ロシア国立ウリャノフスク交響楽団
コンサート 中1生の感想
 

印象的に残ったタンバリンの演奏

 私は今回のロシア国立ウリャノフスク交響楽団の演奏を鑑賞してまず最初に、交響楽団の方々の人数の多さに驚きました。私は今までオーケストラなどに行ったことは無かったので、「こんなに多くの人達が一斉に一つの音楽を奏でるんだ」と始まる前から感動していました。
 演奏が始まってから最初に思ったことは、指揮者の方の動きについてです。その動きは私が今まで見たことの無い動きでした。その指揮者の方は身を乗り出しながら手を忙しく動かし、演奏している人達に力強く合図を出したり、リズムをとったりしていました。私は、指揮者に合わせて演奏が行われているのを見て、こんなにも沢山の人達の演奏をぴったり一つに重ねることの出来る指揮者はやはり凄いと思いました。
 次に私はバイオリンとタンバリンを演奏している人達に興味を持ちました。バイオリンを演奏している人達はとても沢山いて音も大きく響いていたのですが、その音が全て揃っていて、しかも体の動きまですべてぴったり揃っていたので、見ているだけでも綺麗だと思いました。
また、タンバリンで驚くほどキレよく力強い演奏をしている場面もとても心に残りました。タンバリンは今までこのようなコンサートで使用するイメージがなく、最初にタンバリンが出てきた時は意外でした。しかし、
タンバリンを演奏している人がとても堂々と楽しそうに叩いている所を見ていると、小さい楽器でもとても良い音を出していて、凄いと思いました。
 私は今回ロシア国立ウリャノフスク交響楽団の方々の演奏を聞いて、全体の音楽を聞いて楽しむのもとても良いけど、一つ一つの楽器や、一人一人の演奏者の方々を注目して見るのもとても面白いと思いました。これからも音楽の色々な楽しみ方を見つけていきたいと思います。

 

指揮者の表現

 今回僕は、世界的に有名な「ロシア国立ウリャノフスク交響楽団」の演奏を聴くことが出来ました。世界各国で演奏されているこの交響楽団は、世界各国から認められているとお聞きしたので、今回の演奏を迎えるにあたってとても興奮していました。今回の演奏があるまで、私は真剣に音楽を聴くという経験がありませんでした。今回は初めて真剣に音楽を聴いた演奏会でしたが、演奏はとても迫力があり、音楽にどんどん引き寄せられていくという感覚をはじめて身を以て感じました。
 
楽団というものは複数人で同じ楽器で同じパートを弾きます。そのためどこかで音がずれてしまうと思います。この楽団はすべての音がそろっていて、とても聴いていてリラックスができるような音の出し方でした。音がそろっていなければ楽団とは言えません。この楽団を急速に成長させたのは、2012〜2013年から音楽監督兼首席指揮者オレグ・ズヴェーレフ氏とのことでで、この方は世界中でとても有名な指揮者です。
 
ズヴェーレフ氏の指揮はとても特徴がありました。僕は小学校時代に合唱をしていて合唱の指揮者を目の前で見ていたので、違いがよくわかりました。小学校時代の合唱の指揮者の先生はズヴェーレフ氏と全く違う指揮をしていました。今回の演奏会で一番興味深いと思ったのは、指揮者には色々な表現があることです。指揮者には自分の思いを伝えられるようであれば自由に指揮をしてよいという点に興味を持ちました。
 僕は音楽をやっている人間ですので、ある程度曲を知っています。聴いたことがないと思った曲もいくつかありましたが、知っている曲も多数ありました。知っている曲が流れたときにはとても興奮し、いつまでもこの音を聴いていたいと思ったことを覚えています。今回、演奏していただいた曲の中で知っていた曲は、僕のお気に入りの曲ばかりでした。このような演奏会を開いていただいた学校に感謝しています。僕たちは、このような演奏会を通して多くの知見を得られることが出来ます。今後もこのような演奏会や講演会が開催されることを楽しみに待っています。お忙しい中、ロシアからはるばるここまでやって来て演奏をして下さった演奏者の方々にも感謝しています。ありがとうございました。

心を込めた演奏

 今回僕は、ロシア国立ウリャノフスク交響楽団の演奏を聴きました。
 まず初めに、「くるみ割り人形」組曲を演奏してくださいました。
初めからとても迫力があり、驚きました。僕は、オーケストラを聞いたことがなかったのでこのような経験は初めてでした。僕は、ピアノを習っていますが、オーケストラはこんなに素晴らしいのか!と感激してしまいました。弦楽器、打楽器、吹奏楽器などすべてがそろって、美しく曲を演奏できるのだと思います。音の強弱がとてもはっきりしていて、おもしろかったです。そして、一番心に残っているのは、ハープという楽器です。この楽器は初めて知りました。なぜ目についたかというと、ハープが奏でる美しい音色に心がひかれたからです。
 次に、「白鳥の湖」組曲を演奏してくださいました。物語の内容に合わせて、音楽で表現されていました。
演奏されている方たちの姿を見ると、みんなその物語を思い描いて、心を込めて演奏しているように見えました。最後には剣の舞を演奏してくれました。この曲はとても強烈なインパクトを受けました。ハチャトゥリアン作曲でとてもかっこよかったです。すべての曲が聞いていて、とても楽しかったです。この経験を、ピアノにもいかしていきたいと思います。

団結力

 11月22日に、「ロシア国立ウリャノフクス交響楽団」による演奏会を聴きました。私は聴いているときにとても和やかな気持ちになりました。この方達がどのような人なのか全く知らなかったので、調べてみました。102人の学員でロシアで最も有名なオーケストラの人達だそうです。海外でのツアーや、故郷であるウリャノフクスで年間60回以上コンサートを行っているそうです。とても凄いなと思いました。しかし、102人の人達がどうやったら息ぴったりに合うのでしょうか。
 
指揮者を見てみると、曲の初めから終わりまで、全員としっかりと目を合わせていて、笑顔も作っていました。そして、合図をおくっている姿も見られました。私は小学生だった時に指揮者をやりました。担当の先生によく言われたこととして、「みんなの心を一つにしましょう」です。その時はただみんなの前で指揮を振っていただけだったので、どうやったらみんなの心を一つに出来るのかがわかりませんでした。しかし、一人ひとりの顔をしっかりと見て笑顔で指揮を振ったことにより、みんなの団結力が増したと思います。それを思い出しました。私とウリャノフクス交響楽団ではレベルが全然違うかもしれないけれど、団体が協力するために行うことは一緒なのだと思いました。指揮者が全体をまとめないといけないけれど、指揮者がまとめようとしていても楽器を演奏する方の心が乱れていたら、あそこまで素晴らしい曲はできないと思います。ウウリャノフクス交響楽団の楽器を演奏している人たちは、他の楽器の音を聞きながら、指揮者と目を合わせているように見えました。このことから、協力するためには指揮者と演奏者が同じ気持ちで一つのことをやらないといけないということがわかりました。
 私は小学校であったあることをきっかけにクラスで協力してやることに意欲がなくなっていました。しかし、ウリャノフクス交響楽団の演奏を聞いたことによって、私の学校生活を大きく変えるようなことを学ぶことができたと思います。自分の考えを変える良い機会になりました。



迫力の演奏

 私は今回のコンサートを聞いて、音楽の力のすごさを知りました。
 私が一番すごいと思ったのは大太鼓とトライアングルを同時に演奏している人でした。両方とも動きが違うのに、同時に二つの楽器を演奏していて本当に驚きました。私は普段あまり楽器だけの曲をあまり聴かないので、学校を通して聴くという機会がなければ一生ゆっくりと生で聴くことはなかったと思います。ですから、初めて生でたくさんの楽器を使った曲を聴いたことに対してとても感動しました。
 また、ハープなど、あまり目にしたことがない楽器も見ることも聴くこともできて、とてもいい機会でした。あの日以来、家にあるCDで楽器の曲を聴くようになりました。また、小学校時代にCDで聴いたことがある曲もいくつかありましたが、やはり機械で聞くのと生の演奏を聴くのでは迫力が違うなと思いました。本当に今までにライブに行く事は会ったけど、楽器だけの曲を聴くことは経験してなかったので、とてもいい経験でした。
また、たくさんの楽器がありましたが、どれか一つでも欠けていたらあの素晴らしい演奏は聴けないので、どんなに小さい音でも耳を澄ませば聞こえるので、やはり一つ一つが大切だと改めて思いました。
 
今回は後ろの方で演奏を聴きましたが、とても迫力がすごく圧倒されました。ですから今後こういう機会があったら、ぜひ前の方で聴きたいです。

音楽に対する“熱”

 私がこのウリャノフスク交響楽団の演奏を聴いて思ったことは、全体のレベルに大差がなく、それぞれのパートの方々が揃った演奏をなさっていたということです。音楽に詳しくない私が言うのもおかしいですが、すべてが揃い、レベルがとても高いこの楽団の演奏を聴くことができるというこの機会はとても貴重な体験だったと思います。
 また、この演奏会で聴くことができた曲には、私が知っている名曲がたくさんあり、曲も親しみやすかったと思いました。例えば、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などもそれらの1つで、こんなにも間近で有名な曲を聴くのは初めてでした。それぞれの楽器のメロディが重なり合ってつくり上げられた音楽はとても印象に残っています。

 ロシアの中でも有名なこの楽団が奏でる音楽を聴くという、なかなかできない体験をすることで、ロシアの音楽といった他文化にも触れることができ、とても大切な機会をいただくことができたと実感しています。
歴史あるこの交響楽団による演奏は、私が今までに聴いた中でも音楽に対する“熱”を感じることができ、バレエの演奏曲として使用されているという事実に驚きとともに関心を抱きました。
 私は今まで音楽にあまり関心がありませんでしたが、この機会を境にたとえ何も興味がないことであったも、関心を持って様々なことにチャレンジしてみたいと思いました。このウリャノフスク交響楽団の演奏を聴くことができ、とても良かったと思います。

曲の世界に引き込まれる演奏

 今回のウリャノフスク交響楽団の演奏を聴いて思ったことが幾つかあります。
 1つは、楽団の演奏は生では初めて聴いたので、大ホールに流れる迫力のある音が一番印象に残っています。
 2つ目はほとんどの曲が聴いたことのある曲でした。例えば「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」、「剣の舞」などの知っている曲がありました。だからとても聴きやすかったです。指揮の方が全体をまとめている感じがしました。
102人という大人数の演奏により、それぞれの曲の世界に引き込まれていく感じがしました。楽器一つ一つの音色がとても素晴らしかったです。
 
今回、演奏で一番印象に残っている曲は「剣の舞」です。演奏の一番最後に流れた曲で、最初の木琴の音色が特徴的で、そこからのあの激しくかつダイナミックな音楽にとても感動しました。こんな素晴らしい体験をしたのは初めてで、テレビで見たオーケストラの演奏より迫力満点でした。またこういう機会があったらもう少しそれぞれの曲について調べてみたいです。 



管楽器と弦楽器のマッチング

 私は幼稚園児のころからピアノを習っています。また、小学校から吹奏楽部に所属していて、パーカッションやクラリネットを担当しています。だから、昔から音楽が大好きでたくさん触れ合ってきました。
 今回演奏していただいたロシア国立ウリャノフスク交響楽団の皆様が来ると聞いた時はとても驚きました。
私は今までオーケストラを聞きに行くことはなかなか敷居が高く、行く暇もなくて、いけませんでした。だからとても楽しみにしていました。
 
そして、ロシア国立ウリャノフスク交響楽団の皆様の演奏をお聴きしました。迫力がすごくて、管楽器と弦楽器がうまくマッチングしていてとても驚いたというのが最初の印象です。管楽器と弦楽器の追いかけっこのような部分も一層興味深かったです。
 今回の演奏はどれも素晴らしかったですが、私が一番気に入った曲は「花のワルツ」と「情景」です。誰もが一度は聞いた曲だと思います。「花のワルツ」は全体的に穏やかな曲調でハープのソロもあり、様々な楽器が活躍するそんな曲となっていました。バレエと本当に合う曲だなと思いました。「情景」は、とても迫力があって、だんだん音が大きくなるにつれて、聞いている人を引き付けるそんな曲でした。
 今回演奏していただいたロシア国立ウリャノフスク交響楽団の皆様の演奏をお聴きできたのはとても貴重な経験となりました。これからも吹奏楽部の部活動を通して、今回の経験を大切にして努力していきたいと思います。

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