まで宿題やテスト勉強、予習復習をしています。さらに、質問もできるので分からない問題もそのまま放置せず、解説してもらっています。この勉強方法を続けていきたいです。また、英語も必要になってくるので、オンラインスピーキングや英検のアフタースクールを受講しています。英検はさらに上の級を目指していこうと思います。そして、1月には、ベネッセ模試、Z会模試があるので、それらの模試で、自分が全国でどのくらいの順位なのかを確かめ、それを参考にさらに上を目指していくことも良いのではないかと思います。医師になるためにやるべきことは、勉強以外にも、チームワークが必要になると思います。なぜならば、一人の患者さんに適切な治療をするために、医師は看護師や薬剤師、技師と知識を出し合い協力をするからです。今、私はハンドボール部に所属しています。ハンドボールは、チーム7人全員が協力することで1点に繋げたり、相手のチームが点を入れるのを防いだりすることができます。この部活を通して、協力し合う、チームワークを高めるということを学んでいきたいです。
 最後に、今回の夢を語る会で卒業生の方が教えてくださったこと、同級生や先輩方がおっしゃっていたことを自分にも活かして、文武両道を目指し、同志である仲間とともに夢を叶えるために頑張っていこうと改めて決心しました。

  

                                     


3組 

 ぼくには、将来の夢が二つあります。一つ目は、天文学者になることです、夢を持つようになったきっかけは、小学校一年生だった時に、宇宙の図鑑の中で、天体の写真を見て、世界にはこれほど美しいものがあるのかと思い、自分で宇宙に関する本を読んでいくうちに、ますます興味がわくようになりました。二つ目は、医師になることです。父をはじめ身内には医師が多く、仕事の話を聞く機会がたくさんありました。四年前から、父の職場が変わりました。それまでは、病院からの急な呼び出しに対応できるように、家族の旅行でも近いところまでしか行けなかったけれども、遠くまで旅行に行けるようになりました。実際に、それまでは夜中に病院にかけつけたこともあったようです。ぼくの家には聴診器があり、幼いときはそれでよく遊んでいたそうです。亡くなった祖父は児童精神、父と伯母は耳鼻咽喉、伯父は解剖を専門としています。ぼくは、医師は命を救うことに全力を注ぐイメージを持っていましたが、伯父と話す機会があり、その時に、色々と話してくれました。死者が話してくれるのは真実だけで、その真実が遺族を救うこともあれば、傷つけてしまうこともある。でも、たとえそうだとしても真実に辿り着くことが解剖をする者の使命だと教えてくれました。また、伯母も、医療を必要とする人がいれば迅速に提供する、一つとして同じ命はなく、どの命もかけがえのないものであり、消えゆく命があれば全力で救命するのが医師の使命だと話してくれました。ぼくは、この言葉にとても感銘を受け、命の大切さというものを改めて認識しました。この二つの夢を両立させるのは難しいと思っていますが、まだ中学一年生だからこそ、これから様々なことに挑戦し、様々なことを経験して、目標をしっかりと決めようと思います。そのためにも、まずは基本の学習である、授業をしっかりと聞き、復習、予習を大切にしようと思います。また、天文学者でも医師でも、人間性というものが大事だと思います。例えば学者は、複数の人と協力して研究する時に協調性が必要であり、医師であれば、患者さんに親切に接することが大事だからです。そのために、ぼくは、江戸取の校訓である、「誠実」「謙虚」「努力」を大切にし、小学校の時から教わってきた「七つの習慣」も身につけていきたいと思います。自分の夢を叶えるためには、英語もとても大切だと思います。自分の研究が完成しても、英語ができなければ、世界に発信することができません。患者さんが外国人だった場合も、英語は必要です。英語は、グローバルな社会で生きるのには必須です。だから、英語をしっかりと勉強しようと思います。江戸取生の一員として、努力していこうと思います。

     

3組 

 夢を語る会では、同級生や先輩方の夢について知ることができ、自分の将来の夢について深く考えるきっかけとなりました。私の将来の夢は弁護士になることです。私は自分が言い訳をするのが上手いと思っています。言い訳と聞くと、嘘をついた時などに自分を守るために言う、などと思う人が多いと思います。私もそう思います。弁護士の仕事はトラブルや悩みを抱えた依頼者から法律相談を受けるところからスタートし、起こった問題の内容や原因、依頼者からの要望、相手方の主張などを整理して、まずは当人だけで解決できるよう、法的なアドバイスなどを行います。しかし、それだけでは事態を収拾するのは困難であると判断された場合は裁判を起こして、法廷で争ったりします。法廷で争う場合、弁護士は自己を正当化し、相手に負けないように自分の主張を押し通さなければいけません。そのために、言い訳をする能力というのは非常に大切なことであると思います。ですから、私は弁護士に向いていると思いました。しかし、弁護士になるのはとても難しいことです。弁護士になるには司法試験に合格しなければいけません。司法試験は国家試験の中で最も難しいと言われています。司法試験に合格するには、やはりレベルの高い大学に入学することが絶対条件だと思います。私は、弁護士になったら、冤罪、というものをなくすために努力していきたいと思います。私は、弁護士だけでなく、教師という仕事にも興味を持っています。私は、今まで沢山の先生方と出会い、関わりを持ち、勉強などを教えてもらったりしました。先生方はみんな私にとても親身になって相談に乗ってくれたりしました。私は、そんな先生方に憧れて教師になりたいと思いました。今、日本ではいじめをなくすということを目指しています。しかし、いじめは減るどころか増えていっています。これは、いじめている人がなぜいじめてはいけないのかをわかっていない、いじめられた人の心の痛みを知らない、ということもあるとおもいますが、それ以外に、しっかりと生徒のいじめの問題について対応しようとしていない教師がいるということも大きいと思います。私は教師になったら、生徒のことを第一に考え、いじめというものがなくなるようにしたいと思います。私は夢を叶えるために江戸取で日々勉強に励んでいます。弁護士を目指すにしても、教師を目指すにしても、勉強が出来なければ叶える事が出来ません。また、人は勉強だけ出来ても駄目だと思います。ですから江戸取では、同時に人間性というものも身につけていきたいと思います。これからも、東京大学に合格して、弁護士、又は教師になるということを目標に、文武ともに一生懸命取り組んでいきたいと思います。




4組 

 「グラグラグラグラ、ガッシャーン!」
 茨城県取手市、震度六弱、茨城県守谷市、震度五強。そう、そのとき、巨大地震が起こったのです。その名も、東日本大震災。のちに僕の人生に大きく関わる「事件」だったのです。
 僕はそのとき、保育園にいました。ちょうど昼寝の時間でしたが、なんとなく嫌な予感がしたので、十四時四十五分に起きたことを覚えています。その日、僕の母は普段よりも二時間半ほど遅れて迎えに来ました。それがきっかけで、自然災害がとても怖くなりました。そのときは怖いとしか思っていませんでしたが、それがのちに将来の夢へとつながっていくのでした。
 一年経ち年長になって、僕も少し大きくなりました。もちろん体もですが、想像力も絶頂期へと向かっていました。一年前に体験した震災は、僕の頭を離れず、僕はまだ怖がっていました。そこで、僕は考えました。自然災害について少しでも知識を増やせば、自分としての安心感が生まれ、少しは怖さが減るのではないかと。年長の僕は、自然災害の知識をつけるにつれて、自然が好きになっていきました。そこで、自然災害に関わる職業に就きたいと考えました。その考えにピッタリ当てはまるのが、気象庁の職員だったのです。
 小学四年生になった僕は、「二分の一成人式」という学校のイベントで、「気象庁で働きたい」と決意しました。そして、自分ができる一番の近道が、中学受験をして進学校に入学し、気象大学校に入ることでした。まずは目の前の中学受験を‥‥と言いたいところですが、そのとき僕は空手の練習が週に五回あり、とてもハードなスケジュールでした。そこで、空手は小五の夏まで続けて、それから受験勉強に専念することを決めました。小五の夏、非常に残念でしたが、空手を辞めました。そして、受験勉強を始めたのですが、周りの人はもっと前から勉強を始めていたので、追いつくのはとても大変でした。人一倍努力をして、ついに夢へのスタート地点、中学受験合格を成し遂げました。
 中学校に入った僕は、空いている時間を使って、気象予報士の勉強をしています。目標は高二までに資格を取得することです。また、先輩方も大切だとおっしゃっていた英語にも力を入れています。目標は中三までに英検二級を取得することです。また、定期試験では全教科二十位以内を目標に、毎日勉強しています。これは、夢に向けて逆算をしたときの答えです。夢を叶えるために、今まで色々なものを削ってきました。しかし、今は空手を続けていられるように、取り戻しているものもたくさんあります。夢と直接つながりがないことも、必ずどこかでつながっていると信じています。与えられたチャンスを一つ一つこなし、丁寧に行うことが、夢への架け橋なのだと思います。

  

4組 

 私の将来の夢は「人の命を救う精神科医」になることです。私がこの夢を持ち始めたのは、小学4年生のときでした。私はアトピー性皮膚炎をもっているため、小さい頃から病院に通っていました。医師の方に診てもらっているうちに、人の病気を治し、命を救うことができる仕事に憧れをもつようになりました。外科医や内科医など様々な医療関係の仕事の中でも、インターネットが広く普及している情報化社会において、心の病気をもった人を救うことができる仕事に興味をもったことがきっかけで、精神科医を志すようになりました。精神科医になりたいという気持ちはあったものの、身近に医療関係の仕事をしている人がいなかったこともあり、これまではその夢について深く考えていませんでした。しかし、今回の夢を語る会でスピーチをしていた江戸取生は、自分のなりたい夢に向かって努力していたり、強い意志をもっていたりすることが伝わってきて、とても刺激を受けました。曖昧な気持ちで向き合うのではなく、もっとちゃんと自分の夢と向き合うことが大切だと感じました。夢を叶えるために、まず、自分にできることから始めていこうと思います。
 精神科医は、他の医師と比べて、より患者の立場に立って深く診察をする必要があります。だからこそ、相手と心が通じ合ったときの実感は大きくやりがいも感じることができる仕事でもあります。実際に、日本のようなストレスの多い社会では、精神疾患による患者の数が増えていて、精神科医の役割は決して小さくないと思います。精神科医が患者の気持ちになって考えれば心強いと思うし、話を聞くだけで患者さんの心は軽くなると思います。これは、心の病気をもっている人に限らず、人間誰もに共通することなので、普段から悩んでいる人の話を聞いたり、よい方向に解決したりすることを心がけていきたいです。また、精神科医は責任が重い仕事です。私の母は特別支援学校で教師をしています。母が教えている生徒のほとんどは精神科に通っているそうです。一か月に一回病院に通っている生徒が多く、これから先も同じ頻度で医師に診てもらう必要があるとききました。耳鼻科などと違って、長い時間患者と付き合っていくため、責任が重い仕事です。常に自分の行動に責任を持つことが大事なことだと感じました。今回の夢を語る会でスピーチをしていた江戸取生は自分から自分の夢について深く調べたり、知識を増やしたりしていました。私はまだ、精神科医という将来の夢について深く考えることがなかったため、今回夢を語る会に参加して意識がガラッと変わりました。これからも自分にできることを考えていきながら、自分の夢と向き合っていきたいです。そして、自分の夢と向き合った後、その夢に向かって努力していきたいです。中学二年生になっても、自分の夢を追うことを忘れずに学校生活を過ごしていきたいと思います。



5組 

 私の将来の夢は、新聞記者になり、たくさんの購読者に分かりやすく、面白い記事を届けることです。新聞記者と一口に言っても、写真記者や校閲など様々な種類がありますが、私は自ら取材をして明らかになったことを文章にする取材記者になりたいと思っています。
 私が新聞記者を目指そうと思ったきっかけは、小学校4年生から購読している毎日小学生新聞です。毎日小学生新聞には、外国のニュースや、地方での出来事、時季に合わせたコーナーなどがわかりやすい言葉で書かれています。改めて考えさせられるような問いかけや、テレビをなんとなく見ているだけでは掴めない、ニュースを様々な視点から見ることができます。私はこのようなたくさんの情報が入っている新聞が好きです。新聞を読むときはすごくわくわくして、面白い記事にはくすっと笑いました。毎日届く新聞には、ミスがほとんどなく、いつも面白く、テレビでは放送されないことも載っています。どうしたらこの新聞が作れるのだろうかという疑問を私は抱きました。そしてその疑問は、自分も読んでいる人をわくわくさせることができる文章を書き、新聞をつくりたいという強い思いに変わりました。これが新聞記者を志したきっかけです。
 新聞記者になるためには、コミュニケーション力や語彙力、英語力が必要だと思います。取材をするためにはコミュニケーション力や言いたいことをわかりやすく伝える語彙力が欠かせないと思いますし、外国人の方への取材なら英語力も必要になるからです。先日、このことを実感する出来事がありました。友人と出かけた先に外国人の方がたくさんいらっしゃいました。そのとき一組の外国の方が、道がわからなかったようで、私たちに話しかけてきました。私はまだまだ勉強不足で応対することができなかったのですが、一緒にいた友人が英語で応対しました。外国の方々も英語が通じ、道がわかったことで笑顔になりました。そのとき私は、英語力はもちろん、コミュニケーション力は本当に大切なのだと感じました。さらに、記事を書くには文章力、豊富な語彙、幅広い知識が身についていないといけないと思います。素早く、性格に、そして多くの人にわかりやすい文章を書くことは取材記者としてとても大切だと思うからです。ですので、私は必読図書や推薦図書を多く読み、ニュースや色々な側面から見て、様々な考え方ができるようになりたいです。新聞記者は報道することが任務ですが、何百人万人という多くの購読者がそれを読み、考え方や意見を変え、社会全体が動きます。インターネットには誤情報も多く流れてしまっていますが、新聞にはその分、正確性が高く求められています。ですので、私は強い正義感や責任感も持てるようになりたいです。


  
 

5組 

 僕の夢は獣医になることです。なぜなら僕は昔から動物がとても好きであるだけでなく、今飼っているネコが一度病気になったときに、獣医に治してもらったことがあったので、獣医という仕事がすごくかっこいいと思ったからです。そのため、僕は動物の命を守ることができるようになりたいと思いました。そこで僕は、動物の命を守るにはどうすればいいのかと調べました。今の日本では、動物を保護しても数週間後には殺してしまっています。これは仕方のないことですが、やはりこのようなことをしてはいけないと思います。どうすればこのようなことをなくすことができるのかを考えたいと思いました。他にも、ペットショップで売れ残ってしまったネコなどの動物は殺処分されてしまいます。最近は殺処分できる動物の数が限られていますが、殺処分される動物の数は以前より少しずつ増えています。それは引き取り屋という新しい仕事ができてしまったからです。引き取り屋とは動物をペットショップからお金をもらって引き取り、動物をケージに閉じ込めて早く死ぬようにしています。法律の抜け道を見つけて、このような商売をしているのはおかしいと思いました。このようなことが起こるのは、日本のペットショップが他の物流と同じで、大量生産となっているからです。必要のない命までつくっておきながら必要がなくなったから捨てるということをしているからです。僕はこのような日本のペット流通の常識を変えない限り、このような殺処分はなくなることはないのだと思いました。命をもって生まれてきたのにペットとなることなく、命を失う動物たちが多くいるという現状があり、とても悲しいです。僕はペットになることができた動物だけでも健康で長生きをして飼い主にとっていっしょにいた時間が大切な思い出になるようにして欲しいと思い、獣医になりたいと思いました。そのためには、獣医学部という学部のある大学に入って、獣医の国家資格を取り、動物病院か製薬会社で働くことができます。僕は有名な獣医学部がある北海道大学に行きたいと思います。この大学の偏差値は70ぐらいで、東大の理三とほぼ同じくらいです。ですから、勉強では理系と英語を頑張り、東大クラスに届くようにしたいです。また、僕は動物病院で働きたいです。それは直接自分の手で動物たちのことを守りたいからです。
 最後に、今の学力では獣医になることも北海道大学に入ることもできないと僕は自覚しています。これからは総合百位以内にはいるようにしたいです。また、英語の点数が今は低いので、まずは単語を覚え、文法に当てはめられるように日々努力していこうと思いました。

    

                                        


6組 

 私は今まで、自分がなりたい物、自分の夢を考えたことはありませんでした。しかし、夢を語る会で、自分の身近にいる人達も、その人達自身の夢の夢に向かって努力している事を知り、私も自分の夢は何なのか深く考えて見ました。私はとてもプログラミングに興味があり、将来はそのプログラミングを使い、人々の役に立つような物を作りたいと思いました。ですが、考えただけでは何も起こりません。いったい何をしたら、自分の将来の夢を叶えられるのか考える事が必要だと思いました。プログラミングをいくら正確にしたところで、人々の役に立つような物は作れない事がわかり、まず自分でアイデアを考えたりできるようにならないと、と思いました。そのためには日頃から考えた事を発表するなどして、自分から進んで物事を考えるようにしていけばいいのではないかと思いました。そうすると、いつも考えている事により普通の人よりもより良く、考えないようなところまで考えられるのではないかと思ったからです。
 もう一つ考えたことは、いくらプログラミングだからといっても、堀琢磨さんの発表にもあったように今、勉強している物は必ず、将来必要に物なのでかたよらずに勉強をする事が大切だと思いました。とくに英語は今のグローバル社会を生きていくためには今よりも必要になる事があるかもしれないので、今のうちから身につけておく事が大切だと思いました。それ以外にも便利な事をするプログラムを作ったり、どんな物を作ったら人の役に立つかなと考えることなど日常的に便利な物や不便な物を探す事ににより、自分が今何をすれば役に立つかなど考えていく事で、自分の夢に近づけるのかなと思いました。そして、人の気持ちを考える事も重要だと思いました。社会人として人の気持ちを考える事は当たり前ですが、それ以上に人の気持ちを深く考える事により、今まで気づかなかった事に気づく事ができるかもしれないと思ったからです。
 今までに私はたくさん自分の将来の夢を考えた事がありましたが、深く考えた事はなかった事に気づきました。自分で今、あまり夢がはっきりとしない中で夢を語る会の六人の発表を聴き、とても良い体験ができました。茂木拓馬さんのお話を聴いた時、夢は一人でも叶えられるが、それでは人生は輝かないという発言に、私は「近くに人がいてこそ本当に明るい夢を実現できるのではないか」と思いました。そして、夢を叶えるための最低限必要なものは友達などだと考えました。
 これからの人生で多くの人と会って影響され夢も変わっていくかもしれませんが、その夢に対して全力で取り組む事が大切なんだと考えました。そして夢を叶え、人のためになるように、今の自分を基礎と考えて、努力を続けていこうと思います。人間関係も豊かで安心して夢を叶えていけたらとても良いと思うので、夢を叶えるために毎日努力しているのだという気持ちで、これからも勉強などに一生懸命に励んでいきたいです。



6組 

 ぼくの将来の夢は、歯科医師になることです。なぜ、ぼくの将来の夢が「歯科医師になること」になったかと言うと、お父さんとお母さんが歯科医師と歯科衛生士で、お父さんとお母さんが協力して患者さんの歯を一生懸命治療をしているのを実際に見て、とてもかっこいいと思ったからです。また、歯の治療を終えた患者さんが笑顔で喜んで帰っていくのを見て、ぼくもこんなふうに人助けをしたいと思ったからです。また、お父さんとお母さんの治療を受けた患者さんが、肩こりなどの体の痛みが無くなったことを知り、ぼくも、歯の痛み以外に体の痛みなどで困っている人たちも治療で助けたいと思ったからです。また、お父さんやお母さんは、初めて診察に来た患者さんに対しても、それぞれの症状に合った治療方法を瞬時に判断します。ぼくは、これを実際に見て、とてもすごいと思いました。また、そのときに、ぼくもお父さんやお母さんのように、どんな症状に対しても瞬時に対応できるようになりたいと思いました。さらに、治療を受けた患者さんが、「麻酔の注射が痛くなかった」とよく言っているのを耳にします。ぼくは、これを聞いて、「お父さんの治療の技術はすごい」と思いました。また、将来、自分もお父さんに負けないくらいすごい技術を身につけたいと思いました。また、そのために、いろいろな病院へ行って、多くの治療の技術を学ぼうと思いました。また、たくさんの患者さんを治療するのにあたって、とても大切になってくるのが「コミュニケーション能力」です。コミュニケーション能力があると、患者さんと信頼関係を築くことができます。その信頼関係が深まったりすることで、より良い治療ができるようになると思います。将来、いろいろな場面で「コミュニケーション能力」が発揮できるように、今のうちから、たくさんの人たちと会話をして、コミュニケーションをとろうと思います。特に、誰かに話しかけるときは、知り合いや友達ばかりではなく、知らない人や別のクラスの人たちなどと積極的にコミュニケーションをとろうと思います。また、学校にいるときだけコミュニケーションをとるのではなく、近所に住んでいる方々や同じ地域に住んでいる方々など、学校以外の場所でもたくさんコミュニケーションをとれるようにしていきたいと思います。また、コミュニケーション能力と同じくらい大切になってくるのが、「計画性」です。なぜなら、「計画性」があると、物事を効率よく進めることができるからです。この「計画性」は、将来いろいろな場面で役に立ちます。しかし、今のぼくには計画性が全くありません。だから、今のうちから計画を立てて、物事を効率よく進める練習をして、将来たくさんのことに役立たせることができるようにしたいと思います。また、計画を立てるときは、無茶せずに自分ができる範囲のことを計画するようにしたいと思います。

                                       


7組

 夢と言えば職業を考える人が世の中にはたくさん存在すると思うのですが、正直将来就きたい職業を見つけるのは難しかったです。しかし、将来こんな人間になりたいと思う目標があります。それは、人を笑顔にさせ、常に相手の気持ちに寄り添うことができる、そんな人間になることです。以前私は自信を無くしていました。江戸取に入って、できる人たちに囲まれて、時には自分を見失いそうになった日が何度かありました。そんな時に支えてくれたのが友達や先生方、家族です。友達は「悪いところなんてないよ」と励ましてくれ、先生は「人には誰だって欠点はある」と背中を押してくださり、家族は何よりも自分を尊重してくれました。だから今は自分にとても自信があります。過去の自分は嫌なところから逃げていたけれど、現在は自分より頭のいい子がいたら、努力して勉強して抜かしてみようと思えるし、自分より優しい子がいたら少しでもその子のようになれるよう意識しています。自分がこんなにも恵まれた環境にいられる事、そしてこのような大切な人に出会えた事がとても幸せで胸がいっぱいです。いま私は、重い病気やガンなどを患っている人のために、あることをしています。それは、自分の髪の毛をその人のためにあげることです。そのために頑張って髪の毛を伸ばしています。よくテレビで小児がんを患っている子どもたちが、ヘアアレンジをして喜んでいる姿を目にします。それを見て、私もこの子たちを笑顔にさせたい、そう思いました。きっと髪の毛をあげているのが私だとは分からないだろうと思うけれど、皆が私を支えてくれたように、今度は自分が支える立場になりたいです。
 さて、先ほどは将来就きたい仕事はまだ見つからないと書きましたが、おそらく将来は何かしらの職業についているはずです。その時に、2つ今の自分から未来の自分にお願いしたいことがあります。まず1つ目は、どんなにつらいことがあったとしても、笑顔を武器に嫌なことを吹き飛ばしてほしいということです。2つ目は、最後まであきらめないでほしいということです。受験の頃を思い出してみました。もう受からないかなと不安に感じていた1ヶ月前でも私は諦めずに一生懸命勉強しました。また、泣いても笑っても毎日笑顔だけは忘れずに過ごしていました。その結果今自分がここにいることができます。今、たくさんの友達に仲良くしてもらっていて、いろいろなことを経験することができていてとても楽しいです。だから、山あり谷ありの人生がこれから待っているとしても、この2つのお願いだけは達成できる未来の自分であってほしいなと思います。最後に、常日頃から感謝の気持ちをもって過ごすようにしたいです。家族と一つ屋根の下で一緒に生活できるのは本当にあとわずかであると思うので、大人になっていく前に感謝の気持ちを大事にしていきたいです。これは今の自分への目標です。

     

7組

 私は今まで将来の夢が正確には決まっていませんでした。本当の趣味や特技を知らなかったからです。しかし、今は自分の特技が分かってきて、将来の夢が決まりました。それは「るるぶの編集者」です。
 私がるるぶの編集者になりたいと思うまでの道のりはとても長いです。その中で、特に夢へ導いてくれた出来事が大きく分けて4つあります。
 まず1つ目は、小学校4年生の頃、将来の夢を粘土で作ろうという授業で、お仕事表を見ていると「新聞記者」に目がとまりました。私は文を書くことが好きだからです。その時は新聞記者になりたいと思っていましたが、改めて考えると新聞が好きなわけでもないし、経済などに興味があるわけでもありません。
 次の出来事は、5年生になり、受験勉強で社会の地理を勉強しているときが一番楽しくなり、テストでもいい成績が取れるようになってきたことです。そこで、将来社会関係の仕事に就きたいなとも思ってきましたが、当時は忙しく、より深めて考えることができていませんでした。
 次の出来事は、親に「公務員のPR課」になればと言われたことです。給料も安定しているし、良いかなと思いました。しかし、具体的にどのような仕事をしているのかも知らず、あまり有名でもなく、親から勧められたことなので、絶対にやりたいというわけではありませんでした。
 私の夢を明確にさせる最後の出来事は、今年の夏休みに家族旅行に行く時、旅行ガイド「るるぶ」を買ったことです。「るるぶ」にはたくさんの旅行情報がコンパクトにまとまっていて、とても分かりやすいです。その時、私は「将来の夢はこれだ」と思いました。文を書くことが好きな私、社会が好きな私、紹介することが好きな私、写真を撮ることが少し上手な私、今の私に当てはまる明確な夢だと強く感じました。
 まだどんな仕事かはあやふやですが、文を書く上で確実に「国語力」は必要であり、海外に行くのならば「英語力」も必要であり、紙面配分などの「数学力」も必要で、社会や理科の力も大事です。つまり、今勉強していることが後々全て大事になっていきます。しかし、今の自分のまま全く成長していかないとなると、到底編集者にはなれるわけがありません。より実力を挙げていかなければなりません。編集業に強い会社に入社するために、良い大学に行かなければなりません。あと5年で大学受験があると考えると、より一層授業の内容を理解していき自分で勉強していかなければなりません。良い仕事に就くため、将来を楽しいものにするため、一生懸命勉強して夢をかなえられるよう、日々努力していきたいです。

 

                                       


8組

  私は今まで、具体的な夢をイメージできていませんでした。しかし、夢が明確になってきた今、夢を持つとこんなに気持ちや世界観が変わるのだなと初めて分かりました。
 私の将来の夢は、植物由来の化粧品やアロマなどを開発することです。その夢を抱いたきっかけは、私は最近アロマの魅力にはまっていて、アロマとはこんなに人の心を癒してくれるのだなと思ったことです。私はもともと人の役に立てる仕事に就きたいなと思っていたので、これは私がまさにやりたかったことだなと思いました。また、私のお母さんが「化粧品の中にも肌に悪いものもあるのよ」と言っていたのを聞いて、植物由来の肌に良い化粧品を作ってみたいなと思ったこともきっかけの一つです。今の時代、ストレスを抱える人がたくさんいると思います。アロマはそんな人たちの心を癒し、勇気を与えることができると思います。その中でもメディカルアロマというものが医療・福祉現場でも導入が進んでいて、アロマテラピストという資格があることを知りました。早いうちにそういうものの知識を持っていけたらいいなと思います。私は東京理科大学訪問ツアーに参加したとき、教授から「界面活性剤」のお話を聞いて面白そうだなと思ったことを今でも覚えています。界面活性剤は化粧品とも深く関わっています。また、東大公開講座のチョコレート・サイエンスにも参加して化学に関心を持ちました。このため、大学では、化学やバイオテクノロジーを学べたらいいなと思っています。界面活性剤の存在を知り、興味を持つことができたのはこのツアーのおかげなので、これからはこのような機会を大事にしてどんどんチャレンジしていき、もっといろいろな経験をして学んでいきたいと思います。
 また、夢を語る会で発表していた人たちはみんな自分の夢に自信を持ち、その夢に近づいていくために実行することも決めていたので、私もこの夢に少しでも近づいていくためにできることをもっと具体的に考えていきたいと思いました。私はあまり理科が得意ではありませんが、英語は好きです。これからはもちろん理科をしっかり勉強していきますが、英語ももっと得意にして、将来、エコな国であるオーストラリアなどに行って学べたらいいなと思います。オーストラリアには、口に入れても大丈夫なくらい植物由来の洗剤を使ったり、化学物質を一切使わずに天然の材料だけで作られたエコなフードラップなどがあります。そのように天然の材料だけを使った肌に良い化粧品や、アロマをもっと日常生活に取り入れられるように開発したいなと思いました。
 これからも、それぞれの勉強をしっかりやり、将来の夢を実現できるように努力していきたいと思います。


  

8組

 今日は20201月1日です。「夢」を語る作文は今日書くことに決めていました。去年の今頃は、中学入試直前で江戸取の過去問をたくさん解いていました。それから1年、私は江戸取生として生活を送ることができています。めげずに最後まで頑張ると、自分に合った学校に入学できることを中学受験で学びました。
江戸取生になったことで私は大きく成長しています。その中で、最も大きなことは夢ができたことです。私の夢は医者になることです。930日に獨協医科大学病院見学ツアーに参加しました。大学の先生や卒業生からのお話を聞いたり、病院内の施設やドクターヘリの中にも入らせてもらいました。また、大学の図書館に並べられていた医学書を手に取って中身を見ました。その内容は私が以前から興味を持っていたものであり、見学ツアー全体を通して、自分が目指したいのは医者であることを確信しました。
医者になるという夢を持つことができたので夢を実現するために、私はまず何をする必要があるのか考えました。それは中2から医科コースで学べるようにすることです。江戸取には同じ医者を目指す仲間と共に成長する環境が整えられている医科コースがあります。中2で医科コースに入り、次のようなことに参加したいと強く思っています。一つ目は医科講話で現役医師による話を色々と聞きたいです。中1の私は知らないことだらけです。総合病院や診療所もあり、様々な診療科もあります。そういう違い等、色々吸収して視野を広げたいです。二つ目は、いのちの学習会です。臓器移植については前から関心を持っています。提供する側、必要としている側、周りの家族、全ての人の気持ちを考えてしまいます。そのため、臓器移植にたずさわっている方からの話を聞ける機会を大切にしたいです。三つ目は海辺の生物体験です。私は小さい頃から生物が好きで生物系の実験や観察に興味があります。中2で絶対に参加したいと思います。その他にも医科コースには、私が参加したいと思うイベントがたくさんあります。
私は医者になりたいと思った時から、中2から医科コースで学ぶことを目標とし、より一層勉強に励んでいます。その結果、中間期末テストにおける校内順位は上がりました。私の良さは粘り強さがあり、自分の軸を持っていることです。これからもどんどん努力を続け、更なる上位を目指していきます。これが2020年元旦の決意です。これから、親戚の集まりに向かいます。色々な職業、様々な学年の人々と交流をし、人間力も身につけてこようと思います。医者に必要なのは、確実な知識と人との関わりだと考えるので、両方共に大きく成長していきます。