1組 Nさん |
長崎先生のお話は「秋田に住む長崎です」という自己紹介から始まりました。私は、短い言葉で自分のことを相手に伝えなくてはならない自己紹介が苦手でしたが、先生が「自分を端的に分かってもらえる自己紹介をすることが大事」だとおっしゃっていました。機会があった時に、是非実践してみようと思いました。 お話の途中で、先生は一枚の絵画の画像を示して「ここにはどんな人物が見えますか。」と私たちに問いかけました。私は最初一目見た時に一人の老婆に見えましたが、他の人の中には一人の若い女性が見えるという人もいました。そこでもう一度よくその絵を見て、その老婆から視点を変えてみたところ若い女性としてとらえることができました。 その時私は、物事は多面的に見ることが大切であることに気付きました。 また、先生は”PDCA”という言葉を何度かおっしゃっていました。それは「計画・実行・評価・行動」という4つの言葉の英語の頭文字をとったものですが、このことが日常においていかに大切かということを学びました。まずは計画、そして実行してみて、その結果を自分で評価して振り返ったら、次のアクションを起こすというものです。こうしたサイクルが大事だという先生の言葉に、私は感銘を受けました。 |
2組 H君 |
「人間には失ったら戻ってこないものが二つあって、命と時間。だから、今を大切にしなければならない。そのために目標を持つ。」という先生のお言葉をお聴きして、ただ目標を持っていただけの自分が少し恥ずかしくなりました。 また、どんなことにおいても成功している人たちに共通していることは諦めないということです。それはスポーツだけでなく、研究・開発の分野でも同じです。”頑張る”という言葉は一時だけ力を出す感じで、”諦めない”という言葉はもっとじわじわと効いてくる感じであるという先生のお言葉になるほどと思いました。一時だけ肩に力を入れてやっても、続かないし、あまり意味が無いように思いますし、少しずつでもじわじわと粘り続ければ何か自分のやりたいことや興味のあることで成功できるかもしれません。私は”頑張る”という言葉をとても良く使っていますが、これからは”諦めない”という言葉を多く使うようにしたいと思います。 ”諦めない”ためには心から楽しいと思えること、興味のあることを追究することが必要です。好奇心をもっていろいろな物事に取り組むことで新しい領域を開き、それを上手く使うと、良い循環が生まれるということを常に頭のどこかにおいて行動することが大切だと思うので、そのようにしたいと思います。そのためには、日常的に様々なことに触れるために幅広い分野の本を読むようにしたいと思います。 |
3組 Aさん |
昨年に引き続き2回目となった今回のディレクトフォースでは、向坂先生の分科会に参加させていただき、大学でいかに学ぶかの講義をお聞きしました。前回の、青木先生、盤若先生、遠藤先生による「グローバル化する社会での生き方」についてのパネルディスカッションでは、文化の違いによる考え方の多様性を知ることができ、非常に参考になりましたが、今回の分科会では、具体的に自分が将来何をしたいのかを考えるきっかけとなりました。 その中で特に印象に残った言葉は、先生が最後におっしゃった、「エリート、つまり才能がある人はその能力を自分のためだけに使ってはならない。人のために使わなくてはいけない。」という言葉です。確か、前回の3人の先生方のどなたかも同じようなことをおっしゃっていたので、より印象的でした。講演に来てくださる先生方は優れた能力を持ってらっしゃる方です。そのような方だからこその言葉の重みを感じました。私たちは仮にも私立進学校の生徒ですから、勉強における能力というものをもっと人のために生かしていかなければと思いました。 以前、「なぜ私たちは学ぶのか」と言う道徳の授業を受けました。ただ学ぶことの楽しさ故に勉強するという人もいると思います。それも素敵な理由です。私にとってこの問いの答えは、「いつかその知識を人のために使えるから」というものです。今、私の持つ知識は本当に限られたもので、これでは誰も支えられない。しかし、これから更に学ぶことで、支えることのできる人の数は増えるかもしれない。学ぶことの意義を改めて考えさせられました。 |
4組 K君 |
この度はお忙しい中、僕らのために貴重なお話をしていただきありがとうございました。 盤若先生のお話でグローバリゼーション、少子高齢化、IT技術の進展について僕なりにいろいろ考えることができました。少子高齢化社会での労働力不足についてのお話では、本当に労働力は不足するのだろうか、という疑問が僕の中に出てきました。確かに日本の人口は年々減少し、十年後、二十年後にはもっと人口が減ると思いますが、労働力に関しては失業して働かなくなった人や、もともと働いていなかった人が新しく仕事を始めることによって少しでも労働力の不足の解消につながるのではないかと考えました。 またIT技術の発展、人工知能の活用についての話では、なぜ人工知能に人間の仕事をさせるのだろうか、また本当に人工知能に人間の仕事をさせていいのだろうか、ということを考えました。人工知能に仕事をさせるのは、日本の人口が減り、労働力が不足になるということはわかりましたが、別の目的もあるのか知りたいです。人工知能に仕事をさせて大事故が起こった場合、誰に責任問うのかわからないと思います。 これからは身近なことだけでなく、日本全体、世界についての興味を持ち、自分の意見をしっかり持つことが大切だとわかりました。 |
5組 N君 |
今回のディレクトフォースでは、安達公一先生に世界に進出する会社で働くことについてのお話をしていただきました。安達先生はブラジルに12年2ヶ月駐在、30ヶ国以上の国々への出張を経験しておられています。そのため実際に海外で働いた経験を交えて日本と世界の違いなどを分かりやすく説明していただきました。他にも安達先生は企業の社長も経験しており、人の上に立ち、自分の指示がしっかり届くことの楽しさなどをお話してくださいました。 お話のなかで一番印象に残っていることは、日本とグローバルの違いについてです。日本と世界の働き方の違いはたくさんあります。海外の良さはいろいろとあります。しかし、グローバリゼーションは日本を否定するものではないということでした。異質な価値観を需要して、自分のものにすることが大切であるということです。 僕は将来、システム系の仕事に就きたいと考えています。システムはインターネットで世界中につながっています。システム系の仕事をやっていくうえで、海外の人々とかかわることもあると思います。その時のために、自分が今すべきことは、英語力を高めることです。海外の人と仕事をするためには必ず英語が必要になってくるでしょう。ペーパーテストで点数をとれるだけの力ではなく、コミュニケーションがしっかりととれるような英語力をつけていきたいと思います。 |
6組 K君 |
私は、今回池上眞平さんの分科会に参加しました。池上さんは、新写真システム(APS)共同開発の目的、歴史についてとてもたくさんのことを教えて下さいました。また、APS製品例の実物を見せて下さいました。フィルムやカメラは今と違った感じでとても新鮮さがありました。
池上さんは、話の中でキーポイントの4つをしぼって下さり、心に残ったことがあります。それは、人間力についてです。困難に遭遇した時にポジティブシンキングできるようになりたいです。私は、最悪の事態を考えてしまい、ネガティブになってしまうことが多々あります。これは、これからの生活の中で直さないといけないと思います。ネガティブになってしまうと、その後の事全てに影響が出てきます。だから、ポジティブシンキングできるようになりたいです。 また、コミュニケーション力についてです。相手の話に素直に共感する力をつけたいです。私は、相手の話に自分と違う意見が出てくるとそれを指摘してしまうことがあります。自分の意見は適度に、相手の話にしっかりと共感できるようになりたいです。専門力については、自分の専門分野において一流になりたいです。将来、職業に就いたら自分の専門分野をしっかりと理解して、いい所を広めていけたらいいなと思います。今回、このような話を聞くことができ、とてもいい経験になりました。この分科会で学んだことを、これからの生活で生かしていきたいです。 |
7組 Yさん |
私が今回ディレクトフォースに参加して、新たに学んだことや参考になったことがたくさんありました。初めに日本の地図を、いつも見ている角度とは違った中国から見てみた時に、中国にとって日本の土地の形は経済的に重要な形をしていることが分かりました。 一つの物事を違う角度から見てみることで、新しい発見や考えが生まれることが分かり、これからは私も、さまざまな角度から物事を見て考えたいと思いました。 また、日本と外国の考え方の違いについてよく理解でき、グローバル化する社会で生き抜くために何をすべきなのか、どういう人材が今後求められているのかということを知りました。「現時点から物事を見るのではなく未来のある時点から、よく考えて自分の現在置かれた状況をみる」ということが大切だということを学びました。 私は常に今の状況から未来はどうなっているのかを考えていました。相手の立場になり考えてみることで、異なる考え方が浮かんだり、よりうまく相手とコミュニケーションを取ることができると思います。これらはグローバル化する社会にとってとても大切なことだと思いました。また、様々な文化に触れ、体験を重ねることで経験値を積むことも必要だと学びました。私は今回グローバル化する社会で活躍できる人になるための方法を学べてよかったです。 |
8組 Nさん |
僕は今回のディレクトフォースの方のお話をお聞きして、一つの食品や調味料を作るのにどれだけ手間がかかっていて、どれほど多くの人々が関わっているのかを知り、とても驚きました。 まず、調味料や食品を包むパッケージについてです。研究室で色々な実験をして試行錯誤を繰り返して開発しているとお聞きした時に、僕は食品開発に携わった全ての人に感謝しないといけないと思いました。日常の食卓の中でも身近でとても重要な物である調味料一つとってもたくさんの人の苦労と成功が詰まっているのだと考えると、感謝してもしきれないほどです。 次に、人それぞれ味の好みが違うということについてです。食品開発の人々は海外の人達にとっても美味しいと感じられるような物を作らなくてはなりません。その時にいくら日本の味が整っているからといって日本の物を売っても売れない、その国の味に近く合わせなくてはならないということを知って、僕はグローバル化という言葉の意味を再度考え直したくなりました。世界中の誰もが好きな味に合わせて食品を開発して売り、世界シェアを誇る。このことはとても難しいことであると再認識しました。 世界中の人々と交流を深めていく中でその国の食文化について詳しく知り、それを理解した上で受け入れてもらえるような味を開発すること、これがグローバル化に基づいた食品開発の基本であると学びました。異文化理解を尊重した考え方はとても重要だと実感したので、これを今後の人生に活かしたいと思います。 |
9組 Kさん |
今回のディレクトフォースで、私は前年度に来てくださった青木先生のお話を再びお聞きすることができました。このディレクトフォースで、未来のことを考え、起こりうる未来で自分が世界に羽ばたく人材になるにはどうすればよいか考える良い機会になりました。 前年度お聞きした、「why」を常に考えるということ。江戸取では中学生の頃から総合などで、先生方から「なぜそうなるのか」考えようといわれていたので、できるだけ考えることを意識していました。しかし今回の青木先生のお話をお聞きして、そんな小さな、そんな当たり前のことまで当たり前のことと受け取らず、「why」を考えるのかと正直驚きました。 青木先生は世界中を回ってたくさん経験している方なので日本と世界の違いをたくさん教えてくださりました。そして、それは世界だけでなく西日本と東日本など、日本国内でも体験できることだとお聞きしました。 私は将来教員になりたいです。ですから、青木先生のように世界のことをたくさん知って子供たちの視野を広げることができる先生になるためにたくさんの経験をしたいと思いました。また、「異なる価値観を尊重する」というお話が宗教の違いなどの話で出てきましたが、これは個性を大事にするということで、先生になるうえでとても大事なことだと思います。価値観が違う者同士で共存するためにはお互いが歩み寄る必要がありますが、「受けられない」のは「知らないから」ということが多くあります。それは意識的にではなく無意識に誰もが感じてしまうことだと思います。このことからも、私は残り少ない高校生活ですが、たくさんの経験を積みたいと思います。 |
10組 K君 |
川崎先生のお話をお聴きして、狭い日本の中だけで物事を見るのではなく、世界の中で日本はどのような立場、状況にいるのかを把握して考えるということが大切だと感じました。世界で活躍するために、グローバルリーダーに必要な資質として、周りからの信頼を確かなものにすることがあります。一回でもミスをしてしまうと、周りからの信頼が薄れてしまい、その信頼を取り戻すのは容易ではないと思います。それは学校生活でも同じです。自分自身の気の緩みで、一回でも遅刻してしまうと、先生からの信頼が薄れてしまうと思います。学校生活では許されているものも、社会に出ればそれは通用しません。子どもの時の生活習慣は改善しない限り、大人になっても同じことの繰り返しになると思います。自分の欠点は今のうちに改善していきたいと思います。また以心伝心では伝わらないとありましたが、その場の空気だけで分かち合えるのは、家族や親友だけだと思います。世界で活躍して、異国の方々と話す時は、自分の思った事を相手に伝えられるかが勝負になってきます。自分が初めて話す人に対しても同じです。自分の意見をどう上手く相手に伝えることが重要になってきます。 |
11組 F君 |
今回のディレクトフォースでは、安達公一先生に世界に進出する会社で働くことについてのお話をしていただきました。安達先生はブラジルに12年2ヶ月駐在、30ヶ国以上の国々への出張を経験しておられています。そのため実際に海外で働いた経験を交えて日本と世界の違いなどを分かりやすく説明していただきました。他にも安達先生は企業の社長も経験しており、人の上に立ち、自分の指示がしっかり届くことの楽しさなどをお話してくださいました。 お話のなかで一番印象に残っていることは、日本とグローバルの違いについてです。日本と世界の働き方の違いは、たくさんあります。海外の良さはいろいろとあります。しかし、グローバリゼーションは日本を否定するものではないということでした。異質な価値観を需要して、自分のものにすることが大切であるということです。 僕は将来、システム系の仕事に就きたいと考えています。システムはインターネットで世界中につながっています。システム系の仕事をやっていくうえで、海外の人々とかかわることもあると思います。 その時のために、自分が今すべきことは、英語力を高めることです。海外の人と仕事をするためには必ず英語が必要になってくるでしょう。 ペーパーテストで点数をとれるだけの力ではなく、コミュニケーションがしっかりととれるような英語力をつけていきたいと思います。 |