2組

 僕は卒業生を囲む会に参加して、本当にたくさんの収穫があったと実感しています。今年からは僕も高校生になり、更に医科コースという場に身を置いています。ですので、これまでなんとなく聞き流していた先輩方のお話も近い未来の話というふうに捉えて重要なポイントと成功している先輩方に共通している点を見つけました。
 まず、成功している先輩方は問題集であったり参考書を何度も繰り返しているということです。学校の問題集だけでもいいのでとにかく量を積めということでした。「誰にもできるようなことを、誰にもできないくらいまでやる。それが合格の秘訣」と言い切っている先輩もいました。二つ目は試験前や模試前になっても焦らないように日頃からコツコツ進めることでした。これは誰もが言うことで当たり前という人も多いと思いますが僕はこれこそが多くの知識と技量を身に付ける一番の近道なのではないかと考えます。数学こそまさにその典型的な教科で、日頃からしっかり怠ることなくやっていれば試験前になって焦る必要もなくただいつものように問題集を解くだけという教科だと思います。要はテスト前にどれだけ焦らずにいられるかということです。そして三つ目は、勉強以外の時間の重要性です。勉強以外の時間というのは部活であったり自分の好きなこと、趣味などをする時間です。先輩の多くが部活をしていて、趣味も多いので毎日が忙しいです。だからこそ、時間が限られていて勉強するときも密度の高い質のいい勉強が確立できるのだと思いました。スキマ時間というものは少ないようで意外とあって僕も実際に朝から晩まで一日中ストップウォッチを持ち歩いてスキマ時間に自習をしてみたところ、かなりの時間がありました。ここでわかるのは如何にすきま時間を埋めるかも成績に関わってくるということです。
 今回僕は医学部を志望していく上で大切なことを学ぶことができたと思うので、今後に生かしていきたいと思います。










4組
 僕は今回の卒業生を囲む会に参加してこれから変えていかないといけないなと思ったことがあります。それは「逃げ」に対する考え方です。僕は今まで、気が乗らない、疲れていて頭が回らない、やってもどうせ間違ってしまうから、と言って、勉強から逃げることが多々ありました。そして僕は自分のなかでその理由を正当化し、悪いことではないと思い込んでいました。しかし、今回の卒業生を囲む会ではそんな自分の考えがとても甘いものであったのだと認識させられました。先輩方は僕に「逃げ」とは別のリスクを負う一つの選択であり、結局逃げた先でしっかり戦わなければいけないということを教えて下さいました。そして逃げずに嫌なことにも立ち向かうことで受験は成功へ向かって行くのでありこのまま嫌なことから逃げ続けても受験で成功することが出来ないのだということを分からせてくださいました。逃げ続けすべてが終わった後、自分を納得させるために言う「やれば出来た」という言葉ほど惨めなものはありません。僕には叶えたい夢があり、その夢を叶えるためにもその夢への第一歩となる大学受験で失敗するわけにはいきません。だから僕に残された二年間を悔いの残らないように嫌なことからも逃げずに一生懸命勉強していきたいです。そして今回、貴重な時間を割いて大切なことを教えてくださった先輩方のように、僕もいつかこの卒業生を囲む会で後輩たちに大切なことを伝えられるようにこれから頑張っていきたいです。








8組

 1年8組には、3人の先輩方が来てくださいました。とても頭の良い先輩方でどうやって有名な大学に入れたのだろうと思いました。江戸取は塾に入らなくても有名な大学に入学できると聞いていたので、本当なのかと思いました。先輩方の1人にその質問をしてみると、「塾に通っていなかったけれど、自分で参考書を買って勉強していた」と言われました。学校の勉強だけで満足せず、自分で主体的に勉強していると聞いてとても尊敬しました。自分も苦手科目などを基礎から主体的に勉強していこうと思いました。
 勉強の他にも先輩方は大学が楽しいとおっしゃっていました。2番目の先輩は、大学の授業が楽しいとおっしゃっていました。僕も楽しいと思えるような学部に合格して授業を受けたいと思いました。3番目の先輩はアーチェリーが楽しいとおっしゃっていました。僕も、今入っているテニス部が楽しいので、大学でもテニスをやりたいと思いました。
 今回の卒業生を囲む会で、有名な大学に入学するような人はみんなたくさん努力をしているということが分かりました。自分も努力しようと強く思うようになりました。そして、大学が楽しいところだと感じました。自分も目標の大学に入学することと、そこからの大学生活を楽しむことを目標にしようと思いました。










10組
 私は、将来の夢や志望大学を決めていないことに他の人達との差を感じて悩んでいました。ですが、今回卒業生の話を聴き、遠い未来のことで悩むのではなく今自分が何をするべきかということが大切なのだと気づきました。また、やっといて良かったことや逆にやっとけば良かったこと、勉強法や勉強時間の確保の仕方、大学生活のことなど卒業生の実体験を聴くことが出来てとてもためになり自分も真似してみたいと思いました。特に私は文理選択の話が一番興味がありました。私は自分の得意・不得意で文理選択をしようとしていました。話をしていただいた卒業生の大半が「文理選択は自分の得意・不得意で決めるのではなく、自分が力をいれてやりたいと思える方を選ぶのが絶対にいい。」と、口をそろえて言っていました。このことを聴き文理選択をもっとしっかりと考えようと思いました。卒業生の皆さんは自分の選んだ大学・学部に入学し、後悔せずに充実した日々を送っているようでした。それは、選択する時に真剣に自分自身と向き合い考えた結果だからだと思います。私も後悔しない選択をするために慎重に考え3年後に自分が納得する日々を送れるようにしたいです。