第39回体育祭 5月28日



生徒会会長 T君

 今年の体育祭は、私たち37期生にとって最後の体育祭であり、私の生徒会役員としての最後の体育祭でもありました。今年は生徒会長として応援団長のサポートや会場設営、受付、司会進行、そして校歌の指揮など、たくさんのことを経験させていただき、また生徒会長として多くの人と関わって助け合えたと思います。作業を手伝ってくださったり、励ましてくださったりした方々のおかげで体育祭が無事終わることができたと思います。また私以外の生徒会役員も、私の指示を待たずに自分で考えて動くというところに何度も救われました。そして最後に会場設営や進行など様々な場面で体育祭を支えてくださった先生方には感謝をしてもしきれません。ありがとうございました。
 今回の体育祭を通して、私は一つ克服したことがあります。それは、人前での緊張です。今回校歌の指揮をやらせていただいたのですが、練習として体育の授業でやらせていただいた時ですら緊張で足が震えてしまい、振りもぎこちないものとなってしまいました。そこから何度も練習し、自信をつけ、人前で緊張しない方法も全て試して本番に挑みました。
自分の中でやりきったという思いもあり、緊張も程良い程度になり、無事校歌の指揮を終わらせることができ、自分の中の自信となりました。
 高等部三学年は最後の行事となり、ここで心を入れ替える時です。体育祭に注いでいたエネルギーを全て勉強に注ぎたいと思います。


生徒会書記 Mさん

 今年の体育祭は私にとって、最後の体育祭であり、かつ、初めて生徒会の一員として参加した体育祭でした。生徒会の仕事は思っていた以上に大変で、自分のクラスの所へ行く暇がなかったほどでした。自分の担当していたこと以外でも臨機応変に対応しなければいけないことがたくさんあって、あたふたしながらも精一杯の対応を頑張れたと思います。 
 事前準備の段階から、私は自分の役割をきちんと果たせるか不安に思っていました。それは、私以外の高等部役員が経験者であることに対し、私は初めてで、何をやれば良いのか分からず、周りに聞いてばかりいたからです。
それでも当日、依然分からなければ周りに聞きながらも、特に後輩がサポートしてくれて自分の役割をこなすことができました。先輩として、ちょっと頼りなかったなと思いつつも、生徒会という一つのチームとして協力し合って無事体育祭を終えることができたことを誇りに思います。
 まとめとして、気がついたら、あっという間に終わってしまったと感じたほどに充実した体育祭でした。高三最高の思い出になったと思います。生徒会としては、まだ行事があるので、自分がまた一段階成長するためにも、精一杯取り組んでいきたいと思います。

青組団長 I君

 江戸取生活最後のビッグイベント「体育祭」。この日が僕は待ち遠しくて仕方ありませんでした。高2の時の黄色組団長だった先輩の姿に感動し、僕は団長をやる決意をしました。
 実際団長になって思ったことは、百数十人をまとめることがとても大変であるということです。応援団の練習が一ヶ月半くらいありましたが、納得のいかない練習になってしまったり、僕自身が部活で行けないこともありました。しかし、
こうして最後、本番で有終の美を飾ることができたのは、ダンスをみんなに指導してくれたダンスリーダーや、女団長が支えてくれたおかげです。僕一人の力でなく、高3の中心メンバーがいたから青組を盛り上げることができました。本当に感謝しています。
 また、体育祭当日は涼しく、とても過ごしやすかったです。後輩達も盛大に盛り上げてくれたので嬉しかったです。
結果は4位でしたが、その悔しさよりも、みんなで協力して頑張って得た喜びの方がとても大きいです。応援披露も最高のパフォーマンスをすることができ、満足です。
 僕はこの江戸取の体育祭で団長を務めることができて本当に良かったと思います。今回の体育祭を機会に、次の代の団長をやりたいと言ってくれる人が増えるのが一番の希望です。

白組団長 Y君

 私は今年度の体育祭で応援団長という立場で非常に貴重な経験をしました。
 高校生になって憧れの応援団に入ると団長の存在に強く惹かれました。この人についていきたいと思わせてくれる先輩で、自分も高3になったら団長になろうと決意しました。
 そして、
いざ団長になってみると一回の体育祭を盛り上げるだけでなく江戸取の体育祭の伝統を受け継いでいくという重大な責任があることを実感しました。これまでの先輩方が築いてきたものを後輩たちにさらに進化したかたちで引き継ぐことができるのかという不安を抱きつつも、自分なりにできることを追い求め続けました。
 結果は総合優勝にあと一歩及ばず、期待されていた応援賞までも逃してしまいました。その責任は白組全体をまとめきれず、団長として力不足だった私にあります。しかし白組のみんなの思いは違えど、全力を尽くして体育祭に取り組んでいたことに感動しました。一大イベントである体育祭のわずかながらではありますが力になれたことを誇りに思います。
 
私の願いは今回の体育祭が先輩たちにとって自分たちの力で体育祭を盛り上げたいという気持ちを持つきっかけとなってほしいということです。また、私が感じたように後輩、先生方、保護者や卒業生、そして友人といった多くの支えや協力があって初めて行事が成り立つことへの感謝をわすれないでほしいと思います。
 この場をお借りして今年の体育祭に携わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。

黄組団長 M君

 僕は、今回の体育祭で団長を務めさせていただきました。団長をやりたいと思ったきっかけは、昨年度、部活動の先輩が団長をされている姿を見て、来年はやってみたいと思ったからです。しかし、いざ団長として体育祭の準備に取り掛かってみると、ダンス一つ教えるにもとても苦戦してしまい、とても不安になってしまいました。また、休日にダンスの練習をするために集合してもらおうと声をかけたところ、修学旅行や部活などの理由で人があまり集まらず、焦りがさらに強まっていきました。
 
体育祭が近づくにつれて、黄色組のみんなが、体育祭を良いものにしたいという気持ちを持ち始めてくれて、徐々に人が集まり始めました。掛け声も大きくなり、僕の不安が一気に飛んでいきました。
 体育祭当日は、練習でも見たことのないような素晴らしい応援を披露することができ、応援賞だけでなく、総合優勝することができました。このような今までに経験したことがないような最高の経験ができたのは、
僕以外の黄色組の高三生がリーダーシップを発揮し、何もできない僕を支えてくれたからです。そのおかげで、ほかの学年の高校生や中学生までが一体となってついてきてくれました。ほかにも体育祭の運営に携わったすべての人のおかげでもあるので、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。

赤組団長 T君

 5月28日に僕たち高校3年生にとって最後の大きな行事である体育祭が開催されました。僕は赤組のリーダーとしてこの体育祭に参加しました。今回の体育祭を通していろいろなことを学ぶことができました。その中の一つが責任感です。僕は今まで自分の行動への責任しか感じていませんでした。しかし、リーダーという立場になって、応援団全体の行動の責任を感じるようになりました。それは、一人の行動が全体に影響するからです。また、自分自身の行動への責任もさらに強く感じられるようになりました。
 
応援リーダーをやってよかったと思ったことは、とてもやりがいや達成感を感じられたということです。毎年体育祭には全力で取り組んでいましたが、今年ほどの感動を感じたことはありませんでした。本当に最高の思い出をつくることができました。最後の体育祭をこんなにも充実したものにできて本当によかったです。
 それも体育祭を運営してくださったいろいろな委員の人たちや、たくさんの先生方のおかげです。みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 体育祭は終わってしまったので、僕らが頑張るのは受験のみです。この体育祭に向けた気持ちを全て勉強に向けようと思います。そして、よい実績を残して卒業したいと思います。

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