筑波大学医学部志望理由書 1組

 私は,筑波大学の医学部に行きたいです。
 私の将来の夢は「精神科医」になることです。精神科医は医師の中でも,脳を原因として生じる精神疾患やストレスなどの心理的原因によって生じる心身の不調を対象にして,診断・治療を行っている医師です。精神・神経科医は,多種多様な疾患が,どのような経過を辿って心身の不調を生じるまでに至ったかを,脳・心・身体・環境などさまざまな視点から総合的に理解し,診断していきます。その診断には,さまざまな診断技術,高度精神医療を推進し,精神療法や薬物療法はもちろんのこと患者を取り巻く環境の調整,社会的資源の活用にも積極的に取り組んでいるそうです。
 また治療では,各科と密に連携をとり,コンサルテーション,患者の生活地域,専門施設との連携も図っています。精神・神経科医とは,患者を診るだけでなく,疾患を通して,その患者の生活そのものや環境までを見通す広い視野がないとなかなか勤まりません。
 現代,精神神経疾患は五大疾患の中の一つとして,かなり重要な割合を占めていて,その治療や対応はますます必要性を増し,精神・神経科の果たす役割も重要になっています。今後の精神・神経科医へのニーズはますます増えていくと予想されているそうです。
 精神科医になるためには,当然医学部に進まなければいけません。また精神科医を志しているからといって,医学を一通り内科から眼科,精神科等まですべてを勉強することになり,言い方を変えれば実践的に精神科医のことのみに特化して深く学べるということは現状の大学の制度では存在しないそうです。
 医学部はとても難関で,受かることはとても難しいことだと思います。今,中一,中二の内容も頭に入っていない私には到底無理です。今から勉強を本気で取り組まないと,医学部には絶対に合格できません。この前の「卒業生を囲む会」に来て下さった先輩方は,全員が学校で勉強していたそうです。私も家ではスマホや漫画などの誘惑に負けて,勉強時間がとても少なくなってしまっています。江戸取は設備も整っていて,いい先生もたくさんいらっしゃるので,学校に残り,いい環境で,質のいい学習をしたいです。しかし,いきなり長い時間勉強をしても,勉強をほとんどしていなかった私には,最後まで集中して取り組むことはできません。このことを先輩方に相談すると,「ストップウォッチで勉強時間を計る」というものを提案してくださいました。その先輩も,なかなか集中が続かなかった時にこの方法で勉強をし,標準学習時間を超えるようにしていたそうです。毎日何時間勉強していたのかをメモに取って,それを振り返ってみた時にモチベーションに繋がったそうです。私は次の期末試験までに,これを実践しようと思います。
 今回,勉強法に悩んでいたときにちょうど「卒業生を囲む会」があって,本当に良かったです。普段,先生方には聞くことができないようなことがたくさん聞けて,本当に勉強になりました。このような機会を与えて下さった先生方と先輩方に感謝して,必ず夢を叶えられるように,日々頑張っていきたいと思います。
















国際教養志望理由書 2組

 私は将来の夢や行きたい大学がまだ決まっていませんでした。しかし,今回の「卒業生を囲む会」で先輩方からたくさんのお話を聞いて,今まで以上に真剣に将来について考えてみました。  私たちの大学受験は新しいシステムになって一番はじめの年です。進路講話で先生方が話されていたように,自分で考える力が大切で重視されてきます。それはつまり,社会全体としても創造力や思考力の豊かな人材を必要としている,ということです。そこで私は,これらの力を大学に入ってからも十分に培える大学に入りたいと思いました。そこで興味をもったのが国際教養大学です。
 この学校はすべての教科が英語で行われていて,多くの留学生がいます。私がこの大学に行きたいと思った理由は,さまざまな文化に触れながら生活することができるため,今までと全く違った考え方や視点を身につけることができると思ったからです。そしてこれは,創造力や思考力だけではなくコミュニケーション力や自分を育てる力などを養えます。他に私がいいなと思ったことは,一年間の海外留学を義務付けていることと,留学生がたくさんいることです。
 私は中学二年の終わりにアメリカアカデミックツアーに参加しました。そこで私は,行ってみなければわからない「アメリカの雰囲気」を感じてとても感動したことを覚えています。「百聞は一見にしかず」で,テレビや本では知ることのできないものを得る機会はどこにでもあるわけではありません。また,身近に異文化を持つ人がいることで,お互いの価値観を共有して視野を広げたり,自分の文化の良い点を再確認できたりして自分への刺激になります。この大学はリベラルアーツ教育を中心に,とことん議論をしてさまざまな分野を深められます。だからそれは自己形成にもつながるのです。このような環境で勉強できることが,この大学の一番の特徴であり一番の良いところだと思いました。
 私はこの大学に入ったら,英語だけではなくフランス語やドイツ語といったいろいろな外国語も勉強して,多くの人々と話したり世界のさまざまな本を読んだりしたいです。
 そのために,まずは今目の前にあることにしっかりと取り組むことが最優先だと思います。囲む会で先輩方は,今の中学三年生の時期が一番大切だと話されていて,特に勉強合宿がターニングポイントだと言っていました。私は今まで勉強合宿なんて辛いに決まっていると思っていましたが,この話を聞いて捉え方が変わりました。仲間と一緒に勉強することで自然とがんばろうという気持ちになれます。そして,日頃の様々な誘惑から断ち切られた場所で自分の目標に向けて勉強ができるチャンスだと思います。一分一秒を大切にして,実りの多い充実した時間にしたいと思います。
















医学部志望理由書 3組

  私は,医師になるために医学部を希望しました。医師は,患者さんと医療の架け橋になります。そしてそれがやりがいとなります。また,春に,アカデミックツアーで,国連を訪ねたり,ハーバード大学,マサチューセッツ工科大学で活躍している先輩方を見たりして,世界をベースにして仕事をするのはとてもカッコいいことだと思いました。ゆえに,私が医師になったら,世界で活躍したいです。大学はまだ決め途中です。なぜなら私はまだ有名大学の偏差値まで,自分の学力が到達していないからです。私の調べたところ,有名大学の医学部はどこも偏差値69をこしていました。東大の医学部に至っては,偏差値78でした。そこで私は,きちんと自分と向き合い,自分の偏差値を70にすることを目指すことにしました。そこで,私が医師になるために,今すぐにするべきことは何かを考えました。
 まず1つ目は,「動画サイトやスマホは基本的に見ない」ということです。これは,今回の卒業生を囲む会での新井先輩の経験談を参考にさせて頂き考えたものです。新井先輩は,定期試験の3週間前になったら,スマホの使用を禁止にしていたそうです。そこで,スマホをずっと禁止にしていれば,他のやるべきものにもっと時間をさけるのではないかと思い,これを今すべきことだと考えました。2つ目は,「コツコツ勉強とスキマ時間の勉強を実践する」ということです。これも,今回の卒業生を囲む会での鈴木先輩の経験談を参考にさせて頂いたものです。鈴木先輩は,大学受験の時代にコツコツと勉強し,効率よく時間を使っていたそうです。先輩自身,効率の良い人が受験に成功するとおっしゃっていましたし,成功を修めてらっしゃるので,私も,きちんとやれば失敗するはずがないと思い,これを今すべきことと考えました。この2つのことの具体例としては,スマホを禁止するために親に預けたり,決まった場所に置いておいたりします。また,コツコツとスキマ時間を使って勉強するために夕飯の前の数分で単語を暗記したり,朝の身支度が早めに終わった時の暇な時間を利用して課題を進めたり,毎日同じ時刻に同じ時間だけ勉強して,勉強の習慣をつけるつもりです。私は,このようなことを実践することで,医師になる1歩目を踏み出そうと思います自分の学力はまだまだ下に過ぎません。もっと自分の頭も心も成長させ,大学を悩めるレベルになりたいです。
 医師になりたい理由は,まだまだたくさんあります。私は,海や山などの自然や,きれいな木々や花々,色々な生き物と触れ合うのが大好きなので,地球のかけがえのない自然とかけがえのない命と,かけがえのない人の心と暮らしを大切にしたいと思っているからです。また,命がかかっている仕事だからこそ得られる喜びがあり,医師こそが究極の人助けをして社会に貢献できる職業だと考えたからです。他の職業とは比べ物にならないほど,一人前になるのに時間がかかる分,どんどん高みを目指して日々勉強していくことができ,自分磨きも仕事のやりがいに含める事ができるのは医師だと思ったからです。これから医師になるために,努力していきます。
















京都大学志望理由書 4組

 私は,「卒業生を囲む会」で先輩方のお話を聞いて,改めて進路について深く考えました。つい最近まで進路について悩んで夢見がちな答えばかりを出していました。そんな時に難関大学へ通う先輩の話を聞けたので,志望大学を京都大学に決めることができました。自分の興味があった大学を色々調べ,校風や学科にも注目して決めました。志望理由もはっきりしています。  一つ目は,社会で役に立つ人材を多く輩出しているからです。以前,ある番組で東大生と京大生が芸能人を交えて様々な話題を話し合っていました。東大生の意見として自分と同じ学力の人としか話したくない,自分より下の人と話しても無意味だというものがありました。この意見は少なくはないようで,五十人位の東大生がいる中,半数以上の人が同意見でした。対して京大生は,日常の生活で面白いことがあったという話をして,人間はとても面白いと述べていました。あらゆる人からいろんなものを学ぶ姿勢があると思いました。大切なのは「勉強力」だけではないということです。勿論,勉強力,学力は大切です。しかし,それらと同じくらい「コミュニケーション力」も必要になってくるのではないかと思います。その点,優れているのは京都大学だと感じました。結果として数々の著名人が世界で活躍しています。
 二つ目は,教育理念が自分に合っていると思ったからです。京都大学は「自由」を基本理念としています。私自身,思考など縛られることが嫌いです。小さいときから発想が突飛だったため,周りとは意見が合いませんでした。自由を掲げているこの大学ならば,突飛な意見でも多方面から考えることができるのではないかと思っています。また,親からも向いていると言われ,ますます行きたいと思うようになりました。
 三つ目は,私の憧れている人達が京大出身だったからです。憧れている人というのは,野依良治さんと山中伸弥さんです。中一の時に兼先生の授業で野依さんが成し遂げた偉業について教えてもらいました。当時はすごいなという気持ちでいっぱいで,家に帰ってからも調べました。調べたという事実だけが残っているかのように思いましたが,野依さんの研究が私に与えた衝撃はとても大きかったのです。物質にも左右の向きが存在していることを証明した研究について今でも鮮明に覚えています。そして,山中伸弥さんも私に多大な衝撃を与えた人です。中学受験時代にiPS細胞についての論文が発表され,当時話題になっていたことは覚えていました。しかし,知っているのは名前だけで実際はどういったものかは知りませんでした。今回のテスト範囲であった,細胞や遺伝子の話の中で簡単に載っていました。山中さんが成し遂げた研究は実に夢のようなものです。遺伝子について研究したいとより強く思うようになりました。今一番興味のある分野で,疑問も沢山あります。すぐ答えをネットに求めるのではなく,自分自身の手で答えを見つけていきたいです。
 これまで述べてきたことは今のままでは到底叶えられません。足りないものが多すぎます。全てを一度に習得することはいくら天才でもできません。一つ一つの努力を怠らない人に沢山の能力が身に付くと思います。そこで私は一日最低一時間の学習と読書に重点をおいて生活していきます。重要課題のトップ二つです。現在,一日一時間の勉強は継続できていますが,読書はあまりできていません。読書で教養や語彙を増やし,あらゆる場面で活用していきたいです。時間はとてもかかるとは思いますが,欠けているピースを一つ一つ見つけ,夢を叶えたいと思います。
















慶應大学法学部志望理由書 5組

 2002年,「障害者郵便物制度悪用事件」が起き,2009年,当時労働省の課長だった村木厚子さんが逮捕されました。しかし,彼女は無罪であり,この事件は自称障害者団体「凛の会」と村木さんの部下によって起こされたものでした。この冤罪は,検事側が犯人を特定できなかったため,汚名を返上しようとして村木さんに罪を被せることをもくろんだ結果生まれたそうです。彼女は無罪を主張し続けましたが,それは長い間聞き入れられず,彼女が無罪判決を勝ち取るまでに454日もの日数を要すことになってしまいました。
 私は村木さんが出所する様子を撮影した映像をはっきりと見ましたが,無罪判決を勝ち取った喜びとは裏腹に,逮捕前と比べると少しほっそりした様子からは身に覚えのない罪を被せられそうになった彼女のストレスや不安を感じました。一度逮捕されてしまうと,有罪になる確率は99%以上と言われています。村木さんは無罪判決を勝ち取ることができましたが,彼女のように冤罪で捕まり,そして有罪になってしまった人も0人ではないでしょう。また,無罪が認められたとしても,逮捕されてから出所するまでの彼女でいう454日間を取り戻すことはできません。私はこの出来事を知って,捜査や司法のあり方が今のままでいいのかという疑問を持ち,こうした冤罪で苦しんでいる人々を救いたいと思うようになりました。
 私の夢は弁護士になることです。弁護士になるためには,慶應大学法学部に入学し,今まで以上に司法について学んでいく必要があります。ですから,私は慶應大学法学部を志望します。「卒業生を囲む会」で東京大学理科一類に入学された江戸川学園取手中・高等学校の卒業生の先輩は,「江戸取の勉強が東大に通用しないことはない。」とおっしゃっていました。東京大学に通用して慶應大学に通用しないということはないと思うので,授業一つ一つを集中して受けていきたいです。早稲田大学スポーツ科学部に入学された先輩は,「面接などは今はできないけれど勉強は今からできる。」とおっしゃっていました。ですから,高校三年生になってから「あの時勉強しておけばよかった」と後悔しないように今のうちからコツコツと学習を積んで友人達と切磋琢磨しながらお互いを高めあっていこうと思いました。
 「卒業生を囲む会」でお話ししてくださったお二人に共通することは,授業の予習をしっかりとやっていたことと,部活と勉強を両立させていたこと,そして,何事にもとことん取り組んでいたことです。このお二人を見習って,今まで以上に部活と勉強を両立させていきたいと思います。また,ボランティア活動やオーストラリア短期留学,模擬裁判の体験など,今できるとこは積極的に行なっていこうと思います。このような貴重なお話を聞けたことを幸せに思い,夢に向かって努力していきたいです。
















筑波大学志望理由書 6組

 私は,この会で実際に卒業生からお話を聞くことができて,新たな学びや発見,そしてこれからに向けての決意を固めました。まず,大学生のお話を聴いていて思ったことは,とても生き生きとしているということです。そして,それは私たちのクラスに来てくれた大学生たちだけではなく,ほとんどの大学生に当てはまることだと思います。なぜなら,大学という場所の存在目的,つまり自分たちが学びたいことをそれぞれ学ぶということができるからに他ならないと思います。
 私は,小さな頃から医師になることを志していました。「両親が医者だったから。」とか,「お金がたくさんもらえるから。」とかではなく,ただ純粋に,幼い時からの憧れでしたし,小さな子が仮面ライダーとかプリキュアになりたがるのと同じような感覚で,医師になりたいとずっと思ってきました。そして今まで私が積み重ねてきた努力は,そのほとんどがこの目的以外の何物でもなく,こうした確固たる意志を持ち続けているからこそここまで力を尽くしてこれたのだと自負しています。ですから,私は何が何でも医学部に入りたいですし,そこでたくさん勉強したいです。
 筑波大学は,高レベルで,そして私にとって一番身近な大学です。まず第一に,家からの距離がとても近いですし,第二に何度か足を運んだことがありますし,第三に周りに筑波大学の大学生だったり教授さんだったりする人たちがたくさんいます。しかし,それは決して私にとって筑波大学は行きやすくて受かるに違いないというような楽観的に「身近だ」といっているわけではなく,あくまで今現時点で一番知っていることが多い大学だという意味です。筑波大学に行きたいと思っている中学三年生の私のライバルたちは,この学校に限定しなくても相当に多いと考えられるので,かなりハイレベルな競争になって行くのだと思います。しかし,そんなことで怖気付いているようでは,わずかな可能性を追い求める医師になんてなれるわけがないので,日々精進していきたいです。筑波大学は,卒業生の先輩からのお話にもあった通り,広大なキャンパスや充実した設備が兼ね備えられており,また,医学部の病院実習も他大学に比べて長いという魅力的な学校なので,絶対にこの大学に入りたいです。
 最近,中間試験を終え,結果が全て返ってきましたが,まぁまぁというなんとも言えない結果でした。それはやはり,中学三年になって二ヶ月が経ちましたが,この二ヶ月少し私が浮かれていた結果だと思います。ただでさえ習い事の回数を増やして時間もないのに,そのほかの時間を無駄にしてしまったことも少なくはなかったでしょう。大学生になったら,単位を落とせないし,今のままの私ではダメだと思います。そもそも,今の自分を変えなければ大学受験なんて到底不可能です。ですから,こうして文章を書いて終わりにするのではなく,これからは,本気で,先の目的を1つ1つ見据えて,こつこつと少しずつでも目標を達成していくことで,大学受験やその先にある夢に向かって前進していきたいです。
















東京大学理科U類 農学部志望理由書 7組

 私は東京大学理科U類の農学部を志望しています。東京大学に入りたいと思ったのは,私が小学一年生の時でしたを私の父は東京大学を卒業しました。私がわからないところがあると,必ず,わかりやすく解き方を教えてくれます。私はそんな父を心から尊敬すると共に,いつか父の学力を借りずに,自力で全ての問題が解けるようになりたい,と。そう思うようになってからは,勉強することが楽しくなりました。新しいことを知れば知るほど,東京大学に近づくように思えたからです。
 農学部に入りたいと思ったのは小学三年生くらいの時でした。その年の十一月,私は東大の大学祭に家族で行きました。そのとき様々なサークルや学部の発表を見に行き,一番印象深かったのが農学部でした。農学部では主に採取した生物の標本と説明が展示されていました。私は小さい頃から生物が好きで,虫を捕まえていたこともあったので,その展示に興味を持ちました。その中に,約五十種の虫の標本がありました。同じ種類の虫でも大きさや色,形が大きく異なっていることに驚き,しばらく見ていると,農学部の学生の方が私に声をかけ,しばらく説明をしてくれました。その学生さんがとても楽しそうだったことがとても印象的で,説明もわかりやすく,いつの間にか私も生物の研究をしたいと思うようになりました。その後,学校の図書室で図鑑を見たり,花を観察して標本をつくるなど,しばらく自主的に様々なことをしました。また,その頃から東京大学に入るために,江戸取を受験しようと考えるようになりました。江戸取には東大コースがあり,東大入試に向けた環境があったからです。江戸取に入学することは,私にとって東大に合格するための第一関門でした。だからこそ,江戸取に入るまで頑張りました。江戸取に合格し,無事入学を果たしてから,大学受験への道が一気に開けました。
 特に今年になってからは英語と数学で高校生の内容が始まり,いよいよ大学受験が近くなった気がします。私は昨年,中だるみをしてしまい,成績が思うようにとれませんでした。今年になり,入試まで三年になりました。今年で江戸取生としての生活が半分終わってしまうことを考えると,三年というのはとても短いと思います。ここからは,どのように時間を有意義に過ごすかにかかっていると思うので,今年度からまた勉強を自主的に取り組むようにしました。また,今では夢を語り合い,切磋琢磨できる友人がいます。その友人達と,それぞれの目標や夢を達成すべく,今後も高めあっていきたいです。私は,小学生の時から東京大学という目標を一度も変えていません。これからも,この高い目標を胸に一日一日を大切にし,夏の勉強合宿に臨みたいです。

















筑波大学志望理由書 8組

 私は将来筑波大学に行きたいです。なぜ他の大学ではなく筑波大学なのかというと,自分の知りたいことがいっぱい研究できるからです。私は化粧品を開発する仕事に就きたいのでたくさん研究しないといけないので筑波大学を選びました。化粧品を開発する仕事に就きたいと思ったきっかけは大会でメイクをして物凄く肌荒れをしてしまったことです。ニキビだらけになってしまったとき人に会うのがとても恥ずかしく家以外ではマスクをつけ隠していました。しかしニキビはマスクのせいでどんどん悪化してしまい,でもマスクはとりたくないと色々悩んだりしてとても辛い思いをしていました。しかしあるとき洗顔料を変えただけでずっと悩んでいたニキビがあっという間になくなりそれにすごく感動しこのような洗顔料を使わなくても肌荒れしない化粧品を開発し,昔の私のように困っている人を助けたいと思いました。
 筑波大学はレベルがすごく高くたくさん努力をしないと入れない学校です。私は努力を続けることが苦手です。しかし,卒業生を囲む会できてくださった頭のいい先輩達は普段からコツコツ努力をしており定期テストはもちろん,他の校内模試や外部模試など一つ一つの試験をとても大切にしてきたことを知りすごい人たちの大半は想像できないくらいの努力をした人たちなんだと言うことを改めて感じました。特にそのように感じたのは「よく覚えられないから困ると言っている人がいますがその人達は覚えようとする努力をしていないだけだ。同じことをひたすら書き続けていれば誰だって覚えられる。」とおっしゃっていたときでした。その人達に比べて何の努力もせずに国立行きたいと思っていた自分が甘すぎると気付かされました。
 私たちが受験するとき入試制度が変わっていまします。名門大学に必要とされるのは努力をし続ける根気強さだけでなく世界に通用する英語の応用力まで必要となってきてしまいます。私は英語が苦手でいつもテスト前は教科書の例文や長文を丸暗記していました。しかし先輩達はそんな勉強をしていなく,覚えていたのは文法と単語であとはひたすら問題集を解いていたということを教えてもらい今まで自分のやってきた勉強方法はテストのためだけの勉強方法でとても意味の無いことだったと知って,これからは将来の自分のため,未来の受験勉強をしている私を楽にするための勉強方法に変えようと思いました。
 卒業生を囲む会に参加して今までの思い込みが間違っていたことやこれから自分は将来の夢や大学に向けてどのような勉強をしたらよいのかということがわかりました。まずは次の期末試験で絶対に100番以内に入り,これから前の試験よりいい結果を残すということをいつも意識して高校生ではずっと50番以内をキープできるようになってもし行きたい大学や仕事が変わってしまったとしてもそれに対応できるようにもっと正しい勉強をしようと思いました。




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