卒業生を囲む会 6月18日



1組 Hさん

 私は、卒業生を囲む会に参加して、受験に対する危機感を感じました。全体会で発表してくださった先輩方は、周囲が認める努力家であり、人として尊敬できる方々です。先輩方のお話で特に印象に残ったことが2つあります。
 一つ目は、「努力は報われないことが多いけれども、自分を応援してくれる周囲の人、一緒に頑張っている仲間のために努力する。」という言葉です。私はとても諦めるのが早く、継続して努力することができませんでした。結果が得られないと、すぐに弱音を吐いている自分が恥ずかしくなりました。今までは自分中心の考え方で、周りのことを考えていないと思いました。
 二つ目は、「得意教科をさらに伸ばす」ということです。私は得意科目を伸ばすための時間を割くには、もっと伸ばさなければならない苦手科目に割く時間が減ってしまいます。効率良く勉強するための努力を見習わなければならないと思いました。
 
今、私がやるべきことは、入試に向けて自信を持って挑めるような努力をするということです。どの先輩方も仰っていたことは、「大学に合格したいなら、まず努力をする」ということです。努力は、最低限必要であるという自覚を持ち、結果が出なくても決してあきらめることなく、夢に向かって進んでいこうと思いました。

2組 Kさん

 私は化学に興味があり、大学では薬学を学ぼうと決めています。将来は研究者として薬学の発展に貢献したいと考えています。ですから私は、東京大学理科U類に合格することを目標とし、日々の学習に取り組んでいます。東大は全国から優秀な人材が集まって最先端の研究をしています。研究分野が非常に多く、機会に恵まれていてまさに最高の環境です。卒業生を囲む会に参加して、私は東京大学合格に対する意欲がとても増しました。どの先輩方も諦めずに努力し続けた人が合格するとおっしゃいました。私は先輩方の貴重な話を聴き、どのような状況でも希望を持ち、合格のためにするべきことをよく考え、行動に移した人が合格を手にすることができるという結論に達しました。
 先輩方の合格体験に私は勇気づけられました。
私たち後輩は先輩の熱い思いに応えなければなりません。自分の現状に真摯に向き合い気持ちを新たに日々の学習に専念します。乱れた生活習慣を改め、計画通り学習します。今、私は全国の多くの受験生に大きく出遅れています。ですが、私は東大クラスの一員ですから必ず実力を伸ばすことができます。江戸取の中でも非常に恵まれた環境である東大クラスで学べることに感謝し、私は先生方やクラスメートと共に受験を勝ち抜きます。私は東京大学に合格します。

7組 Yさん

 卒業生を囲む会に参加し、先輩方の話を聞いてまず強く感じたのが、受験生としての自覚です。このような機会があることはとても恵まれているので、自分の学習や生活に活かしていこうと思いました。大学受験が近づいてきて、私は先輩方の話を聞いて次のことを決意しました。
 まず一つ目は、
日本史や世界史の勉強を中心にするということです。先輩が、「教科書はどこに何が書いてあるか、全て把握できているくらい読み込んだ」と言っていたので、一番大事なことは教科書をよく理解することなのだと改めて感じました。
 次に、国語の学習方法について、先生方に積極的に添削のお願いをすることと、現代文の模範解答の文章を一度自分の手で書き写すことをしていきたいと思いました。
先生に添削をお願いすることで、自分で模範解答や解説を読んだだけでは分からなかった新たな発見ができると思います。
 それ以上に、気持ちや、精神的な影響は大きいと感じました。先輩方は全て最初からうまくいった訳ではないのだということを話していました。これから先、多くの模試を受けて今以上に自信を失うことが多々あると思います。そのようなときに絶対に気持ちで負けることのないようにしたいと思います。「高校生の数年間で努力できないような人はその後の長い人生で努力できるわけがない。」と先輩が話していたのをとてもよく覚えています。今の時期は、一生に一度しか体験することができません。時間を大切にし、悔いの残らない最後の高校生活の年にしていきます。

8組 Sさん

 今回の卒業生を囲む会で思ったことは、他人は他人、自分は自分だという気持ちでいることの大切さです。これは特に高三になってから思うことが増えたのですが、周りに自分とは違う方法や参考書を用いて勉強をしている友人がいたときに「私が今やっているこの方法は正しいのか?」などと変に焦ってしまいます。しかし、自分が正しいと信じたことはやり続けようと思いました。やはり、人には合う、合わないはありますし、その判断基準は自分だからです。また、学校の先生方をもっと頼ろうと思いました。私は塾に行っていないし、今後行く予定もないので尚更です。高三になり、日々の一つ一つの授業を高い意識で臨むようにはなりましたが、分からないところがあれば、もっと積極的に質問に行ったり、何かアドバイスをもらいに行ったりしたいです。江戸取には頼れる先生が沢山いらっしゃるので、とても心強いです。
 卒業生を囲む会にいらっしゃった先輩方は、難関大学に合格し、受験に成功された方々ばかりで、今年も私にとって良い影響を受けました。また、大ホールでも教室でも、自分の受験生活、勉強方法についてあんなに堂々と語ることができるのは、格好良くて強い憧れを抱きました。
 来年の卒業生を囲む会はいよいよ私達が囲まれる側になります。今年いらっしゃった先輩方のように、堂々と成功談を語りたいです。そのために、
また今日から自分を奮い立たせて自分の目標に向かってやるべきことをしっかりと確実に努力していきたいと思います。

9組 Iさん

 卒業生を囲む会に参加して、私は二つのことを学びました。
 一つ目は、大ホールにて発表してくださった東大へ行った先輩の勉強方法です。英語の長文で分からなかった単語を、専用のノートに品詞や意味を書き込んでいく、ということを聞いて、ノートという形でまとめることによって、自分の弱点が分かるというのはとても良いアイディアだなと思いました。私は今まで長文で分からなかった単語を見つけたとき、答え合わせをした後、その単語を辞書で調べて意味が分かったら、その長文を解いたノートや長文自体に書いていました。けれど、
私という人間はまとめられていないと見返さないので、あまり役に立っていないと思いました。だから、今回の先輩の勉強法をとても魅力的に感じました。
 二つ目は、勉強方法は人それぞれなのだから鵜呑みにはしてはいけないということです。今年の先輩方は、前置きにその言葉を入れていました。確かに弱点は人それぞれなのだから、勉強方法もそれぞれになって当たり前だなと思いました。しかし、教室での先輩方の学習アドバイスで、ある先輩が英語の文法でヴィンテージを一切使わなかった、という話を聞いてさすがに不安に思いました。個人的にヴィンテージを解き進めて、もうすぐ終盤だというのに、これは無駄だったのかと。その先輩が私の行きたい大学に入学した先輩だったので、尚のこと思いました。けれど、他のもう一人の先輩が、むしろヴィンテージだけでいいという反対の意見を出してきたので、本当に人それぞれなのだと改めて自分の頭の中で理解しました。それに、個人的に勉強していたこと自体は、私の中では大きな進歩だと思っているので、
無駄という言葉で切り捨てるのではなく、前よりも成長できた自分を認めることの方が大切、と見方を変えるということも学びました。
 今回の卒業生を囲む会で私が強く想ったことは、来年に私も教壇に立ち先輩方のような話をしたいということです。特に高校二年高入文系クラスや、高三文系クラスに。私自身があの場に立てる程の大学名を勝ち取りに行きます。先生方や家族の支えがあることを忘れずに、一日を有効的に、そして基礎を夏休みまでに築き上げたいと思います。目指すは早稲田大学合格です!

10組 N君

 今年も多くの卒業生が来て下さり、貴重なお話を聞くことが出来ました。現役生だけの緊張感、現役生の伸びという言葉に気持ちが高まりました。クラスで話された先輩は、周りに何と言われようと第一志望を変えなかったとおっしゃっていて、自分もそうあろうと決めました。やはり目的意識がある人は、そうでない人と比べものにならないほど集中し、努力できると思います。自分もそうなるように高い目標を定め、最高到達点は変えずにこの一年頑張ります。そのためには計画的に過ごさなくてはなりません。限られた時間の中でやるべきことは無数にありますが、いかに効率的に必要なことが出来るか、予定を立てて行かなければなりません。さらにそれを忠実に実行するため、自分に勝つ必要があります。特に夏休みは一ヶ月以上も自己管理で生活しなければなりません。だからこそ鬼門でもあり、差が付くのも夏休みなのだと納得できます。自己管理は得意ではありませんが、今を変える努力を惜しまず、まずは模試で納得いく成績が出るようにしたいと思います。結果に一喜一憂してはいけませんが、モチベーションを保ちながら、合格を掴めるようにします。一生に一度本当に頑張って受験勉強をしろと見聞きしますが、それほど価値のあるのだと思います。実際、先輩方は一層大人に見え、またすごく楽しそうで輝いていました。これは羨ましさや憧れがあるからだと思います。来年は自分がそうでありたいと強く感じ、そうなれるよう努力します。

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