体 育 祭

 

2組 4組 6組 8組 10組 12組 江戸取ホーム




2組  Yさん

 今年の体育祭で、私は、体育祭実行委員として一ヶ月ほど前からこつこつと準備をし、最高学年として全学年をまとめて、結果がどうであれ、誰もが「楽しかった」「悔いはない」と思えるような体育祭を、みんなと一緒に作り上げることが出来たと思います。
 この体育祭で、私は二つの事を改めて学ぶことが出来ました。
 一つ目は、大人数で一つの物を作り上げることの大変さです。応援団の中にはダンスが得意な人、不得意な人のどちらもおり、全員でぴったり合わせるのはとても難しかったです。そんな状態の中でも必死にみんなをまとめていたダンスリーダーや団長達は、本当にすごいと思いました。それと同時に、難しい分みんなが一つにまとまった演技が出来た時の嬉しさはとても大きい事も学びました。
 二つ目は、最後まで諦めずにやりきることの大切さです。私のクラスはロープジャンピングの練習を始めたばかりの頃、なかなか記録が伸びず、とにかく二百回を目標に練習を続けました。すると、急に記録が伸び始め、目標だった二百回も越えることが出来たのです。そして本番では、正直優勝は無理だと思っていたのですが、練習での最高記録を超えて、学年で一位になれたのです。私は、ここから諦めずに頑張り続ければ予想以上の結果となることもあるという事を学びました。
 高校生として最後の体育祭が終わり、残るはあと受験のみです。体育祭での楽しい思い出を、ここで学んだ最後まで諦めずにやりきる事の大切さを胸に受験も全力で頑張ろうと思います。


 


4組  T君

 今年の体育祭は僕ら高3にとって最後の体育祭でした。だから、それを盛り上げたい、なにか思い出になることをしたいという思いで今回応援団長に立候補し、選んでもらいました。
 ただまとめる事が仕事だと思っていた団長という仕事は思っていたよりもやることが多く、応援団の団員が全然練習に来てくれないなど悩んでしまうこともありました。でも途中からみんなが意識を変えて練習に来てくれたので、日に日に完成像が見えてきてとても楽しみながら過ごすことが出来ました。
 僕は前日の練習の時にみんなの演技を前で見ていて、感動して涙が出そうになりました。本番が終わった後もみんなが生き生きしていて、やりきった姿をしていたので最高だなと感じました。
 結果として応援賞は2位になってしまい、悔しかったですが、みんながやりきっての順位だったので良かったと思います。でも僕がなによりも嬉しかったのが、終わったあとの同級生、後輩からの言葉です。わざわざ、僕のところまで来て、「白組で応援団をやれてほんとに楽しかったです」や「先輩が団長でほんとに良かったです!」と言ってくれて、途中大変だと思ったこともあったけどやり通して良かったなって本当に思います。僕は1番弱そうな団長などと冗談で言われることもありましたが、そんな団長に憧れをもってくれたり、頼ってくれる後輩がいて僕はほんとに幸せ者です。人生で最後の体育祭、過去最高に楽しかったと思います!


 


6組  T君

 私にとって高校生活最後の体育祭は、特別な思い出になりました。今年の体育祭は高校3年生にとっては最後の行事だったので、どの競技に対しても全員が全力で臨めていたと思います。
 その中でも特に私が印象に残っているのはロープジャンピングです。今年からルール変更で全員参加となり、案の定最初の練習での結果はあまりよくありませんでした。私も最初の頃はうまく飛べず、本当にこのままで本番は飛べるのだろうかと不安になりました。しかしその後の練習では少しずつ記録が伸びていき、最初の頃が嘘だったかのように飛べるようになりました。ついに迎えた本番。結果は173回で9位でしたが、全員で一致団結して練習したという、この経験は私に人が団結して一つのことにチャレンジすることの大切さを教えてくれました。
 各色応援披露も、いつも体育の授業で見ていた練習よりもはるかに迫力があり、クラスメイトが団長として一番前でアピールしているところを見たとき、自分たちが気づかないうちに周りを引っ張っていく立場になっていたのだということに気づかされ、今まで歩んできた江戸取での生活を回想し何とも言えない気持ちになりました。
 紅組は総合では3位でしたが、応援では1位を取ることができました。中高全学年がこうして一度に集まって盛り上がる行事はこれで最後なので、良い結果で終わることができてよかったと思います。大学受験も、みんなで一致団結して結果を残せるよう切磋琢磨して頑張っていけたら良いなと思いました。


 


8組 Y君

 今回、私はこの江戸川学園取手高校第41回体育祭で、様々なことを経験したり感じたりすることが出来ました。その中で、特に印象的なことは、2つあります。
 1つ目は、クラスの全員で行う8の字跳びです。前年までは、ロープジャンピングを行なっていて、今回が初めての8の字跳びであったので、練習が始まった当初は、上手くいくかとてもとても心配でした。しかし、小学校、中学校の頃やっていたおかげか、練習にはすんなり入ることが出来ました。体育祭の練習の中で、何度も計測をして、回数を競うような機会がありました。その時は、ある時は70回、また、ある時には100回など上手くいかなかったことが多かったので、本番前には上手くいくかどうかとても緊張していました。しかし、実際に本番が始まると、みんな引っかかるようなこともなく、上手くいって180回という前回の自己ベストを60回も更新することができたので、順位は9位と少し低かったけれど、とても嬉しかったです。今回のこの経験で改めて協力して何かを成し遂げることの素晴らしさを再認識することが出来ました。
 2つ目は、騎馬戦です。騎馬戦では、今回初めて上に乗る役をすることが出来ました。初めてのこの役は、最初、上に上がったときに思ったより高くて少し驚きました。また、本番では、相手の団の勢いが凄くてとてもびっくりしましたが、楽しむことが出来てとても良かったです。
 今回、この経験をして、思いっきり全力で物事を行うことの素晴らしさを再認識しました。今回のこの第41回江戸川学園取手高校体育祭で、私はこの他にも様々なことを学べました。例えば、リレーの選手の応援を通して得られた他人の喜びを分かち合うことの素晴らしさです。今回、この第41回体育祭で学べたことを今後の生活に少しでも生かしていけるようにしていきたいです。


 


10組 K君

 僕はこの第41回体育祭において黄色組の団長を務めさせていただきました。はじめはなにをするにしても自信がなく、毎日が不安と緊張との戦いでした。それでも結果的に総合優勝を勝ち取ることができたのは、本当にうれしいことでした。
 最後の体育祭を通して、ぼくは改めて友人や仲間の存在の大きさを感じることができました。この体育祭で、応援にしろ競技にしろ、すべての出来事においてぼくは仲間に助けられました。ぼくは、四色の団長の中では一番無力だったと思います。しかしそれだけに多くの仲間が支えてくれ、ともに勝つために努力できたことは僕がこの体育祭を通して得た一番大きなものですし、それによって総合優勝を勝ち取ることができたのも一番幸せなことでした。
 江戸取において、最後の体育祭で、黄色組団長として優勝を勝ちとることができたというこの思い出は、僕の一生の宝物です。
 本当にありがとうございました。


 


12組 Fさん

 創立41周年、新体制として体育祭が前以上に生徒主体の形になったことに加え、最高学年の自分達が下級生を引っ張っていかなければならないという意識の中で迎えたこの体育祭は、今までとは違った見方で参加することが出来ました。
 特にそれを感じたのは応援団です。応援団には高等部に上がってから毎年入っていましたが、高3であるということもあり、団長達には及ばずとも今までで1番熱意を持って動くことが出来たように思います。
 黄色組は最初人数がとても少なかったのですが、毎日、昼や放課後に呼びかけをしたり団長やダンスリーダーが勧誘に行ったりした結果、最終的に90人以上の団員で踊ることが出来ました。
 私は部活に入っておらず後輩が出来たことも無いので、自分が高1、高2だった時のことを思い出してはあの時憧れていた先輩達のように見えているかと不安な気持ちもありましたが、終わったあと何人かの後輩から「丁寧に教えて貰って嬉しかった」「優しい先輩で良かった」と声をかけてもらえて、やってきたことが報われたような気がしました。
 今年黄色組は残念ながら応援賞を取ることは出来ませんでしたが、その代わりに総合優勝を取ることが出来ました。まだまだだと思っていた高校生最後の体育祭はあっという間に終わってしまいましたが、自分の中で最後を飾るにふさわしい最高の思い出になった様に思います。