三権分立で重要な立法権の機関を担う「国会議事堂」を目にし、私には2種類の感情が湧き起こりました。自分が政治の中心舞台に立っている驚きと感動です。御休所の華麗な造りには目を見張り、いつもテレビで見る参議院議場の広さには驚きました。中央広間を上から見学した際は、憲政功労者の板垣退助・大隈重信・伊藤博文の銅像と1つ空いた台座、そして大理石の床や天井には、何ともいえぬ迫力がありました。
最先端の研究成果が展示されている「日本科学未来館」では、生命・宇宙・情報・技術と
いった様々な分野において、地球規模の課題や未来への一歩となる「人と環境との繋がり」がよく伝わってきました。医療に関するブースでは、IPS細胞のストックの話やロボット体験手術など、次世代の医療の世界を実際に体感することができました。
帰りのバスでは、違うクラスの生徒による異なる視点からの感想を聞くことができ、日本の政治と未来の技術進歩にますます興味が湧きました。自分の将来像を具体的に描く絶好の機会となる社会科見学でした。この経験を生かし、今後の学校生活に繋げていきたいと思います。 |