卒 業 生 を 囲 む 会

 

2組 4組 6組 8組 10組 12組 江戸取ホーム




2組  Tさん

 今回、江戸取での最後の卒業生を囲む会に参加しました。受験が刻一刻と迫ってきて、日々焦りを感じる私たちに、先輩方はリアルな経験談を交えながら様々なアドバイスをしてくださいました。
 正直なところ、私ははじめ、「こんなにすごい先輩なら、元から優秀だったのだろうな」とどこかで思っていました。しかし、今回先輩方は、自身のできなかったことや失敗してしまったこと、そしてそれをどう克服したのかということを、たくさん話してくださいました。そこで私が気付いたのは、自分のダメなところと真っ直ぐに向き合うことが大切なのだ、ということでした。自分がそうできているかどうかと省みてみると、まだ少し微妙なところがあると思います。自分でもそれが間違っていることは分かっていても、できないということにイライラしてしまったり、やる気を失くしてしまったりするのです。今考えると、それは本当に自分自身と向き合う覚悟が足りていなかったのだと思います。だから、自分のダメなところをしっかりと受け入れ、それを乗り越える強い意志が必要だと、改めて強く感じました。
 今回来てくださった先輩方は、本当に堂々としていて、とても立派でした。一年後、私があんな風に胸を張っていられるかどうかは、この残り半年にかかっています。悔いのないよう、全力で頑張っていきたいです。


 


4組  N君

 高校3年生になり、今年の「卒業生を囲む会」を例年とは違う感じで、僕は迎えました。去年までは正直なところ受験への実感があまりなく、前向きな気持ちでの参加という訳ではありませんでした。しかし、今年はクラス分けが細かくなり、自分の志望校に近い先輩方が分科会に来てくださいました。それによって受験への対策について、より具体的に聞くことができました。
 卒業生を囲む会を終えて思うことは合格を左右するのは自分自身だということです。このくらいでいいや、もういいかな、などの妥協をしていたら決して勝てる世界ではなく、失敗しないためには、自分のメンタルをより良いものにしていく必要があります。僕自身が自分にすごく甘いことは知っています。それに打ち勝ち、強靭なメンタルを身につけ、そしてそれにより真の実力をつけていきたいと思います。
 また、自己分析の重要性を認識することが出来ました。決して慢心することなく、基本的なことからこつこつと積み上げていくことが、応用力へと繋がると思います。どこができていないのか、できているのかをしっかり分析し、要点を絞って、そこを重点的に補っていきたいです。
 今年度の一番大きな目標は、第一志望校に合格することです。人生においての一番大きな目標を達成する上で重要な通過点です。もしかしたら、人生が変わってくるかもしれません。しっかりと準備し、勝利を掴み取ります。39期生みんなで合格を掴み取り、笑顔で江戸取を旅立ちたいです。



 


6組  F君

 今回、卒業生を囲む会に参加して、高3生として今必要なことを考えることができたと思います。今年は、クラスに来てくださった先輩方が教科別の勉強法などを話してくださいました。その中で自分に取り入れようと思ったことは、記録という点です。ある先輩は、一週間にやることややったことを記録して、ノートに残していらっしゃいました。そのようなことは、受験前に見返したときに励ましになるのではないかと思います。自分のやった成果を見ることで、これだけやったという自信が湧くということがあるかもしれません。また、日常生活においては、前の週にできなかったことを見直して、次につなげて自分の生活をより充実したものにできるのではないかと思います。そういう点で、記録することは大事だと思ったので、自分にも取り入れて、日々の生活を充実したものにできたらと思います。また、自分ができなかったところを暗記するためのノートを作っていらっしゃったということなので、それも取り入れよう思います。
 教科別のアドバイスという点では、国語について話してくださいました。理系でもセンター試験のときには重要になる科目なので、やり方を細かく言ってくださったのが、参考になりました。自分の中では収穫があったと思います。
 この会を通じて大事だと思うのは、聞いて終わりではなく、それをどう活かすかということだと思います。活かさなければ、この会は無駄になってしまうし、今後の自分にもつながりません。活かして成長した人に比べて、成果が出なくなってしまうかもしれないので、今回取り入れるべき点はしっかりと自分に取り入れて、この夏を充実したものにしたいと思います。もう卒業生を囲む会に参加することはありませんが、先輩にお話を聞く機会があれば大切にして、自分に新たなものを取り入れたいです。


 


8組 Gさん

 私が今回心に残った、実践しようと思ったお話が2つありました。
 一つ目は、クラスに来てくださった2人の先輩方が口をそろえて強調していた睡眠時間についてです。私はとても周りに流されやすい性格なので、最近周りの人たちが夜遅くまで頑張り始めたのを見て、「私もやらねば」と睡眠を削って遅くまで起きていました。「体力の無い私がこの生活を続けて果たしてやり切れるのだろうか」と不安でした。しかし、先輩方が「早寝早起きで6時間以上睡眠、4時起床」とお話しされるのを聞いて、「私もしっかりと睡眠をとろう、生活習慣を整えよう」と思いました。昨日からすでに実践していますが、朝は誘惑も少なく、勉強に集中できてとても良いので、このまま続けていこうと思います。
 二つ目は、全体会で最後にお話ししてくださった先輩が行っていた「自分が新しいデータになる」という言葉です。今のままでは第一望校合格は難しいと言われている私に、とても勇気とやる気を出させてくれた一言でした。「このまま目指していても良いのだろうか」という不安は一掃されました。このままでは厳しいのが事実ですが、このまま頑張り、目指し続ける覚悟ができました。
 高1生のとき、卒業生を囲む会に出たいと憧れてから早くも2年が経ち、来年は自分が壇上に立つ立場です。来年、呼ばれるためにも、今年一杯、力を尽くしていきます。1年後に、胸を張って大学生として江戸取に帰ってこられるように、精一杯努力します。卒業生を囲む会は、毎年、私を奮起させてくれる、この上なく有意義なものです。


 


10組 K君

 今回、僕は、江戸川学園取手の中入生として、6回目であり、最後の卒業生を囲む会に参加しました。今回の卒業生を囲む会では、自分はもう高校3年生で、受験までの時間は残りわずかだということを感じさせられました。僕は、今まで、高校3年生という自覚を持たずに、なんとなく生活をしていました。これまでにも、数多くの先輩方の受験体験談や、失敗例、アドバイス等を聞く機会はあったのですが、高校3年生として聞く先輩方の話は、今まで以上に真剣に聞くことができました。
 そして、僕が一番感じたのは、基礎がとても大事ということです。応用問題を解くことも大切ですが、基礎ができていないと、受験は失敗するとおっしゃっていました。実際、先輩の体験談で、試験当日に、いつもなら余裕をもって解けている基本的な問題が解けない、というお話がありました。僕は、部活動を、高3の夏までやっていて、周りの友達と比べても、大分遅れをとっています。この状況で、挽回するには、とにかく最初に基礎を固めるしかありません。遅れをとっているからといって、変に焦って、難しい問題ばかり解いていては、周りには絶対追いつけないと思います。
 今まであまり勉強に時間を当てられなかったので、長時間続けて勉強をするというのは、最初は苦労すると思います。しかし、後悔だけはしたくないので、がむしゃらに、目の前のことに全力を尽くしていきたいと思っています。自分のことを応援してくれる全ての人が喜ぶような結果を出したいと思いました。


 


12組 Wさん

 私は卒業生を囲む会を通して受験の大変さを少しながら感じることができました。
 特に最後に来てくれた早稲田大学に合格した2人の先輩は2年間本気で勉強していたけれども、結局はうまくいかなくて補欠合格でぎりぎり受かったとおっしゃいました。その話を聞いて、本当に去年の受験は大変だったのだと思いました。今年は去年よりも更に難しくなるといろんな人から言われています。2年間本気で勉強したけれども、すんなりとは行かなかったと言われていた先輩の話をお聞きして、受験のすごさを身に染みて感じました。
 国際基督教大学に受かった先輩は、夏にはもう基礎は終わっていて夏はセンターの過去問をひたすらやったとおっしゃっています。やはり夏前には固めていないといけないのだなと思いました。必ず朝型の方がいいとおっしゃいましたが、今の私は完全に夜型なので、今日から朝方に変えたいと思います。