中等部2学年

卒業生を囲む会

2018.6.23

 卒業生を囲む会に出席して

 私は将来、癌研究者になりたいと思っています。私が癌研究者になりたいと思い始めたのは中学校1年生の夏休みです。その理由は、私の祖父が肺がんで亡くなったからです。せっかく手術をしたのに完治せず、亡くなってしまい、とても悲しくて泣きました。私は将来、祖父と同じように肺がんその他の癌にかかった人たちを治したいと思い、医科コースに進みました。

 卒業生を囲む会に来てくださった2人の先輩方が医師を希望したきっかけも、自分の身内が病に倒れたことがきっかけでした。先輩方は「医学部には頭がいいという理由だけで入ってはいけない」とおっしゃっていました。実際に、頭がいいという理由だけで入学した学生の中には、解剖の授業で興奮しすぎてしまい、異常行動に走ってしまうケースが何件かあるそうです。

 人間には完全無欠な人なんていません。しかし、医者が医療ミスは決して許されないことです。手術を一歩間違えれば、患者は死に至る恐れがあります。患者の生死が委ねられている医師という職業はまさに責任重大で相当な覚悟が必要でしょう。その覚悟を持ちたいと思います。これからも一生懸命勉強し、癌にかかってしまった人々を、自分の手で救える素晴らしい癌研究者になれるよう、頑張っていきたいと思います。

 
卒業生を囲む会に参加して

 私は卒業生を囲む会、座談会に参加して去年の座談会よりも多くの新しいことを学ぶことができました。4組は東大クラスなので東京大学理科T類の江戸取38期生の先輩のお話を聞くことができました。先輩は東大と京大を志望し、入学後に学部を決められる進学振り分け制度があることから、東大を選んだとおっしゃっていました。私も東大か京大を目指しており、これからも学力を高め、自分の研究したいことや夢に合わせて真剣に考えていきたいと思いました。先輩の話を聞いて、今の私に足りないものに気づきました。それは、「自分の現在の学力を把握する」ことです。私は今まで「自分はだいたいこれぐらいの学力」というように、自分の学力をぼんやりと曖昧に思い描いていただけでした。しかし、先輩は自分は長期記憶が苦手だから短期記憶で計画的に行うようにし、また教科ごとに自分に合う勉強方法を自分で見つけ、実践していったとおっしゃいました。私も再度自分の苦手なところを見直し、成績が伸びない教科は勉強法を考え直し、次に繋げたいと思います。

 睡眠についてのアドバイスもありました。テスト前はどうしても睡眠時間が削られ易いものですが、東大生は皆7時間以上睡眠時間をとっているということでした。睡眠時間を削ると授業中眠くなり、勉強の質や効率が悪くなることはわかっているので、早寝早起きを心がけようと改めて思いました。

 私の夢はアナウンサーになることです。全世界の人々に様々な情報をメディアを通して提供し、笑顔溢れる魅力あるアナウンサーになりたいと思っています。今回学んだことをこれからの大学受験や将来の夢、目標に生かしていこうと思いました。

 
卒業生を囲む会の感想

 僕は今まで「どこの大学に行きたいか」ということしか考えていませんでした。その大学にはどんな学部があり、そこで何を学ぶのかということは知りませんでした。今回の「卒業生を囲む会」では将来通う大学にある学部と、さらにその先の将来の職業について考えるよいきっかけになりました。

 大学に行くには、その大学に合格するだけの学力が必要です。中2になり、確かに勉強量は増えたものの、何となく今までの勉強をなんとなく続けていただけでした。家庭学習にしても今までは夕食後しかしませんでしたが、勉強できる時間は他にもあるものです。今回の会に参加し、この勉強法を漫然と続けているだけではさらなる成績アップは望めないと感じました。これからは高校や大学でも通用する自分独自の勉強法を身につけたいと思いました。

 
卒業生を囲む会で学んだこと

今回の「卒業生を囲む会」では大学生活の様子や、これからの江戸取での過ごし方など、多くのことを学ぶことができました。全体会では、東京大学の先輩と東京女子医科大学の先輩にお話をうかがいました。

 東京大学の先輩には、「一瞬一瞬を大切に」という言葉をかけていただきました。学校生活の中で、今の私には無駄な時間が多いように感じていますので、反省し、改めたいと思います。

 東京女子医科大学の先輩は、「江戸取で学んだことは大学でも生かされる」ということや、「何事も主体性が大切」ということをおっしゃっていました。江戸取は今年度から、「NEW江戸取」として教育改革を行い、自主性や主体性が重視しています。これからの学校生活を大切にし、多くのことを学び、大学生からの生活にも役立てたいと思いました。

 全体会の後は座談会がありました。私は早稲田大学の先輩のお話をお聞きすることができました。早稲田大学のことや、江戸取生だった時のお話をたくさんお聞きしました。早稲田大学は自分からアクションを起こせば、何でもできる自由な大学ということです。やはりそこでも主体性が求められ、その主体性はこれからの社会生活で必要不可欠なものだとわかりました。また英語は絶対に苦手教科にしてはいけないとおっしゃいました、私は英語は得意科目ではないので、これからもっとがんばらなければならないと思いました。今回学んだことを今後の学校生活に生かしていくことを決意しました。

 
卒業生を囲む会に参加して

 「卒業生を囲む会」に参加し、自分の将来を見つめるきっかけをつかむことができました。特にタメになると思ったことは、茨城大学の先輩から聞いた話です。大学受験の勉強を始める時期は早ければ早いほどよいということ、高等部でも部活が勉強の息抜きになることなどです。お話をうかがっていると、先輩が実に大学生活を楽しんでいることがわかりました。あまり大学受験や将来のことを深く考えることがなかった私ですが、今回卒業生を囲む会に参加したことで、大学受験への意識が高まり、将来の夢が以前より明確になりました。

 また、「学習意欲を高める方法」も教えてくださいました。成績を上げるためには、授業を真剣に聞くことが一番であると、入学した頃から言われていましたが、実際に現役合格した先輩達からそのことを直接聞くことができ、改めて授業の大切さが納得できました。また、「予習や復習は記憶するための手段のひとつ」ということも知ることが出来ました。どの教科でも初めて学ぶことは分からないことばかりで、時間が経てば忘れてしまいます。学んだことを忘れないよう復習を繰り返し、確実に記憶することが大切と学びました。

 自分が将来なりたい職業に就くには、いかに努力を怠らずに勉強を続けたかで決まります。自分の将来のためにも、今こそ頑張っていきたいです。

 
卒業生を囲む会に参加して

 「卒業生を囲む会」で印象に残ったことの1つ目は「定期試験を大切にする」ということです。定期試験というのは大学を受験するにあたり、とても重要なものです。今からしっかり努力し、自分の苦手なところなどは質問し、苦手な意識をなくし、定期試験で高得点が取れるようにしたいと思います。定期試験だけではなく、ベネッセやZ会などの外部の模試も大切にしていきます。

 2つ目は「何事も最後まであきらめないで取り組む」ということです。何事も途中で諦めてしまったら、良い結果は生まれません。「最後まで諦めない」ということを強く意識し、勉強や部活に励んでいきます。

 将来の夢はまだはっきりとは決まっていませんが、先輩方の話をお聴きし、意欲が湧き、将来の夢の選択肢が広がりました。

 今回学んだことを頭に入れ、将来に役立て、将来は社会に貢献できる人材になりたいと思います。貴重なお話してくださり、本当にありがとうございました。

 
卒業生を囲む会の感想

 僕が、卒業生の話をお聴きし、一番参考になったのは、大学受験をする上での勉強の仕方についてのお話でした。苦手な教科の勉強方法や、今のうちにやっておいたほうが良い勉強などのお話をうかがうことができました。効率よく勉強するには授業を集中して受け、その日のうちに家で復習をすることが大切だというアドバイスもいただきました。ぜひそれを実践していこうと思いました。