体育祭を終えて

生徒会長 K君  

5月27日、真っ青なきれいな青空の下で、僕らにとって最後の体育祭が行われました。
創立40周年記念体育祭という、いつもとは違う特別な体育祭であったこともあり、必ず成功させようという気持ちは準備の段階からありました。一ヶ月以上前からの準備と当日の忙しさは想像以上のものでしたが、大変良い経験になったと思います。
これまで、出場生徒の一人として参加してきた体育祭。しかし、今年、生徒会での競技運営の仕事の手伝いを行う中で、今までにない新たな達成感を感じることができました。それは、競技時間の記録や得点の記録、勝敗発表などを通して、競技進行だけでなく、各色の勝敗の決定など、重い責任を担うことが多かったためです。
また、体育祭実行委員をはじめ、部活動の人も一丸となって競技準備をしてくれたことも、今回の成功に繋がったと思っています。その結果、4色全ての色が激しく競い合う面白い体育祭を作ることができました。応援披露でも、高校3年生を中心に学年を越えた指導を行い、例年以上の素晴らしいものが、どの色も表現できていたと思います。そのため、前にいても何か圧倒するものを感じました。また、色別対抗リレーでは、最後の最後まで逆転ドラマがあり、大変印象的でした。最後まで諦めず、戦い抜く力の強さを改めて感じさせられました。体育祭を通じてクラスや色、学年を越えて一つにまとめることができた絆を今後も大切にしていきたいです。そのためにも、高校生活最後の1年は悔いの無いよう全力で一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。


 




生徒会書記 Kさん  

 今回、私は多忙ながらも自分を成長させ、充実した体育祭にすることが出来ました。またその中でこれから成長させていくべき点も見つけました。
 まず生徒会役員として事前準備は予想より多いものでした。当日の運営だけではなく、体育祭実行委員の招集や、使用する道具などの準備、机やイスの運搬、設置などさまざまな仕事がありました。今まで紫峰祭実行委員などを務めた経験がありますが、体育祭の実行に関しては携わってこなかったので、とても良い経験になりました。応援団は3年間連続で参加しましたが、生徒会の仕事が忙しく、本当に両立するのが大変でした。最初は応援団との連携もなかなか上手くいかなかったのですが、最終的には上手くいき、本当に良かったです。今回のことから、『体育祭は一日にしてならず』、さまざまな陰ながらの準備があって体育祭は行われていることを改めて感じました。
 体育祭当日は本当に、一瞬に過ぎていきました。競技にも今までで一番多く参加し、アナウンス、ゴールテープなどの仕事も無事に終えることができました。アナウンスは色々な方から誉めていただいたことが本当に嬉しかったです。初挑戦のことが多く、上手くいかなかった部分もありましたが、終わった時の達成感は格別でした。
 今回の体育祭で私は「緊張し過ぎないこと」「先を見通す力をつけること」を身に付けていくべきだと感じました。これからも生徒会役員として学校行事に関わっていきますが、今回の体育祭を自分の良き経験とし、学校全体が盛り上がるように全力で取り組んでいきたいと思います。






赤組団長 Y君  

 高校生活最後の体育祭で、団長をやらせていただき、最高の思い出となりました。今年で江戸取は創立40周年を迎え、その記念すべき年の体育祭で、団長を務めることが出来たのは、とても誇らしく思いました。
 体育祭の練習が始まる前、団長を務められるかどうか非常に迷っていました。果たしてみんなをまとめて引っ張っていけるかどうか、正直とても不安でいっぱいでした。しかし、勇気を出して団長をやることに決めたことで、最高の結果が待っていました。体育祭の準備が始まってみると、思っていた以上に困難な問題がありましたが、多くの仲間が支えてくれたおかげで無事にやり遂げることができました。
 今回の体育祭で一番力を入れていたのが応援団です。高1、高2年次の体育祭でも応援団に参加して、その時の楽しい記憶があったので、今年も応援団をやろうとは思っていました。そういう中、団長をやることになったので気を引き締め、最高の応援をして体育祭を盛り上げていこうと強く決心をして、一生懸命頑張りました。
 4色対抗リレーでは、各学年から代表で出てくれたメンバーが一生懸命に走ってくれたおかげで見事1位になることができました。この瞬間まで、他の団体競技で一度も1位になることができなかったので、アンカーとしてゴールした直後は、嬉しくて感極まり思わず涙が零れてしまいまいました。
 競技での総合優勝は出来ませんでしたが、応援賞を頂き、とても嬉しく思いました。
  閉会式が終わり、赤組の友達から胴上げされた時は、今までの苦労が報われたような思いで、まるで夢の中の時間のような感覚を覚え、また涙が溢れてきました。
 最後に、準備の段階から手伝ってくれたみんなとお世話になった江戸取の先生方に「ありがとうございました。」と伝えたいです。






白組団長 O君 

 今年、体育祭の白組応援団長を経験させていただきました。この約一か月間とても忙しい日々が続き、受験生という立場もあり、肉体的にも精神的にもつらい時期ではありましたが、応援団やクラスの仲間たち、両親、先生方、他にも様々な人の支えがあって最後まで頑張ることができました。結果として、久しぶりに白組が総合優勝を勝ち取ることができました。この勝利は体育祭を盛り上げてくれた白組がひとつになれた結果だと思います。
 高校生になってから3年間応援団をやってきましたが、今年は団長という全体を取りまとめる立場となり、初めは団長を務めることに気が進まず不安しかありませんでした。それでも日々応援団長としての日々を過ごすうちに徐々に団員は増えていき、周りの仲間の熱が高まっていくのを感じました。その様子を見ているうちにもっと堂々と応援団長として頑張ろうと思い、練習を重ねる度に体育祭で応援披露をするのが楽しみになっていく自分に気が付きました。本番では、今までで最高の演技をすることができ、応援団のみんなも全力でやり切った良い表情をしていて、間違いなく観客を感動させることのできる応援披露になったと思っています。
 今年の体育祭は江戸取創立40周年記念ということで一つの節目となりました。来年も後輩には今年のような熱のある、そして盛り上がった体育祭を、またその次の代へと伝えていってほしいと思います。
 最後に改めて、この創立40周年記念体育祭に携わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。






黄組団長 K君  

僕はこの体育祭を終えて、多くのことを学ぶことができました。今年は創立40周年記念体育祭であり、その体育祭の団長として僕は参加させていただきました。
まず、団長の僕にいろいろ協力してくれたクラスメートや高3の友人たちに感謝をしています。皆の協力がなかったら、人前に立ってまとめることなどとてもできませんでした。応援団が活動し始めた頃も、皆をうまくまとめられず、正直なところ、すごく焦っていました。しかし、一緒に頑張ってくれる後輩や、女団長、副団長やダンスリーダーの人たちのサポートのおかげで、僕自身、成長することができました。人前で話す際に緊張しなくなり、どうすれば人に自分の想いを伝えることができるか、ということを学びました。
そして体育祭まで皆と、応援団のダンスを完成させることができて本当に良かったです。休日なども一生懸命手伝ってくれた皆と体育祭の本番で演技ができたことを誇りに思いました。そして、支えてくれた親や先生方に自分たちが作ってきた応援を披露することができて本当に幸せでした。
総合優勝も、そして応援団の優勝も、勝ち取ることができなかったのは、悔しいですが、支えてくれた人たちの前で、自分がやれることは出し切ったという達成感は一生忘れないと思います。
僕の周りには、一緒にやってきた応援団の仲間が、温かく見守ってくれました。何よりもうれしかったのは、一生懸命やったことを認めてくれた黄色組の皆が、そばにいてくれたことです。かけがえのない経験をさせてくれた全ての人たちに感謝します。
優勝こそ出来なかったものの、何かを一緒に掴めた黄色組の皆と残りの学校生活を共にしながら、大学受験という目標に向かっていきたいと思います。
最後に、来年の体育祭で、この黄色組の後輩で自ら、皆を引っ張っていく人が出てきてくれたらうれしいです。やってみたいという気持ちを少し皆に言ってみる、ほんの少しの勇気で、忘れられない良い想い出が出来たことに言葉では言い表せない充実感を覚えました。






青組団長 T君

僕は、今回の江戸取創立40周年記念体育祭に青組団長として取り組み、とても良い高校生活の思い出になりました。40周年記念体育祭ということから、必ず成功させなくてはならないという気持ちや歴代の団長の思いを引き継いでいこうという気持ちで臨みました。
応援団には、後輩や同級生がたくさんきてくれて、人数が多く練習から盛り上がっていたのですが、人数が多い分、みんなをまとめるのは大変でした。しかし、女団長や副団長、ダンスリーダーのみんなが協力してくれたおかげで何とかまとめることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。みんながいてくれなかったらまとめることは出来なかったと思いますし、改めて自分は皆に支えられているのだと実感しました。また選手宣誓をやらせていただいたのは、すばらしい経験でした。選手宣誓が出来るのは全校生徒のうち1人だけで、それも江戸取創立40周年記念体育祭の選手宣誓をやらせていただいたのはとても名誉なことで誇りに思います。そのような大役を任されたのは本当に光栄です。
残念ながら青組は応援賞、総合優勝とも取れず、どちらも2位という惜しい結果に終わってしまいましたが、後悔はありません。晴れた空の下で最後まで正々堂々と全力で競技や応援をみんなでしたことは一生忘れられない宝物になりました。改めて、江戸取創立40周年記念体育祭の青組団長を務めることが出来たのは本当に誇らしいことでした。また、この体育祭を通して、人として心身ともに成長することが出来たと思います。そして、この素晴らしい体育祭を今度は後輩が、引き継ぎ来年も素晴らしい体育祭にしてほしいと思います。