40周年記念体育祭に参加して

 

6組 K君

 僕は今回体育祭に参加して、精神的にも体力的にも非常に成長したと思いました。中学1年の時はまだ右も左も分からず、ただ先輩達にくっついていくだけでした。しかし、高校2年生となった今は、逆に自分たちが後輩達を引っ張っていく立場として活動しなくてはなりませんでした。上級生としての自覚がより深まる行事となりました。特に、今年僕は体育祭実行委員であり、実行委員の立場で体育祭に関われたことは本当によい経験となりました。毎年、体育祭実行委員は大変な役割であると思っていましたが、今回実際に体育祭実行委員となってみると人をまとめることは大変であると改めて実感します。皆を整列させたり、どの種目に誰が参加するのかを決めたり、など事務的なことまで行うのは正直大変でした。
 しかし、この苦労があった分、体育祭の時間が有意義に感じられ、思い切り楽しむことができました。皆と一緒に競技をすることによりクラスの団結力も深まり、また白組として総合優勝することができました。今回の成功は、楽しむだけでなくやるときはきちんとやる、というメリハリが出来ていたからこそだと思います。また所属している野球部としても体育祭をサポートすることが出来ました。裏方の仕事が多かったですが、充実して取り組むことができ、達成感もあって良かったです。来年は最後の体育祭となります。自分たちが最高学年となるので、今まで以上に盛り上げて、みんながそれぞれ楽しめ体育祭にしていきたいと思います。
 

7組 K君

 今年は本校が創立40周年ということもあり、先生方が体育祭に力を入れていました。体育祭練習が始まってからは、体育祭成功のために、熱い中、みんな頑張っていました。体育祭当日は、本校が小・中・高一貫校ということで、沢山の生徒が参加し、多くの来場者も来て下さって、壮大な体育祭となりました。私はクラスの代表としてリレーを走ることになり、練習で走ったときは全力を出しすぎて吐いてしまいましたが、本番では最後まで走りきることが出来たのでよかったです。予選敗退という残念な結果ではありましたが、クラスの代表として走れたことを誇りに思います。
 また、私は白組応援団に入り、毎日、応援練習に励みました。私はダンスが苦手でまわりの人に迷惑をかけてしまっていましたが、高3の先輩方が優しく丁寧に教えて下さったので、本番は踊りきることができました。結果的には白組は応援賞をとることはできませんでした。しかし私は、応援団に入って多くの人と出会い、その人たちと青春の汗を流しながら多くの思い出を作れたのでよかったです。
 私は、応援団の先輩方を見習って、来年は最上級生として、後輩達に優しく接しようと決心しました。そして、来年の体育祭も今回のように、皆が楽しむことができ、来場者を感動させることができるように、先輩方が作り上げてきた伝統を受け継ぐことができるように、頑張ろうと思いました。
 

8組 Gさん

 今年の体育祭は40周年記念というだけあって、大いに盛り上がりました。私は青組で、クラスの実行委員を務めさせていただきました。その経験から学んだことが二つあります。まず一つ目は、一生懸命になることが大事であるということです。実行委員の仕事で、四月中旬から本番にかけて本当に忙しかったです。クラスTシャツの案件を進めたり、競技に出る人を決めたり、やることはいくらでもありました。毎日毎日全力でその日やらなければいけないことに力を注ぎ続けました。競技に出る人が決まらなかったり、あまり協力的でない人がいたこともあり、大変なことも多々ありましたが、委員長を始めたくさんの人の協力があり何とか進めていくことができました。そうして迎えた体育祭は残念ながら応援賞、総合賞共に二位という惜しい結果になりましたが、私には何の悔いもありません。やれることは全てやっての結果です。むしろ私にとっては悔しさよりも達成感の方が大きかったです。一生懸命にやったからこそ感じられた達成感は、確実に私を成長させてくれました。
 また、体育祭実行委員という皆をリードしていく立場がどれほど大変なものかということもよくわかりました。どうやったら皆がやる気を出してくれるのか、楽しんで参加してくれるのかを考えながら話す言葉を選んだりすることはとても大変でしたが、うまくいったとき喜びはこの上ないものでした。他にも、今年の体育祭から学んだことは多くあります。そのすべてをこれからの生活に活かし、どんな体験・経験からも学びとれる人になりたいです。
 

9組 Tさん

 私は入学してからもう今年で5回目の体育祭を迎えました。毎年この行事が特に楽しみであり、クラスで一丸となって行えるこの行事が私はとても好きです。
 今年は創立40周年ということで、花火が上がったり、保護者の方々の参加種目があったりと、多いに盛り上がりました。高校二年生という最高学年を支える形で迎えた今回の体育祭は、高3の先輩方の姿を間近で見ることができ、今まで楽しんでいただけの体育祭とは異なり、こんなにも先輩達や先生方の準備があって楽しめていたのだなと感じることができました。自分の立場がまとめてもらう側からまとめる側に変わってきているのを感じます。
 今年初めて参加した応援団は先輩達の最後の行事ということもあり、一生懸命取り組むことができました。勉強をしながら行事にも力を注ぐ先輩達を手本に、私も来年おおいにこの行事を盛り上げていきたいなと思いました。私は毎年クラス対抗リレーに出ており、転んでしまったりバトンを落としてしまったり何があるのか分からないですが、この種目が一番楽しみです。どのクラスも勝ちたいと心から思っているはずです。今年もクラスメイトに恵まれ、楽しく走ることができました。来年も頑張りたいと思います。
 私は陸上部に所属していますが、先輩達とのラストランはこの体育祭でした。第1走で先輩が転んでしまった時は驚きましたが、皆でしっかりバトンをつなぎラストは1位でゴールできて、とても先輩たちにとっても私達にとっても思い出に残るものとなりました。これから勉強がより一層忙しくなると思いますが、来年は私たちの代でこの伝統的な行事を盛り上げていきたいです。
 

10組 Wさん 

  今年は40周年記念としてとても盛り上がった体育祭になったと思います。私はチアリーダー部に所属していて、毎年オープニングを飾らせていただいています。今回は、部活の最高学年として体育祭のダンスの振り付け、曲選びなど一から作り上げていきました。私たちにとって最後となる体育祭での演技は、踊っていて楽しかったです。演技が終わったころには、一つの行事が終わるたびに私達のBRUINSとしての生活が終わっていく寂しさと今日、ここで踊れたことの嬉しさで胸がいっぱいになりました。応援披露では、先輩たちが何としてでも優勝したいと思って作ったものだと感じ取れました。黄色組はとても悔しい結果となりました。徐々に高校3年生になるにつれて次はどうしたら勝てるのか、なにかできることはないかと考えさせられます。
 次は私たちが、最高学年となります。先輩の、そして後輩の思いに応えられるように頑張っていきたいです。クラスでも素晴らしい団結力が垣間見えました。ロープジャンピング、男子の騎馬戦や長距離走などでは出場していないクラスのメンバーが一生懸命に応援したり、必死に頑張ったりしている人を、見ている人も必死になって応援することで、たとえその競技を自分自身はしていなくても団結しているように感じました。今回の体育祭で一番痛感したのは、諦めないことの大切さです。リレーでバトンを落としても、転んだとしてもすぐ拾い上げ、立ち上がって前の人に追いつこうとします。絶対に諦めていません。その姿にとても感動しました。団結力、諦めないこと、これらの強い精神は必ず今後の自分の糧となります。常に体育祭の時のような強い志を持って、そして常に感謝の気持ちを忘れないように、これからの学校生活を送りたいです。 
 

11組 Mさん 

 5月27日に江戸川学園取手中高等学校40周年記念体育祭が実施されました。高等部2年生は、5月最初にはカナダの修学旅行が、6月には2年生になって初めての中間実力試験があり、行事が立て続けにある忙しい中での体育祭になりました。そのため、この40周年という記念の体育祭をしっかりできるのかという焦りや不安が自分の中に出てきていました。
 しかし、ゴールデンウィークにも各色の応援団が集まって一生懸命練習していたことを知り、焦りや不安は次第に楽しみや期待に変わっていきました。そして迎えた当日、開会宣言とともに打ち上げられた花火とともに、40周年記念という重みを改めて感じ、今まで受け継がれてきた江戸取の伝統の重みを実感しました。チアリーダー部の演技から始まり、多くの白熱した競技、そして熱のこもった応援披露など、どのプログラムに参加する選手にも、本番に対しての意気込み、気持ちが強く感じられました。この想いがあるからこそ、体育祭が大成功したのだと感じました。
 この40周年記念体育祭を通じて、仲間とともに目標に向かってやり遂げる大切さを改めて学びました。そして、先輩方が引き継いできた素晴らしい江戸取の伝統を、これからも後輩に伝えていきたいなと思います。そして体育祭だけでなく、いろいろな行事がより盛り上がり、学校全体としてよりよいものになっていければ良いと思います。