中等部2学年

第41回 体育祭

2018.5.26



 

自主性と統率力の大切さ

 今年はNEWえどとりとしての新しい体育祭でした。昨年までと変わったこととしては生徒が主体となって、体育祭を作り上げていくことです。そんな、新たなえどとりの第一回の体育祭のとき、私は体育祭実行委員に立候補しました。

 私は体育祭を終え、私が足りないと感じたことは、「自主性」です。体育祭実行委員の四人のうちの一人は体育祭当日にクラスが整列するときに、一番前に立ち、「前へならえ」などと声をかけるのですが、私は恥ずかしさがあり、それを断り、他の人にお願いしました。お願いされたクラスメートは率先して皆んなを並ばせ、クラス全員で競技するロープジャンピングでも、数を数えてくれたり、「はい、はい、はい」とみんなが入りやすいように声をかけてくれました。そのクラスメートは体育祭だけではなく、ポートフォリオの蓄積のためのアフタースクールに自主的に参加しています。その姿を見て、私も自主的に行動したり、何かに参加し、自主性を高めていかなければならないと思いました。

 次に、私が実感したことは、「統率力」です。このことは紅組の団長さんを見て思いました。私は団長さんが部活の先輩だったので、色別対抗リレーに出てくれと頼まれました。皆もいいよと言ってくれたので、出ることになりました。体育祭当日、走る前に女団長さんが頑張ろうとハイタッチをしてくれ、優勝すると、団長さんが本当に喜んでくれました。他人のことでこんなに喜んでくれていることに感動し、とても嬉しくなりました。

 私はこの体育祭を通して、自分の足りないところを知ることができました。来年も体育祭実行委員に立候補し、「主体性」を磨きたいと思います。私にいろいろ気づかせてくれる、充実した体育祭になりました。 

全力で取り組んだ体育祭

 今回の体育祭は「主体性」を意識して生徒が主となって取り組んだ体育祭でした。私も体育祭実行委員として用具の準備・片付けなどを行いました。

 今年はロープジャンピングが去年までとは違い、クラス全員で行われたので練習をするときもなかなか全員揃わず、他のクラスはどんどん記録が伸びていくのに、私たちのクラスは記録が伸びるどころか、むしろ下がってしまい、気持ちばかり焦っていました。しかしクラス全員で諦めずに朝や昼、そして放課後など、担任の先生も協力してくださってできる限りのことを尽くしました。結果は8クラス中6位でしたが練習していく中で確実にクラスの中は深まったと思います。

 私は今回白組で、白組は赤・白・青・黄の中で最下位でしたが、準備や競技などを全力で取り組むことができ、良い思い出となりました。「全力で取り組むこと」がいかに大切かということを改めて実感できました。

緊張と不安からの解放

 編入生の私にとって、今年の体育祭はこの学校に来て初めての体育祭でした。分からないことが多々ありましたが、同じクラスの 友人や部活の仲間に教えてもらいながら無事終えることができました。

 私が出た最初の競技はチアの演技です。7曲も踊ると聞いたときは少し不安になりましたが、振り付けを先輩方が優しく教えてくださり、おかげであっという間に覚えることができ、少し体育祭が楽しみになりました。8分間踊り続けるのは人生初で、練習のときは1曲踊っただけでも疲れていたのに、大丈夫かなと思っていたのですが、本番は本当に楽しく踊ることができ、8分間があっという間でした。また、見ている人を楽しませることができたという達成感がありました。

 そしてチアよりも緊張したのが誘導係です。江戸取小の運動会の応援に行くことになっていたため、ろくに予行練習に参加することができず、全く練習しないまま本番を迎えてしまいました。しかし思ったほど失敗せずに定位置まで誘導することができ、ホッとしました。誘導をする前に先輩方が声をかけてくださり、写真を一緒に撮ったことも楽しい思い出になりました。

 けれども、何よりも不安で仕方がなかったのは四色対抗リレーです。一度も練習したことがなかったため、前後の人も知らないままで不安で一杯でしたが、後ろに知っている先輩が2人いて安心しました。バトンを4位で受け取り、結局4位のまま現状維持で終わってしまったことが残念でした。結果は4位でしたが、一生懸命走ることができたので、その点では大満足です。

 今回体育祭が成功したのは応援団のおかげだと思います。私も高校生になったら応援団になって、もっと自分の組を盛り上げ、優勝へ導きたいです。

江戸取の素晴らしさとクラスの団結力を実感できた体育祭

 昨年の40周年記念体育祭に続き、今年もお天気に恵まれ、素晴らしい体育祭となりました。

 江戸取生になって2回目の体育祭は、私にとって沢山の感動を与えてくれました。なかでも印象に残っていることが2つあります。

 1つ目は、私は今年初めてチア部としてフルでオープニングの応援披露に参加したことです。オープニングで体育祭を盛り上げるのがチア部の役目なので、新学期が始まってから、オープニングに向けての練習がスタートし、部員が一丸となって練習に励みました。練習の甲斐あって、本番では最高の演技ができ、会場からは歓声が上がり、私は感動して身体が震えました。チア部として、体育祭を盛り上げることができ、本当に良かったです。   

 チア部だけではなく、吹奏楽部の演奏や、運動部のサポート、体育祭実行委員、生徒会、応援団、各委員会など多くの生徒が、体育祭を成功させるために全力で盛り上げる、これがNEW江戸取の体育祭なのです。これこそが江戸取生の素晴らしさなのだと実感しました。

 2つ目は、クラスの団結力の強さです。初めてのクラス替えがあり、最初の頃はみんなの気持ちもバラバラでしたが、体育祭前にクラスTシャツを放課後みんなで作ったり、ロープジャンピングの朝練をしたりするうちに、少しずつクラスがまとまってきて、本番のロープジャンピングでは優勝、そしてクラス対抗リレーでも優勝することができました。クラス対抗リレーでは、選手4人をクラス全員が大声で応援して、体育祭が終わる頃には、声が枯れているクラスメートがたくさんいました。ロープジャンピングで優勝したとき、みんなで飛び上って喜んだこと、クラス対抗リレーを声が枯れるまで応援したことでクラスの絆がとても深まったと強く感じました。

 このクラスの団結力と絆の強さを、これからの勉強面や紫峰祭などの学校生活に生かしたいと思います。また、来年の体育祭でも、私はチア部として、オープニングを盛り上げたいと思いました。

クラスの絆を深めた体育祭

 クラスのみんなとの団結を深めることができた体育祭でした。黄色組の総合優勝、クラスの”Rope Jumping1位などの結果はもちろん、一緒にTシャツを準備し、競技の練習をしたことも一体感につながりました。

 今回の体育祭で楽しかったことが2つあります。1つ目は、Tシャツの準備です。24では、スプレーを使って、Tシャツにデザインすることになりました。難しい作業でしたが、楽しくもありました。失敗してしまったTシャツもありましたが、それでもクラス全員が着ると一体感が出るようなTシャツができあがりました 。

 2つ目は、競技です。僕は、TORNADO、騎馬戦、Rope Jumping3競技に出場しましたが、どの競技もクラスメートと力を合わせて戦うことができました。特に騎馬戦では活躍することができました。僕は騎手、相手の帽子を何個もとることができ、騎馬戦で1位になることができました。

 また、Rope Jumpingでもクラスメートと力を合わせ、学年1位になりました。最高記録更新はできなかったものの、1位をとれて大満足でした。

 体育祭も今回で2回目となり、先輩として1年生にいろいろなことを教えるようになりました。1年生の手本となるような行動もできたと思います。もうすぐ6月ですが、体験学習の前にクラスの絆が深めることができたのはすばらしいことでした。体験学習ではもっと絆を深めていきたいと思います。

思い出に残る体育祭

 今回の体育祭は私にとって二回目の体育祭でした。私は黄色組になりました。

 私は、吹奏楽部に入っています。吹奏楽部は体育祭で国歌と校歌を演奏します。私は今年初めてこの演奏に参加しました。国歌も校歌も楽譜を暗記しなければいけなくて、とても緊張しましたが、しっかり吹ききることができました。

  最初に私が出場した種目は短距離走でした。短距離走は選抜メンバーのみ出ることができるので「自分一人の結果がそのまま得点になる」と、とても緊張していました。短距離走では一位にはなることができなかったのですが、自分の力を精一杯出し切ることができました。走り終わった後クラスの人が、「お疲れ、すごかったよ。」、「速かったね。」とたくさん声をかけてくれました。

 大玉送りリレーでは玉を落とさないように列が玉に合わせてうねるように動いていたのが印象に残っています。TORNADOは2クラスでやりました。棒を持って回ると遠心力で外側に引っ張られてしまうので必死に走りました。頑張ったかいもありTORNADOは一位になることができました。

 クラスのみんなで参加した種目はRope Jumping∞です。体育の授業時間以外に練習はできなかったのですが本番、みんな真剣にやり、よい結果を出すことができました。

 閉会式の成績発表のとき正直一位になれるとは思っていませんでした。途中の得点が良くなかったからです。でも一生懸命頑張って楽しかったからよかったかなと思っていました。しかし成績発表で黄色組が優勝だと校長先生がおっしゃいました。私は本当に驚き、嬉しさでいっぱいになりました。

NEW江戸取の体育祭に参加して

 今回の体育祭は「NEW江戸取」となって初めての体育祭でした。そのため普段よりも、みんなの団結力が高まっており、とても楽しく、充実した体育祭となりました。

 なんといっても、小中高12年間一貫校だからこそできる「小〜高へ魂のリレー」はとても盛り上がり、印象に残っています。小学校一年生から高校三年生までに繋がれるバトンはとても重く、ひとつの思いをつないでいることが感じられました。

 私たち赤組にとっては「綱引き」が1番印象的な競技でした。理由は、女子も男子もどちらも1位になることが出来たからです。全学年の選抜メンバーで行った綱引きは応援する人も競技に参加している人も一致団結することができ、見事男女ともに1位をとることが出来ました。私も綱引きが1番楽しく、盛り上がりました。自分が参加していたのもありますが、とても一体感を感じたのを覚えています。みんなマメができるまで一生懸命綱を引き、1位をとった時、ハイタッチをしあったのが印象的です。応援している人もみんなで掛け声をしていて、それを励みに頑張っていました。

 クラスとして競い合ったロープジャンピングも印象に残っています。新しい学年、クラスになって約2ヵ月。このロープジャンピングをきっかけに、みんなの仲が深まりました。

 体育祭1週間前から、みんなで自主的にミニグラウンドに集まって、練習をするようになり、体育祭が近づくにつれて、どんどん熱心に練習をするようになっていきました。体育祭本番では、あまり良い結果は出せませんでしたが、今まであまりうまく飛べなかった人も飛べて、自然と拍手が起こったり、引っかかった人がいても「ドンマイ!ドンマイ!次、頑張ろう!」と言っている人がたくさんいたりして、とてもクラスの団結力が高まりました。

 今回、この体育祭を通して、みんなで団結することの楽しさや、負けた時の悔しさ、そこから生まれるさらに高まる団結力について知ることが出来ました。今回、赤組は「応援賞優勝」をすることが出来ました。しかし、総合優勝をすることは出来ませんでした。来年こそは、今回の団長や女団長をはじめ、高3の先輩方の思いを受け継ぎ、総合優勝、応援賞優勝のふたつを狙って、頑張っていこうと思います!

たくさんの競技に参加できた充実感

 今回の体育祭は記念すべき第41回目として校長先生からも「新しい」というワードが出ていました。私たち中等部2学年は、2年生という新入生に対して先輩になった自覚を持ち行動することができました。体育祭での私たち2学年はクラス対抗のロープジャンピングやハリケーン、また大玉などたくさんの競技に出させていただきました。また、応援席での応援も欠かさず、みんなで同じ朱雀チームを応援し、他学年の生徒たちとも触れ合うことができました。

 朱雀組は総合成績では3位という結果でしたが、応援賞を取ることができ、頑張った甲斐があったとうれしく思っています。朱雀組団長及び副団長はとてもいい方で、朱雀組のみんなを引っ張ってくださいました。競技中は同じチームとして一致団結し、応援中は声を枯らすほど応援しながら学友との中を深めました。もちろん、他の白虎・玄武・青龍の組の生徒たちとも切磋琢磨し、この体育祭を楽しむことができました。

 私たちのクラスでは応援グッズとしてタオルとメガホンが支給されたので、精一杯その道具を活かし、応援しました。お昼は友達や家族とご飯を食べ、ひとたびの休憩を楽しむことができました。

 ハリケーンでは私は端を担当し、重大な役を担当し、無事に終えることができました。ロープジャンピングでは先頭を担当し、入るのは遅れてしまいましたが 、やりきることができました。残念ながらビリになってしまいましたが。クラスメイトとともに楽しむことができました。NEW江戸取としての第一歩を歩むことができた体育祭でした。