1組 Nさん |
私が今回卒業生を囲む会に参加して、大ホールで話してくださった先輩方も、教室で話してくださった先輩方も、一人一人勉強法が異なるのだなあと強く感じました。私自身自分の勉強法がないわけではないのですが、その方法で本当に大丈夫なのか自信がないので、結局すぐにやめてしまったり、他の人がその分野をどのように勉強しているのかを聞いて真似してみたりと、自分の勉強法を貫くことができていません。でも、話してくださった先輩方は自分の勉強法を確立させていて、そういうことを行うことができる人が合格を勝ち取ることができることを改めて痛感しました。今年の夏休みは勉強合宿があります。 その貴重な時間を有効に使うことができるように、濃い学習ができるように、今から綿密に計画をして勉強合宿に臨んでいきたいと思います。また、計画しながら自分の勉強法も模索して早い段階から確立できるように努めていきたいと思います。 大ホールで話してくださった先輩方の多くが高2のうちに数学と英語を完璧にして基礎固めをしていたということをお聞きしました。特に英語ではDBという英単語の教材を高2までに丸々1冊覚えてしまった方がよいということも聞き、危機感を覚えました。 DBは高1の段階から配られているにも関わらず今現在完璧に覚えているといえるのは4分の1程度です。 今から高2までに残りの4分の3完璧にできるかは分かりませんが、今回のお話を通じて目標の1つとすることができました。先輩方のアドバイスを胸にDBを一冊覚えられるように頑張ります。 また、先輩方のお話をお聞きして驚いたのが、学校から配布された教材以外の参考書をあまり使っていないということです。また、東大に合格された先輩が大ホールで利用したパワーポイントに、「数学の体系問題集10周」と書かれていたのを見て度肝を抜かれました。その時周りの生徒がかなりざわめいたのを覚えています。先輩はなぜざわついたのか気がついていなかったようですが、かなりの衝撃でした。 一冊の参考書を中途半端にせず完璧にすることの大切さを知ることができました。 他にも、先輩方は共通して受験の時期に自分が合格を勝ち取ることを想像しているとおっしゃっていたことも印象的でした。モチベーションをあげて、今まで自分がしてきたことに自信を持ち受験に臨むことがとても大切であることが分かりました。 私は筑波大学医学部進学を目指しています。なぜなら、そこには自分の将来の夢を叶えるための学びの場があり、かつ多くの江戸取生も通うとても身近な存在であるからです。今年は昨年訪れたとき以上に大学を見学してみたいと思います。また、筑波大学以外の大学も積極的に訪れて自分のモチベーションを高めていきたいと思いました。 |
2組 Nさん |
私は今回の「卒業生を囲む会」に参加し、志望した大学に合格して進学した先輩方のお話をお聴きしたことで、自分の「筑波大学医学群医学科」に行きたいという気持ちがますます高まりました。 私が筑波大学を志望する理由はたくさんありますが、主に二つの理由があります。 一つ目は筑波大学が早期臨床実習を行っているということです。筑波大学では四年生の夏休み明けから病院での臨床実習が始まります。そのため臨床実習期間が筑波大学は全国の他大学と比べて長く、より実践的な教育に力を入れています。 二週間毎に各診療科で勉強し医師の仕事を身近で体感することや、筑波大学の大学病院以外の病院で実習する機会があるために、自分の医師としての将来像や専門としたい診療科のことについて真剣に考えることができると思います。 また、実習中にプレゼンテーションをする場を与えられるために、レベルアップすることができます。実習が多いことはとてもいいことだと思います。理想の医師となるためには、色々な経験をすることが大切です。座学をして知識を蓄えることはとても大切ですが、それだけでは理想の医師になることはできません。経験をどんどんと積み重ねていくことで理想の医師に近づくことができると思います。そのため筑波大学の早期臨床実習は、自分が理想の医師となるためにとても有効であると思いました。 二つ目の志望理由は筑波大学が「チーム医療実践力育成プログラム」を行っているということです。近年少子高齢化などの社会変化のために、医療人に求められているものは大きく変化しています。医師は薬や手術で病気を治療するだけでは不十分であり、精神的に病気などを抱えている患者さんの問題なども最善の治療をすることが求められています。 このような社会変化にいち早く対応して、社会が求めていることに応えることができる医師が必要です。このプログラムでは、コミュニケーション実習や入院患者の気持ちを知る入院体験、地域の施設での様々な職種の仕事を体験する地域医療保健福祉実習などを行うことができます。 これらを行うことで、医師の視点からだけでなく他の専門を理解したうえで、厳密な医療連携のもとチーム医療実践力が身につけられると思います。 医師は単独で、患者さんが求めていることに合わせた医療サービスを提供することはできません。看護師や薬剤師との連携のもとで、チーム医療を展開していき、やっと提供することができます。筑波大学のこのプログラムはこのようなチーム医療を展開していくために不可欠なものであると思います。 お話してくださった先輩方は皆、「あきらめない心」を持つことが大切であるとおっしゃっていました。自分の今の成績では筑波大学に合格することができないかもしれない、と考えることが多々あります。ですがそこであきらめていては絶対に合格することはできません。合格した時の自分を想像しながら、絶対にあきらめないで合格への道を進んでいきたいと思います。 |
3組 Y君 |
私が東京大学に入りたい一番の理由は、学習環境が充実しているところにあります。というのも、ただ単に自学習するだけでなく、研究室や全国に広がっている研究所、海外の学校との連携など様々な選択肢の幅があるからです。 それに、今回の「卒業生を囲む会」でもあった進振り制度があります。それは仮に合格して東大に入学しても、行きたい学部に入れない可能性があるということでもありますが、燃え尽き症候群を抑えることができるという利点もあります。私は、それも学習環境の一つに入ると思います。実際に本郷のキャンパスを訪れたこともありますが、印象としては、少々古めかしい建物が多いなと思いました。しかし、私は最新のものか、古いものかと問われたら、古い方が好きであるので、それも魅力に感じます。 第二の理由としては、一番を取りたいというのがあります。私は割と負けず嫌いです。というのも、最近では勉強に対してやる気が増していて、これはとても良いのですが、今回のテストで理系教科、特に化学では平均点がとても高かったということもありますが、平均点以上をとれなくて、とても悔しい思いをしました。 物理は中間テストで一番勉強していて、やり方まですべて分かっていたのに、計算ミスをしてしまったために80点前半しか取れなかったのが、とても気持ちがおさまらない程悔しいです。もっと演習を積むべきだったと後悔しています。このように私は負けず嫌いなのですが、志望校を東大と決めたので、そちらの方向にまっすぐ進みます。 「東大以外はありえない。他の人には負けていられない」という気持ちが自然と溢れてきます。それは、絶対揺るがない強い意志にもなると思うので、私は負けません。気持ちでは誰にも負ける気がしません。しかし、まだ模試の結果はあまり良くないと思っています。平野先生もおっしゃっていましたが、数学は偏差値70を取らなければ東大に入れません。 私は今のクラスの中では、本腰を入れて勉強を始めた時期が遅めだと思いますが、やはり少し後れを感じます。正直なところ、なかなか追いつくのに時間がかかると思います。しかし、追いつかないわけでもありません。みんながみんな私と同じスピードで走っているわけではなく、私も理科では後れをとっている気がしません。自分がそう思っているだけかもしれませんが、もう一度言うと、気持ちでは負けません。ですから、何が何でもかじりついていきたいと思います。 このような理由から、私は東大に入りたいと思っていますが、まだまだ抽象的な願望でしかありません。ですから、それを具体的なものにしたいと思っているので、もっと自分が研究したいことを追究して、自分が満足できる結果、つまり志望校、東京大学への合格・進学を決めたいと思います。 |
4組 Iさん |
私は東京大学薬学部に入学することを希望しています。私が中学生のときに東京大学の五月祭に友人と一緒に行きました。キャンパスは楽しい雰囲気に包まれ、東大の学生さんも易しい方ばかりで、私達に対して気さくに話しかけてくれたのが印象的でした。また高校1年生のときに、東大のキャンパスツアーに参加した際にも、私達を案内してくれた学生さんの丁寧な説明と対応に感激したこともはっきり覚えています。 今回の「卒業生を囲む会」に参加をして、東京大学に入学された先輩方のお話を聴き、先輩方の充実した学生生活に刺激され、「なんとしてでも東大に行きたい」という気持ちが強くなりました。東京大学のパンフレットに記されていた「使命と理念」の箇所にあったように、世界最先端の研究に携わることも魅力ですが、優れた教授陣のもとで学びたい、他の優秀な学生たちと一緒に研鑽を積みたいと心の底から思います。 私は薬学部で学び、将来は化粧品や新薬の開発に関わる仕事をしたいと考えています。女性の綺麗になりたいという願いや病気で苦しんでいる人を応援したいからです。東大であれば自分の疑問や研究をとことん探究し、研究チームの仲間と共に、新しい製品を開発する夢を叶えることができそうです。私が開発した化粧品や新薬で多くの人が笑顔になれたのなら、これほど嬉しいことはありません。 将来薬剤師として社会に貢献できる自分になるため、私は東京大学薬学部への進学を目指します。 |
5組 M君 |
私は、沖縄県にある琉球大学の医学部医学科への進学を希望しています。私がこの大学を目指すのには、次のような理由があります。 まず、私が医師を目指し始めたきっかけは、眼科医である父の影響です。父はとても立派な医師で、たくさんの人の目を治す父の姿は、幼い頃の私には「ヒーロー」のような存在でした。ヒーローの仕事をずっと近くで見てきた私は、いつしか自分も誰かの憧れの「ヒーロー」になりたいと考えるようになりました。そしていつかは自分のヒーローである父を追い越し、父以上に立派な医師になりたいと思っています。そのために私は、この琉球大学に進まなければならないのです。 なぜなら沖縄は、立派な眼科医になるために最適な場所であると私は考えているからです。私たちの目は体の中でも特に重要な器官であり、外から入ってくる情報のおよそ80パーセントが視覚からの情報であると言われています。 しかし、目はとても繊細であり、目に悪い条件下での生活を続けていると、酷い時には失明してしまうこともあります。この「目に悪い条件」のうち、他のものより大きなダメージがあり、かつ多くの人の目がそのダメージによって悪くなってしまっている条件が、白内障などの症状の原因である「太陽光」です。この太陽光に含まれる紫外線が、人の目に大きな害を与えます。 そして日本の中でこの紫外線を最も多く浴びているのが「沖縄県」なのです。紫外線によりダメージを受けた多くの人々を救うために、私は沖縄県で医師をしたいと考えています。また、沖縄県は本島から離れた孤島であり、本島からの医療が行きとどきにくい場所です。だからこそ、他の県よりもより立派な医師が求められるのです。 このような理由で私は沖縄で医師をすることを希望し、そのために琉球大学医学部医学科へ進学することを希望しています。そしてここで医療を学び、父以上の医師を目指していきたいと思っています。 しかし、今の成績のままでは、医師になることすら叶わないかもしれません。目標を達成するためには、これから一生懸命勉強に取り組み、大きく成績を上げる必要があります。そのために、今回の卒業生を囲む会で学んだ2つのことを特に念頭において学習をしていきたいと思います。 1つ目は、基礎を積み重ねることです。応用力は、基礎力という土台無くして成り立つものではありません。応用力をつけるためには基礎を徹底することが一番の近道であり、それが大学合格への大きなステップになると、卒業生の方々がお話していました。大学受験に確実に合格するために、基礎力を確実に定着させ、そして確実に学力を成長させていきたいと思います。 2つ目は、隙間時間の有効活用です。私は以前から、隙間時間を有効活用するように心がけているつもりでした。しかし卒業生の方は、5分や10分の隙間時間も有効に活用していて、自分の無力さを思い知らされました。このお話を聞いてから、今まで無駄にしてきた数分間の隙間時間も有効活用するようになり、学習時間が少し増加しました。この少しの学習時間を積み重ねることで大きな力をつけ、将来の受験へ向けて成長していきたいです。 私はこれから、誰よりも一生懸命勉強に取り組み、そして琉球大学医学部医学科へと進学します。そしてそこでたくさんのことを学び、父より立派な、たくさんの人々を笑顔にできる「スーパーヒーロー」のような医師になれるように進歩し続けていきたいです。 |