神尾真由子氏バイオリンリサイタルをお聴きして


1組 

 私は,神尾真由子さんのバイオリン リサイタルをお聴きして、感じたことがいくつかあります。
 1つ目は、神尾真由子さんのバイオリンについてです。私は,神尾真由子さんのバイオリンをお聴きして、バイオリンって沢山の音色が出せてすごいなと思いました。とても高い音から低い音まで演奏していて驚きました。また私は、バイオリンは弦をこすって音を出す楽器だと思っていたので神尾真由子さんが弓の端で弦を弾いて音を出しているのを見て、そんな音の出し方もあるのかと、とても驚きました。太鼓のような音がしていて、演奏の幅の広さを感じることができました。
 2つ目は,佐藤卓史さんのピアノの演奏についてです。佐藤卓史さんのピアノをお聴きして、私は同じピアノでも演奏する人によって全然聴こえ方は違うのだなと思いました。佐藤卓史さんの弾くピアノは,激しい曲でも雑には聴こえないような演奏ですごいと思いました。1秒間に無数の鍵盤が押されているのにも関わらず、一つ一つの音がお互いを生かし合っているように感じました。ピアノは鍵盤が重いので,速い曲だとどうしても雑に聴こえてしまう時があるのに,佐藤卓史さんの弾くピアノは全然雑には聴こえないような演奏でした。そういうところがプロとそうでない人の違いなのかなと思いました。
 3つ目は,2人の演奏についてです。2人で一瞬アイコンタクトをしただけで,入り方からも全部息がぴったりでとてもすごいと思いました。あんなに短い時間目を合わせただけで,あんなに息のあった演奏はそうそうできるものではないと思います。感動する演奏の裏にはどれほどの練習や努力が必要なのか知りたくなりました。
 最後に演奏を聴いて何が変わったということは、具体的には言えませんが、色々な芸術に触れることで自分の中の感性が広くなっていくように思えました。これからの芸術鑑賞の日が待ち遠しくなりました。

   

    

2組 

 私は、今回のバイオリン・リサイタルが、生でクラシックを聴く初めての機会でした。映画などで何度か聴いた事はありましたが、実際に生で聴くと、やはり迫力が違い、一曲目から非常に圧倒されました。
 神尾真由子さんのバイオリンと、佐藤卓史さんのピアノの奏で合うハーモニーは、作品を作り上げる二人の特別な空間で、私はそれを聴いていて、頭に色々な世界が広がり、まるで自分がそのストーリーの中に入りこんでいるような感覚になり、とても心を動かされました。特に、最後の「カルメン幻想曲」では、今まで私が聴いていたようなテンポの良さだけでなく、どこか優しさも交えていて、聴いていて心が安心し、病院関係の場所でクラシックが流れているのも、こういう理由なのかなと感じました。
 また、二人の表情や雰囲気などから、音楽に触れている事の楽しさや嬉しさが伝わってきて、自分の好きな事で周りの人を楽しく笑顔にできるというのは、やはり素敵だなと思いました。「歌詞のない音符だけの世界」それなのに、奏でられる音色から伝わってくる様々な感情。音楽の素晴らしさは、やはりこのきらめく表現力にあると思います。
 私は今回、自分の中でまだ開けていなかった新たな世界に触れることができ、自らの視野を広げることもできました。そして、神尾真由子さんや佐藤卓史さんが、このような素晴らしい音楽家になれたのは、高い志を持ち続け、それに向かって日々努力し続けたからなのだなと、演奏を聴いていて思いました。私は今、将来のための準備段階にいます。この大事な時期を一分一秒大切にして、様々な方向へと目を向けながら、表現力などを向上させ、精一杯色々な事を両立させて、頑張っていきたいです。

  

 


3組 

 「バイオリンリサイタルとはどんなものなのか?」、「ピアノとバイオリンの演奏はどんなものなのか?」とコンサートが始まる前には思っていました。私は、音に合わせて踊ることが好きです。そして、音楽を聞くことも好きなので、この日を楽しみにしていました。
 今回のリサイタルのように、プロの方の演奏を聞いたことがあまりなかったので、とても新鮮な気持ちでした。まず私が今回驚いたのは、ピアノとバイオリンを演奏していた人の息がぴったりと合っていたことです。自分の演奏で手一杯のはずなのに、相手の音やリズムをよく聞いて、それに合わせてお互いに最大限の演奏が出来るようにしていました。私は、友達の調子に合わせることがあまり出来ていません。今回、相手の調子に合わせることの大切さを学ぶことができたので、これからの生活では相手の調子に自分も合わせることを意識したいと思います。
 次に驚いたのは、違う楽器を組み合わせて演奏すると、とても綺麗な音を生み出すことができるということです。バイオリンもピアノも全く別の楽器であり、演奏の仕方も異なります。しかし、一緒に演奏すると思わず惹き付けられる、心に染み渡るような音を奏でられるのです。違うもの同士がぶつかり合うと、それらにないようなとても良いものが出来るのだと感じました。
 私は、今まで自分と合わない人とは仲良くなれませんでした。しかし、そのような人であったとしても、一緒にいて最高の関係を築く人になるかもしれません。これからは、あまり仲良くない人にも話しかけてみるなど、いろいろな工夫をしてみようと思います。今回のような貴重な経験ができて、とても良かったです。

  

4組 

 僕は、6月27日に初めてバイオリンとピアノの二重奏を聞きました。今までは、バイオリンとピアノのそれぞれのソロでしか聞いたことがなかったので、とても良い経験でした。演奏を聞くのに遠いホールなどに行くのではなく、学校のホールで聞くことができたのでとてもうれしかったです。 
 一曲目の『ポーギーとべス』を作曲したG.ガーシュウィンは面白いリズムと音で明るい音楽を作曲している印象が僕の中にあります。ですが、今回演奏してくれた『ポーギーとべス』の「そんなことはどうでもいいさ」は、静かで優しい曲でした。また、G.ガーシュウィンは「ラプソディー・イン・ブルー」という曲を作曲しています。この曲は吹奏楽専用の楽譜も出ています。今回、この「そんなことはどうでもいいさ」を聞いて、G.ガーシュウィンは幅広いイメージの曲を作曲していたことを知りました。
 僕は、二曲目の「 ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調,Op.80 」を聞いてバイオリンにもソナタがあるということを初めて知りました。<br>ピアノの発表会ではよく耳にするソナタ作品ですが、バイオリンでのソナタは初めてでバイオリンソナタを聞くことができとても嬉しいです。
 曲の初めは低めのくらい音で細かい音が続いていたことがとても印象に残りました。神尾真由子さんと佐藤卓史さんが七分間の曲をミス無く弾き続けられるという事がとても素晴らしいと思いました。また、三曲目の「月の光」は『ベルガマスク組曲』の第四曲です。僕は、ピアノの発表会で同じ『ベルガマスク組曲』の第三曲目の「パスピエ」を弾いたことがあります。この曲を練習する時、僕は動画で『ベルガマスク組曲』の四曲を全て聞きました。動画で「月の光」を聞くよりその場で演奏しているのを聞く方が強弱や感情がとてもよく伝わってきました。佐藤卓史さんの演奏がとても上手くきれいに聞こえました。  
 四曲目の「カルメン幻想曲」は、曲の初めの数秒ならよく耳にします。ですが、あまり最初から最後までフルで聞いたことがある人は少ないと思います。ですが、今回のバイオリンリサイタルで最初から最後まできれいな音で聞くことが出きました。佐藤卓史さんのピアノと神尾真由子さんのバイオリンが二重奏となることでソロの時より、とても迫力が増していました。
 今回のバイオリンリサイタルでは初めてのことがとても多かったです。バイオリンとピアノの二重奏を聞くことから初めてでした。これから大ホールであのような演奏が聞けると思うととても楽しみになります。また、あのような素晴らしい演奏を聞くことができると嬉しいです。
 


5組 

 私は神尾真由子さんのバイオリンリサイタルでの演奏を聞いて感動しました。特に感動した曲はヴァイオリン・ソナタとピアノ・ソロの月の光です。ヴァイオリン・ソナタでは美しくかつダイナミックな演奏をしていただきました。憂鬱で悲しい曲だけではなく春の訪れを思わせる滑らかな旋律の曲もありました。私はバイオリンには様々な雰囲気を作り出す力があると思います。この力はほかの楽器にはない良い特徴です。神尾真由子さんのような人はきっと感性も豊かなのだろうと思います。これからは私も感性の豊かな人間を目指していきたいと思います。
 佐藤卓史さんのピアノ・ソロの月の光もとても素晴らしい演奏でした。キラキラとした星空が鮮明に想像できるほど澄んでいて美しい音色だったのでとても感動しました。佐藤卓史さんの演奏するピアノは優しくそして深い響きのある音色でピアノの音色ではなくオルゴールの音色のようでした。私は神尾真由子さんのバイオリンリサイタルでの演奏を聞いてこの演奏をこれからの活力にしていこうと思いました。私もこのバイオリンリサイタルのように生きていくための活力になるようなことを仕事にしたいです。

  
  

6組 

 私は、神尾真由子さんのバイオリンリサイタルをお聴きして、感じたことがいくつかあります。
 1つ目は、神尾真由子さんのバイオリンについてです。私は,神尾真由子さんのバイオリンをお聴きして、バイオリンって沢山の音色が出せてすごいなと思いました。とても高い音から低い音まで演奏していて驚きました。また,私は、バイオリンは弦をこすって音を出す楽器だと思っていたので神尾真由子さんが弓の端で弦を弾いて音を出しているのを見て、そんな音の出し方もあるのかと、とても驚きました。太鼓のような音がしていて、演奏の幅の広さを感じることができました。
 2つ目は,佐藤卓史さんのピアノの演奏についてです。佐藤卓史さんのピアノをお聴きして,私は同じピアノでも演奏する人によって全然聴こえ方は違うのだなと思いました。佐藤卓史さんの弾くピアノは,激しい曲でも雑には聴こえないような演奏ですごいと思いました。1秒間に無数の鍵盤が押されているのにも関わらず、一つ一つの音がお互いを生かし合っているように感じました。ピアノは鍵盤が重いので,速い曲だとどうしても雑に聴こえてしまう時があるのに,佐藤卓史さんの弾くピアノは全然雑には聴こえないような演奏でした。そういうところがプロとそうでない人の違いなのかなと思いました。
 3つ目は,2人の演奏についてです。2人で一瞬アイコンタクトをしただけで、入り方からも全部息がぴったりでとてもすごいと思いました。あんなに短い時間目を合わせただけで、あんなに息のあった演奏はそうそうできるものではないと思います。感動する演奏の裏にはどれほどの練習や努力が必要なのか知りたくなりました。
 最後に演奏を聴いて何が変わったということは、具体的には言えませんが、色々な芸術に触れることで自分の中の感性が広くなっていくように思えました。これからの芸術鑑賞の日が待ち遠しくなりました。

 


7組

 僕はバイオリンリサイタルを聞いた感想を3つ書きます。
 1つ目は神尾さんと佐藤さんが一緒に演奏した曲、特に『カルメン幻想曲』についてです。バイオリンの神尾さんは音楽の強弱合わせて弾く弦の種類を変えることとトレモロ(急な速度で音の高さが変わること・震えること)により弦楽器ならではの音を生み出し、佐藤さんのピアノは音を伸ばす・伸ばさないことにより曲の速さを変え、二人の演奏が組み合わさり、聞き手側にも曲の作られた意図が伝わってきました。
 2つ目は佐藤さんのピアノ・ソロの演奏についてです。ピアノ・ソロでは(月の光『ベルガマスク組曲』第三曲)を弾いてもらいました。単独での演奏はバイオリンと一緒に演奏するときと違い、ピアノの音を伸ばす・伸ばさないことと音の強弱をつけて体を大きく動かして演奏していました。音の伸ばす具合、音の強弱さらには演奏のときの体の動かし具合により曲を生き生きとさせていました。
 3つ目は神尾さんが使っていたバイオリン、ストラディヴァリウス1731年製ルビノフについてです。このバイオリンの歴史について調べてみたところ同じ家が三代にもわったて作られたルビノフと同じシリーズのバイオリンは現存するもので520挺あり、この時代のバイオリンは新しいスタイルを確立したものだったそうです。古いバイオリンは新しいバイオリンより深みのある音色を発し、感激しました。

      

8組

 私は先日、バイオリニストの神尾 真由子さんとピアニストの佐藤 卓史さんによる、リサイタルを鑑賞しました。そこでは、計5曲を披露してくださいました。
 1曲目は、オペラである、ポギーとベスの中の曲の「そんなことはどうでもいいさ」でした。その曲のある一部がとても印象が強く、頭から離れずにいます。お二人の息もピッタリと合っていて、さすが、プロの方々だなぁ、と思いました。2曲目は、「ヴァイオリン・ソナタ 第1番 へ短調 作品80」でした。この曲を鑑賞して、バイオリンの弾き方にこんなものがあるのだ、というふうに感じました。それは、弦をはじいて弾く、という方法です。こんな弾き方があるということを初めて知り、驚きました。なので、これも印象に強く残りました。3曲目は、「月の光」でした。やはり、この曲は有名だと思います。有名だと、ミスをしたらお客さんにバレたりしてしまうのですが、佐藤さんは見事に弾いていました。すごいな、と改めて思いました。4曲めは、「喜びの島」の第2部でした。音の速度や大きさなどを変幻自在にあやつっていました。とても壮大でした。5曲めは、「カメルン幻想曲」でした。最初のピアノのソロは元気があったのに、バイオリンが入ると、急に物静かで悲しげになってしまうところが、これもまた、強く印象に残っています。
 今回、初めてプロの演奏を生で聴くことができて、よかったです。印象に強く残り、気に入った曲も何曲かあったので、そのことを忘れずにこれからも、コンサートやリサイタルを積極的に鑑賞していきたいと思いました。