【1組】

 今回の紫峰祭が中等部生として最後の紫峰祭となりました。テーマは「映画」で、1ヶ月掛けて準備をしました。掲示物やペーパークラフト、お土産など、いろいろなものを作りました。時間と労力をかけた甲斐があって、なかなかよいものができたと思います。
 紫峰祭当日は、沢山の来校者がありました。映画が好きな人もけっこういて、掲示物をじっくり見ていたり、お土産を時間を掛けて選んだりしているのを見た時に、とても嬉しく思いました。小さい子から、お年寄りの方まで楽しんでいただきました。
 紫峰祭二日目、四時が過ぎ、片付けの時間になりました。クラスで協力して片付けた結果、1ヶ月掛けて準備をしたものが、後片付けではたったの30分で片付いてしまいました。積み上げるのは大変なのに崩すのは簡単です。このとき私は、勉強と同じだと思いました。時間をかけて勉強しても、復習をしないと忘れてしまいます。せっかく勉強しても忘れてしまっては意味がありません。それを防ぐためには、予習、授業、復習のサイクルが大事です。
 私たち中等部29期生は、来年には高等部41期生になります。授業もレベルアップして積み上げるのがより難しくなり、ますます前述のサイクルが重要なものになっていきます。積み上げることの大変さを忘れずに、高等部に上がっても頑張っていきたいと思います。




【2組】

 僕は紫峰祭に参加しました。そして今年は、40周年ということもあり、とても賑やかで、盛大に行われました。 来校者数は例年よりたくさん増えて、とてもいい形で終えることができたように思います。そして、講話では、 ジャーナリストとして活躍している池上彰さんにも来ていただきとても質も高く、いい経験になりました。 そして僕のいる3年2組では怖いと感じることについて研究発表することになり、その中でも、 自分はトリックアート・錯覚について調べました。その内容には、実際にそこにあるものと違って見えているということについて とても不思議に思い、興味を持つことができました。自分の脳の中で情報を補っているということや、 先入観による見え方の違いが分かりました。その他にも音響、視覚、映像、そして医学的に怖いと感じるとき、 特に冷や汗、体温の変化、心拍数などについても、理解することができ、新たな発見をすることができました。 そして、クラス以外にも部活の屋台、模擬店、その他の係活動などでもみんながお互いに協力しているように思えました。 そして今回のような紫峰祭では、今まではわからなかった、違った一面や、新たな発見、協調性が生まれたと思います。 そういった意味でも今回の行事は、とても大きな意味を持っていて、いい経験になっていると実感します。 そして今回僕が実際に参加した池上彰さんの講話では、その前日にテレビでも、放送されていて、とても有名で、 すごい人だととても良く分かりました。その講話では、政治について話していて、はじめの衆議院解散という話題から、 世界の中東、トランプ政権や、北朝鮮の核に関する問題などどれもそれぞれ関係性を持っており、 その1つ1つが今に密接にかかわっているということも、分かりました。そして、ためになることもたくさん聞くことができました。 僕は今回の経験を活かしこれからは、興味をいろんなものに持ちたいと思いました。



【3組】

 今回、私は紫峰祭で紫峰祭実行委員を務めました。 準備段階では、ボランティアの参加者を決めることが難しかったです。 部活に入っていなくて、当日に予定があまり入っていない人にやってほしかったのですが、彼らに言っていたら、 「予定があるから駄目だ」、「やりたくない」などとたくさんの意見が出てきてしましました。 快く引き受けてくれた人もいたのですが、少なからずそういった人は出てきてしまうのだな、と今回気付くことができました。 とはいえ、力づくで決めてしまうことはできないので、いろいろ交渉して、頼むことが大切だ、ということも気づくことができました。 いろいろ試行錯誤をしてきちんと決めることができたので良かったです。 クラスの中では廣澤さんと、クラス装飾を任されていて、外装や内装などをやりました。外装では、ほかのクラスメートと協力してきれいに仕上げることができたので、よかったです。
 当日は、クラスのシフト、剣道部の屋台、軽音部の音響などの仕事があり、とても充実したものとなりました。 劇、模擬店、屋台、公演といろいろなところに行けて、たくさんおいしいものを食べることができました。 紫峰祭を終わってみて、もう少し内容が濃いものが作れたのではないか、と後悔しています。 それは、少し準備を始めるのが遅かったことに原因があると思います。来年は、早く準備を始めて行けたらな、と思います。 いろいろ回っていて、模擬店と劇が楽しそうだな、と感じました。どちらも準備が難しいですが、やってみたいな、と思いました。 来年には高校から入ってくる人もたくさんいて、その人たちとクラスが一緒になる可能性もあるので、みんなと協力して素晴らしいものを作り上げていきたいな、と思います。 今回の紫峰祭に参加して、やり終えた後の達成感を学びました。最初のほうは、ほかの担当の人や、私も含めて、皆危機感が無く、 放課後残って作業をする人も少なくて、だらだらとしていました。しかし、紫峰祭に近づくにつれて、ほとんどの人が残って作業をしていました。
 最終的には、皆で協力して一つのものを作り上げることができてよかったです。 団体で行動するという事は、自分の思い通りに物事が進まないけど、やり終えた後、皆で達成感を分かち合えて良かったです。 今後もこのような経験を増やしていきたいな、と思いました。





【4組】

 今年は中学校生活で三回あった紫峰祭の中で最も楽しく、最も努力することのできた、とても有意義な紫峰祭でした。 夏休み前からは着々と準備を始め、クラス一丸となって頑張ることができました。紫峰祭が近づいてくると、放課後に残ってポスターを書いたり、オブジェを作ったりしてくれる人が増え、本当にうれしかったです。
 みんなで助け合い、絆がより一層深まったように感じました。 当日は来て下さった方に自ら声をかけ、調べた内容をわかりやすく説明することができました。とても緊張しましたが、お客さんが楽しんでくれていたので良かったです。お客さんや先生方からの評判が良かったと担任の先生から聞いたときは大きな達成感を得ることができました。 みんなが協力してくれなかったら達成感は感じられなかったと思います。仲間の大切さを改めて実感しました。4組になれて、そして、4組の紫峰祭実行委員になれて、本当に良かったです。





【5組】

 僕は今回の紫峰祭に参加して学んだことがあります。今回、その中でも当日の事を中心に書いていきたいと思います。僕は、日曜日の午後がシフトの時間でした。前日の雨の影響で日曜日は結構混んでいて、正直シフトの人数が足りない状況でした。僕のクラスはすごろくをしていたのですが、僕はその案内係をしました。案内係をしていて感じたことは、すごろくは来る人たちが子供たちとその親がほとんどであったので、とても接しやすかったことです。小さい子なんかはとても楽しんでくれてなんだかこちらが嬉しくなってしまうようなことが多かったです。僕としては、すごろくよりは研究発表とか理科の実験のようなものの方がよかったのですが、案内係をして子供たちが楽しんでいる姿を見て、こういうのも悪くないな、と感じました。
 自分の子供が楽しんでいるところを見て、微笑んでいるその子たちの親を見て、自分の仕事にやりがいを感じることが出来ました。正直、シフトが入ってなくて、いろんなクラスを回っていたときよりも、案内係をしていたときの方が楽しかったです。 逆に感じたことは、自分がやるべきことのない生活というものはつまらないということです。仕事というものは本来こういうものなのではないかと思いました。紫峰祭での経験は自分が将来、仕事をして、様々な人と接するようになってから役立つと思います。 3年間の紫峰祭のシフトを通じて、僕はいろいろな人との接し方を学んだのだと思います。





【6組】

 今年の紫峰祭、私は初めて、実行委員として参加しました。初めのうちは、あまり気乗りがしませんでした。面倒くさい仕事を任されてしまったな、と、むしろ憂鬱に思っていました。今まであまり実行委員などを積極的にやってこなかったので、どうすればいいかもわからなかったし、正直煩わしいとまで思っていました。部活はやっていないのですが、放課後に習い事があることなどもあり、あまり初期の頃は残って準備を積極的にするということをしてきませんでした。
 しかし、いよいよ準備期間もなくなってきた頃、そろそろ放課後の準備に加わろうと思い、友達と放課後残ったとき、割と残ってくれている人がいてとても驚き、それと同時に嬉しくなりました。クラス全員とはいかなくても、みんなで協力して紫峰祭に取り組もうとしている一体感が感じられて、ただの準備なのに楽しいと思えたのです。ただ、取り組み始めたのが少し遅めの時期だったので、紫峰祭までに間に合うかとても心配でしたが、前日準備を含め、最終下校時刻まで何人かで残って一生懸命準備を進めたおかげで、当日の朝、教室に入ってみると、なかなかの仕上がりになっていて思わず顔がほころびました。
 紫峰祭本番も、とてもたくさんの人が教室に入ってくれたり、褒めてくれたりしたので本当に嬉しかったです。自分たちが頑張って作り上げたものを称えられるのはこんなにも嬉しいことなのだなと実感しました。私は、今回の紫峰祭に実行委員という大事な役割で参加しましたが、この経験からいろいろなことを学ぶことができたなと思います。一緒に何かをしたり、助け合えたりする仲間がいることは本当に大事なことだなとつくづく感じられた二日間でした。




【7組】

 僕は、今回の紫峰祭で実行委員としてクラスの中心となってクラスの催し物の計画をしてきました。今まで自分が中心となって何かをするということがほとんど無かったので自分にできるのかとても心配でした。始めのうちは何度かクラスの意見がまとまらず、なかなか上手くいきませんでした。ですが、その時に同じ実行委員の人が協力してくれて話をまとめてくれました。それからは、実行委員たちで協力してそれぞれの役割を決めながらクラスをまとめていくことができました。自分一人ではできないことでも、仲間と協力すればできるようになることを強く感じることができました。 7組は紫峰祭の計画から準備まで、ほとんど全て自分たちで行うことができました。それは、7組全員が協力できたからだと思います。動画の編集をする人、動画に出演する人、装飾をする人など役割分担をして全員が参加してクラスのために色々やってくれました。紫峰祭当日も、みんながシフトに入って何も問題無く終えることができました。その結果、投票で2位になることができました。自分が大きく関わった中で2位を取ることができて嬉しかったです。今回、みんなで協力することができたので修学旅行もこの調子で、クラスみんなでまとまっていきたいです。




【8組】

 私は今回、初めて紫峰祭実行委員として紫峰祭に参加しました。責任ある立場から紫峰祭に取り組んで、改めて、皆で何かを作り上げることの大変さやその楽しさを感じることができました。 やはり、準備で一番大変だったのは、クラスのテーマを決め、グループ分けをし、グループごとのテーマを決め、模造紙の作成などに取り掛かり始めるところだったのではと思います。内容の深い発表を作るために、どのような模造紙をつくり、どのような実験をし、どのような模型を作るかを「自分たちで考え、実行する」ことがとても大変でした。なので、「ドラえもんを化学する」というテーマが、予想以上に興味を持ってもらえたことはとても嬉しく思いました。
 実行委員として迎えた今年の紫峰祭は、責任が重かった分、これまでで1番心に残る紫峰祭となりました。委員としてはリーダーシップが足りず、すべてに力不足だったことを申し訳なく思っています。それでも無事クラス発表を完成させることができたのは、みんなの協力があったからこそとだと感謝しています。
 反省点も良かった思い出も、みなそれぞれあると思いますが、高等部での紫峰祭にいかせるよう、忘れずにこの紫峰祭を心にとどめておこうと思います。40周年記念紫峰祭のテーマ、「祝―過ぎし日に感謝 今を喜び未来に挑戦―」を、身をもってかんじることができた紫峰祭でした。




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